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体育は、たいく。油揚げは、あぶらげ。似たような例で最古、最新と思われる日本語があったら教えてください。

A 回答 (9件)

> 関西弁は方言、日本語じゃないというのは偏狭なオリジナル見解にしか思えません。



私がいつ「方言は日本語じゃない」と言ったのでしょうか。
方言は特殊な日本語であって普通の日本語ではないと言っただけなのですが。

どうもあなたは「普通じゃない=間違っている」と結び付けたがっているようですが、
私はそんな事をまったく言っていません。
もちろん普通じゃない上に間違っている言葉もありますが、
よく使われるが普通とは言えない語も沢山あります。
あなたが挙げた「油揚げ」は「あぶらあげ」と読むのが普通、「あぶらげ」と読むのは特殊。
「鳶に油揚げ(を)さらわれる」は「とんびに『あぶらげ』さらわれる」と(「を」も省略して)読むと調子が良く、「とびにあぶらあげをさらわれる」と読むと野暮ったくなります。

明らかな誤用でないなら、個人の裁量でいくらでも特殊な読み方をすればよいのです。

ついでに、前の補足についてですが、

> もしかして、たいくと言われてもたいいく、あぶらげと言われてもあぶらあげと言われたと補正してきいているのではないですか?

当然補正して聞いているに決まってます。
私にとって「体育」は「たいいく」であり、「油揚げ」は「あぶらあげ」ですから。
だからと言って、他人が「たいく」と言ったからといって、「え?たいくって何?」なんて聞き返す訳が無いのです。
それは文脈から体育の事なのだなと聞く側で補正するのです。
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No.1です。



二回目の回答文に対する訂正。
×礼を挙げて
○例を挙げて

又、「体育」の音の変化の説明で、()が抜けている箇所がありました。正しくは、

「ta(ii)ku」(二重母音:たいいく)→
「ta(i:)ku」(長母音:たいーく)→
「ta(i)ku」(短母音:たいく)

です。


失礼致しました。
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この回答へのお礼

わざわざ訂正ありがとうございます。

だんだん話がアカデミックになってきて楽しいんですが理解するのに苦労中です。

お礼日時:2011/11/17 19:11

No.1です。



日本語では(これは、「他の言語では、そうした事は起こり得ない」という意味ではなく、「以下に礼を挙げて説明するのが、日本語の場合である」という事です)、

「二重母音を長母音に替えて発音する」

という事がしばしば起こります。例えば、

「先生(せんせい)」は「せんせー」と言われる(発音される)事がままあります。

これは、「先生」の音「sen/sei(せん/せい)」の内、
「生」の部分の「ei(二重母音:えい)」が「e:(長母音:えー)」に変化している為です。

又、「王子様(おうじさま)」は「おーじさま」と言われる(発音される)事がままあります。

これは、「王子様の音「ou/ji/sama(おう/じ/さま)」の内、
「王」の部分の「ou(二重母音:おう)」が「o:(長母音:おー)」に変化している為です。


さて、「油揚げ」の音「abura/age(あぶらあげ)」では、

「abura」の最後の「a」と、「age」の最初の「a」によって、「aa(ああ)」と二重母音になります。
これが、「a:(あー)」と長母音に変化して、「あぶらーげ」と言う(と聞こえる様に発音する)事はしばしば起こります。

そして、「油揚げ」を「あぶらげ」と言うのは、上記の「二重母音から長母音への変化」の後、更に「長母音から短母音への変化(短縮)」によるものなのです。

「油揚げ」
「abur(aa)ge」(二重母音:あぶらあげ)→
「abur(a:)ge」(長母音:あぶらーげ)→
「abur(a)ge」(短母音:あぶらげ)

という事です。

同様に、「体育(たいいく)」も、
「ta(ii)ku」(二重母音:たいいく)→
「tai:ku」(長母音:たいーく)→
「taiku」(短母音:たいく)

という事です。

せっかちな口調・舌っ足らず等の場合に起こり得ます。


>発音の省略がふつうの日本語

という貴方の言い様・考え方ですと、「あぶらげ」という言い方は、

「『あぶら・あげ』の内、『あげ』の部分の『あ』を『省略』している」

の様ですが、

これは「省略ではなく、変化から起こった短縮である」のです。

ですから、

「それらは発音の『省略』ではなく、『変化からの短縮』である。『発音の省略がふつう』という事実はない」

という主旨の返答をした次第です。



そして、「今まで、『あぶらげ』『たいく』という言い方を一度も聞いたことがないのか」という疑問についての返答は、

「聞いた事はある」

です。しかし、それは「幼児(舌っ足らず)」や「言葉全体に「訛り(自分の訛りとは別のもの)」を感じる人」、「言葉全体が崩れて・乱れている中高生」からであり、「普通(=標準。一般。通常)」とは看做さなかったので、先の様に回答しました。


補足として、

「油揚げ」を「あぶらーげ」と発音されている場合に、「あぶらあげ」と脳内補正が起こっているとは思います(貴方も指摘されている様に)。

この回答への補足

派生質問です。

冷泉院をれいぜんいんでなく「れいぜいいん」と読みますけど、こうした変化もしばしば起こるのでしょうか?

