プロが教えるわが家の防犯対策術!

日帰り登山をメインに3年ほど登山をしておりますが、
そろそろ日帰り登山でいけるところも少なくなってきました。
山小屋での宿泊はどうしても他人が気になり個人的に好きになれないので、テント泊に挑戦しようと思います。
そこで、20代なのに日帰り往復6時間登山等になると膝が痛むことから(汗)
とにかく軽量でテント泊できないかと考えています。
色々調べた結果雑誌にもよくでてくるテントはMSRのハバハバHPを考えていますが、1~2人用でオススメの軽量のテントを教えてください。主に登山は北アルプス・南アルプスで夏~秋しかしません。
また、食事・水は山小屋等で調達し、就寝だけテントというスタイルを考えているのですが、
こういうスタイルで登山をするのは可能でしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

テント泊山行20年くらいやってます。



愛用のテントはモンベルのムーンライト一人用。他のテントを使ったことが無いのでオススメは何とも言えません(すいません)。経験から言わせてもらうと一人用は狭すぎて物を置くのも苦労するのでお勧めできません。登山の専門店で相談するのが最もあなたに合った道具を手に入れることができると思いますのでネットの情報では決めない方がいいかと思います。

それとスタイルについてですが、食料と水持たずにアルプスを歩くということですか?

だとしたら無謀ですね。

途中で道に迷ったり、天候の急変で不意のビバークになったりして救助されるのに何日もかかったりするかもしれないのに?それにアルプスだと水場まで数時間なんてザラですけど(北なら小屋にたどり着けばOKですが)。それに山小屋で夕御飯を食べようとするなら宿泊するのが前提です(昼ならラーメンとか食べれますが)、ディナープランのある下界のホテルと一緒に考えちゃいけません。

私は40代で両膝の半月板割ってて日常生活にも苦労してますがトレーニングとリハビリと装具でなんとかカバーしています。装備の軽量化も結構ですが、命に直結する装備まで削らないといけないような体の状態なら山には登らないことです。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
最低限の食料は持たないといけませんね。
一人用はそんなにせまいんですね~。

お礼日時:2012/01/23 20:07

○>山小屋での宿泊はどうしても他人が気になり個人的に好きになれない・・・


私も同じですね。子連れで登った幕営禁止の富士山だけは山小屋に泊まりましたが、1人のスペースに何人で寝かされるのかがわからず、また、時間の自由も利かないので、多少重くてもテントが楽ですね。

○MSRの1~2人用軽量テントであれば、ハバハバではなく、ハバでは。また、ハバHPはハバの軽量モデルですが、さらにカーボンリフレックスというのがさらに凄く軽いです。値段も凄いですけど。
このあたりを選んだ理由は何でしょう。
http://www.e-mot.co.jp/msr/tents_s.html#exp06

つまり、そもそもの使用条件の確認なのですが、夏~秋なのに、ハバではなくハバハバを例示している理由は何でしょう。ソロではなく2人で行くこともある、ということでしょうか?それとも身長が高くて普通のサイズでは、布に触れてしまうため、2人用がいい、とかでしょうか。(ハバは2.2mもあり、しかも立ち上げ角度が高いので、多分他の理由でしょうけれど。)荷物も軽量化して絞り込んでいるし、食事もほとんどつくらないのであれば、1人分のスペースで十分(しかもハバなら一般的には余裕)ではないかと思いますが、なぜ大きくて重い2人用のハバハバなのでしょう?
値段なども含めた使用条件を示したほうが、皆さん回答しやすいと思います。

○仮に少し広めであるのがよく、自立しないでもよいのであれば、外国メーカーヒルバーグのアクト(ソロ用としては広いテントです。)とかありますが、自立式の方が始めての人は楽だと思います。なので、普通にお勧めするのは、皆さん同じ山のドームテントの定番になるとは思いますが、
 ・アライテント エアライズ&トレックライズ
 ・モンベル ステラリッジ
 ・プロモンテ VLシリーズ
 ・エスパース
 ・ニッピン N-1000
 あたりでしょう。

