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どなたかお詳しい方、何の虫か教えて下さい。

冷蔵庫のビニール袋の中に1ヶ月程置いていた梨に、今まで見たことがない虫が付いていました。
1ミリくらいで平たく、褐色。ごく細い触覚があり、羽はなさそうです。
平行に5センチくらいぴょんと跳ねました。

思わず潰してしまいましたが、今思うと何の虫なのか気になり・・・・
(低温で一ヶ月生き永らえていたのか、孵化したのか??)

因みに梨は新潟県三条市産『秋月』だったと記憶しています。

ご存知の方いたら教えて下さい。

「何の虫か教えて下さい。梨に付いていた虫。」の質問画像

A 回答 (1件)

おはようございます。


内容を最初読んだ時、キジラミ(幼虫)の類いかなと思いました。
しかし褐色で5センチぐらい“跳ねた”という表現、そして絵と体長1mmから想像するに
【トビムシ】の一種かもしれません。
http://www.bekkoame.ne.jp/~w.naoko/naoko_055.htm
http://www.ikari.jp/gaicyu/52010d.html
体色は乳白色・紫・褐色など様々で、体高も低く平たく見えるものが多いです。

基本的に土壌や腐朽物に付いて、菌糸や腐朽物や藻などを摂食しています。
梨に付くというのは少し疑問ですが、収穫時に混入した可能性は充分ありますね。
収穫地が新潟県と比較的寒い地域ということで、そこを生息域としている限り耐寒性もあると思います。
最近、偶然にも無代謝に関連する質問が多くて何度か触れてるのですが、クリプトビオシスと呼ばれる状態があります。
それは乾燥や高・低温時など、過酷な状況下において無代謝状態になることにより、休眠し続ける事ができるというものです。
クマムシやユスリカ等が有名で、数十年・数百年前の乾燥物を加水したところ、それに付着していた虫が再活動を始めたという話もあります。

ウチでは昆虫飼育のエサとして広葉樹オガに菌糸を植菌したものを使用していて、普段は専用冷蔵庫で低温保管しています。
長い時で数ヶ月は入れたままですが、20~25℃付近で管理しているとトビムシが発生してきますよ。
庫内では発生してないので庫内温度だと活動はしてないと思いますが、温度上昇によって再活動を始めます。
冬眠と言った方が分り易いかもしれません。
だから梨と一緒に混入して庫内で休眠、出した時に再活動を始めた可能性もありますね。
世界で6000種、日本でも360種ほど確認されている様ですから、中には極端に耐寒性のある種もいるかもしれません。
新潟よりもと寒い地域にも普通に生息していますから、何ら不思議はないですね。

ただ、トビムシの触覚まで確認できたという点は少し疑問です。
中~大型種なら可能かもしれませんが…

特定には至りませんでしたがご参考程度にお考え下さい。
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この回答へのお礼

はじめまして、Arshielynn様、
素早く丁寧な回答、有難うございます。

添付されたページの一番目の方の三枚並んだ画像、写真上左:青紫色の小型種が、
私が見た時の印象に一番近いため、『トビムシ』である確率が高そうです。
(あくまでも主観ですが…)

とりあえずモヤモヤが晴れて、気持ちがすっきりしました。

また、クリプトビオシスなど興味深いお話、楽しく読ませて頂きました。
確かにそれならば冷蔵庫から出した時に、動き出しても納得いきます。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/12/03 12:47

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