大人になっても苦手な食べ物、ありますか?

鉄道で人身事故が起これば、運転見合せなどで電車が遅れます。
が、その遅れ方が鉄道会社によって大きく異なるように思います。
昨日は、京阪電車で自殺と思われる死亡事故が発生しましたが、新聞記事によると、『最大12分の遅れ』となっていました。
しかし、JR西は死亡事故でなくても、人身事故が起こればほぼ確実に1時間から1時間半程度は止まります。
どうしてこんなに違うのでしょうか?

あってはならない事故ではありますが、他の鉄道会社はどんな状況なのでしょうか?

A 回答 (5件)

運転再開までの時間は、事故後の警察の現場検証をどう進めるかによって大きく変わってきます。



仮に電車が人をはねたとして、明らかに心肺停止であるので線路脇に安置して、車両に異常がないことを確認して、運転を再開する。これだけなら、12分といわず数分で運転を再開することも可能ですし実際そのようにしている鉄道会社も多くあります(比較的私鉄に多いと思います)。その後警察が来て、鉄道会社の社員らとともに現場検証を行うことになりますが、周囲の安全をきちんと確保した上で、たとえば現場付近では電車は最徐行で通過するとか、そういうやり方で運行を継続している例もあります。

一方、警察や鉄道会社社員らの死傷事故を防ぐため、現場検証が終わるまでは電車を運行させないという考え方もあります。そうすると、やはり運転再開まで早くても1時間程度はかかってしまいます(比較的JR各社に多いと思います)。

かつてJR西日本で発生した事故は、消防隊員が救急救助活動中に列車にはねられるというものでした。そのため当時の事故調査委員会は「救急救助活動中は列車を運行しないことを原則とする」と結論づけました。ですからどの鉄道会社でも、救急救助活動中(=生存者がいる場合)は簡単に運行を再開しないことが多いです。ただ、ここで難しいのは、鉄道会社の社員(運転士など)は法的に死亡を認定することができません。そうすると、あらゆる人身事故は理論上「生存者がいる場合」に該当するので電車は運行できないとする考え方が1つ。もう1つは、先ほど「明らかに心肺停止であるので」と書きましたが、たとえば人体としての原形をとどめていないほどの人身事故なら救急救助活動は要しないので、上記のJR西日本のケースにはあたらないとする考え方があります。また、警察の現場検証については、証拠隠滅のおそれもなく緊急的・優先的に行う必要もないので消防の救急救助活動とは違うという考えもあります。

利用者からみれば事故の影響は小さい方がいいに決まっていますが、安全の確保は本来すべてに優先されるべきものです。このことをよく考慮した上で、鉄道会社それぞれに対応方法を定めています。また、あらかじめ定めるといっても、事故の状況、生存者の有無、安全が確保できる場所の有無(駅構内か踏切か等)、路線の運行状況(単線か複々線か等)、それに現場の消防や警察の要請などによってケースバイケースで対応していかなければならない場面も多々ありますので、一概に、この鉄道会社では運転再開まで何分(何時間)と言いきれないのも難しいところです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。
ありがとうございました。

たいへん、よく分かりました。

お礼日時:2012/04/04 13:44

No2の回答どおりですねっ♪♪♪



事故発生♪
司令室に連絡♪
救急/警察への要請♪
周辺列車の停止確認♪
救護活動♪
救急/警察の到着♪
救急作業/現場検証♪

この一連の流れで、『最大12分の遅れ』だったらギネスに登録できるのではないですか^^♪♪♪

今一度、本当に12分なのかご確認いただけますか?♪♪♪

この回答への補足

本当に12分だったのかどうかは、私には分かりません。すんません。
昨日の京都新聞朝刊には『最大12分の遅れ』と記載されていました。

補足日時:2012/03/30 10:27
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。
ありがとうございました。

私も本当に12分の遅れでおさまったのか、疑問に思いました。

お礼日時:2012/04/04 13:41

JR西日本が遅いのは人身事故の処理が終わっていない状態で運行を再開した為に


救急隊員が電車にはねられたからです。

重き「無罪」判決
http://hp1.cyberstation.ne.jp/gca_gr/opinion/inn …
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。
ありがとうございました。
そう言えば、こんな事故もありましたね。

お礼日時:2012/04/04 13:39

これは鉄道関係の方から聞いた話なのですが


電車の運転密度も関係あると思いますが
人身事故が発生した場合、死亡していない場合は当然救急が一番ですが
はっきり死亡が確認されている場合は、警察の現場確認が終わらないと
片付けることができません。
電車の破損状況によっては、専門の担当者が確認します。
(駅にはいないので、一番近い常駐箇所から呼び寄せる)
場合によっては、運転士が交代するなり、指導運転士が同乗します。
(これも上記と同じ)
これによって事故の起きた場所、事故の状況、路線の込み具合、事故の発生時間
(ラッシュだと遅れがどんどんひどくなっていく)
これらの要素が絡んでいるので、鉄道会社の違いでなく
個別の事故によって違うとしか、いえないようです、会社によっては
多少違うかもしれませんが。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。
ありがとうございました。
私の経験では、JRの場合、接触事故による軽傷でも、死亡事故でも、ほぼ確実に1時間は運転見合わせをしているように思いました。

お礼日時:2012/04/04 13:33

>どうしてこんなに違うのでしょうか?



路線の入り組み具合のせいだと思います。
JRはエリアが広いので、全てのダイヤの調整だけでも
時間がかかるわけですし。

相互乗り入れをしていない京阪なんかは
自社だけで、さまざまな事故対応のノウハウを蓄積できるので
遅れも最短で済ませられるのでしょうけど、

最近の例でいえば、自分は近鉄を利用しているのですが、
山陽線の踏切事故の影響で近鉄の奈良線から橿原線まで
ほぼパニック状態になりました。
(普段は徐行運転程度で、遅れてもたいしたことはないのに、
その時は行き先掲示板が全て消えて、列車がいつ来るかわからない。
乗った奈良行きの電車が途中で止まって、難波で降ろされるなど
過去20年でいえば落雷多発による広域の信号故障レベルの
あわてぶりでした)

結果的に遅れは20分程度で済んだのですが、
あの慌てぶりは過去にはないものでした。
これは山陽電鉄が阪神電鉄と阪神電鉄と近鉄が
相互に乗り入れているせいで、それぞれの連携が悪いのか、
単に近鉄が慣れていないだけなのか。だと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。
ありがとうございました。
JRは影響範囲が広いだけに余計に時間がかかるということなのですね。

お礼日時:2012/04/04 13:31

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