○テント泊になれていない状態ではあまりお勧めしませんが、多少の結露上等!どうしても軽量化命とか設営撤収最速!いうスタンスでもあれば、
 ・モンベルX-TREK マイティドーム
等のシングルウオール(ものによってはダブルウオールより重いシングルウオールもあるので注意。)も選択肢に入ってきますが、居住性が著しく劣るので、初めてのテントとしては、あまりお勧めしません。
(まさか積雪期は関係ないとは思いますが、秋の北アルプス等で雪が降ってくるかもしれないが雨も降るかも、みたいな時には有力な選択肢となりえます。)

あと、山小屋で食事だけ提供されるかどうかは山小屋によりますので、(提供しない山小屋もある)事前の確認が必要です。また、翌日の行動食や朝ごはんも必要ですから、カロリーメイトやソイジョイなどを(売っていれば、ですが)山小屋で買っておくなどしておいた方がいいです。(持参してももちろんOK。でも寒い朝、小型バーナーひとつ持っていくと暖かい朝ごはんや紅茶にありつけるのは大きいんですけどねぇ。)なので、山小屋を選べば就寝だけテントというスタイル、可能だと思います。涸沢とかだと、テントレンタルまであったりしますしね。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
ハバHPの間違いでした!!すみません(汗)
デザインもすごくオシャレなのでMSRのハバHPが気になっちゃいました。
オススメの中で聞いたこともないメーカーも提示していただいていますので早速調べてみます!
ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/23 20:10

まずは避難小屋を使ってみての登山はいかがでしょう?


寝袋や着替え、プラティパス、コンロ、フリーズドライ食料など
最低限のものを揃えて、テント泊より軽い負担重量にて何回か経験してみると、
あるていど、テント泊でも必要な装備も分かってくると思います。


北アルプスは避難小屋少ないですが、
中央アルプスには利用しやすい避難小屋が多数ありますし、
南アルプスの有人小屋は9月早々に営業終了→避難小屋となるところが多いので
ちょくちょく使わせてもらってます。

泊まったことがあるのは、
北アルプス:
北ノ俣避難小屋(水場も水洗トイレもあって最高)
前常念避難小屋(5年前利用時は半分壊れかけ、今もあるのかな?)
餓鬼山避難小屋(鹿の鳴き声、熊の気配ムンムン)
南岳小屋(6月に冬季小屋利用)

中央アルプス:
檜尾岳避難小屋(利用者多し)
木曽殿山荘(冬季小屋・夏場は倉庫)

南アルプス:
光小屋(9月に冬季小屋利用、立て替えられたばかりですごくキレイ)
荒川小屋(10月に冬季小屋利用、水場あり、眼前に富士山が素晴らしい)
聖平小屋(10月に冬季小屋利用、水場あり、展望はなし)
三伏峠小屋(冬季小屋、水場ちょっと遠い)

などです。

ハイシーズンは避難小屋も(そしてテント場も)混むのですが、
平日や9月のシルバーウィーク以降は、避難小屋も訪れる人が減って、
静かな山が楽しめます。

特に10月の南アルプスは静か過ぎて、光岳へ行ったときは2日間一度も人に出会わないままで、
静高平への三吉ガレ最後の急登を登りきったところで熊と鉢合わせという思い出が。。。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
テント、山小屋以外にそんな選択があるんですね!
行きたい山に直結していれば最高ですね。
早速調べてみます。ありがとうございます。

お礼日時:2012/01/23 20:12

 登山歴30年くらいです。

と書いてもう5年ほどになるのですが。その30数年の登山歴の大半がテント泊です。

 まず、食事を山小屋で調達して就寝だけテント、というスタイルですが、可能ですが「可能な山小屋」が非常に限られているので、現実的にはこのスタイルで登れる山は数えるほどしかありません。なのでこのスタイルはお奨めはしません。一般的には夕食はなんとか可能でも朝食はまず不可能でしょう。
 また、夕食も宿泊者用の夕食と外来食を完全に切り離して扱えるほどの規模がある山小屋でないと、ただでさえ忙しい夕食時に外来者の夕食を出せるものではありません。
 昼食はたいていの小屋で対応可能です。