ことばの誤用で、全員を「ぜいいん」、裁判員を「さいばいん」と発音する人がいるようで、二重母音の長音化とは少し違うようです。

「ん-い」のつながりが「い-い」と発音されやすいと仮定すると、裁判員はいったん「さいばいいん」となった後にさらに二重母音の長音化にしたがった例にあたるようで興味深いのですが。

補足日時:2011/11/17 19:23
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> そういう人とでくわした割合が多ければ日本語としてふつうと言えるんじゃないかしら。



言えません。
たとえば関西弁はTVなどで日本全国どこでも聞けますが、
だからといって「日本語として普通」と言える言葉ではありません。
それは方言です。

> とんでもございませんは日本語として正しくないけどふつうなように。

あなたの主観です。
「とんでもございません」は日本語として正しくない上に普通でもありません。

> なお、「とんでもない」の見出し語の注に『「とんでもありません」「とんでもございません」の形でも使う』と広辞苑にあります。

「広辞苑にはこう載っている」は言葉を調べようとした人が陥りやすい罠です。
広辞苑は誤用をすぐに正式な語として取り入れる傾向のある辞書で、
日本語を調べたいなら参考にすべきものではありません。
一応Webの大辞泉には、「平成19年(2007)2月文化審議会答申の『敬語の指針』では、相手からのほめ言葉に対して謙遜しながら軽く打ち消す表現として「とんでもございません(とんでもありません)」を使っても、現在では問題ないとしている。」とありますが、
これは文化審議会の見識の無さを嘆くべきです。

一応、質問者の言うようなハプロロジー(重音欠落)の例として「荒らげる」(あららげる)を挙げておきます。
現代では「あらげる」と読まれることが多い語ですが、もちろん誤用です。
このような例を認めていけば、いつかランボーの主演俳優はシルベスタローンになってしまうでしょう。

この回答への補足

関西弁は近代まで日本語の屋台骨、主流のイメージがあります。王朝文学しかり勅撰和歌集しかり五山文学しかり。江戸時代の国学主流も近畿圏。浄瑠璃の大半も上方。よく説明してもらえないと、関西弁は方言、日本語じゃないというのは偏狭なオリジナル見解にしか思えません。

補足日時:2011/11/18 00:17
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質問者さんのおっしゃるのは、東京弁かな、と。


ぼく自身、油揚げを「あぶらあげ」なんて発音した事はありません。「あぶらげ」です。体育はやはり「たいく」ですかね。
「厚揚げ」は「あつぁげ」
「新宿」は「しんじく」
「浜松町」は「はままっちょう」
「高輪」は「たかなぁ」
「何言ってるんだ」は「ってゃんでぃ」(使いませんが、笑)
「髪結い」は「かみぃ(さん)」(髪結いの亭主の場合は「かみゆい」、髪結い新三の場合も「かみゆい」ですが、「ゆ」は「ゅ」に近い)
「亭主」は「てぇし」
「お師匠さん」は「おっしょさん」
「若い衆」は「わけぇし」
あー、止まらない(笑)。
言語学の「げ」も知りませんが、
「ござります」→「ござんす」のように省略してしまう特徴が関東弁・江戸弁・東京弁にはあるように感じます。TPOでの使い分けもありますが、一般的な話し言葉では普通だと思います(あくまで東京の生まれ、育ち、として)。
ご質問は、標準語としての日本語、ということでは間違っているかも知れません。が、一地方の訛りと考えれば、ひとつの文化だと思います。
最古・最新というのは、以上のような理由から探り出すのは無理というか、無駄というか。
中途半端な意見でごめんなせぇ。

この回答への補足

しゅはし、じゅはじと発音する例、ありがとうございます。

ちなみに、手術はしじつになるんでしょうか、しりつと言う人もいるみたいに思いますが。

江戸落語を噺家の発音のまま文字に起こした本を確かめれば枕の部分で最新に近い例が見つかりそうですね。

補足日時:2011/11/17 12:40
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この回答へのお礼

察しのいいご回答ありがとうございます。歯切れよい快活な文体で、おもわず都筑道夫のなめくじ長屋や新顎十郎捕物帳を連想しました。東京っ子だと体育は「てぇく」かもと思いましたが。

ネット検索すると「たいく」表記は個人ブログ(たいくの日、たいくかんの用例、たいくで体育に変換できないのはなんでかというのが多く感じました)のほか東京都小平市「体育課(たいくか)」が見つかったり、Google日本語入力やATOK2006で「たいく」から「体育」に変換できるようになっていて「たいく」派の数が無視できないほどいるらしいことがうかがえます。アナウンサーまで言い出したら違和感ありますけどね。

