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最近は、瓦屋根の施工は「ガイドライン」に沿って行うことが多いようです。
http://www.yane.or.jp/kawara/jfs2023/jfs2023.pdf

上記ガイドラインの5ページに棟の断面図があります。この断面図で「葺き土」と書いてあるところ(影の付いたところ)には、現在は普通は葺き土ではなく南蛮漆喰を入れるようなので、葺き土のところには葺き土ではなく南蛮漆喰があるとして考えてください。
https://kamisei.co.jp/news/718

図では熨し瓦が、南蛮漆喰から大きくはみ出ており、南蛮漆喰の中に半分くらいしか埋もれていません。これでも棟が崩れることはないと思いますが、棟の安定性から見ると熨し瓦全体が南蛮漆喰の中にすっぽりと埋もれるようにした方がずっといいと思います。つまり、熨し瓦の左端から右端まで、熨し瓦の隙間には全部南蛮漆喰を詰めた方がいいと思います。つまり、南蛮漆喰の左右幅をこの図の2倍くらいに厚くした方がいいと思います。

その上で、雨が直接当たるところだけには耐久性のあるセメント系の漆喰を南蛮漆喰の表面に塗って南蛮漆喰を保護したらいいと思います。

なぜ、ガイドラインは熨し瓦が南蛮漆喰から大きくはみ出るように(つまり、南蛮漆喰をこの図のように幅薄く)施工するようにしているのでしょうか。このように施工すると何かいいことがあるのでしょうか。

A 回答 (2件)

>(1)、(2)



後者2ですね。
南蛮も繊維が入って見えますが、固化状態で毛細管現象を起こす性質は無いでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2023/06/27 17:30

>棟の安定性から見ると熨し瓦全体が南蛮漆喰の中に


>すっぽりと埋もれるようにした方がずっといいと

やりたければやればいいんじゃない?
このとおりでなければならないと言ってるわけじゃない。
より安定するならそれで構わない。
材料の使用量も施工手間も兼ねて出来てる必要条件を満たしていれば良いというのが「施工ガイドライン」ね。

ただ、熨斗の外端は下の熨斗に乗るのよね。南蛮も接着性能がある。
これで安定になんら問題は起きない。
あなたの理屈だと椅子は4本足ではなく4面板にして安定させろと言ってるのと変わらない。

だから熨斗瓦の外端、すぐ後ろに詰め物が有るか無いかなんて得に関係ないし、小雨の流れについては、瓦同士の隙間だけでも雨が差し込むのに、わざわざ下端から毛細管現象で南蛮に引き込むのはスマートではない。

そして実際に詰めてみればいいよ。
南蛮も土も漆喰もペチャンコにはならないのよ。材料の粒度で厚みがあるから。

今回の件は個人的には却下ですが、あなたの考えで「よりよい方法であり、且つ発注者が予算増を容認する」のであればいくらでもやってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>ただ、熨斗の外端は下の熨斗に乗るのよね。南蛮も接着性能がある。
>小雨の流れについては、瓦同士の隙間だけでも雨が差し込む
>南蛮も土も漆喰もペチャンコにはならないのよ。材料の粒度で厚みがあるから。

そうですよね。よく分かります。

>下端から毛細管現象で南蛮に引き込む

すみません。ド素人なのでお教えください。
これは、次の(1)、(2)のどちらの意味でしょうか。
(1)南蛮漆喰自体が毛細管現象で水を引き込む性質を持っているので「毛細管現象で南蛮に引き込む」
(2)南蛮漆喰と熨し瓦との接着面が僅かに開くとその開いた隙間に毛細管現象で水が入ってくる

お礼日時:2023/06/27 16:13

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