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マウンテンバイクの購入を考えているのですが、購入する候補の中に油圧式と機械式のディスクブレーキがあります。

これらのブレーキの特性と長所及び短所を教えて頂けませんでしょうか。

また、どちらのブレーキがお勧めですか?個人的な意見で構いません。

使用用途は、砂利道・里山・林道・街乗りです。

A 回答 (11件中1~10件)

各方々の回答や質問者様の返答を拝見しておりますと、ほぼハイドロで決定なのかなと思いますけれども。

少し個人的な見解を書かせていただきます。

ブレーキ本体での効きはハイドロの方が優れていると思いますが、自転車全体としての効きとなると、ハイドロでも、メカでもほとんど変わりはありません。といいますのは、自転車はタイヤで走るもの。タイヤの摩擦を超えた制動力はある意味、無意味なものであります。特に低μであるオフロードの場合。

またディスク径についても同じ事が言えると思います。ただ単に車体を止めるという一点であれば、6インチのディスクで充分ですが、車種によって7~8インチを使うのは、操作性という+αを求めたものかと(放熱性能も関係しますが)。

マウント方法も同じですね。ハイドロでもフローティングは余程の高級機(例えばダウンヒル用の一品物等)でなければ、その殆どがキャリパー・ディスクを含めリジットマウンドです。

では何が違うのか。レバーを握るフィーリングの差だけだと思いますね。それはハイドロとワイヤーや、片押しピストンや対抗ピストンの差であったりする訳ですが。やはりハイドロの方がシビアな操作が可能です。

正確にエア抜きされたハイドロのブレーキタッチは素晴しいものがあります(これをきちんと行えるショップ自体が非常に少ない)。やはりメカでは到底実現する事の出来ないフィーリングです。

しかし最近のメカもとても良くなっています。ブレーキホルダーやキャリパーは無論の事、ブレーキアウター1つ取っても随分と進化しておりますので。むろんブレーキレバー本体を含め、一山幾らの安物メカディスクでは話になりませんが。しかしメカの最高級機であったとしても、ハイドロよりは断然コストが安いでしょう。

後の選択の指針としては、トラブルがあった時の補修はメカの方が融通が効きます。スペアを持っていけば、大概のトラブルは修理可能でしょう。ハイドロだとブレーキラインに関するトラブルがあると、それで終わり。MTBでもストリート系でメカディスクの採用が多いのは、そういった点を考慮したものでもありますね。大技をやるとクラッシュする確率も高いので。

これまで書いたのは、大まかなハイドロとメカの特性でして、メーカーやモデルによっても様々な嗜好があります。

色々書きましたが、初めての方であればハイドロの方が、メンテナンスや操作性を考慮しましても、メリットは多いと思います。

しかし決してメカも捨てたものではありません。生まれはハイドロの2次的要求による落とし子の様なものですが、その不幸な生い立ちにもメゲず、独自の進化を遂げていますので。出来ればショップに行ってみて、実際のタッチや、乗車フィーリングなどを、お試しになるとよいですね。

もうすぐサイクルモードが開催されます。
http://www.cyclemode.net/outline/
数多くのハイドロ・メカブレーキ装着車も出品されるでしょう。
もし可能であれば、この様なイベントに行ってみて、その違いを実感されるとよいと思います。

この回答への補足

サイクルモードの情報、ありがとうございました。

他の方もいろんな意見、ありがとうございました。
全ての意見は参考にさせて頂きます。

補足日時:2011/10/29 01:00
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
メンテナンス性では油圧式のほうがメリットは多いのですね。
自分が走るレベルでは効きの差は無さそうなので、メンテナンス性で決めようかと思っています。
サイクルモード、少し遠いですが仕事の都合がつけば足を運んでみたいと思います。

お礼日時:2011/10/24 01:46

No5です。


通常ディスクブレーキに対するフローティングと言う意味合いは、フルフローティングかセミフローティングの事を指すと思いますよ。キャリパーピストンの「浮動」という意味合いでは確かにフローティングですが、ハイドロの対抗ピストン等の場合、あまりに普遍的、原理的な内容を指す事になると思いますね。その辺りの定義に対する思考が少し違っているのでしょうか。

