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先頃、法相が死刑囚の死刑執行命令に捺印しましたが、久しぶりとのことです。
法律では、死刑執行は、判決後、6ヶ月以内にすると、なっていますが、実際は、法相の
命令がないため、そうなっていないようです。
所で、質問なんですが、法相の信条次第で死刑執行が延びて良いのでしょうか? ちゃんと裁判で判決されているのなら、三権分立の立場からも、法相は、単に形式的な捺印で速やかに済ませるべきではないでしょうか。


現在、死刑には、賛否両論があります。 でも、一番大事なのは、被害者の遺族感情を考えるべきではないでしょうか。  大切な人を犯罪で殺された遺族は、ほとんどの場合、極刑を望んでいます。
確かに、人道的には、死刑廃止論は説得力があります。 しかし、もしそう唱えている人たちの家族が、犯人に惨殺されても、そう言い切れるのでしょうか?

何か、この考えにアドバイスを下さい。

A 回答 (4件)

”法相の信条次第で死刑執行が延びて良いのでしょうか?”


  ↑
良くないです。
日本は法治国なんですから、勝手にそんな
ことをしてはいけません。
死刑執行はイヤでしょうけど、そういう覚悟がなければ
法務大臣に就いてはいけないのです。



”一番大事なのは、被害者の遺族感情”
  ↑
これは、中途半端に法律をかじった人がよく
間違えるのですが、その通りです。
刑法は、遺族から復讐権を奪ったことから始まった
と言われています。

これは感情論ですが、大切にしなければならない感情と
いうものがあるのです。
遺族の、正当な報復感情を無視したら、司法ひいては
国家に対する信頼が失われ、それこそ順法精神が無くなり
社会の秩序が乱れてしまいます。

その為、刑法てのは応報原理が基本になっているのです。


”人道的には、死刑廃止論は説得力があります”
  ↑
そうでしょうか。
私は、全く全然説得力を感じません。

一方では、罪の無いひとが残酷に殺されているのに
他方では、それをやった犯罪者が天寿を全うすることを
国家が税金で保証してしまう、というのは
著しく不公平です。

法の目的は正義です。
正義というのは公平、ということです。
死刑は、非常に公平な制度ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

貴方様のご意見に強く共感します。

もう一つ、お聞きしたいですが、・・もし、死刑判決が出ているのに何年も執行を延期しておいて、
受刑者が、病死してしまったら、どうなるのでしょうか? ・・死刑という、判決の趣旨に反してしまい
ますよね。

お礼日時:2012/04/03 21:45

先日執行された死刑で喜びの言葉を出した遺族はいません。


また裁判は復讐の場であってはならないというのが日本の考え方です。
ちなみに死刑がない国の多くも終身刑はあります。
命を直接絶つなと言うけど人生を全て奪い去る生がそんなに人道的か? って思いますけどね。
正直まったく共感できないですが、日本にも死刑と無期懲役の間に終身刑があってもいいと思います。(無期懲役は模範囚なら20年くらいで出れるから)

投稿者さんの言うとおりサインしない法務相は怠慢と言うより不適任者です。
死刑をするのが法律で定められた役目なのに死刑反対の人が就任するなんてギャグじゃないんだから。
ひどかったのが死刑制度について勉強中っていういいわけ。
じゃあ辞任して勉強して来いって感じでした。
サインできない、したくないというなら大臣を断ればいいだけの話。
そして国会で死刑廃止について存分に議論していただけばOK。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

裁判で死刑が確定しているに、わざわざ最後に法相の判断を待つのは、おかしい制度のように思います。

お礼日時:2012/04/03 21:37

 刑事訴訟法第475条では,死刑執行命令は判決確定の日から6箇月以内にしなければならないと規定されていますが,判例上この6箇月というのは「法的拘束力のない訓示規定」であると解されており,法務大臣が規定通りに命令を出さなくても法律上の制裁は特にありません。


 もっとも,法務大臣の個人的な思想・信条により死刑執行命令を出さないというのは,単なる職務怠慢であり,国会でもそのような法務大臣には問責決議案を出して辞任に追い込むべきだと思いますし,国民としてもそのような法務大臣には容赦なく非難を浴びせるべきだと思います。
 なお,あなたは「人道的には死刑廃止論は説得力がある」と考えているようですが,私自身は全くそう思いません。欧州諸国で採用されている「死刑廃止論」は,警官が裁判無しで被疑者を射殺するのは良いが,裁判にかけて殺すのは駄目というでたらめ極まりないものです。
 現に死刑を廃止した国でも,死刑復活論は根強く残っており,重大事件が起こる度に死刑復活論は問題になっているようです。ただ,ヨーロッパではでたらめな死刑廃止論を振りかざす似権論者がEUの実権を握り,死刑の廃止がEUの加盟条件とされているなどの関係で,死刑を復活したくてもできない状況になっているというだけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
貴方様の「法相が死刑執行命令を出さないのは怠慢である。」とのお考えには、同感です。
死刑廃止がEUの加盟条件とされていることは、知りませんでした。 それと、裁判の死刑判決とは別に、
警官の逮捕段階での射殺のケースは、難しい解釈になってきますね。 その時の状況にもよりますが・・・。

お礼日時:2012/04/02 00:04

刑法は国家が国家のために作ったものです。



国が定めた法律を犯した犯罪者は、国の治安を破ったために
国家によって罰せられるのであって、被害者や
その家族の憎しみをいやすためではないんです。

時代の流れによって少しずつ変わってはいますが
原則はそういうことになってしまっています。
ですから、犯罪者にどんな罰を与えようが
死刑囚を生かしておこうが国家の勝手ということでです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/02 00:05

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