最速怪談選手権

北海道産の牛乳、パン、お菓子の放射能汚染について教えて下さい。

牛乳を飲む事はしていません。

しかし菓子メーカーやパンメーカーに問い合わせると使ってる牛乳は北海道産が多いです。
福島の牛が北海道に移動させられたり、ブレンドして数値を下げたりしていて北海道の牛乳は良くないようですが・・・
メーカーは極微量と言うとこもあります。
(自分でお菓子を作ったりパンを作ったりしないので量があまりわかりません)

例えば毎日パン6枚切りの1枚、ポッキー1袋食べるとします。
飲むわけでなく、お菓子やパンに入ってる程度でもこのように毎日食べると危険でしょうか?

野菜等は九州産、外国産と気をつけております。
30前半女性です。

A 回答 (24件中11~20件)

もう少し補足を。



現在の日本の数値が甘いかどうか?
これはひとえに「一生涯でどのくらいの放射性物質を体内に取り込むか?」に掛かってきます。
No11でも書いたんですが

1.一生涯に摂取する放射線量で考える。(ただし、1年の数字でも余り高くならないようにする。)
2.ある1年だけ飛び抜けて高い場合は、他の年の摂取量を低く抑えねばならない。

この二点を踏まえないと、暫定基準値の意味も理解できないし、ロシア系学者の矛盾も解らなくなる。


なぜベラルーシの現在の基準値が厳しいか。
単純に言うと「これまでの管理が甘く、既に多量の被ばくをしている。だから被ばく量の余裕が無い」と見たら良いでしょう。

そらそうです。
先に示した資料のように、事故後5年も「恐ろしいほど多量の放射性物質の取り込み」を容認してたんだもん。
だから、この先は10Bq/kg(この数字自体が完全に安全か?は置いておいて)としないと&乳製品を多く採る民族ということを考えると、どうなのか?

いわばコップと水かな?
ベラルーシは過去に水(被爆)をたっぷりしているのでコップがホボ一杯。
この先殆ど入らないから厳しい管理値を施行する。

日本は幸いにも「まだ」余裕があるからベラルーシの現状管理値より緩い。
でも来年以降は徐々に厳しい値を施行して、「一生涯でコップから溢れないように」する。


「シンジランナイ」とか言っている学者さんは多分、日本とベラルーシの食物摂取体系の差や、日本は暫定基準であること、1年を目処に厳しい基準に移行する作業を進めていたことと等を無視してか、知らずにか、思わず忘れてか、そういう状態で口走ったと思いますよ。


もうひとつ。

ベクレルからシーベルトに変換するには実効線量計数ってのを掛ければ良くて、セシウム137なら0.000013 mSv/Bq。
年間の量に換算するなら、年間の食物摂取量を掛ける。

これで計算した場合。
>暫定規定値に従えば、飲料水と食品の摂取だけで、1年間で17mSvの被ばく(実効線量)になる

この記事は誤解する書き方かな?と思います。(解って書いているのか、解らず書いているのか。)
私も計算していない(計算に利用した食物摂取量が解んないので)のですけど、恐らくこの数字は「あらゆる核種を上限いっぱい食べた」場合かと思います。

その記事にもありますが
・放射性ヨウ素 年に約2mSv
・放射性セシウム 年5mSv
・ウランとプルトニウムはそれぞれ 年5mSv

この3つを足して17mSv。
現在ではセシウムだけを考えれば良いので5mSv(飛び交っている200Bqとか300Bqもセシウム137として。)

もちろん5mSvが良いのか悪いのか?って事はあります。
通常時は1mSvに抑える、今は異常時だけど何時通常に戻るの?という論がありますからね。

ただ現実的に見たら、1mSvに制限するためにはおよそ殆どの食品を制限しなきゃならない。
海外産がそんなに素早く十分な量入るか、海外産が大丈夫か等々考えなきゃ行けないですしね。

ここは凄く重要。海外産なら大丈夫と思っているととんでもないことになります。
なにせい、欧州の輸出規制濃度は「日本の暫定基準より高かった」ってのが今年前半の実情でしたから。

「規制値を厳しく!」という場合は、確定リスクの回避策も含めてどう考えるか?が必須でもありますわね?
厳しい基準を出しました、食糧不足起きました、北朝鮮のように餓死しました、どうするんですか?となる。

