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地元(私の)議員が脱原発を標榜していたので、詳しく説明を求めた結果「これからは地熱発電で賄う計画で、火力から地熱に換って行く」と仰ってました。

私は、説明を受けても役人と政治家には騙されないようにしたいと思い込み半身半疑で説明を受けました。

私が心配するのは、国定公園、国立公園内の噴煙、温泉、ボッコ、生態系が影響を受けないかと考えているからです。

公園に訪れる観光客、釣り客.、登山客で食べている地元の人々も大勢いますし、一旦損なわれた自然は二度と回復しません。

幼少時に父と釣りに行ったサロベツ原野も今は人工的な河川に激変し、イトウも釣れなくなりました。

豊かな自然を損なわないで本当に開発が出来るのでしょうか?

地熱開発で地元の観光産業で雇用されている人々が悪影響を受けないのでしょうか?

電気料金は対費用効果で算出されますが、地下二千メートルにも及ぶ配管が不純物で詰ることは無いのでしょうか?

ボーリングの費用はボーリング回数と深度で積算されるのですか?

地熱発電は本当に原発の代わりになるのでしょうか?

地熱発電は本当に火力の代わりになるのでしょうか?

地熱発電のコストは他の発電と比べて高いのですか、安いのですか?

A 回答 (16件中1~10件)

そのような話を聞くときには、技術的に可能なことと、経済的に実現できることとは 明確に区別できるようにしてください



経済的なことには 安定して量を確保できるか、環境対策等を妥当な費用で実現できる等が含まれます

地熱も風力も波浪等も技術的には可能です

が いずれの方式も、要求される量を安定して確保することに大きな問題があります

原発1基 100万~130万kW です(これは大型火力も同程度です)

太陽光は 1m2当たり0.1kW 原発1基分に相当させるには 1千万m2の太陽光パネルが必要ですが、明るい日差しが無ければ発電できません

風力は 1基千kW程度です 原発1基分に相当させるには 千基以上必要です、が 風が無ければ発電できません

地熱は 現状では 1箇所2万kW程度が最高で、数千kWのものがほとんどです
建設についてはお調べになることです

以上は ざっと説明しただけですが、再生可能エネルギーで充当できるなどと高言する者は、無知かペテン師でしかありません
ここ数十年の理科系を軽視した教育が、この程度のまやしも信じてしまう者を蔓延させたのでしょう、非常に残念なことです

蛇足ですが、あれだけの費用と労力・期間をかけて建設した黒部第四ダムも発電能力は30万kW程度です、原発の1/3以下でしかありません

54基の原発六千万kW分を どのようにしてまかなおうとしているのかの 明確な説明をして欲しいものです

私の地元のいわゆる革新系議員も 脱原発を叫びますが、具体的な代替案について質問すると、無視するか、質問のようなことしか答えられません

いくら高言しても、責任ある立場に付く可能性はゼロだから、無責任に言いたいことを言っていれば良い、それを信じるもの者も少しは居るだろう のようです

この回答への補足

脱原発のスローガンの切り札が地熱開発であり、自然エネルギーの活用で安心安全、意外にコストも安く電気代も懐に優しいと誤解されるような説明は止めて欲しいものです。

地熱開発の促進は急務ですし有望だとしても実際に掘削しなくては分からない実態もあり、成功しても1万世帯分から5万世帯の発電量とかで今後30年は掛かりそうです。

30年後も地熱開発で得られた総発電量は微々たるもので、とても切り札とは言えないと感じてますので、回答者様に共鳴致しております。

太陽光パネルへの血税注入は止め、地熱に血税を注入すべきだと考えますが、補助金なしでのパネル設置は推奨します。

パネルの実態は当初量産効果で100万円が20万円まで下がると考えていましたが実際は60万程度であり×2で120万です。

購入価格は付帯機器と設置工事で200万を超え外国製品まで国庫補助で、受益者が東西南北に広い日本では限定され、貧乏人は設置が困難であり血税の負債と売電のツケだけ負わされるのは可愛そうです。