 それと、水を山小屋に依存するのはさらに難しいです。というより、特に稜線縦走では水を山小屋に頼ることにはなるのですが、補給した水を「ザックに入れて持ち歩く」のは大原則です。水を持たずに山小屋でのみ水分補給をする、というスタイルは、まあ山域によっては不可能ではありませんが、これも「それが可能な山域」が非常に限られます。
 ・・・で、食事を依存できる山域と水を依存できる山域は「別」なので、つまり両方を山小屋に依存できる山域はない(少なくとも私が知る限りは)、ということになります。

 食事を依存できる山域は、別回答にもありますが涸沢が誰しも思いつくところでしょう。涸沢~穂高で水を持ち歩かないのは自殺行為ですが、食事を3食山小屋に依存することは、まあ可能です。
 あと、立山の雷鳥沢キャンプ場でも、小屋がちょっと遠いし対応してくれる時間帯も少し不自由なのですが、まあ一応可能です。行動の自由度がかなり制約されるので、私は嫌ですけどね・・・
 南アルプスだとそんなスタイルで登れる山はないのでは?

 テントですが、ハバハバHPを選ぶ理由は私も気になります。
 一般的にお奨めするとなると、他回答にもありますが、

・アライテント エアライズ1
・プロモンテ VL14
・モンベル ステラリッジ1型

 あたりでしょうか。エスパースも良いですけど。
 ちなみに私はステラリッジ4型、ステラリッジ1型、ムーンライト1型の3張りのテントを持っていますが、ステラリッジは良いですよ。軽量性と耐候性共に不満はありません。

 ムーンライトは少し重く、絶対的な耐風性に若干劣るのが欠点ですが、それを補って余りあるほど「快適」なテントです。

 まあ、ハバHPは軽いですけど、ちょっと狭すぎですか。
 上に挙げた1人用テントは、幅が100cm、長さが200~210cm、高さが100cmあまり、といったところでしょう。このサイズがソロテントの標準と素直に考えた方が良いです。
 アライのトレックライズ0が幅80cmと狭いですが、ハバHPは70cmしかないので、これは確かに如何なる基準を持ってしても狭いです。

 だからといってハバハバHPは130cmもあるので1人用としてはちょっと広すぎです。130cm幅って2人用の標準サイズですから。
 1人用の標準的なサイズのテントから選んだ方が良いと思います。

 テントサイズは1人用が100cm幅、2人用で130cm幅、3人用が150cm幅、4人用で200cm幅というのが標準です。
 つまり、1人あたりの「幅」は1人用が最もぜいたくに取られているのです。3人用から上は1人あたり50cmしか設定されていませんけど、大学や社会人山岳会でも冬山などでちょっとハードな山行では、4人用テントに本当に4人寝ます。
 きちんと荷物の整理をすれば、1人用テントに1人で寝るのは空間を持て余すくらいゆったり快適です。

 なお、私もNo.2さんと同じ理由でシングルウォールテントはお奨めしません。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
私の希望のスタイルはあまり有効な山域が少ないのですか・・・。
テント非常に勉強になりました。
やはり国産テントのほうがいいんでしょうか?
デザインと雑誌の推しだけでハバHPに決めかけているのですが・・・勉強不足ですね。
候補に挙げていただいたテントを詳しく調べてみます!ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/23 20:17

食料・水を携行して、その分テントを省いて、寝袋&ビニールシートで済ませれば、荷物を軽くできると思います。

テントを張らないで寝るだけならどこでもOKなので、行動の自由度が広がって便利ですし。北アルプスとかには行ったことありませんが、石鎚山とかならそれで大丈夫でした。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
そんな荒業が可能なんですね!!
テントでいいのがなければそれもありですね。

