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日本銀行はどんなときに公定歩合を上下させるのですか?
解答お願いしますm(__)m

A 回答 (1件)

政策金利のことでしょうか?



それなら、現在は公定歩合よりも
コール市場の無担保翌日物が使われています。

主にはマネーサプライ(通貨の供給量)をコントロールし
インフレやデフレを抑止します。

日銀が銀行にお金を貸し出す際の金利を下げれば
銀行が企業にお金を貸し出す際の金利も下がり
企業はお金を借りやすくなります。
なので、不況の際には政策金利を下げます。
当然、出回る通貨の量が増えます。

よって、それが行き過ぎると
通貨の価値自体が下がってしまい
インフレが起こってしまうので
中央銀行は気をつけなくてはなりません。
一度インフレに陥ると
抜け出すのは容易ではないからです。

日本も第二次世界大戦後などに
ハイパーインフレを経験しています。

現在のように円高や不況が長く続き
デフレに陥っている場合は
政策金利を思い切って下げることが望ましいのですが
ご存知のとおり
日本は長い間ゼロ金利政策を続けているため
もちろん政策金利は下げようがありません。

そのため、量的緩和などの打開策をうっていますが
世界情勢が極度に不安定なため
なかなか効果が得られません。

ちなみに、現在ヨーロッパの信用不安と同様に
注目されているのが
世界の基軸通貨である「ドル」の
量的緩和にアメリカが踏み切るかどうかです。

アメリカの中央銀行が
ドルの量的緩和に踏み切れば
さらなる円高の進行にも歯止めがきかず
日本の先行きが懸念されます。
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この回答へのお礼

分かりやすい説明ありがとうございますm(__)m

お礼日時:2011/11/22 23:56

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