パネルへの血税注入は今後国内メーカーの研究開発費に回し韓国製パネルにまで補助金を出すべきではありません。

今の政府は韓国に気遣いをしてますが、貿易戦争の相手国であり日本が適わないほど強大です。

日本人が食べていく為に原発の再稼動が必要なのか如何か議論はあるでしょうが、政治が判断すべきこと、現状の改革などは全て先送りで選挙民を煙に巻き政権に固執しているだけです。

失われた10年の間に世界中が高度成長し日本だけが取り残され、今叉失速し墜落の危機にある瞬間にも消費税問題だけが取り上げられてます。

原発と国際収支の赤字が年間10兆円(今後、輸出額が急減します。)、膨大な国債残高を増やしても減らせない、産業の育成は皆無でばらばらと増える支出項目、このままでは餓死者が出ても当然の時代がやって来る気がします。

国民の暮らしを本当に考えているかどうかさえ疑問を感じる政治家が多く、ウソと詭弁で騙しているであれば許せない事です。

税収が30兆か40兆で国家予算が80兆から90兆も組んでいて、しかもカンフル注射のような経済政策は組まずタンス貯金型の施策では景気も良くなりません。

鳩山さんの時にコンクリートから人と叫び300万人の雇用が失われました。

同時に子供手当ての財源捻出の為に大学の研究助手人件費がカットされ多くの優秀且つ有為な若手研究者が放逐され将来の技術開発に減速と衰退に拍車を掛けました。

自ら雇用悪化に拍車を掛けながら、生活保護増大を嘆く政治家に呆れます。

現時点では廃炉に伴う巨額な費用と最終処分が国民の命取りになる可能性も隠し、原発建設時の銀行ローンも上乗せで国民負担であることを黙ってます。

民主党本部で作ったマニュアルに従って、地方議員が地熱を有権者にピ-アールしてるだけですが主婦層から高齢の女性まで浸透しています。

日本が沈没することは避けたいのですが、騙す政治家よりも投票した国民にこそ責任が重いのかも知れません。

全ては自業自得です。

補足日時:2012/04/21 07:18
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この回答へのお礼

大変有用、明確な回答を賜りありがとうございます。

国民の無知に付け込み無責任な発言が飛び交い困惑しています。

マスコミと政府が世論を形成している部分もありますが、人気とりと視聴率のためだけで無責任な世論形成だけは止めて欲しいと願っています。

お礼日時:2012/04/08 08:28

代替地熱発電の研究開発と建設には膨大なエネルギーが必要です。


原発の電力でこれを負担する事により国内工業を維持できる。
代替には2~30十年を要すでしょうから徐々に地熱発電は増えていく。

原子力船と地熱発電の二つを同時に研究開発し実用化する事が最適。
経済自立後の我日本国としてエネルギー自立を国是とすべきです。

この回答への補足

日本が得意とする省エネ分野でも中国の台頭は目覚しく、電気自動車の開発では今後予断を許しません。

電気自動車用蓄電池は中国製の物が格別安価で、モーターと電池の性能アップに欠かせないレアアースは世界の9割の埋蔵量があり、世界一の電気自動車輸出国を目指してます。

レアメタルもレアアースも世界一の埋蔵量がありながら、日本には輸出停止や、価格操作で20倍ものひきあげをホノメカシ、現在は12倍の輸出価格に設定し出し渋りも相変わらず行なっています。

省エネ製品を製造する際に必要不可欠なレアアースを、戦略的な駆け引きで日本を目標に攻撃する国家が、果たして友好国なのか敵対国か判断出来ると思われます。

太陽光パネルも日本製が価格も性能も世界一だと思いこんでいましたが、少しだけ性能が落ちるものの値段が格段に安い中国製品が出現し、世界市場から日本製品が駆逐されそうです。

今後原発が稼動せず、火力発電が主体になるとすると毎年5兆円から10兆円の貿易赤字が確定し、2,30年後に自然エネルギーがモノになったとしても、その間に日本経済は沈没します。

