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空隙付環状鉄心で、漏れ磁束を考慮した磁気回路を考えた時、漏れ磁気抵抗はどのように表わされるのでしょうか??鉄心からの距離によって漏れ磁束は変化すると思いますが、どこの位置での磁束を回路に流れる磁束と考えればいいのでしょうか??回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

難しい質問です。


巻線が1つのインダクタで,空隙周辺の漏れ磁束により空隙の磁気抵抗が小さくなることを問題にしているのか,
2つの巻線のトランスで2巻線間の漏れ磁束により結合係数が小さくなることを問題にしているのかで変ります。

(1) 空隙周辺の漏れ磁束を問題にする場合
だいたい空隙の幅くらい,鉄心の周辺に磁束がふくらんで流れると考えて,空隙面積が広がったと考える。ただし,コイルの巻き方が鉄心1周に対して一様でない場合は,さらに漏れ磁束が増える。
実用的には,巻いたコイルのインダクタンスを測定し,巻数あるいはギャップ長を微調整して,所望のインダクタンスに仕上げる。

(2) 2つのコイルを巻き,その間の漏れインダクタンスを考える場合
1次コイルと2次コイルに,アンペアターンが等しい電流を流し,鉄心にかかる起磁力が全体としてキャンセルする状態を考える。1次コイルと2次コイルが重なった層の間に,起磁力がキャンセルしない空間が出来る。この空間の磁束が漏れ磁束として働く。
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