お礼日時:2011/11/17 13:34

日本語を言語学的・発音学的にみると「表記通りに発音してる」とはいえない言語ということになります。



「たいいく」と表記されていても、た・い・い・くと発音する人はほとんどいませんし、「あぶらあげ」もあ・ぶ・ら・ぁ・げのような発音がもっとも多いと思われます。

そのほかにもおなじ文字なのに、前後の発音の関係で発音が異なる場合も存在します

ある本からの引用ですが、次の各単語の「ん」はすべて発音が違います。

はんのう 
はんぱ  
はんこ  
はんを  
はん   

です。おわかりになるでしょうか。
日本語は表音通り(単音で「さ」とか「ん」などと、発音する通り)に文章中で発音しているわけではないのです。

こういう事例もあります。

わたしは、スケートを、するのが、だいすきです。

この文章中サ行の発音はどの音もほとんど母音を発音していません。
ためしに全部単音どおりに発音してみてください。小学生の音読のようにぎこちなくなると思います。

大人はこのようには発音していません。つまり日本語は常に「発音の省略」をする言語なのです。
ということで、最古も最新も無い、というかそれを見つけるのは至難の業だと思います。

この回答への補足

最新に近い候補を自力で見つけました。

裁判員裁判や裁判員制度の裁判員。「さいばいん」と言ってる人が割といる気がします。ネット検索でも「さいばいん」とCMで言っていて気になるという人が見つかりました。国語音韻学的見地から解説できるようならお願いします。

補足日時:2011/11/17 13:48
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この回答へのお礼

最新、最古の例ははっきりしないとしてもこれまで見つかってるなかで暫定最新例、暫定最古例は見つかっているものと期待します。

たずねているのは、体育のようにふりがなをふるなら「たいいく」なんだけど日常会話ではどうも「たいく」と発音してるような例です。学者かどうかにかかわらず知っていれば答えられる質問です。

お礼日時:2011/11/17 12:31

英語や、特にフランス語などは、単語の繋ぎ目に省略が良く現れます。

しかし、まあ、これは、単語そのものの省略ではありませんが、単語を短縮形で言うということは良くあるのではありませんかね。ですから、基本的な考え方としては、言語というものは、日本語に限らず、そういう方向に変遷していくと考えたら如何かとも思われるわけです。「おはようございます」が「おはよッす」になったり、「おはよう」が「おっはー」になったり、「られる」が「れる」になったりして、この、「れる」等は、徐々に、許容の範囲を超えて、いよいよ認知されつつあるようにも思われます。

この回答への補足

おっは~はテレビ発信の流行語の類で死語ですね。

たずねたいのは、ふりがなをふったときと日常会話では日常会話のほうが発音を省略しているような言葉の例です。ご紹介のお説では、言葉自体が短くなるので、ふりがなに対し発音だけ省略というのを説明できていないような。

言葉はどんどん短くなるのが言語に共通する特徴というのも学術的な根拠があるのか疑問におもいました。日本語は音素が少ないため言葉をどんどん短くすると同音語が増えて言葉が通じにくくなる副作用があります。毛なんかじゅうぶん短いですがヘアーという長い言葉が外国から入ってそれなりに使われてます。同音語の混同を避けて葉は葉っぱ、尾はしっぽという具合に会話のときはわかりやすい長い言葉を使う場合のほうがありますけどね。

丁寧語のいいまわしは逆に長くなっていると感じます。テレビ番組の司会進行役が「では次のコーナーに参りたいと思います」といいますね。~したいと思いますという言い回しは出始め気持ち悪がられましたが、職場の会議でも学級会でも使うようになってしまいました。

補足日時:2011/11/17 12:14
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> 一度もたいく、あぶらげと発音する人に出くわしたことがないのでしょうか?



そういう人が居るかどうかと、それが普通かどうかは関係ありません。

この回答への補足

そういう人とでくわした割合が多ければ日本語としてふつうと言えるんじゃないかしら。日本語として正しいかは別ですけど。とんでもありません、とんでもございませんは日本語として正しくないけどふつうなように。

広辞苑には「あぶらげ」が「あぶら」の派生見出しにあります。まあ「たいく」まではまだ見出し語にないわけですが。なお、「とんでもない」の見出し語の注に『「とんでもありません」「とんでもございません」の形でも使う』と広辞苑にあります。

もしかして、たいくと言われてもたいいく、あぶらげと言われてもあぶらあげと言われたと補正してきいているのではないですか?

補足日時:2011/11/17 02:36
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>発音の省略がふつうの日本語


>体育は、たいく。油揚げは、あぶらげ。

そんな事実はありません。

世間一般に於て、体育は「たいいく」、油揚げは「あぶらあげ」、と

「普通に」「発音を省略せずに」言われます。

貴方の周囲・地域・地方では、省略する人が多いのかも知れませんが、

まかり間違っても、

「発音を省略するのが普通の日本語」

ではありません。

この回答への補足

一度もたいく、あぶらげと発音する人に出くわしたことがないのでしょうか?

補足日時:2011/11/17 00:47
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