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お伺いします。

通貨選択型の投信ですが、よくあるのは、米ドル建てでレアルなどに投資し、最終的にレアル-円の為替レートで円に戻すというものです。

当初、なぜ為替ヘッジプレミアムで儲かるのか理屈が分りませんでした。(現在のレートとフォワードレートの差で儲かるという説明は分ります。)

なぜ分らなかったかというと、米ドル→レアルでは為替ヘッジが出ますが、レアルを米ドルに戻すと為替ヘッジコストが発生し、両者は同額で相殺されてプラマイ0です。

しかし、通貨選択型では、円→ドル→レアル→(手放すときなど最終的には円に戻す)、という一方的な流れでレアルをドルに戻しません。ですから金利の高低が逆転しなければ、利益は出続けます。

この先が疑問なんです。円→ドル→レアル、という一方的な流れですとパチンコと同じです。このような投信を500万円買ったとします。500万円をこの流れで使い切ってしまうとどうなるのでしょうか?お金はすこしずつ流すのでしょうか?まさか一気に500万円をドル→レアルにするということもないと思います。

投信を持っている期間中にも何度も円に戻し、還流しているのでしょうか?
このあたりが疑問です。

よろしくご教示お願いします。

A 回答 (1件)

通貨選択型投信の例として次を挙げます。


(1)米国事業債ファンドを買います。
(2)ドル売り/レアル買いを行います。(これは、ドルを借りて、レアル預金をすることと同じです。)通貨選択型投信では、これを為替ヘッジと呼んでますが、意味がよくわからないと言う意味で不適当な呼び方だと思います。
上記は、それぞれ独立しています。連動していません。

(2)により、ドルを借りているので借り入れ金利を支払います。一方、レアル預金の金利を得ます。両者の差がスワップ金利=ヘッジレミアムになります。
注 裏では、そういうオペレーションがなされていますが、投資家としては、フォワードコントラクトを利用します。ヘッジプレミアムは現在のレート(スポットレート)とフォワードレートの差という形になります。
(わかりにくいかもしれません。申し訳ありません。この辺は極めて説明が難しいのです。別の説明方法もあります。)

さて、質問に行きます。
>・・・レアルを米ドルに戻すと為替ヘッジコストが発生し、・・・
(A)上記したように、レアルを米ドルに戻しません。投信を解約するときは、レアル預金をその時の為替レートで円転します。ご指摘のとおりです。
(B)仮に、何らかの事情で、レアルをドルに戻すとすれば、そのときのレート(スポットレート)でドルに換えますので、為替ヘッジコストは発生しません。ヘッジコストはフォワードレートで発生するものです。

>・・・500万円をこの流れで使い切ってしまうとどうなるのでしょうか?
「円→ドル→レアル→(手放すときなど最終的には円に戻す)」とされていますが、上記したとおり、「円→ドル」&「ドル売り/レアル」であって、後者は元手を必要としません。

>一気に500万円をドル→レアルにするということもないと思います。
上記したとおり、全額を直ちに「ドル売り/レアル買い」を行います。

>投信を持っている期間中にも何度も円に戻し、還流しているのでしょうか?
もちろん、そんなことはしていません。

この回答への補足

>後者は元でを必要としません。

の一言で分りました。

つまりドルを空売りするということですね。ショートとも言いますかね


ありがとうございました。

返事hが遅れました。

補足日時:2012/03/20 17:40
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