またXTRのディスクについてですが、応力分散の為の2ピース構造と書かれていましたが、XTRのベースプレートはアルミ製です。アルミ故に剛性を確保する為、ある程度厚みがありますが、その設計志向は、熱伝導率の高いアルミをベースプレートの使うことにより、ローター部分の熱を分散させることを第一としています。要は「熱をどう逃がすか」これを最大の目標に挙げた2ピース構造になっています。

シマノではIce-Techローターと呼んでいるようですが、その名称が示すとおり、如何に熱をコントロールするかを重きに置いたディスクですね。ローター部分もアルミとステンレスの3層サンド構造になっています。そしてローター部分とベースプレート部分は異材金属ですから、その締結にはソリッドピンを使うのも定石だと思います。

何やら議論になってしまっているようですし、質問内容にあまり関係無い事だとも思います。キリがありませんので、この辺にしておきたいと思います。

質問者様には申し訳なかったですが、読み捨てて頂いたら良いと思います。
しかし、このようなやり取りも、今後造詣が深くなってくると、何かの役には立つかもしれませんね。

総括として基本的な性能については、メカディスクはハイドロに並びうるものでは無いと思います。
しかし、他のメリットを考えると用途次第では捨てたものでもないとも思います。

質問者様はハイドロを選択なさったら良いと思いますが、今後バイクのバリエーションが増えてきた時に、色々と知識があると、より良い選択が出来ると思いますよ。

また、サイクルモードは楽しいと思います。あれほどの車種を乗り比べることが出来る機会はめったにありません。すこし遠くても、足を運ぶ値打ちは充分にあります。シマノのブースも出展していると思いますので、ブレーキ等で疑問があれば、色々と質問してみるのもよいと思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼、遅くなりました。
フローティングについてですが、今後為になると思うで少しずつ勉強していきます。
油圧式が良いという先入観を持たずに、色々なメーカー・ブレーキタイプのバイクに試乗して決めたいと思います。

お礼日時:2011/10/29 00:57

フローティングを狭義に捉えると、


まさにフルフローティング構造の事を指し、
キャリパー自体・ディスク自体が、「左右に平行に大きく動くもの」ですが・・・

なぜわざわざDEOREクラスでも
「ピン連結されているか」の意味から考えましょう。
当然、従前のように、一体の鋳物で作った方がコストは低くできます。
また油圧キャリパーのマウントがフローティングであると確かにフルフローティングといえますね。

でも、フローティングという定義には
仰るようなフルフローティングというものと、
単なるフローティングという捉え方があります。

ココで述べてきたことは、
前の方が仰るような「高速域などで耐久性に劣ってしまうフルフローティング」ではありません。
フローティング機構といっているだけで、
要するに、油圧のダブルシリンダーキャリパーというのは
左右とも「浮動」しているわけで、
パスカルの原理により、原理上左右が均等な力で均等な大きさで押されるシステムになるわけです。
両方浮動していますので、
たとえローターに多少の触れが出ても、
自動調整されるのが「浮動」=フローティングと言うわけです。

それが油圧式の大きなアドバンテージです。
機械式でも、きちんとマメにメンテナンスすると
使えないわけでは在りませんが・・・
その手間といい、メンテナンスが行き届いていないものだと
メカディスクはもう使い物になりません。

街中でしゅこしゅこ云いながら走っているメカディスク車は良く見かけます。

パッドが減ってくると、もっとひどいことになります。
油圧式はまさに自動調整で当たりが浮動しますが、
機械式は減るたび調整が必要です。
また。その機構上、左右均等に減ることは100パーセントありません。
=アウター側が圧倒的に減っていく。
本当に機械式ディスクをマメに見る人は、このインナーアウターを入れ替えたり、
当たり調整も乗るたび行なったりします。
ディスクの曲がりは
当然焼入れして硬度が高くなっているディスク面の曲がりではなく、
塑性域の低い「鋳鉄マウント」部分からゆがみます。