日本の国家予算は90兆円以上ですが、税収は40兆円を割り込み30兆円に減少するかと思われるほど酷い有様です。

現状では近い将来必ず日本経済が破綻します、原発問題の対応が上手く行くかどうかは日本経済が失速墜落する可能性がありますので心配します。

即効薬的に地熱が火力の代わりにならないことが明確になった以上は国民投票で原発の廃止を国民に選択させ、責任も自身に負わせることが必要です。

補足日時:2012/04/19 19:50
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

20年、30年後には地熱での発電量が拡充すのですね。

即効薬は風車でしょうか。

震災での漁港の復旧も覚束ない状態ですが沿岸部での風車発電と東電全量買い上げ義務化などは無理な話でしょうか。

原発事故を契機に膨れ上がる貿易赤字の解消の為にも、東シナ海でのガス田掘削で輸入量を削減する気が政府にはない感じがします。

尖閣諸島での原油試掘など、少しでも国産エネルギーの開発に力を注いで欲しいと願っています。

お礼日時:2012/04/18 20:20

追伸の追伸、


>安全性がより高いものも全て廃炉にすることは考えていません。
現状認識が甘いです。
廃炉にすると決めたとしても、廃炉の実績はわが日本にはありません。これから廃炉方法は考えるというレベルです。
それに大震災の瓦礫ですら引き取り手がいないのに、原発廃炉後の高レベル汚染物質を受け入れる自治体などありません。原発事業自体、使用済み核廃棄物の最終処理方法も処分地も決めることもせずに見切り発車した事業であり、50年間の推進の月日が流れて現在に至っても何も決まりませんし、この議論をひた隠しにしているのが現状です。廃炉など口先だけのことであり、今すぐには何もできないのが現状です。だからこそ、政府は停止中の原子炉を再稼働し、30でも40年でも動かし続け、廃炉の妙案、技術・たとえ黒魔術でもいいから夢の方策が見出されるまで原発を動かし続け、排出される膨大な核のゴミは、常に一時保管・中間保管と呼び続け限りなく永遠に保管し続けなければなりません。

