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すこしずつ音楽を勉強しています。楽譜は未だに意味不明なレベルです。
本をかって最初にコードの部分が出てきたので、そこを読んでいます。
コード=和音 とりかいしています。

まず自分の理解では、音の長さリズムとかはおいておいて、
音にはドレミファソ・・・と音程があり、それでも音楽はできるでしょうが、一歩進んで
それぞれの音階にコードというものを付随するというのが、次の作曲の流れのような
理解をしています。
自分の本では12種類のコードがのっていましたので、ドレミファソラシドだけで音楽を
つうるとすると、それぞれ8この音階に、常にどれかのコードを普遍に固定でわりあてて
それを並べるというのが、作曲の始まりの一部とのイメージ。
これは間違った認識でしょうか。

当然、音楽は無限の自由度があるので、このような制限など、いくらでも例外をいれて
変えることができ、プロはよりテクニカルなことをやって素晴らしい曲を作っているのでしょうが、
まったくの音符すらよくわからない初心者としては、上のような枠組みを前提として
始めることは、特に問題がないでしょうか。もしなにか根本的な間違いをしているようでしたら
ご指摘いただければ幸いです。

よろしくお願いします

A 回答 (2件)

>常にどれかのコードを普遍に固定でわりあてて


それを並べるというのが、作曲の始まりの一部とのイメージ。
これは間違った認識でしょうか。

「どれかのコードを普遍に割り当てる」というのは勘違いです。
「キー」あるいは「調(「調性)」という言葉はお解かりでしょうか?
例えば英語では「Cメジャー」「Aマイナー」、日本語では「ハ長調」「イ短調」などと言う種類があります。
メロディーとコードは同じ音階の中から音が選ばれます。選んだ音に長短をつけて時間軸(水平方向)の方に並べたものがメロディーです。
また、コードは、メロディーを作った同じ音階から音を選んで、垂直方向に積み上げたものです。
「キー」とは、メロディーとコードの母体となった音階そのもののことで、音楽のDNAと言える物です。DNAの違うメロディーとコードを同時に鳴らすことはできません。無理に鳴らしても音楽になりません。「音楽」というものが「楽しいもの」「心地よいもの」であるとするならば、DNAの違うメロディーとコードを同時に鳴らすと、とても不快な響きが発生するので、それは音楽と言えないということです。

作曲の基本としては、まず「ダイアトニックである」ということが大切です。
ダイアトニックというのは、「キーに設定した音階に所属する」という意味です。
ダイアトニックノートというのは、音階に含まれる音。
ダイアトニックコードというのは、音階に含まれる音だけを構成音とするコードのことです。
ダイアトニックノートで作られた曲にダイアトニックコードを付けるというのが基本中の基本で、これにより素直で心地よいサウンドが得られます。
例えば、キーがCメジャーと設定した場合、ダイアトニックコードは、C、Dm、Em、F、G(G7)、Am、Bm-5の7種類です。
ダイアトニックコードは、Cメジャーの音階の中のどれかの音を選び、その上に三番目と五番目の音を積み上げたものです。例えばCコードは、一番目がC(ド)、三番目がE(ミ)、五番目が(ソ)というのが構成音になります。
こうして出来たダイアトニックコーの中でも重要なのが、C、F、G7の3つで、これらを「主要3コード」と呼びます。
あなたが簡単な曲を作られたら、これらの3つのコードから選んでヨコにつなげ、伴奏用のコード進行を組み上げることが始めの一歩となります。
メロディーが、「ドー」または、「ミー」または、「ソー」の長い音ならCコードを
「ドー」「ファー」「ラー」の長い音ならFコードを
「レー」「ファー」「ソー」「シー」の長い音ならG7コードを鳴らします。
よく見ると、「ド」の音に対しては、CとFの二つのコードから一つを選ぶ
「ファ」は、FとG7から
「ソ」は、G7とCから
という具合に、可能性として複数のコードがありますが、より心地よく響くほうを選ぶ必要があります。
一方、「レー」はG7のみ、「ミー」はCのみ、「ラー」はFのみ、「シー」はG7のみですから迷う必要がありません。
それから、曲の始まりと終わりは、必ずCコードを鳴らします。
終わりのCコードの直前は必ずG7コードを鳴らします。
G7コードのあとにFコードは決して鳴らしてはいけません。
Fコードのあとは、CでもG7でもOKです。ただしG7を鳴らしたのであればそのあとは必ずCコードを鳴らします。
Cコードのあとは、FでもG7でもOKです。ただしG7のあとは必ずCコードを鳴らします。
これだけの約束事を守れば、シンプルでも聞きやすい音楽となります。
メロディーに細かい動きがあったとしても、その一つ一つにコードを付けるものではありません。1小節程度の長さを「ひとつ」としてとらえて、コードを付けます。
例えば、|ドードレミー|ファードーラー|ソーファミファー|ミーミレドー∥
というメロディーがあった場合、そのときのコードは以下のように付けます。
|C---|F---|G7---|C---∥
|ドードレミ|に対して、|C-G7C|などと細分割して付けるものではありません。
|ソーファミファ|に対して、|G7-FCF|と付けるものではないということです。
慣れてくれば、ダイアトニックコードの中から、主要3コード以外のコード(Dm、Em、Am)などを使ったり、更には、ダイアトニックでないコードから選んで意外な響きをねらうなどに発展させます。

