dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

よの中には素晴らしい本がたくさんあると同時に
「なんじゃこりゃ!」なあまり実りのない本もかなり沢山あります。
そこで!!みなさんの良い本/悪い本の基準を教えてください。
良い本とはどんな本ですか?悪い本とは?

また、その見極め方も教えてください。

さらに、今まで読んだ本のナンバーワンを1冊教えていただけると大変嬉しいです!

A 回答 (2件)

 フィクションは好き嫌い、感性の合う合わないの問題が大きいし、駄作、愚作、凡作、珍作もジャンル・ファンや作家ファンの楽しみのひとつですから、あまり良い悪いは気にしません。

ただし、盗作、誤字、言葉の誤用、考証ミス、誤訳、悪訳は別です。

 ノンフィクションは、取材・調査・研究手法が杜撰、事象やデータの解釈が強引、学者の提唱する説に空想を加えた自己流拡大解釈を披露している、はじめに結論ありきで反証を無視・過小評価する詭弁、近年の研究成果や新事実をとりこんでいない時代遅れの論、先人の言説をなぞっただけ切り貼りしただけ、こういうのは悪い本。

 ノンフィクション本の良書の判断は自分の専門、趣味の分野ならば、一般向け・入門者向け、中級者向け、上級者向けに分けて評価します。それぞれのレベルにかなった面白い内容になっているかどうかに尽きます。専門外の本は、同じテーマ、類似テーマで複数冊読んだ上での相対的評価しか下しにくいですね。それにしたところで、一般向けレベルの本の中での優劣判断なので専門の方からしたら格別優れてもいない本を有り難がっているとしか見えないんじゃないかしら。

見極めるには、古典の名作、傑作、名著に触れて、高水準の本とはどんな内容でどのように展開し記述しているのか知っておくことで物差しがわりにするのがいいでしょう。ただこれだと大半の新刊書が取るに足らない本、そこまでのものじゃない、となってしまいますけどね。私の場合は、文庫カバーに名著、傑作、名作、佳作、労作、力作、好著、良書と謳ってあれば出版社の目利きとして参考にするようにしています。

 名著、名作、傑作を脇によけておいて、良書水準で一冊選ぶと、読んだ当時の自分の知見の狭さ、浅さもあるかと思いますが、桂川甫周著『北槎聞略』岩波文庫青版ですね。ロシアから送還された漂流者、大黒屋光太夫に幕府側の学者甫周が接見し漂流の顛末、ロシアの習俗・社会事情等をあまねく聞き取りまとめた見聞録。光太夫を主人公にした歴史小説が卑小に思われるほど面白く充実した内容です。江戸時代の漂流日本人もの、江戸時代の日露交渉ものを集中的に読む中、見つけた本です。
    • good
    • 0

各専門誌でオススメやランキングを毎年企画しているとこで、何年か連続で挙げられているものは、ハズレが少ないと思います。


逆に、瞬間的なヒット作はあやしい。昨年、ありましたよね?

その意味だと、希少本でないのに、中古価格が落ちない本を狙ってみてはどうでしょう。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!