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中古マンションを購入し、壁・天井を漆喰で塗りました。
伝統的な(化学糊の多い漆喰まがいの商品ではなく)粉末状のもの80kgを水で練って使いました。2、3ミリと薄塗ですが、表面積としては広いです。

ご存じのように、漆喰は、吸放湿性能があることが盛んに喧伝されています。
でも、見た目(質感)の点では大満足ですが、吸放湿の性能については、ほんとうに効果があるのかな?と疑問に思い始めています。それがちょっとした悩みです。

部屋に湿度計もあり、まあ安定してるかな(いまの時期で、湿度40-60度くらい?)、とも思いますが、比較の対象がない。窓はふつうに結露します。日中に気温が上がると解消されますが、一夜明け(夜中は暖房を切ります)ると、わりとびしょびしょです。換気はそれなりの頻度です(タバコを吸うときに換気扇を回します)。

ひょっとしたら、コンクリ打ちっぱなしとか、壁紙を貼っただけの場合と比べて、吸放湿性能は変わらないのかな?という気もしてきます。

理屈のうえでは、水で練った漆喰が乾燥して固化して、水の抜けた跡は多孔質となって水分を吸放湿するのでしょう。でも、コンクリだって、水をかければ驚くほど大量に吸ってしまうし(吸水と吸湿は違うのでしょうか…?)、壁紙だって意外と大量の水分を貯め込めるでしょう。

「漆喰塗りは、コンクリ打ち放しや壁紙との比較において、吸放湿性能が、体感できるほど優れているのか?」

図書館にあるかぎり、漆喰についての本は読んだつもりですが、この点についてはっきりしたデータは挙げられていなかったと思います。

何かご存じの方がおられましたら、ご教示いただけますと幸いです。

A 回答 (5件)

外気が冷えている時に、暖房していて窓が結露しない湿度というのは、かなり不快なまでの低湿度になります。


外気を十分取り入れ、エアコンなどの電気暖房やFF式ガス暖房の使用で、一切の加湿や煮炊きをしなければ結露しないかもしれませんが。内外気の温度差にもよりますが、例えば湿度30%以下であるとか。
漆喰にそこまでの低湿度でなお吸湿を求めること自体「吸放湿性」という言葉と矛盾していませんか。

コンクリートと漆喰の比較ですが、水との可逆的な化学反応が無いとして、コンクリートには体積中の大部分が砕石や砂などの骨材が占め、残りのわずかな部分がセメントと水と2酸化炭素の反応物と空隙になり、漆喰の場合は消石灰と2酸化炭素の反応物と水の蒸発した空隙が体積のほぼ全てです。吸湿可能な空隙の量が違います。
木造在来工法の土塗り壁の場合と比較にならない、2~3mmの厚さの漆喰で効果がどれほどか判りませんが。

コンクリートの場合、打設時の水は蒸発するのではなく、かなりの部分がセメントと反応します。
「コンクリートの水中養生」という言葉をご存知でしょうか、水は乾くのではなくセメントと反応するのです。
しっかり養生されたコンクリートでは、水の蒸発による収縮も少なく、水が蒸発した空隙も漆喰ほどは無いでしょう。
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この回答へのお礼

ふーむ…確かに、湿度の低い冬に、調湿性をうんぬんするのはあまり意味がないかもしれませんね。漆喰がどんどん水蒸気を吸っているから日中の暖房(ガス暖房)でも結露せず、夜にそれを吐き出している、という可能性すら脳裏をよぎります。
コンクリにかんしても、たしかにそうですね。水が抜けるのではなく、水を抱え込んで固化するのでした。ということは、コンクリにかんしては、吸放湿性は無視できる程度ということでしょうか? コンクリ打ちっ放しのマンションがあったとしたら、壁や天井に、直接水滴が浮かぶのでしょうか?
どうも、漆喰にそもそも調湿性能があるのかどうか、というところに疑問を持ってしまったのです。
的確なご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/11 18:06