XTRも確かに「フルフローティング」とはいえない構造です。
フルフローティングというのは、
マウント部位が左右に平行移動することです。
しかし。フローティングマウントといえるのは、
そこです。
=鋳物マウント部位に掛かる曲がり応力を分散させることができる
XTRはDEOREクラスより更に
ディスクマウント部の形状および距離を短くして、
こういったねじれをより積極的に分散させようという構造です。

また。
メカディスクからの撤退は
シマノに限った話ではありませんね。
ご存知だと思われます。

たぶん10年後には、7速130mmエンドのMTB同様、
廃れて珍しくなる機構です。
「ディスクブレーキの油圧式と機械式の違い」の回答画像10
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼、遅くなりました。
フローティングについてですが、少しずつ勉強していきます。
油圧式の自動調整にまつわり、タイヤ(ディスク)を外した時にブレーキをかけるとパッドが戻らなくなるのかな。(勉強します。)
何はともあれ、色々なメーカー・ブレーキタイプのバイクに試乗して決めたいと思います。

お礼日時:2011/10/28 01:22

No5です。


質問外の回答なので、補足するか迷ったのですが、何かの参考になるかもしれないと思いますので、書かせていただきます。

自転車のディスクブレーキは最新型でもフローティングディスクは殆んどありません。
シマノディオーレクラスからフローティングだと書かれていますが、最新型のXTRをもってしても、リジットマウンドですし、リジットディクスローターです。

シマノのディスクローターは一見フローティング風に見えますが、リジットです。ハブに連結するベースプレートとローターの材質が違う為、ピンによって連結していますが、フローティングディスクの様に全く動きません。よってソリッドディスクと同じです。

キャリパーのマウンド方法もリジットです。モーターサイクルのリアキャリパーなどは、チェーンテンションを掛けるためアスクルが動きますので、フローティングになっていますが、自転車はRディレーラーによりテンションをかけていますので、アスクルが動かない為フローティングの必要もありません(一部のトラックエンドディスクを除く)。

フロントブレーキについてもフローティングマウントする意味がありません。何かフローティングと言う定義を、キャリパー・マウント共に勘違いなされている様に思います。

また別の側面からもフローティングディスクローターは、市販車に採用される事は少ないです。その理由は、モーターサイクルがレーサーレプリカ全盛の頃、各メーカーがこぞって市販車にもフローティングディスクを採用した時期がありました。

しかし、そのフローティングディスクが原因(耐久性やメンテナンスの難しさ)で、大きな事故が頻発し、それを境にメーカーもフローティングディスクを採用しなくなりました。十数年経った現在では、極々一部のSS(スーパースポーツ)が採用しているに過ぎません。

このように自転車に比べ、膨大なストッピングパワーと制動時の熱量を発するモーターサイクルでさえ、市販車にフローティングは採用しておりません。

ましてやディオーレはエントリークラスで、様々なライダーが使用します。どの様な使われ方をするか判らない、そしてどの様な整備を受けるか判らないクラスに、シビアなメンテを要求するフローティングディスクを採用する事は、余程の技術革新・素材の革新がなければ、難しいように思います。

また、メカディスクのローター引きずりについても疑問が残ります。確かに書かれているように、メカディスクキャリーパーは片押しピストンが多いです。ディスクプレートを歪めて挟むのは事実なのですが、鉄には弾性があり、その弾性限界を超えて塑性域に入ってしまう事は、キャリパーピストンの作動するクリアランス的、またはローターが発生する熱的にも無理があります。

実際私はダウンヒルをやっていますので、練習にメカディスクのバイクを使う事もあります(無論レースはハイドロです)。相当急峻なダウンヒルを下っても、ディクスの歪みによる引きずりは起こした事はありません。

ここからは質問の内容に戻りますが、ディスクブレーキはシマノだけではなく、他のメーカーも優秀なものが沢山あります。

メカディスクにいたっては、シマノを凌駕するモデルも多くありますので、サイクルモードに行かれるのでしたら、是非とも色々なメーカーのディスクブレーキを体験なさってください。

ある程度知識をもって試乗しますと、その個々の特性も見え易いと思います。それは非常に貴重な体験ですので、是非ともブレーキ選びの選択基準にしていただけたらと思います。