「○○国の食糧なら放射線量も大丈夫で輸出余力もある。」
ここまで考えなきゃダメで、役人はそこまで考えて今の基準を出している。(コメや乳製品について、そこまで安全で余裕のある国が簡単に見つかるとも思えませんが)
「放射線が危ない」の対極には「食糧不足は危ない」がぶら下がっていることを忘れちゃだめです。


チェルノブイリの居住禁止も同じ考え。
「居住=残りの生涯、その外部被ばくに晒される」でしょう?
だから居住禁止。
立ち入りは一瞬だからOKですわね?


なんと言うんでしょう。
報道や引用が正しいことを伝える場合もありますが、技術論や数字の解釈については「まず疑う」方が良いでしょう。

それが「大丈夫」にしろ「危ない」にしろ、原資料を理解して書いている!って事か否か。
報道やHPって、責任を負わない物でもあるので尚更ですよね。
(だから、責任もって発表する資料=尻拭いしてくれると”まだ”期待できるもので話を進める方が良いと思います。)
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論争になりそうで怖いですが。


私の意見と言う訳でなく「こうなっていますよ。」という史実等の部分を。

これを出しておかないと、レスがつけばつくほど質問者様が迷うと思いますから。
私の結論は「御自分で判断すべきこと。でも私なら気にしない。九州産外国さんが安全となっている訳でもないしね。」ですが。




ここから下はさらりとどうぞ。

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saig …

ここに京大の今中助教の論文があり、表1としてセシウムの管理濃度(今回で言う食品基準)が出てます。
TAL91というのは連邦大で1991年以降に施行された基準、RCL90というのは1990年以降にベラルーシ共和国内で施行された基準になります。

◎「事故後15年」ではなく、約5年である種の食品基準は一定レベルまで下げられていることが読みとれるかと。


これが早いか遅いかの客観判断について。

先にも書きましたが、「暫定基準」というのは「事故後に余り厳しい基準を施行すると確定的リスクを招く。対して低い量の被ばくは確率的リスクなので、1年を限度にして多少高い暫定値の施行を認める。」ってことです。
つまり、本旨を汲むなら施行は1年が限界、1年以内に出来る限りの「確定的リスク回避」をすべき。

【確定的リスク】
他にリスクを軽減させうる適切な方策が無く、陥れば確実にリスクが降って来るもの。
現在の食品を「全部出荷停止!」とすると、他所から輸入しない限り餓死は防げない。

【確率的リスク】
発生が確率論的もの(全員が確定的におちいるわけでない)。
ごく微量の被曝から大量の被曝まで、比例的に健康破壊がおきる可能性があるというもの。
他のリスク軽減対策(例えば禁煙等)で、「人生における当該リスク(例えばガン発症とか)を減らすことが可能」であるもの。

なので、5年後の施行は「遅い」と断じられる。
故に、国内の一部では「危ないから牛乳は一切飲むな!」という旧ソ連系学者に「本旨を汲めずにいた学者連中が何いってんだい?」と反発する声も出てますね。


EU基準だけを見ていいのか。

EU基準が欧州の金科玉条か否か?になりますが、結論から言うと、各国で更に厳しい数値もあります。
例えばドイツなど。(水道基準が有名かな?)

◎なので、EU基準だけで回収の動きを断定することはちと危険かと。



暫定基準は1年が限度と言いましたが、この根本は「人生を70年として考え、その間の総リスクを一定にする」って考えから来ています。

簡単な数字で説明すると。
人は、70年で700ベクレルまで受けちゃうと発がんするとします。(確定リスクに仮託してます。)
すると、年平均は10ベクレルまで行けると考えられる。(700÷70)

ここに水だけ飲んで生活出来る人がいるとして、その人が年間100kgの水で生活出来るとします。
10ベクレル÷100kg=0.1ベクレル/kgで、「0.1ベクレル/kgの水だけなら、年10ベクレルにならない」と解ります。

ここから食物の基準が出来るんですな。
コメを沢山食べる日本人なら、コメの基準値は低くなる。
毎日キャビアで生活する人も居ないでしょうから、キャビアの管理値はどうしても高くなる。