話が、漆喰からコンクリの化学反応に飛んでしまったように見えるけど。




さて、窓の結露にいたっては、
断熱の問題だから、漆喰の吸湿性の能力を超えている。
冷えることで、保有水蒸気量が減るから飽和して冷たい壁や窓に水滴となって現れる。
極当たり前のことだけど。
ペアガラス使ってる?
サッシは全部アルミむき出しじゃない?
寒い地方では樹脂でアルミ覆ってるけど。

珪藻土や漆喰は確かに吸水・吸湿の能力はあるけど
寒い冬はもともと空気中の水蒸気量が少ないから
結露しやすいのは仕方ない。

都心に住んでいるのかわからないけど、
結露を漆喰で何とかしようとすること自体ナンセンス。

サッシを替えるとか
壁に一枚断熱ボードを加えるとか
断熱を何とかしたほうが良いけど
マンションなら
やれる施工には限界があるだろうね。
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この回答へのお礼

窓の結露を防ぎたいわけではないのです。古いアルミサッシ、一枚ガラスなので、漆喰に魔法のような効果があるとは思っていません(いや、少しだけ期待はしたけど)。私が疑問に思ったのは、漆喰に本当に調湿能力があるのか、壁紙やコンクリ打ちっ放しと比べて、体感できるほどの差なのか、という点です。ちょっと質問の焦点が絞り切れていなかったようで、申し訳ないです。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/14 19:50

単純に厚さが不足しているんじゃないでしょうか。


土壁の仕上げなら少々薄くてもいいと思いますが、
モルタルの上なら10ミリ以上あれば、単独で調湿できるのではないかと思います。
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この回答へのお礼

そうですね、単純に考えても、もし漆喰という素材そのものに調湿性があるなら、厚みにある程度比例しますよね。でも、漆喰そのものの調湿性能に疑問を抱いてしまったのです…
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/11 17:58

>「漆喰塗りは、コンクリ打ち放しや壁紙との比較において、吸放湿性能が、体感できるほど優れているのか?」


→実際、体感できないのですから、そこまでは優れていないのでしょう。
 窓がびしょびしょに結露するのは漆喰の吸湿性能を無視できるほど、
 断熱が悪いためでしょう。
 私の家にも漆喰を塗った部屋があります。
 木造なので、条件が違うのでしょうが、結露はしません。
 壁紙の部屋もあって、やはり結露しません。
 吸湿に関して、漆喰と壁紙の差は感じられませんね。
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この回答へのお礼

そうです、窓・アルミサッシは古いタイプで、断熱はゼロです。冷たいガラス・アルミに空気が触れれば結露するのは当たり前なので、そこはまあ諦めているのですが…
漆喰のことは調べ尽くして決行したつもりなのに、ちょっと悔しい。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/11 17:38

素人意見ですが、漆は柱などに装飾として


また大事な柱の保護として塗り
壁などはより水分調整力が高い土壁を使用した方が結露などは防げるのではないでしょうか

日本の家屋は昔から湿気と戦っていて、
土壁や障子など、室内を快適に過ごす工夫がされていると思うので
昔ながらの方法を適所に使っていくといいのではないかと思います

漆の場合はこれらと違い、汁もの食器にも使われるほど水分を遮断できるので
コンクリや壁紙よりは水分に対して柔軟ではなさそうですよね
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この回答へのお礼

あ、いえ、漆(うるし)ではなくて漆喰(しっくい)です…。柱に漆を塗ることもあるんですね、知りませんでした。
土壁はたしかに、調湿能力がありそうです。見た目から言っても、土は、濡れればぐっしょり、乾けばカサカサになるますものね。
昔は、漆喰は土壁のうえに仕上げとして塗るものだったので、「土壁には調湿能力がある→漆喰には調湿能力がある→コンクリや新建材でも、漆喰を塗れば調湿能力!」と、意図的に誤解を広めている気がします。漆喰自体は、見た目だけ言っても、優れた素材だとは思うのですが。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/11 13:56

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