長々とした回答になってしまいましたが、参考程度になれば。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
フローティングディスク自体はわかるのですが、それにまつわる部品や熱量などがまだわかりません。ボチボチと勉強していきます。
サイクルモードまでにある程度の知識を得て、色々なメーカー・ブレーキタイプのバイクに試乗したいです。都合がつけばいいのですが。

お礼日時:2011/10/27 01:14

専門的な長所短所は省略します。

機械式ディスクに5年乗っています。

私の使用用途はyama3333さんの用途に通勤が追加されます。
(MTBのレースには出ません。)

日常のメンテナンスもこれと言って特別な事は行っていません。
(たまにロータとパッドの位置は調整しますが)

追求すれば油圧なんでしょうが・・・
5年間の経験から言えば、どこを走っても普通にちゃんと止まります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
自分の走行レベルではどちらも差は無いように思いますが、メンテナンス性は重要かなと思っています。
ブレーキタッチに差があるようなので、試乗をして検討しようと思います。

お礼日時:2011/10/26 01:54

私は油圧ブレーキが好きなんですが。


でも機械式もそれほど悲観的なものでは無いと思いますなぁ。
長い下りでもそれぐらい顕著?にディスクを擦ってしまうブレーキはあまり見ないしね。
ましてやフローティングだと、その辺りの問題も大分小マシになる気もしますな。
好みでイイのじゃ?
どちらのブレーキを選ぶにしても良い悪いの部分は絶対にありますわ。
まあ一度自分で試してみるのが一番かも。
ちょっと質問の趣旨に合っていない回答かな(笑)。
申し訳なし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
いろんなブレーキタイプやメーカーのバイクに試乗してみようと思います。

お礼日時:2011/10/26 01:48

いいえ。


前の方の回答はちょっと古い知識で書かれています。

=今やDEOREクラスでも
対向フローティングディスクブレーキに
フローティングディスクです。
=つまりシマノ的には使える最低限のブレーキセットとして
油圧ブレーキシステムを基準としています。

勿論、いまや、オフロードには
その耐候性からディスク以外の選択はほぼ在りません。

既に機械式ディスクはこれから消えていく
非常にエネルギーロスの大きなシステムです。
既に回答したように、摩擦力ではなく
「ディスクを変形させるために力が使われている」システムです。
その握り力は、
油圧式ではブレーキ摩擦以外にはほぼ使われないシステムが
入門用グレードから採用されているといえます。

http://cycle.shimano.co.jp/publish/content/globa …
http://cycle.shimano.co.jp/publish/content/globa …

機械式ディスクを買うくらいなら、
Vの方が遥かに効きがよいのは、そのためです。
=Vブレーキにそう言う握り力を無駄に使うシステムなど在りません。

いまや、ハッキリといえます。
「機械式ディスクブレーキは格好だけの代物で無意味」
「ディスクブレーキの油圧式と機械式の違い」の回答画像6
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
まだ勉強不足なのでフローティングというのはあまりよくわかりません…。
ピストンタイプが「対向2ピストン」という製品が、ディスクを両側からの力で挟むという理解でいいのですよね。
ブレーキだけでもいろいろと難しいですね。

お礼日時:2011/10/25 02:06

油圧と機械式の優位についてはNo.2の方の仰る通り、機械式のメリットは殆どありません。

あえて言うなら機械式の方が少し安いくらい。パッドとディスクローターとのクリアランスやレバーの遊びやワイヤーの伸び等、逆に機械式の方が性能を維持させることが面倒くさいです。
初めてであればシマノ製のディスクブレーキをお勧めします(品質が安定している、消耗品や部品を入手し易い)。

ディスクブレーキ初心者の方が最も懸念されることが、油圧の場合のメンテナンス(エア抜き)かと思いますが、よほど不器用でない限り、マニュアル通りにやれば失敗することはないでしょう。1度行えば誰でも出来ます。ディスクローターとパッドにブレーキフルード(ブレーキオイル)がつかないように注意する程度です。ブレーキフルードのメンテナンスは、普通に使っていれば半年に一度あるかないかくらいです。もし油圧機構内部にエアを噛んだときは、その都度エア抜き必要ですが、きちんとセットアップされたものは殆どエアを噛むことはありません。