水は大量に飲むから、やっぱり基準が厳しくなる。
お茶にして飲むなら茶葉の基準値は水の基準を考慮した値になる。

ま、こういうことです。


ややこしいのは、上で言う「700ベクレル」の年度ごとの浴び方。
ある年は0ベクレルだったとすると、その年に浴びるはずだった10ベクレルは翌年に持ち越せるのか?
(携帯の通話上限持ち越しみたいなもの。)

これ、実は「ある濃度以下なら持ち越し出来る。」と考えられているんです。
もちろん、「ある年に700、その他の69年は0」なんて極端な例は別にして。
ちょっとの増加&1年だったら、他の年の被ばく量を減らせば何とかなりそうってことです。


この「一生涯のうち、大目に浴びる年の基準」が暫定基準なんですな。
故に、早期に「暫定基準で大目に浴びた量を考慮した新基準」に移行することが求められる。

◎1年と区切れば370でも良いでしょう。ただし、早期に37にしないと「障害での被ばく量が危険水域に達するよ」と考えたからベラルーシは引き下げた。


ちなみに、厚生省は来年から施行予定みたいで、全否定される官僚さんもシッカリ仕事してますな。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111220/k100147 …


筆のついでで。
NO3さん御紹介のメーカーの測定機器、HPで確認してみました。

技術屋としての結論は「何百ベクレル以上しか計れないという計器ではない。これくらいの管理しておけば十分じゃない?(しっかり測定しているかどうかは別にして)」です。
なので、この事実を元に考えて質問者様が「なら安心して飲める」って言うなら、そのメーカーを選ぶのもありでしょうね。
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牛乳についてさらに調べてみました。



「セシウム(Cs-134+Cs-137)の場合、日本200Bq/kg、アメリカ1200Bq/kg、多くの国が1000Bq/kg。日本はかなり厳しい基準になってますね。」と言いましたが、ベラルーシでは10Bq/kgでした。

他の食物が汚染されていない前提のアメリカやヨーロッパよりは厳しいですが、原発事故を起こしたロシアに比べたらかなり緩い規制値ですね。

チェルノブイリ原発事故後の住民対策に取り組んできたベラルーシのベルラド放射能安全研究所のウラジーミル・バベンコ副所長によれば「日本政府が設定した食品や飲料水の放射性物質の基準値が甘すぎ、「まったく理解できない」」そうです。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111012/erp11 …

またこの記事では「日本では飲料水1キログラム当たりの放射性セシウムの暫定基準値は200ベクレル。一方、ベラルーシの基準値は10ベクレルで、20倍の差があるという。」ともあります。

さらに、ドイツ放射線防護協会では、乳児・子ども・青少年は、4Bq/kg以上で、成人は、8Bq/kg以上のセシウム137を 含む飲食物を摂取しないことが推奨されている。

ちなみにこうした200Bq/kg程度に汚染された暫定規制値程度の飲食物を取りつづけるとどうなるのか調べてみました。

「暫定規定値に従えば、飲料水と食品の摂取だけで、1年間で17mSvの被ばく(実効線量)になる」

http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/mhlw_kos …

外部被曝だけでも5mSV/年で、チェルノブイリでは居住禁止であることを考えると、これは危険かどうかわからないというレベルを越えると思いませんか?

日本の暫定規制値程度の牛乳だけを考えると、他の飲食物がまったく汚染されていないなら許容できるかもしれませんが、どの飲食物もある程度汚染されている現状では、暫定基準値程度の汚染がある牛乳ならば確実に危険と言えますね。
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「「幼児食に関しては37Bq/kg」については、おそらくベラルーシの基準だと思うのですが、これはチェルノブイリ事故後15年経ってから改訂されたもので、それまでは370Bq/kgから3700Bq/kgだったはずで、現在の日本に適用するのはどうかなと思います。



本当に影響がないならば事故後の370Bq/kgのままの規制でいいわけですよね。それを事故後15年してから37Bq/kgにしたのなら、そうすべき理由があったと考えるのが普通ではないでしょうか。

なぜロシアやベラルーシの規準が他の国より現在では厳しいのか不思議だったんですが、飲食物単体では規準を厳しくしないと、一日あたり何十種類も食べるわけで、さらに土も空気も汚染されてるわけですから、全部足していけば内部被曝量が影響のある値になりやすいからではないでしょうか。