お礼日時:2012/01/23 20:18

no2です。


○ハバハバではなくハバなんですね。このタイプは、他で上げた国産テントと異なり、クロスドームテントではありません。ポールのとりまわしが工夫してあり、テントの比較的端のほうでも高さが出るようになっていて、壁の立ち上がりの角度が急になっているので、室内が橋まで天井が高めとなります。入った感じでその分広く感じます。ただしno4さんご指摘のとおり、幅は狭いです。(長さは長めですが。)シングルウオールと異なり、前室もあるので荷物もおけますから、恰幅のよい人、ふくよかな人でなければ、夏なら一人でも快適と思います。国産テントは端っこに寝るとテントの天井が当たったりします。そんなに端にひっつくとシュラフがぬれるのでふつうはぎりぎりまで近づくことはしませんが、ハバの方が地上10cmでの面積減少率は低いです。ただし床の幅の小ささはいかんともしがたいところです。国産テントでも、高さは異なりますし、壁の立ち上がり状況は若干ちがいますから、現物を見ることができるのであれば、中に入って見ておいたほうがいいと思います。

○「食事・水は山小屋等で調達し」というのは、食事&水は携行しないでという意味だったんですか?翌日分も含めて調達するが携行はするもんだと思っていました。少なくとも非常食は持ちましょう。水も当然です。まぁ、上高地~涸沢なら、小梨平、明神、徳沢、横尾と給水ポイントはありますが、途中で道迷いなどの可能性も0ではないですし(限りなく0に近いでしょうけど)怪我したときの洗浄用にも必要ですから携行してください。

○北アルプスでno5さんのスタイルは、初心者には絶対薦められません。
 森林限界を超えている場所が大半で、雨が降れば横風がセットの場合があります。風ははらむは、風雨が吹き込むはでえらいことになります。排水溝を掘り、タープはめいいっぱい低めに張る等の工夫が必要となるほか、装備にはシュラフカバーかビビィサック併用とかでしのぐことになるでしょう。装備の防水も大変ですし。でも、そこまでするなら普通の軽量テントでも重量はそんなに変わらないのでは。顔面びしょぬれ、シュラフはびしょぬれでも平気で寝れます、翌日も晴れたらシュラフを一日干していてもokということはないでしょう。森林限界内でのロングトレイル等でウルトラライトなやり方をする人に見られる方法ですが、夏から秋の北アルプスではちょっと。天候に恵まれれば、たまたまうまくいくこともあるかもしれませんが、山の天気は気まぐれですから、初心者にはお勧めしかねます。
 森林限界を超えた雲取山で頂上の避難小屋の軒下に軽量タープ+防水シート+マット+シュラフカバーとシュラフという人、見かけましたがそれなりに経験を積んだ人でしたよ。
 
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
MSRハバのあの独特な形はそういう意味だったんですね!!
かっこいい&広いんですね!
大きなお店で中にはいってみないといけないですね。
食料は最低限携行するつもりでした。
しかし主になる夜ごはんだけは多く食べるので山小屋を利用しようと考えていました。

お礼日時:2012/01/24 21:52

 No.4のJagar39です。



 国産テントは世界的に見ても一流です。アライ、エスパース、モンベル、ダンロップ(プロモンテ)あたりはヒマラヤなどの高所登山でも使用率が高いです。そもそもクロスポールのドーム型テントってエスパースが世界で初めて製品化したと記憶しています。
 プロモンテはダンロップの別ブランドなのですが、ダンロップのテントは高校~大学山岳部では圧倒的なシェアを取っていました。今でもテン場でダンロップのVシリーズを見かけると、たいていは大学山岳部ですね。大学山岳部のOBが社会人になってからも学生時代に慣れ親しんだテントを使っている、というパターンもありますけど。

 MSRのテントは、元々はMOSSテントを買収したブランドです。このMOSSテントはバカ高いですが一部にほとんどカルト的な人気を誇っていたブランドです。まあムード的なものも多分にあったと思うのですが・・・
 まあ今のMSRはMOSSらしい雰囲気はずいぶん薄くなりましたけどね。

