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 「親から受け継いだ体に自ら傷をつけてはいけない」と いう考えは儒教からですか?
 これはただの、一般論としていわれているだけですか?

 もし、この考えが儒教なら、どういう風に書かれている のか教えて下さい。また、それを証明できるような参考 文献を教えて下さい。

 お願いします。

A 回答 (2件)

儒教から来ていると思います。



儒教の経典『孝経』に「身体髪膚(しんたいはっぷ)之を父母に受く、あえて毀傷せざるは孝の始めなり」と書かれています。
「親から貰った身体に傷を付けない事が孝行の第一歩だ」という意味です。

参考URLでは『小学』からの出典になっていますが、これは『孝経』から抜粋したものです。

参考URL:http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116519
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この回答へのお礼

tsgoarさんのURL、大変助かりました。
ありがとうございました^^

お礼日時:2003/12/05 23:23

儒教の考え方にはこれを肯定するものがありますね。


儒教が、日本に入ってきたのは5世紀、古墳時代と言われていますが、
江戸時代には、
「親からもらった体の一部を夜切るのは親不孝の始まり」
と解釈されていたようです。
「夜爪を切ると、親の死に目に会えない」
と今でも言われるのは、どうやらここに原点があるようですね。

古来日本では、日本書記に
「謹んでおのれの爪を収めよ」
と書かれており、人間の体の一部である爪には、霊魂が宿っていると考えられていたようです。

キリスト教では、
「神様からいただいた体に、自ら傷をつけてはいけない」
という理念があり、「親」が「神」に変わりますが、
厳格な信者が、酒やたばこを嗜まないのも、信仰に由来するのでしょう。

これらの融合が日本人に一般的に浸透したものなのかもしれませんね。
ご年配の方々には違和感のない美徳も、若い人たちにとっては、もう時代遅れの教訓でしょうか。

若い人がピアスをつけるために耳タブや体の一部に穴をあけたり、黒い髪を茶髪にしたり、
女性が部分的に整形手術をしたりするのも、
もしかしたらこの理念に抵触するものなのかもしれませんね。
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