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過分なX線検査をされた食品には、どんな影響があるのでしょうか

海外旅行からの帰国時、税関で初めてひっかかり、お土産の食品だけを再度X線検査されました。
職員がどこかへ持っていっての検査だったのですが、
袋などからも出して直接、X線を当てられたようです。

海外旅行の際の荷物はすべてX線検査されるとわかっていましたが、
食品に直接当てた、というのはとても抵抗感がありました。
気になってインターネットで調べてみると、
食品工場などで異物混入チェックのため普通にX線検査はされているし、
国内で配送の際も運送会社はX線検査を行うようで、
一般的なようですが、
しかし人間の場合はレントゲンやCTスキャンといったX線検査をやりすぎるなという調査結果があったり、
手荷物検査X線でも中国の地下鉄では問題があっていたりして、
結局のところ、X線検査が食品に影響あるのかないのか、よくわかりませんでした。

放射線が遺伝子を傷つけ病気になる、だから放射線を人体に過剰に当てたり・それを出す放射性物質を体内に入れてはいけない、というのはわかります。
なので放射線を出している食品を食べないよう規制するのもわかります
(セシウムなどは、食品に含まれる放射性物質のことですよね)。
ただ、放射線を当てられた食品について、影響があるのかないのか
いまいちわかりません。


別のサイトでのベストアンサーの回答を参考にすると
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
「手荷物検査の食品に放射性物質による汚染などはおきません」と言い切られていて
安心感がありましたが、
つまり、

「食品においては放射性物質を含まなければOK、放射線の当てるのは問題ない
(放射線って残らないのでしょうか?)」
「人においては放射性物質も放射線も極力ダメ」
ということでしょうか・・・?

物理は全く門外漢で、X線検査をされた食品にはどんな影響があるか、
詳しい方、アドバイスをお願いします。

どのカテゴリーが適当かわかりませんでしたので、「放射線」での回答数が多いこちらにしました。
他のカテゴリーでしたらご指摘下さい。

A 回答 (5件)

大麻や覚せい剤、武器などを調べるためです



全く影響はありません。


影響の出るような物は持ち込めないですし
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この回答へのお礼

うーん、目的はもちろんわかっているのですが
影響がない根拠の部分を科学的に知りたかったので

お礼日時:2012/02/01 23:51

>「食品においては放射性物質を含まなければOK、放射線の当てるのは問題ない



はい。問題ありません。強い放射線を当てても「組織が壊れるだけ」です。

植物だろうが動物だろうが「食品」になった段階で「生命活動が停止」つまり「死んで」います。

死んでる死体や残骸の組織を壊しても「多少、風味が落ちて、美味しくなくなるだけ」です。

>(放射線って残らないのでしょうか?)」

残りません。

放射線は「光や電波と一緒、電子レンジが出してる電磁波と一緒」ですから。

貴方が使った携帯から出た電波が、貴方の身体に当たっても、身体の中に残ったりはしませんよね。

もし残ってしまうなら、今頃、貴方の身体は「電波だらけ」になって破裂しちゃいます。

原理は「電子レンジとまったく同じ(電磁波の波長が違うだけ)」なのですから、食品にX線を当てるのが問題になるなら、食品を電子レンジで温めるのも問題だ、って事になっちゃいます。

電子レンジが実用化されて50年近くになりますが「電子レンジで加熱した食品は危険」って話は聞いた事がありません。

>「人においては放射性物質も放射線も極力ダメ」
>ということでしょうか・・・?

そうです。「放射線が当たったモノが生きてるとヤバい」のです。だって、放射線が組織を破壊しちゃいますから。

なので、生きた猫を電子レンジに入れちゃいけません。
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この回答へのお礼

放射線が当たったモノが生きてるとヤバい、のですね。

放射線が当たって壊れた細胞を食べても大丈夫かな、と心配にも思ったのですが、
大丈夫なようで安心しました!
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/01 23:47

X線は波長が短く透過性が強いだけの単なる光です。


光を照射したものに光が残存するなんて普通ありませんよね。
X線もしょせん光にすぎませんので物体内に残留して悪さをするなんてありません。照射されたものがX線を出すようなこともありません。ご安心ください。

一部の分子の結合が切れたりすることもありますがたいして気にしなくて大丈夫です。
そんなの紫外線の照射でも起こりうる普通のことですから。
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この回答へのお礼

X線は光で物体内に残留して悪さをするなんてない、
照射されたものがX線を出すようなこともない、
一部の分子の結合が切れたりすることもありますがたいして気にしなくて大丈夫、
そんなの紫外線の照射でも起こりうる普通のこと!!

とても安心できました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/01 23:49

日本では北海道の士幌というところでだけ、芽止めのためにジャガイモに放射線(γ線)照射が行われています。


ジャガイモは低温でも発芽しますし、その芽にはソラニンという毒素が含まれるため、長期保存のために芽止めとして行われます。

また、海外でも様々な食品へのγ線照射は行われておりますが、基本的には日本には輸入されていません。(法律上、日本への輸入は出来ません)
ただ、γ線照射された香辛料の輸入については検討がなされているところです。

放射線を当てられたものからも放射線が出るようになる(放射化といわれる現象)と思ってらっしゃる方がいらっしゃいますが、基本的に放射化を起こすには大きなエネルギーを持った粒子が原子核にぶつかる必要があり、放射性物質から出るα線、β線、γ線では物質を放射化するにはエネルギーが圧倒的に足りません。
ちなみに、手荷物検査のX線は弱いγ線と同じ性質の放射線とご理解ください。
ですので、手荷物検査のX線では放射化はご心配なさらないで全く問題ありません。