 テントのサイズですが、ソロで使うのでしたら1人用、幅100cmを基準にしてください。それで「狭い」というのは技術が不足していると言うことです。
 テント内での整理や生活の仕方というのは「技術」です。最近は未組織登山者の割合が増えているので生活技術をきちんと教えてもらうことも少なくなっているようなのですが、これ技術の良し悪しでテント泊山行の疲れ具合が違ってきます。当然それは「登山の安全」に直結します。

 まあ冬山や沢登りなどのバリエーションルートでは、夜中に飛び起きて脱出しなければならないことも多々あるので、テント内での生活技術はさらに安全、つまり状況によっては生き死にに直結します。
 夏山ではそれほどシビアではないので、私の山岳部時代も夏の一般ルートのテント場ではけっこうルーズなことをしていましたが、それでも夜中に天候が激変して激しく浸水したりすることはたまにあります。ルーズなことをしているとその時に濡らしてはならないものを濡らしてしまったり、急に脱出しなければならないときに必要な装備を素早く持ち出すことができなかったりします。
 馴れない内は100cm幅のテントでも狭く感じることもあるかもしれませんが、そこは技術書を読んで勉強したり工夫するなどして、100cm幅で快適に生活する技術を習得してください。

 ちなみに今月号の岳人で冬山の技術が特集されているのですが、その中で明治大学の山岳部はテント内で1人あたりのスペースが50cmに決まっている、と書かれていて少し笑ってしまいました。
 私の山岳部では別にそんな「ルール」はありませんでしたが、4人用のテント(幅200cm)に4人が寝れば、どのみち1人あたりのスペースは50cmしかありませんでしたけどね。
 ダンロップのテントはもう少し狭くて、4人用テントで180cmしかありませんでした。今でも同じですが。さすが大学山岳部御用達のブランドです。

 ま、4人用のテントで4人寝るのは、冬山では3人だと寒いからで、4人との時と3人の時では燃料計算が違いました。寒いのでどうしても燃料を少し多めに使ってしまうので。
 夏山だと4人用に4人は暑苦しいのでさすがにやりませんでしたが。

 テント以外にツェルト、シェルター、ビバークシートにくるまるだけ、と軽量化コンシャスな山行をするのであれば他にも方法はあります。
 ただ、日帰り山行の経験しかない人には、いきなりビバークはお勧めしません。北アの森林限界より上の標高で、風雨の夜にテントもなしでビバークする、というイメージができますか?初心者の方には「風雨の中でのテント泊」ですら大冒険だと思いますよ。ビバークはもはや生死がかかる修羅場になってしまいますよ。
 まあヤバくなれば小屋に逃げ込めばいい、のではありますが、北アのテント場の中には小屋まで15分もかかるテン場とか、テン場と小屋の間が吹きっ曝しで、ある程度以上の風が吹けば危険でとても行けないテン場とかもありますから、食事もそうなのですが最初から小屋に依存する計画はあまりお進めできませんね。小屋に依存するなら素直に小屋泊まりにした方が良いですね。

 現在のソロテントが総重量1.5kg、シュラフが軽量ダウンの3シーズン用で500g、マットがインフレーター式の軽量モデルで400g、バーナーとクッカーが、ボンベ1個を入れても500gといったところでしょう。
 ですから3kg増でテント装備が組めます。水は小屋泊まりでも当然持つので計算に入れませんが、食料を入れても4kg増まではいかずにテント泊ができますよ。まあ食料は贅沢をすればきりがないし、フリーズドライだけで済ませれば500gもあれば3日分くらいの食料が組めてしまうし、単純にどれだけ、という計算は難しいですが。