食糧難やパニックを避けるためにはこのくらいの規準が妥当といった視点でなく、国際的な平時の状態で考えたら、今、北海道での暮らしにどのくらいリスクがあるのかというのが質問者さんの主意なんじゃないでしょうか。
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 No.2.5です。

丁寧なお返事ありがとうございました。

 少量でも毎日摂取が危険か、ということでしたが、現在発表されているレベルの汚染であれば、実際に危害に至る可能性が高いと考える医者はまずいないのではないでしょうか。ましてや「パン1枚、ポッキー1本」が心配というレベルだと、空気も吸えないですね。

 なお基準についても、現在はヨウ素は無視していいと思いますので、セシウムを例にとると、牛乳・乳製品で日本は200Bq/kg、EUは1000Bq/kg(WHOも同じ)となっており、別に日本がゆるいわけではありません。また他の方があげられた「幼児食に関しては37Bq/kg」については、おそらくベラルーシの基準だと思うのですが、これはチェルノブイリ事故後15年経ってから改訂されたもので、それまでは370Bq/kgから3700Bq/kgだったはずで、現在の日本に適用するのはどうかなと思います。
 ちなみにEUの幼児食の基準は370Bq/kgのはずですので、明治ステップのレベルであれば、ヨーロッパではおそらく回収騒ぎにはならないですね。

 また牛乳の原料(原乳)の由来ですが、飲用乳の原料は製造工場近辺の農家から集められるのが普通です。足りない分はそれ以外から調達しますが、乳製品原料の日本での調達先の多くは北海道産ということです。北海道産の原乳の汚染は前述したURLのデータでも確認できるとおり現時点ではごく微量となっています。「ブレンドして数値を下げたりしていて」とありますが、ヒトへの影響を考えるのであれば、元々汚染が少ないのも、ブレンドして数値を下げたのも結果としては(同義的には色々あるかとは思いますが)同じことになります。放射能ゼロを求めるのであればそれはまた別の問題となりますが。

 これまでのモニタリングデータから見ると、高度に汚染された食品はそのエリアと品目がほぼ限定されてきており、それは様々な機関が次々と測定に参加していることによって信頼性を高めています。食品の放射能の人体影響を心配されるのでしたら、そこから注意すべきエリアと品目を選び取ればいいかと思います。少なくとも食パンやポッキーレベルは最初に除外してもいいんじゃないでしょうか。
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>材料になってる牛乳でも毎日少量摂取は危険かが知りたいです。


>飲む習慣、ヨーグルト、チーズを食べる習慣はないです。
>神経質に・・・と言った部分を読ませていただくと心配しないで良いと解釈出来たのですが・・・

私が御質問者様(他者)のことについて断定っぽく言わせてもらうなら「気にしなくても良いと”思う”」です。

ちなみに、九州産だから安全とは言えないですよ?
九州も大陸からの影響(放射線に限らず化学物質とか)を受ける可能性がありますから。
私の田舎は九州なんですが、九州では中国からの越境物質を怖がる人も居ますもん。

欧州産もそう。
先に書いたように、輸出基準はズルズルですもん。(日本の基準より高い場合もあり。)



理由は色々ありますが、やっぱり

・確定的な結論が得られていない。
・あるという説でも、リスクは他に比較して十分小さいと(私が見た範囲では)思える。
・これからの対策をウォッチして決めることも可能。

ってことから来ます。


確かなのは「誰も確定的に言えない=言えるなら反対論が出るわけない。」ということ。
もちろん、「反論を出す理由が単なる煽り」なら、確固たる理論や検証なしに「危ない!危険!」と叫ぶ場合もアリ、そういう人が居るのも事実です。

チェルノブイリ以降+Inetがここまで広がった状態ですから、確定した事柄判明していたら既に論争が起きない状態で決着してると思いません?
上に書いたような「煽りのための反論」は出るでしょうけど、現在の「どちらもそれなりの根拠を元にして論じる」って状態はでないですよね?