>「食品においては放射性物質を含まなければOK、放射線の当てるのは問題ない(放射線って残らないのでしょうか?)」

放射化については先に述べさせてもらいました。
また、照射については国際的には多くの国が問題ないという立場をとっています。
随分昔にジャガイモへのγ線照射で「ラジオトキシン」という染色体異常を引き起こす物質が見つかったとソ連の学者が発表した論文があったと記憶しています。
ただ、その後に同じソ連の研究者達も含め、世界各国で繰り返し追試が行われましたが、すべて毒物や変異原性物質の生成は認められないという結果でした。
こういった研究は様々な食品について行われましたが、この件意外では人体影響があるような物質が生成された記録・論文というものはありません。
ご安心いただければと思います。


>「人においては放射性物質も放射線も極力ダメ」

自然放射線の存在については省きますが、少ない放射線は毎日質問者さんも浴びていますよ。
まあ、レントゲン撮影まで否定されると、医師の方が困るでしょうけど、X線撮影やアイソトープ治療などの医療行為では、得られる利益とリスクを天秤にかけて、リスクを上回る利益があるのであればそれが施されます。
もちろん、毒物などと同じように、人それぞれに放射線に対する耐性というものもあるでしょうし、過去に得られたデータから、人間の放射線から受ける影響も少しはわかっていますので、そういったものがその上限の参考にはなると思います。(もちろんイッパイギリギリではなく、かなりの余裕を設定されています)

ただ、福島原発のような場合、普段受けている自然放射線量以上のものを受けることになります。
研究などでは実は100mSv以下は極低線量の研究になり、その影響については他の因子に埋まってしまうことが多いため、あまりはっきりしたことが言われていません。

このあたりのことについては、各人で意見が分かれる所です。
色んなデータを元に、質問者様本人で判断されるてはと思います。

2番目のご質問については回答できかねましたが、その他の部分、参考となりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

海外では様々な食品へのγ線照射が行われている、のですか
知りませんでした。
放射線で植物の成長をとめる、というのは、感覚としては怖いですね

私の今回のものは調理済みの食品だったので、そういう面では
たぶん影響ないかなとおもいました。
でも生のもの(検疫的な面で海外からの持ち込みは難しそうですが)は
気にしたほうがいいのかな?
どちらにしても影響ない程度でしょうし、
食べる目的するならさらに気にすることではないでしょうけれど。

放射化という現象、知らなかったのですがこちらも怖いですね。
手荷物検査のX線では放射化は心配せず全く問題ない、とのこと、
安心しました。

X線撮影やアイソトープ治療などの医療行為では、得られる利益とリスクを天秤にかけているのですね。
アメリカ人などがレントゲンを拒否するのは有名みたいですが、
お国柄もですが、原発事故の影響への考え方も含め、
個人の価値観で自分のことを決められたらなと横道ですが思いました。

一つ一つ丁寧に質問を追っていただきとても参考になりました。
回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2012/02/02 00:03

結論から言えば、問題なしです。



>「食品においては放射性物質を含まなければOK、放射線を当てるのは問題ない

そのとおりです。


人間にとってX線などが有害なのは、X線が当たった細胞の遺伝子が傷つけられるからですが、検査で使われたX線は検査対象物内に残ることはありませんから、検査後には、食べようと身に付けようと、私たちがX線に曝されることはありません。
X線は電波(広くは光)の仲間であって、物質ではありません。物体に光を当てても、その光が物体に残るなどということがないことはご存知でしょう。
X線を受けた食品の細胞(のDNA)が傷害されることはあるでしょうが、それを食物として取り込んでも、これら高分子は、もっと小さい化学物質になるまで消化されてから吸収されますので、その点でも心配は要りません。食品の遺伝子がそのまま人間の遺伝子になるわけではないのです。

なお、「放射性物質」は、検査対象物に付着して残ることがありますから、放射性物質に曝された物は取り合いに注意しなければなりません。放射性物質は、原子のレベルで放射線を出すものですから、消化しても熱を加えても、放射線を出す性質は変わりません。放射性物質は取り除かない限り、無くならないのです。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすく結論をずばっと書いていただき、安心しました。

X線を受けた食品の細胞(のDNA)が傷害されることはあるでしょうが、それを食物として取り込んでも、
これら高分子は、もっと小さい化学物質になるまで消化されてから吸収されるので、
その点でも心配は要らないとのこと、
なるほど、と思いました。
万一のことがあっても、遺伝子組み換え食品よりも、いろいろと危惧される度合いが低そうですね。
専門家の方からは「そんなX線で組み換えできたら苦労しないorひとまとめにするな」と怒られそうですが。
そもそも私の場合の食品は成長が止まっているので、影響の考え方が違いますね、失礼しました。

放射性物質は「曝される」というのですね、勉強になりました。
放射性物質に曝されたものを食べると人の体がずっと放射線を当てられることになり問題、なのですよね。
よくわかりました。

大変安心できました。
とても楽しみにしていたお土産だったので、悪影響があったら食べられない、と
ずっとかなり落ち込んでおりました。
早くこちらで相談させていただいていたらよかった・・・
ようやくほっとしました。

回答いただきありがとうございました!

お礼日時:2012/02/02 00:14

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