 レインウエアや防寒具に至るまで徹底的に装備を厳選して軽量化すれば、食料と水を入れて10kg以内、40Lザックでテント泊山行をすることは十分可能です。
 食料を小屋に依存するといった、計画の自由度を著しく妨げてしまう方向ではなく、軽量化を真剣に考えた方が良いのでは?と思いますよ。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
色々な数字が基準になってくるシビアな世界なんですね!
どんどん持ってるアイテムを軽量化すれば40Lでも可能なんですね!
とりあえず経験がものを言う世界ということがすごく身にしみました。
勉強してテント泊を楽しみたいと思います。

お礼日時:2012/01/24 21:55

テントの具体的な商品例は他回答の繰り返しになりますが


・プロモンテ VLシリーズ
・モンベル ステラリッジ
・アライテント エアライズ
・ヘリテイジ エスパース
・ニッピン メスナーN1000
から選べば間違いないでしょう。MOSS(MSR)テントやシングルウォールテントはこの辺を経験した上で趣味で(?)選ぶテントと言う感じです。

サイズは一人で使うなら一人用、二人なら二人用を使うのが基本です。
特別な装備(例えばカメラ)の無い一般登山で実用的に(物の置き場が無いとか)狭いと感じたら、それはやはり生活技術の不足です。
感覚的に狭い(ビジネスホテルなんて狭い!ベッドはキングサイズのスイートルームじゃないと!!みたいな人)と感じるなら二人用でも六人用でも担いでください。重量増=危険では有りますが私はアリだと思います。

又、個人的な経験ですが「もしかすると誰かと二人で使うかも」と言って二人用は買わない方が良いです。
今まで日帰りで一人であったなら、テント泊になったからと言って急に二人で行く事にはならないでしょう。逆に一緒に山に行くメンバーが居て今度テント泊をしようと言う話が有るならその人数用で買うべきですが。
私は一人で二人用を使ってますが正直無駄です。独身一人暮らしで3LDKに住む位無駄で、一人用にして軽くなった分酒を持って行った方が有意義と思っています(流石にオーバーか)。


ステップアップと言う事なら急にテント泊は無理では有りませんが心配事が多すぎるでしょう。
重量も増えますし、やるべき作業も増えます。小屋などを積極的に利用し一つづつ練習するのがオススメです。順番としては
(1)営業小屋泊食事つき
(2)営業小屋泊自炊
(3)避難小屋泊自炊
(4)テント泊
です。(1)は行動食だけ用意すれば日帰りとほぼ同じです。(2)で自炊を練習、(3)で寝具の準備、(4)で自立といった具合です。更にできれば(4)の前に下界のキャンプ場でテント泊の練習をし、(1)~(4)全て同じコースだと安心です。飽きてしまうかもしれませんが、毎回地図読みだったり植生観察といった課題を作ってみると良いです。
繰り返し登りホームグラウンドにすることで自分の中でベンチマークとしても後々便利です。
もし東京近郊の方でしたら雲取山が丁度良いですが、他地域でも良い山が有ると思いますので、もし良ければ探して試してみてください。


因みに雲取の頂上は森林限界では有りません。伐採(防火帯)や鹿の食害により植物が少ないですが登山で言う森林限界は一般に標高等に起因するもので雲取はそれには当たりません。
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この回答へのお礼

具体的なテントをレベルアップの方法を教えていただきありがとうございます。
みなさんがオススメのアライテントのエアライズを候補に考えてみようと思います。
それに慣れたらMSRという感じのほうがよさそうですね。
調べるとハバHPは収納が×とのことですので初心者らしくエアライズから始めます。
しかしお金がかかりますね・・・。怖いのは経験したことのない重量での登山になるので萎えないか心配です。。。

お礼日時:2012/01/24 22:00

no2です。

確かに、雲取山の山頂付近は正確には森林限界ではないですね。はい松もいないし。お詫びして訂正いたします。ただ樹木はないふきさらしの場所という意味で誤用してしまいました。ですので風の影響はもろにうける場所ではあります。避難小屋側は山頂東側で西風のときは山の陰にはなるし、避難小屋が風除けになるとはいえ、無風ってわけにはいかん場所よ、という例示だったのですが、正確ではない表記で失礼しました。
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 No.4,7のJagar39です。