つまり、「危ないor危なくないを100%の責任を持って断言できる人間は居ない」と見ることも可能なんで、最後は御質問者様がどちらを信じるか?って事になります。



その中でも、技術屋としての矜持とかを感じて結論をだすなら
◎「従来言われてきた結論はまだ揺るがないだろう。
  ならば、現状を危険と判断するのは危ない」

と思っているからです。

もうちょっと深く説明してみます。
確かに現在の数値は「東電福島事故以前、チェルノブイリ以前」よりは高い可能性が高いと思います。
だから「事故後、それなりの年数を区切って施行する暫定基準」が出ている訳です。

事故があった、放射線が検出された、「ならば食品は一切出荷するな」となると、確実に(確定的に)大半が餓死する。
対して放射線傷害は「確率的に起きる」、つまり大半が障害を負うとは言えない。

なので、「確定的障害を回避するために確率的障害を容認する。」という「暫定基準」が生まれ、現在施行されています。
ということは「御質問者様が、乳飲料等を採らずに平気(健康被害は無い)、他の食品の放射線について心配していない。」なら、乳製品を回避されたら宜しいでしょう。
これも、基準を理解した賢明な行動ですから。

私の場合、ミルクティやコーヒーやチーズが大好きで、制限を喰らうとストレス(不健康)を感じますから、気にしないで喰ってます。

なので、今の混乱(制限しすぎると飢餓等が起きる)を早急に解決して、新しい数字が出るはずです。
例えばコメに対しては来年の収穫前に出るでしょう。

本当は「暫定基準は1年が限度」って思想があるので、来年の3月11日には新しい基準がでなきゃダメなんですが。
対策がそこまでに完了しそうにないですので、来年夏~秋くらいまでずれ込みそうです。(選挙もありますしね。)





>途中まで理解出来ていたのですが段々難しく><
>馬鹿ですみません。

私こそ、説明が上手くないところに急いで書いていたものでゴメンナサイ。

御質問者様が「馬鹿で」と謙遜される必要はないと思います。
これは技術屋としても断言できますが。

「真実である」と誰もが理解できる結論が出ていない。
そもそもの原因である放射線(と関連の技術)が理解しにくい。
私も含めて、平易にお伝えする努力が足りなかった。

この三点があいまって、「解んないよ!」って人が多い現状だと、ほぼ確信持てますから。
それだけに、安全論危険論百家争鳴なんですよね。



以下、完全な蛇足ですんで読みとばしていただいて結構です。

少し補足を。

ベクレルって、結構誤解されているんですよね。
良く「○○Bq/kgである」「これは基準を超えているから危ない!」って断定しますが......。

ベクレルってのは、乱暴に言うと「放射線の数」だと思ってください。

放射線傷害は「放射線を浴びた数が多ければ多いほど、障害が発生する確率が上がる(だろうと言われている。)」ですから、単純に考えると「1Bqでも危険性はあると言えるし、36BqまでならOKで38Bqならアウトという事も無い。」です。

ただ、ここからが低容量放射線の味噌であり最大の難点で....。(これを理解していない論は説得力が無い。)
放射線傷害で起きる病気、例えば白血病やガンですが、他の原因でも起きるんですよ。
例えば喫煙だとか、ある種の食品の過剰摂取とか、遺伝とか。

放射線量が少ないと、それら「他の原因」に隠れて、極すくない放射線による危険性が数学的に計算出来なくなるんですよ。
だから「危ない!」と論理的に言えない。言えるとするなら「危ないんじゃない?」って、一種の「カン」になるわけです。


ここら、「少なければ少ないほど良い!」論の医師でも本質を誤解しているので.....。
例えば「医学検査(レントゲンとか)で使う程度なら、細胞が自己修復するので問題ない。」と言いながら「少しでも浴びない方が良いから食品は云々」という人。

医学検査程度でOKなら、食品での被ばくをそれ以下に抑えりゃ良いって事になりません?
また、「いや、内部被ばくと外部被ばく」っていいますけど、X線でも体の細胞を突きぬけていますよ?と。
もちろん、線種によって異なるなんて原則論は解るんですが、それも飽くまで「今までの知見では」って事であって、「今までの知見で安全と言われる。」ことを断定的に否定するなら、「貴方の言っている原則も否定対象ではないのか?」って矛盾が出る。


