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ドッグフードでお聞きします。
消化器に問題のある犬用の処方食で、ナチュラルフードやオーガニックのフードというものはあるのでしょうか?
あればぜひ教えてください。

A 回答 (2件)

炎症性腸疾患の食餌については以下のページが参考になると思います


https://www1.hills.co.jp/vetssite/practice/hfs/h …
自分だったらカリフォルニアナチュラルのグレインフリー・ベニソンを与えてみると思います
このフードは、単一新奇蛋白質使用・穀物不使用・低脂肪・低線維・低アレルギー・原材料の種類が少ない
といった特性を持ち、それはEPI・IBD・SIBOどれにとっても好ましい特性でも在るからですね

あとはそこに酵素剤とω-3脂肪酸のみを含有するサーモンオイル
(ω-3脂肪酸は炎症を抑制する効果も在る、ω-6は逆の効果)と
ココナッツオイルとL-グルタミン(腸壁や粘膜を修復する)
場合によっては水溶性線維のサプリも添加します

フードの他の候補としては
ナチュラルバランス スウィートポテト&バイソンorスウィートポテト&フィッシュ
理由は上で述べた通りです

使われたステロイドが何かは分かりませんが(プレドニゾロンとか?)、
メチルプレドニゾロンは多飲・口渇の副作用が少ない場合が在るようです
ただ、プレドニゾロンよりも強いので獣医と要相談

あとは、ステロイド以外の免疫抑制剤を使うか、その腸炎がリンパ球・プラズマ細胞性腸炎だとしたら
メトロニダゾールやオキシテトラサイクリン・タイロシンといった抗生物質を投与する位しか思い浮かびません

自分から出せる知恵はこれ位です、辛いとは思いますが、是非存分に足掻いて上げて下さい
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この回答へのお礼

わぁー、すごく詳しく、分かりやすく教えてくださり、本当にありがとうございます。
カリフォルニアナチュラル、今のフードが終わったら次にぜひ試してみます。
今日も下痢止めをもらいに病院へ行ってきましたが、おっしゃる通り、前回のステロイドとは別の薬を使うかという話がありました。
ただずっと飲み続けなくてはならないので、体への影響が心配です。
後は大学病院でさらに精密検査をするとか。
恐らく生まれつき丈夫ではないのではないかと思いますので、今の薬に頼る医学では限界を感じます。
とにかく教えてくださったカリフォルニアナチュラル、サーモンオイルは是非やってみます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/11/14 23:50

残念ながらオーガニック素材を使った療法食は無いでしょうね


どうしても膵外分泌機能不全(以下:EPI)の犬にオーガニックなフードを食べさせたいなら
bosch BIO シニアトマト や Terra 鶏肉ベース の様に低脂肪なフードを
与える以外ないでしょう、それか手作りか

質問者様は以前の質問から察するに、療法食に対し懐疑的な見解をお持ちの様ですが
私も療法食は、ベターで在るがベストとは限らない、と思いますよ
http://dogaware.com/articles/wdjepi.html
実際、上記のページでも療法食について少し触れていて、
『EPIの犬に対しては、通常獣医はヒルズやロイカナの低脂肪の
消化器サポートフードや加水分解フードを処方する場合が多い
確かにそういったフードの蛋白質は高い消化性が在るが、反面、複合炭水化物(穀物)の含有も多い
犬の消化器官は、複合炭水化物よりも脂肪や蛋白質の消化に長けているため
短期的には療法食を、長期的には療法食よりも他のフードを与えた方が良い場合が在る』

的な事が書かれています、私もそう思いますし、複合炭水化物の含有率の問題以外にも
使う穀物にも疑問を持っています、消化性を求めるならコーンや米よりポテトを使うべきですから
ですので、療法食では軟便が改善されなかった以上、EPIに適してると言われている
低脂肪、低繊維、高消化性と言う特性を持った一般フードを与えるのも良いかと思いますよ

ただ、上のページや
http://www.vin.com/proceedings/Proceedings.plx?C …
http://www.epi4dogs.com/diet.htm
に記載されている様に、近年、脂肪制限(大まかな基準的は粗脂肪12%以下)の必要性については懐疑的な見方が出てきました
酵素剤は低脂肪食よりも高脂肪食と摂取した場合の方が良く働き、結果脂肪の消化吸収が高まるみたいです
現状ナチュラルナースで脂肪便が出ないなら、同程度以上の脂肪分のフードにしても問題無いと思います

食品については、上記ページでは単一炭水化物と蛋白質が消化しやすい食材としていて
ドッグフードを選ぶ際は穀物不使用フードを推奨しています
上記以外のサイトでも、穀物不使用フードの給餌を推奨しています
ただ、繊維の量は4%以下を基準にすべき様です
ポテトや大根人参等の根菜は消化が良いらしく、フードに含有されていてもOK、
手作りにするにせよ、フードにトッピングするにしても米よりポテトを使うべき

それとサーモンオイル(オメガ3脂肪酸)とココナッツオイル(中鎖脂肪酸)の使用を推奨されています
皮膚や毛のケアと体重増加の一助になりますので、この手法は日本でも使われてます

慢性的に軟便(水様性下痢)が続く様でしたらSIBO(小腸内細菌過剰繁殖)を併発している可能性が在るかと思います
獣医様が既に検査されたかもしれませんが、まだされてないならビタミンB12の濃度を測定すると良いですよ
又は単純にIBD(炎症性腸疾患)を併発している可能性か
要するに、軟便はフードだけの問題では無いのかも知れない、ということですね

上記の事柄以外にもEPIに対し有益な情報が記載されてますので、ご自身で確認されると良いかと思います
私の訳や解釈が間違っている可能性が在りますしね
本題とは関係無い事柄まで書き連ねてしまいましたが、何か一助になれば幸いです

あと、掛かり付け獣医さんが手作り食に否定的なのは、ヘタな物食わせて病状が悪化する
可能性が在るからでしょう、上でも書きましたが療法食はベターでは在るので

ナチュラルフードについても、そもそも有機栽培農作物と普通栽培農作物とで、現状
安全性や栄養において有意的な差が在るといった科学的根拠は在りません
ですので、医師や科学畑の人間が第三者に対し、そういった食品を推奨したり肯定する事は余り在りません
良い物かも分からない物を推奨して経済的負担を掛けるのも如何なモノとも思いますしね
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この回答へのお礼

「残念ながら」の始まりでやはり方法はないものかと、少し気落ちする感はありましたが、大変詳しく分かりやすく回答してくださってあって、非常に参考になりました。
また他の質問まで見てくださり、質問の意図を深く汲んでくださって、感動いたしました。
成分表をもっと勉強しなくてはいけませんね。
ベリチームにより脂肪便にはなっていませんが、下痢軟便続きで、確かに腸炎を併発しているようですが、ステロイド治療をしましたが、水を異常に飲み、更に下痢がひどくなったので、ステロイド治療は止めてもらいました。
下痢軟便になり5ヶ月経ちますが、いっこうに改善の道はまだ見えず、犬の体はガリガリにあばら骨、腰骨、尾骨が目立ち、見ていられません。
今の医療にも限界があるのでしょうか。
とにかく色々と試せるものは試し、悪あがきをしていくしかないようです。
何度も繰り返し読ませていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/13 23:59

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