まだ締め切られていないようなので追加補足を。

 各テントの特徴を知っている限り、また私自身の「好み」を交えて書きます。

・エアライズ1(アライ)

 モンベルやエスパースと異なる特徴として、出入り口がテントの短辺側に付いている、というのがあります。
 つまり、就寝時は出入り口が頭または足元にある、という形です。
 短辺、長辺、どちらでも良い、といえばそれまでです。いずれにしろ夏山では決定的な差は出ないので。
 それでも「差」はあるので、短辺側に出入り口が付いている、ということは、テントの壁の傾斜が緩い面に出入り口が付いていることになるので、雨の日の出入りには多少気を遣います。

 短辺側出入り口のメリットは、アライに言わせると風下に出入り口を向けて設営すると、風に対する投影面積を小さくできる、というのがあるのですが、逆にその時の地面の傾斜によっては「足元に出入り口」というケースも生じてしまいますね。これはちと不便です。

 短辺側出入り口は、冬山で岩稜や壁の中のようなネコの額ほどしかないスペースに設営するときに真価を発揮する形式で、夏山では正直デメリットの方が大きいと私は思います。

 それとエアライズシリーズの欠点として、出入り口に対して直角の面に吹き流しのベンチレーターが付けられているので、風通しが極端に悪い、というのがあります。悪い、というより皆無に近いです。
 まあ風通しの悪さはドーム型テント一般の弱点ではあるのですが、その中でもエアライズはダントツに悪いです。

 学生時代にエアライズは使用していましたが、部内では冬山専用という扱いでした。夏山に持っていくのはみんな嫌がってましたね。

 アライならトレックライズの方が一般的には使いやすいと思います。

・ステラリッジ1型(モンベル)

 私が所有しているテントです。
 このテントの美点は、フライシートの取り付けにゴムを使っていることです。
 どういうことかというと、フライシートは夜になったり雨が降ったりという気温や湿度の変化で伸び縮みします。すると、設営時には適切なテンションでフライを張っても、翌朝までにたいてい緩んでフライの内側がインナーテントに接触することになります。
 モンベルのテントはフライをゴムループで取り付けるので、フライ生地のテンションの変化をゴムが吸収するので、設営時のテンションを撤収時まで保つことができます。

 そうなると、豪雨の時の浸水の有無と程度にそれなりの差が出るのはもちろんなのですが(豪雨の際はインナーとフライの接触部位から継続的に浸水することが多々あります)、特に問題がない晴天時の幕営でも、他のテントは朝方はインナーテントが多少濡れていて(フライの内側が結露でびっしょり濡れるのは全てのテントで同条件ですが)、快適性が多少違います。
 また、晴天であっても朝方はインナーテントを短時間干して乾かしているパーティーはテント場で多く見かけるのですが、私はインナーテントを干す必要性を感じたことはありません。かなりの豪雨下の設営でも、これまでインナーテントが濡れたことはほとんどありません。

 ステラリッジの欠点は、他のテントと比較すると少しだけですが重いことでしょうか。
 それとポールスリーブの片方が袋状になるなどの細工はされていないので、設営の手間的にも少しだけ不利とされています。
 まあ私はそれも気にしていません。スリーブの片方が袋状になっていると、確かに反対側から押し込んだポールを"留めに行く"手間は省けるのですが、その替わり「ポールを押し込む側」が固定されてしまうので。
 豪雨や強風下で設営するときは、テントを広げて四隅を掴めば、そこからさくっとポールをつっこめる方が良いです。袋側の隅を掴んでしまうと、差し込める側を探さないといけませんから・・・

 というわけで私はステラリッジを気に入っています。

・VL14(プロモンテ)

 このテントは軽量なのは良いのですが、ダンロップ&プロモンテ全般に言えることですが、サイズが少し小さいです。
 VL14は幅が90cm、長さが205cmです。他は100×210cmというのが標準的なサイズですが。
 まあそのあたりはVシリーズほどではないにしろ、「山岳部仕様」ですね。