結局、誰も断定は出来ないって事です。
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アメリカの基準は比較対象として間違ってましたね。

0.1Bq/kgの話は訂正します。

ヨウ素(l-131)で、日本300Bq/kg、アメリカは170Bq/kg、多くの国で100Bq/kg。100Bq/kgは「国際食品規格委員会」の基準値みたいですね。

で、セシウム(Cs-134+Cs-137)の場合、日本200Bq/kg、アメリカ1200Bq/kg、多くの国が1000Bq/kg。日本はかなり厳しい基準になってますね。

この資料だけみれば日本だけとんでもない基準値なのは野菜くらいですね。牛乳に関しては妥当なラインの規制であることを理解できました。

上記の資料にはロシア関連がなぜか出てきません。なのでロシア関連を調べてみると、チェルノブイリで汚染されたベラルーシでは牛乳のセシウム基準は100Bq/kgなので同じような規準ですね。

ただロシア関連を調べていると、幼児食に関しては37Bq/kgと定められています。先日、明治乳業の粉ミルク「明治ステップ」から30.8Bq/kgのセシウムが検出されましたが、ぎりぎりですよね。口にするのが乳児なのでアウトなんじゃないかとも思います。あとで回収されたとは言え、この粉ミルクが実際に多くの日本の赤ちゃんが口にしたという事実。

今回の質問は牛乳についてですが、こうした飲食物の内部被曝を考える場合、規準だけでは不十分で、検査体制や出荷制限など、総合的に他国と比べていくべきだと思います。
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書く気は無かったんですが、惨い情報が流れているので少々。



厚労省がまとめている数値一覧。
産地別結果も出ています。
http://www.maff.go.jp/noutiku_eikyo/mhlw3.html

No1さんのデータとざっと比較したんですが、違いはありませんでした。


アメリカの基準は0.1Bq/kg?

う~~~ん。
アメリカの「通常時の水」の「目安」が0.1Bq/kgで、しかもこれはヨウ素131だったはずで.....。
日本で言うところの基準(=規制値。それ以上の数値であれば何らかの介入が働く)についてはセシウムとして1200Bq/kgだったはずなんですが。
http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/pdf/mal …

もうひとつ。
甲状腺ガンについては、ヨウ素131が原因であって.......。
「飲むな!」と言っていた方々のバックボーンは、チェルノブイリ事故後の各国の実績もあったはずなんです。
曰く「搾乳した農家が各家庭に直配するような態勢がある国=旧ロシアや欧州の一部」の方が「検査出来ない体制も踏まえて」飲むな!と言ったわけで.....。
(フランダースの犬のネロみたいな宅配がまだ存在する国もある。日本の場合は企業家が進んでいて、そこに政府等が介入して測定することが容易だと。)

ある程度とはいえ管理されている日本と比較するのは無理があるかと。


あまり神経質にならない方が良いと思うんですよ。
そちらの方が不健康ですし。
牛乳を飲まない、乳製品が含まれる食品は取らないとした場合、確かに「気付かない間は精神的安寧は保てるかの知れないが、健康を阻害することがあるんではないか?」と思いますし。


ちょうどアメリカの例が出たので、アメリカ食品医薬品局(FDA)が出している「放射線の危険性」の部分について、原文と拙訳を載せます。

よく「ガンが○○人増える!」と言いますけど、その数値もどうなの?と思いますし、医者も誤解しているんだけど「死者の割合としてガンが増える」と捉えるべき側面があるんじゃないですかね?
(なにも、必ず若死にする人が増えると言う訳ではないのでは?ということですね。)


For 5 mSv committed effective dose equivalent (the PAG adopted in the new CPG),
the associated lifetime total cancer mortality would be 2.25 x 10-4 or approximately 1 in 4400.
For comparison, the estimate of the normal lifetime total cancer mortality in the United States for the general population, not associated with additional radiation dose from ingestion of food contaminated with radionuclides, is 0.19 or approximately 1 in 5
(CIRRPC 1992).
Thus, in a general population of 10,000 individuals, the number of cancer deaths over the lifetime of the individuals would be 1990; if each received a committed
effective dose equivalent of 5 mSv, the number of cancer deaths over the lifetime of the individuals could increase in theory by about 2, for a total of 1992 cancer deaths.

