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家で捨て猫を何匹か飼っていました。

一匹の黒猫は、既に猫エイズで動けなかったので死を看取りました。

他の大変に頭の良かった三毛猫は、いつからか、高齢になっていたのに帰ってきませんでした。可愛いかったので、また、大変になついていたので突然帰ってこなくてショックでした。

彼女たちは本当に、意図的に姿を消したのでしょうか?

A 回答 (5件)

体力を回復させるために動けるうちに静かな場所で仮死状態に近い状態で休んでいるうちに本当に亡くなってしまうというのが、現在ほとんどの飼育書に書かれていることです。



猫を含む動物は死という概念が無いので、姿を消すのはちょっと休みに行くという感覚なのでしょうね。
弱った姿は見せられないと思っています。

最近の猫は飼い主と信頼関係が築けている場合、飼い主に甘えて飼い主の下で具合が悪いのを治そうとします。
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イヌ・オオカミなどは社会性の動物ですから、怪我や病気になった個体も


必死で群れについて行こうとしますし、群れの方も多少の「扶助行動」を
とることが多いですね。
チンパンジーのような「分配行動」=自分のエサを他者に与える=はとり
ませんが、大型の獲物を得た場合、弱者がある程度の割り込みを許され
たりしますね。(通常これは、幼獣にのみ大目にみてもらえる)
群れの移動速度も弱者に合わせることがあります。

ところがネコは「食肉目」に属する多くの動物がそうであるように、単独性
なので、弱った個体はNo.2marutarouさんが言われるように、他の個体から
威嚇されやすいですね。(多頭飼いは、そうしたケースが多い)。
これは、どのネコも自分の縄張りをなるべく広くしたがるからです。ただし
実際に噛んだりはせず、追い払うことがほとんどでしょう。
ネコは、特に感染症が多いので、弱った個体との接触を避けようとする習性
があり、これは「適応進化」のひとつとも考えられます。

一方で、姿をくらますのは、他者を避けるためでなく、痛みや不快感がある
と、とりあえず『その場から去る』という、およそ全ての動物に共通した「危機
回避行動」であるともいえます。
痛みが増すとその場を離れ、治まれば安心してその場にいて、再び苦痛を感じ
ると、またその場を離れる~といったことを繰り返す傾向も多いですね。。

いずれにせよ、姿をくらますのは「認知症」による無意味な徘徊(イヌよりは
ずっと少ない)を除けば、「死に場所を探す」のではなく「生きるため」であ
ると理解すべきでしょう。

ただし、弱った飼いネコが野外で放浪すれば、ほぼ確実に衰弱死に至ります。
健康なネコほど、自動車事故の犠牲になりやすく、弱ったネコは人気のない倉
庫や廃墟、神社の床下などや、自宅の床下でミイラになっていたりもします。
(たいがいは、飢えと脱水症状なので、内蔵の腐敗が全身に及ぶより先に乾燥
しやすい・・)
---------------------------
ついでながら、
ニワトリも、つつきあいで順位を決める習性があるので、やはり弱った個体
は、次々と攻撃されてますます弱っていきます。
うちの施設のクジャク=ニワトリと同じキジの仲間=もそうでしたし、ダチョウ
にもそうしたことがよく見られます。
産卵で体力をなくしたメスを追い払って、その卵を自分のものにする「誘拐行動」
も取ります。。(#^.^#)
カモ類はもっとえげつなくて、自分のヒナのうち最も育ちの悪そうなものをつつき
殺したりもします。

ちなみに、ゾウの墓場。。これはただの伝説です。。

(元 飼育屋)
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この回答へのお礼

象の墓場は伝説だったのですね。大変に勉強になりました。詳しいお返事をありがとうございます!

さて、居なくなった子はミイラになることも多いのですね。。

そのような遺体発見したとかいう話は耳にしたことがありませんが、飼ってた可愛い子がどこかでミイラになって、カラスに引っ張りだされて人目(猫目)に晒されたり、誰かにゴミ袋に入れられるのを考えるとやるせないです。せめて、自然に還ってほしいものです。

お礼日時:2012/02/12 11:17

ネコは昔から人間に飼われてるペットですが、


犬と違って「野生」なんだそうです。

カラスも雀もあんなにたくさんいるのに
事故以外の死体がみつからないのは
野生動物は弱ってしまうと、他の何かに食べられるのが
常識なので身を隠すみたいですね。

だから人間も「猫」ではないので
野生の彼らからしてみれば外敵になるのです。

身を隠すのは安心して死ねる場所を探す
野生行動らしいですよ。
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この回答へのお礼

またまた大変に勉強になるお返事をありがとうございます。
なるほどですね。確かに、雀やカラスの事故以外の死体を見たことはないです。

今すごい勢いで疑問なのですが、姿をくらまし、安全に死を迎えることのできた彼らの死体は、何処へいくのでしょう?
敵の見つからない場所なら、尚更、他の動物の餌として発見されにくいはずでは?

お礼日時:2012/02/11 23:30

前に(たしか)新聞の子供Q&Aみたいなコーナーに載っていました。



猫は亡くなる前に意図的に姿を消すらしいですね。

というのは、猫は本能的に縄張りを争って生きる動物なので、亡くなる前の
弱っている姿を他の猫に見られると、攻撃されるという防衛心が本能的にプロ
グラムされているから、亡くなる前、飼い主に死を見せないというよりは、猫を
含む他の動物から姿を隠して独り安らかに死んでいくということが真相らしいです。
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この回答へのお礼

そうですか!そんな学説もあったのですね。勉強になりました。ありがとうございます!

そういえば、消えた2匹は、猫のなかでも、運動神経、頭の良さ、野性味、などすべてにおいて能力がずば抜けていました。

家で看取った猫は、前述の動けなかった子を除き、うちにくる前、大事に室内だけで育てられてきたお嬢ちゃんおぼっちゃんです。


居なくなった猫たちは、そっとどこかに隠れて餓死したり衰弱死するのでしょうか?
そういった猫の死体の話を聞いたことありません。象の墓場ならあります。

お礼日時:2012/02/11 23:20

猫に限らず犬にも死に顔を見せないという話は聞いた事はあります。

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この回答へのお礼

それは初耳です。うちの犬はもちろん自宅と庭と外で目を離さなかったのもありますが、老衰でしたが、どこかへ行こうとするそぶりはありませんでした。
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2012/02/11 23:10

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