MTBの多くにディスクブレーキが採用されているか、ちゃんと理由があります(見た目だけではありません)。
・リム部に泥がついてもディスクブレーキだとブレーキは効きます。
・もちろん、水たまりでリム部が濡れてもブレーキは効きます。
・オフロードで衝撃を受けてホイールに振れが生じてもディスクブレーキには関係ありません。
・泥道や砂道を走ってもホイールを痛めません、消耗するのはディスクローターとパッドのみ。
・効き始めがVブレよりマイルドなので砂利道などで格段にブレーキの効きをコントロールしやすいです。
・レバーの引き力が軽いので、長い下りでブレーキかけっぱなしでも疲れにくいです。
・ついでに、パンク等のホイール脱着時にVブレーキのようにブレーキをオープン状態にする必要がありません。
林道等に行けば、その理由をすぐに体感するでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
シマノ製が装備されているモデルを検討してみます。
長い下り坂も走る予定です。油圧式のほうが有利なようなので、油圧式にしようかと思います。
メンテナンスも頑張ってやってみます。

お礼日時:2011/10/22 12:55

ワイヤー式は 、レバーの引きが素早く ブレーキ制動が 早く掛ります。

強く聞かせるには ある程度握力を必要とするでしょう。システムも軽く済みます。

油圧タイプは、 レバーの握りが どんより遅く感じるでしょう 油圧の倍力機能で レバーの引きより
強い力が キャリパーに伝わります ロングな下り坂で 長くブレーキを聞かせるのに優位です。
システムは 油圧シリンダー ホース OIL レバー部と重くなります。

長い下り坂で ブレーキ焼けが懸念される場合 ディスクブレーキが有効ですが 通常は
必要の無いブレーキ 格好見た目だけでしょう

ディスクローター外径が大きいほど 効きは良くなります。

転倒や ぶつけによる 破損被害 修理費用を考えると 普通のブレーキの方が 断然安上がりです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
長い下り坂も走る予定です。油圧式のほうが有利なようなので、油圧式にしようかと思います。

お礼日時:2011/10/22 12:48

機械式のディスクブレーキは、


機構的に非常にまずい物です。

自動車同様、片押しピストンなんですが、
キャリパーがフローティングしていませんので
まさに片押しでディスクを止めています。
=反対側はギリギリに調整したバックシューが付いている

つまり、機械式キャリパーは
作動の度、
作動側ピストンからディスクを押し付け(変形させ)裏側のブレーキパッドに押し付けている!?
訳です。

ですので、難点として…
・数10kmも走ると、ディスクが裏に押し付けられてクリアランスが不足して
常時シューシュー擦って走る=頻繁なバックパッド位置の調整および
前パッド作動位置の調整がその度必要です。
・ディスクがドンドン変形してしまいます
後ろに押し付けられていますので摩擦による重さではなく
「ディスクを変形させる重さ」が機械式の難点。
・キャリパーの剛性不足から、十分にシューを押し付けられない物もあります。

ハッキリ言えば、
安価な機械式のディスクブレーキは
普及品(DEOREクラス)のVブレーキに
メンテナンス頻度・効きともに劣るものです。

機械式ディスクブレーキには使用上の長所はありません。
油圧式より「分解整備しやすい」その点だけです。

今時の油圧式ディスクは
キャリパー・ディスクともフローティングマウントで
左右の位置調整は油圧でほぼ自動的に調整される機構で
パッドが交換時期になるまでほぼノーメンテナンスで
最高の効きを保証してくれる物です。
=油圧でなければ付いている意味はほぼ在りません。
=機械式はVブレーキに劣る物です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
機械式の構造はなんとなくわかったようなわからないような。ネットで調べたが見当たらなかったので、本屋にでも行って調べてみます。
油圧式のほうが性能上優位みたいなので、油圧式にしようかと思います。

お礼日時:2011/10/22 12:43

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