預託実効線量で 5 mSv の放射線を受けた場合(新しいCPGで採用されたPAG指針値)
生涯において、全ての癌によって死亡する確率は2.25×10のマイナス4乗高くなる。
言い換えると、4,400人に1人の割合で増える。
比較すると、合衆国の一般的な民衆の場合放射性物質で汚染された食品の摂取による、追加の放射線量がない場合、生涯において全ての癌によって死亡する確率は0.19、つまり約5人に1人である。
つまり、1万人の一般的な集団において、全生涯における癌による死亡者数は 1,990人となる。
そして、もし全ての個人が預託実効線量で5 mSvの放射線を受けたと仮定すると、生涯における癌による死亡者数は理論上2人増え、全体で1,992人となる。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

途中まで理解出来ていたのですが段々難しく><
馬鹿ですみません。

一番聞きたかった事、書き方が悪かったのですが・・・
材料になってる牛乳でも毎日少量摂取は危険かが知りたいです。
飲む習慣、ヨーグルト、チーズを食べる習慣はないです。

神経質に・・・と言った部分を読ませていただくと心配しないで良いと解釈出来たのですが・・・

お礼日時:2011/12/20 11:37

実際に乳牛の県外移動は行われています。

ただ北海道まではわかりませんが・・どちらにしても牛乳は基準値を越えたら、混ぜて売っている現状であり、検査もされていません。

普通に手に入るメーカー製の牛乳は汚染されているのは確実ですが、牛乳のみで健康被害が確認できるほどの汚染では今のところないのではないでしょうか。

データもなく安全だとか危険だとか言ってもあまり意味がないので、今後の民間の調査結果などを注視してればとりあえず飲んでも大丈夫だと思います。

牛乳が特に注目されるのは、チェルノブイリでも甲状腺がんの主な原因となったからで、例えば「放射線リスク欧州委員会」が「牛乳は決して飲まないこと。」と日本にアドバイスしたことなどが要因でしょう。震災から時間がたって汚染度合いが分かれば、飲んでいいかどうか判断できるのですが、国やメーカーが数値公開に消極的で基準値以下とか安全などの抽象的な言葉しか聞こえてきません。福島の子供の給食でも汚染された牛乳が基準値を越えてるので、他県のものと混ぜて子供に飲ませています。

基準値って言ったって日本では300Bq/kgまで大丈夫とされていますが、アメリカでは0.1Bq/kgが基準であり、3000倍って・・大丈夫かよ・・という不安もあるんじゃないでしょうか。

とりあえずすべて自己責任となりますので、過度に心配する必要はありませんが、注意深く情報を集めていく必要があると思います。

下品な例えになりますが、僕は「この牛乳にはちょっとうんこが入ってます。でも病気になるほどではないです」と言われても、そもそもそんな牛乳いやですし、最低でもどのくらい入ってるのかわかるまではがぶがぶ飲む気にはなりません。子供に飲ませるならなおさらです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

一番聞きたかった事の書き方が悪かったのですが・・・
材料になってる牛乳でも毎日少量摂取は危険かが知りたいです。

飲む習慣、ヨーグルト、チーズを食べる習慣はないのですが・・・
いただいた回答ですとあまり心配しないで良いのでしょうか?

また混ぜると数値は下がる=安全になるんでしょうか?

お礼日時:2011/12/20 11:33

No.2です。

ルール違反なんですけど。また気分を害されたらごめんなさい。

 「○×○×クスのように全数検査」という情報がありましたが、「○×○×クス」のシステムは、精度の低い検査機器(数百Bq/kg程度の検出限界)で「全アイテム」をスクリーニング、高い数値の出たものは精度の高い検査にまわすって方法でしょ。全数検査じゃありません。そもそも「全数検査」って物理的にまず無理だし。要は今日本中で行われている方法としくみは一緒です。
 イ△ンや一部の生協もそうですけど、さも自分のところだけが先進的にやってますってパフォーマンスは誤解を生むだけだと思います。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

私も信用ならないと聞いた事があります。
パフォーマンス・・・
信じて良い事をしていただきたいですが、全部の検査は本当に物理的に無理ですよね><

お礼日時:2011/12/20 11:31

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