 このVLシリーズの特徴はスリーブ式ではなく吊り下げ式という点です。1人用と2人用は、少なくとも以前のモデルはスリーブ式だったのですが、現行モデルでは吊り下げ式になったのかな?現行モデルの現物は未見なのでこのあたりは判りませんが、1~2人用では吊り下げ式のメリットは薄いと思うのですが・・・

 それと、フライシートの張り綱を取るポイントが少なかったりと、ちょっと大らかな造りです。
 なので、豪雨の際の耐候性は他のテントと比較すると若干落ちると思います。

 ですが、それを補って余りある美点が。
 それは出入り口の構造なのですが、他のテントがU字状の1本ファスナーで開閉するのに対し、ダンロップ&プロモンテは直線の2本ファスナーで開閉します。
 ファスナー2つで開閉は面倒、と思いがちですが、実際に使うとこちらが圧倒的に使いやすいです。
 まずファスナーの位置が閉めているときは必ず同じ位置に来ます。他のはU字状のダブルファスナーなので、「どの位置でも閉めることができる」のですが、これだと却って開けるときに「ファスナーを探す」ことになります。
 VLのファスナー位置は占めているときは必ず同じ位置に来るので、鼻をつままれても判らないほどの暗闇の中でもまったく迷わずに開閉操作ができます。

 あと、ファスナーが直線なので負担が軽く、操作が軽いのと壊れにくいのが良いです。私のステラリッジでもファスナーが噛み込んで動かなくなったトラブルが数回ありますから。

 もうひとつ、テントの出入り口には防虫ネットが付いているのが一般的なのですが、VLのネットは出入り口パネルの外側にあるので、「全閉状態からネットを閉めたまま出入り口パネルだけを開ける」ことができます。
 他のはネットが内側なので、一度両方を開けてからネットだけを閉める、という操作が必要です。

 ネットが外側にあるのはアライのトレックライズもそうですね。

 なので、今私がステラリッジ以外のテントを購入するとすれば、VL14にします。

・エスパースソロ(ヘリテイジ)

 これも少し重い(ステラリッジと同等)ですが、ドーム型テントとしては風通しが良い構造です。ベンチレーターの設定がかなり絶妙なので。
 それとこのテントは色がグリーンなのですが、グリーンのテントって中にいて落ち着きます。VLで気に入らないのはフライが赤で、これは中にいるとけっこう疲れるんですよ。エアライズも赤だっけ。グリーンも指定できますけどね。
 ステラリッジの黄色は中が明るいのは良いのですが、グリーンのテントの方が私は好きですね。
 それと、エスパース全体に言えますが、フライの設定が良くて雨には強いです。面倒がらずにきちんと張らないと良さが活きない構造ではあるのですが。

 ここに挙げたテントは、いわゆるシンプルなクロスポールのドーム型テントです。
 ハバハバなどの変形テントと比較して有利なのは、形状が単純な四角形でポールの長さも同じなので、設営は簡単です。
 暴風雨の中ヘロヘロに疲れ果てて辿り着いたテント場で設営、なんて時には、この差は絶大なものになりますよ。
 変形テントの中にはポールの長さが異なっていたりするものも多々ありますが、そうなるとスリーブに入れることができるポールが決まっているわけですから、「とにかくどこかの隅を掴めばそこから2本あるどちらのポールを差し込んでもok」というクロスポール型とは設営の容易さが大きく違ってしまいます。

 また、変形テントは設計の意図どおりの風向きであれば強靱な耐風性を持つものの、違う方向からの風には耐風性が激減するものもあります。
 特に日本のメジャーな山ではテント場が決められていて、そのテント場も混んでいたりすると思い通りの設営ができないことが多々ありますから、シンプルなドーム型が安定して使いやすいのは確かです。
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この回答へのお礼

非常にわかりやすい解説ありがとうございました。
やはりMSRから入るより国産テントから入ったほうがよさそうですね。
気になるアライテントを候補に考えてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/26 21:33

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