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以下のグラフのような温度変化があった場合、
高校化学では反応熱による最高到達温度は30℃と教えています。
その理由は最高到達温度29℃から右のグラフは熱が逃げることに
よって温度が下がっているからであり、それを補間すれば
理論的な最高到達温度は30℃と推定できるというものです。

しかし熱が逃げるためには温度差が必要です。
最高到達点以後は約9℃の温度差が生じるから熱が逃げたのであって、
最高到達点までは溶液はその温度に達していません。
逃げる熱量は温度の積分値に比例すると考えられますので、逃げる熱量は
約半分で、理論的な最高到達温度は29.5℃になるのではないでしょうか?

「反応熱測定における補間について」の質問画像

A 回答 (1件)

> 理論的な最高到達温度は29.5℃になるのではないでしょうか?



はい。室温が20.0℃で一定であれば、そうなります。

http://www.chem.t.u-tokyo.ac.jp/experiment/bukka …
の図3にあるように、大学の学生実験ではそのように指導されていることが多いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大学の指導法がわかって良かったです。
しかし、このような問題は高校では30.0℃と扱われています。
正しい補間方法に統一してほしいものです。

お礼日時:2011/09/20 20:30

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