
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
緑内障の者です。
緑内障は、眼圧(眼球内を満たしている房水の圧力)が高すぎることが原因で、視神経が圧迫されて壊死し、その結果として視野が欠損していく病気です。
「視神経乳頭陥凹」は誰にでもあるものなのですが、緑内障で視神経が死んでいくと陥凹が大きくなっていきます。そのため、陥凹が大きい場合は緑内障が疑われます。
ただし、陥凹の大きさには個人差がありますので、「陥凹が大きい=緑内障」というわけではありません。
また、視神経に影響が出る眼圧には個人差があります。正常値とされている低い眼圧でもその人にとっては眼圧が高すぎて視野が欠損していくという「正常眼圧緑内障」の人が結構多いということが最近の調査でわかってきています。そのため、眼圧が高い場合には緑内障が疑われますが、眼圧が低いからといって緑内障ではない安心することはできません。
質問者さんの状況としては、「正常眼圧緑内障で、視神経が死んだため陥凹が大きくなっている」のか「緑内障ではなく個人差として陥凹が大きいだけ」のどちらかだと思います。
緑内障でなかった場合には、陥凹が大きいこと自体は何の問題もありません。
緑内障であった場合には、緑内障としての治療を始める必要がありますが、コンタクトをしていたからといって緑内障になるということはありません。
どちらにせよコンタクトは無関係です。
緑内障で一度死んだ視神経は生き返らせることはできません。そういう点では、失明への一方通行な不治の病です。
ですが、適切な治療で視神経に影響が出ないレベルにまで眼圧を下げることで、発覚時の視野をその後もずっと維持できる場合が多いです。
ですので、緑内障は早期に発見できれば、一生つきあう必要はありますが怖い病気ではありません。
とにかく、ちゃんとした眼科で精密検査を受けてください。
この回答へのお礼
お礼日時:2012/01/26 16:18
丁寧な回答ありがとうございます。
少し安心しました。
どちらにしてもすぐ受診しないといけませんね、
どうもありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
コンタクト装用が原因で緑内障性視神経障害を生じるというデータはみたことありませんし、現在知られている病因論からも、考えにくいでしょう。
いま通常に眼科医の持つ知識で考えるのであれば、独立事象と考えるべきかと。
ただ、今後点眼治療や手術の可能性が、緑内障についておこり得ると考えるのであれば、コンタクトの装用続行はあまりすすめられません。
近視のひとは視神経が緑内障のようにみえることがそうでない人よりも多いので、なににしても、眼科受診してそこで相談することです。
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