この回答への補足

大変ご丁寧な回答いただきありがとうございます。中学時代音楽の先生にいびられて以来、音楽自体聴くのは大好きなのですが、楽譜や音楽理論にはトラウマがあり、五線譜がちょっとでも出てきたら、目をそらしていたぐらいだったのですが(ドの位置すら覚えていない)、思うところあり音楽づくりに足を踏み入れた状況です。ご説明い頂いて、コード、ノート、メジャー、ダイアトニック、いろいろ調べながら裾野を広げつつ解説を読まさせて頂きました。今の理解としては、ドレミファソラシド(メジャー?)のみに限定し(自分的には)良い悪いは別にして適当なメロディーを構成し、そのノートをカーバーするダイアトニック(=コードの組み合わせ?=まずは主要3コード?)を用い、その各コードをある程度の単位(小節ごととか)でわりあてていき、和音はその部位での設定したコードに従いかさねる、およびコードの順序の規定などの説明頂いたことを念頭に試行錯誤していきたいと思っております。自分の中ではだいぶ前進できた感じがしてありがたく思っております。かさねてご回答ありがとうございました。

補足日時:2011/11/19 00:50
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/19 00:51

コードを完全に誤解してるようです。



コード・和音は、音が美しく響く組み合わせのことです。
コードネームはCDEFGABで始まります。これはルート・根音の音名です。
コードは、ルート・根音を基準にして、2番目・3番目・4番目の音の間隔が決まっています。
C CEG、Cm CE♭Gなどたくさんの種類があります。

http://www.piano-c.com/pianoChord_CMa.html
C
C-5
C6
C69
Csus4
C7
CM7
C7-5
C7-9
C7sus4
C7+9
C7+11
C7+13
Cadd9
C9
C9-5
C-9
C-9+5
CM9
Caug9
C11
C13
Cm
Cm69
Cm7
CmM7
Cm6
Cm7-5
Cm9
Cm11
Cm13
Cdim
Cdim7
Caug
Caug7
CaugM7
Cadd2
Cadd4

これがルートの違いで×12種類。

コードを並べるのをコード進行といいます。並べ方にも理論があります。
そして、コード進行の中で、メロディを作るにも、理論があるわけです。

理屈抜きで感覚でメロディを作り、コードをつけていく。理論はもともと後付けですから。

この回答への補足

とても納得できました。コード(=和音のパターン)は数えて見ましたが38個ですね。そして各発音は、音階(12)と(それ単音だけのばあいも含む)38の和音パターンのうちどれかになるということですね。理解できました。

一点だけ疑問なのは、同じ曲ののなかで同じCの音が複数出てきた場合、それに付随するコード(和音パターン)は、共通のものを使うのでしょうか。(あくまでも、基礎の基礎的な段階での曲作りの話です)当然より曲づくりがすすめば、同じCがでてきても異なるコードで発音するというのは、より自由度の高い豊かな感じを奏でるだろうと想像してますし、理論的にも完成されてるんだろうなぁと想像していますが、全くの始めの始めの状態では、とりあえずはA~Gへの各音階へのコードの割り当ては(それぞれ38のうちのどれかで)固定して、曲作りを進めていくのが良いのでしょうか。それとも、きにせず、同じCでも出てきても場所が違えばインスピレーションで違うコードをアサインしちゃうのを、はじめからやっちゃっても、「別ににそれはどうでもいいこと」なのでしょうか???

度々すみません。

補足日時:2011/11/12 20:23
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございました。
貼っていただいたリンク、大変参考になりました!

お礼日時:2011/11/19 00:52

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