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ちょうどいいカテゴリーがなかったのでここで質問します。
生物学というより、医学の質問です。

ある薬があったとします。
ここでは、私が普段服用している睡眠導入薬「ロヒプノール」を例にします。
ロヒプノールは不眠症の方が1mg~2mgを服用することになっています。
1mgから2mgに服用量を増やしたら明らかに催眠・睡眠効果が上がりました。
そして、通常服用量の2mgを超える4mgを服用したら、さらに効果が上がりました。
服用する量を増やせば効果があがるのは当然といえば当然なのですが、
あるとき、私の精神不安からくる行動で、20mgを服用してしまったことがあります。
ロヒプノール20mg(2mg10錠)なんてとんでもない量で、昏睡でもしそうな量ですが、
意外とそんな現象は出ず、むしろ2時間も寝ないうちに目が覚めて、健忘もとくに起きませんでした。
多少のふらつき感はその後数時間ありましたが、たいしたものではありませんでした。
20mgも飲んだわりには4mgのときより効果が低かったです。

この件を医師に相談したら、薬の服用量と効果が必ずしも比例しないという理論を聞きました。
要は、薬の服用量を増やしても効果には頭打ちになるところがあり、ある程度は服用量に比例してもそれ以上はフラットになるものだと教えられました。
この原理・現象のことを医学的にはなんと言うのでしょうか?

※もちろん20mg服用したこと、医師には怒られました

A 回答 (2件)

>「要は、薬の服用量を増やしても効果には頭打ちになるところがあり、ある程度は服用量に比例してもそれ以上はフラットになるものだと教えられました。


>この原理・現象のことを医学的にはなんと言うのでしょうか?」

★Ceiling effect
シーリングエフェクト、天井効果、有効限界。

要は、薬の服用量を増やしても効果は頭打ちになることです(笑)受容体が飽和する投与量以上での現象です。

それこそ逆に短時間で目が覚めた逆説的な現象についての説明を医者はしなかったのですか。
これをご質問の天井効果で説明するのは無理なんじゃないですかね。

あなたの精神不安と関係があるのでしょうかね。
2時間で目が覚めてその後は眠気も不快も無しですか。

言葉の提供だけになってしまい、申し訳ありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

とても参考になる用語をいただきました。
ベンゾジアゼンピン系の睡眠薬は、なんとかいう受容体に作用してど~のこ~のってwikiに書いてありましたが、その受容体に作用できる薬の量ってのが、単位時間当たりで限界があるんでしょうね。だから、最近の睡眠薬は大量に服薬しても死んだりしない。その辺が昔の睡眠薬より安全だといわれるゆえんだと、身をもって実感しましたw。

>あなたの精神不安と関係があるのでしょうかね。
>2時間で目が覚めてその後は眠気も不快も無しですか。

20mgってのは、その日にすごいイヤなことがあって、やけくそになって、20mg飲んでしまったわけです。
本当に不思議なものです。2時間くらいしか寝れない上に、ちょっとしたふらつき感(普通に歩けるくらい)しかありませんでした。

お礼日時:2011/09/24 19:41

医学に限らずその手のことは科学全体で「飽和」と言います。


ロヒプノールはベンゾジアゼピン(BZ)系の入眠剤ですが、その信号を受け取る「受容体」の数以上に効果は生じません。
副作用の方で飽和しない受容体があれば時には死に至ります。
メジャー・トランキライザーの場合小脳や延髄の機能も麻痺させるので、BZが出て来る前は睡眠薬で死ねました。
フェノバルビタールやブロモワレリル尿素がその類です。
BZが効かない場合やテンカン発作を抑えるためにはメジャー・トランキライザーが処方されます。
なおロヒプノールは「強すぎる」ため米国内では使用禁止です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

受容体、飽和、という言葉でだいたい理解できました。

>なおロヒプノールは「強すぎる」ため米国内では使用禁止です。
これはただ単に薬効が強いから禁止しているのではないはずです。
アメリカではアスピリン系の市販薬が大量に出回っており、アスピリンとロヒプノールの飲み合わせが禁忌だから、それとレイプ薬として悪用が目立ったため、なはずです。

お礼日時:2011/09/24 19:50

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