この回答への補足

電気、水道、ガスのインフラ整備により文化的な生活が遅れますが、イザ収入が困窮すると電気が直に遮断されてしまいます。

危険なことは分かっていながら、目の前の工場がインドネシア、タイ、ベトナムに移転する現実もあり、難しい問題です。

円高で悲惨な経営を強いられている企業が雇用を維持できる訳もなく、電力料金の大幅な値上げと使用規制が続行されれば日本の工場閉鎖に踏み切ります。

再稼動がなければ電気代が跳ね上がり、増税とのダブルパンチで生活が困窮します。

原発のおかげで生計を立てている世帯も多くおり、複雑な心境だと思われます。

アマゾンの森林が失われ、気象現象も徐々に変動しており低気圧も大型化しやすい状況です。

自宅のエアコンと冷蔵庫の電気ぐらいは太陽光パネルで賄いたいと願ってますが、現実は厳しい状況です。

地球温暖化で冠雪が無くなりつつある山々が増え、耕作を放棄せざるを得ない土地が増えています。

草原の民も草原が消え砂漠が増える現象が地球温暖化によって加速され困惑しています。

地熱発電所にあまり過大な期待を持つことは出来ないとしても、地球温暖化防止に貢献するのであれば、火力発電所を閉鎖に追い込む為にも応援したいと考えています。

補足日時:2012/04/14 08:38
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

仰せの通りだと思います。

今後の政府の舵取りが不明ですが、段階的には廃炉で短期的には再稼動と政治的判断されていると思われますが、国民感情も加味して再稼動も怪しい雲行きです。

日本国民の全てが、危険極まりない原発など無い方が良いと思っています。

しかし、資源のない日本の今後を考えた時に即時に原発撤退を実施する弊害も考え、段階的な撤退、撤廃、撤収の選択もありえます。

国際的な電気事業では日本の技術で水力発電所を多数建設し、地熱発電所も同様です。

しかし国際的に水力発電の適地も開発され尽くし、国によっては原発が頼みの綱と考えている情勢ですから、米、露、中、韓、日に依る原発売り込み合戦が展開されてます。

米国も原発に関しては、日本以上に力を入れ米国内にある100基以上ある原発を将来的には200基以上にする腹積もりだそうです。

独逸、スイスがくだした原発撤廃路線とは反対の原発推進国が多いのが実態です。

日本の原発行政のツケは非常に重く、国民にとって進むも地獄、退くも地獄で生活への影響は大きいでしょう。

国は脱原発の姿を具体的に提示し、分かり易く国民に説明しなければいけません。

個人的な心情は、原発には反対ですがもう既に原発大国になっている現状では、相当なシナリオに基づいて脱原発を推進しなければ日本人が餓死すると心配してしまいます。

少数の原発推進派、賛成派の方々も食べる為、生活する為に病むに病まれず容認されているだけです。

既得権の部分ですが、無視する訳にはいけませんし、明日からの生計も成り立ちません。

1基や2基の原発建設費の借金返済なら大したことはありませんが、原発全廃になる場合銀行団への償還額が膨大になり国民負担が過大になりそうです。

解体処理費が想像できず、建設費を上回らないかと心配になります。

お礼日時:2012/04/14 05:35

地熱発電では原発の設備容量を代替するには不足するようです。


(高温岩体発電が実用になれば別でしょうが、まだ無理なようです)
しかし原発数基分は十分経済的にも実現可能ではないでしょうか。

自分も地熱発電施設も風景の一つとして、発電用ダムや水利用ダムや高速道路や送電線等と同様に見なせばよく、遠くから斜め掘りしたりせずに垂直掘りを採用する等でもっと開発を促進されても良いのではと思っています。

温泉の枯渇等の問題が発生しないように十分調査の上開発する、もし枯渇問題が発生しそうな場合は温泉井戸を掘削して対応したり、損害費用を補填したりする事で対応する、それらに必要な保険費用を国がある程度補助する事等も必要と考えられます。

火力発電よりも多少高くついても全て国内で開発され雇用等に寄与する訳ですし、火力発電用石油や天然ガスの輸入等に必要な費用が国外に流出する、今後世界的な石油価格上昇、資源枯渇等の問題が無いので国策としてサポートして行くべきだと考えています。

この問題は風力や太陽光発電その他の自然エネルギー発電等についても同様であり、国策としての送電網の強化サポート等も必要ではと考えられます。

また地熱が15度前後の一定温度な事を利用した冷暖房、木質チップやペレットを使った暖房、住宅の高断熱化等も考えて、省エネルギーの推進を図り、危険で制御する事が困難で後に解決出来ない放射性廃棄物を残す原発はドイツと同様に廃止すべきだと考えています。

風力や太陽光発電は時間的な変化が多く系統が不安定になるのでは、と言った議論もあります。
しかし多数の風力発電施設で平均化されれば問題はかなり減少し、ガスタービン発電施設、コンバインドサイクル発電施設等ではかなりの負荷急変にも分の単位での追随が可能ですし、水力や揚水発電等との制御協調等を図れば問題は無いと思われます。

地熱発電のコストについては次のようにサーチしてみました。
前提条件や人により違うようですが、ランニングコストは低く7~9円、開発コストも含めると15~20円といった程度のようです。

地熱 発電 OR エネルギー コスト OR 費用
==>
http://www.dir.co.jp/publicity/column/110621.html
ポテンシャルが非常に高い日本の地熱発電

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110816/biz …
脚光浴びる地熱発電(1) 日本の資源量は世界3位
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110817/biz …
脚光浴びる地熱発電(2)規制緩和、掘削コスト課題

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110514/trd110 …
【再生可能エネルギー(1)】
高い潜在力、新たな成長産業への可能性

地熱発電に関しては次のサイト等も比較的に纏っていますので参照下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%86%B1% …
地熱発電

http://www.re-policy.jp
自然エネルギー政策ポータルサイト
http://www.re-policy.jp/jrepp/JSR2010/JSR2010_al …
自然エネルギー白書2010 (最新の有料版は2011年版)

p.50
地熱発電については政策的なサポートが無い点や利用率が問題とされているようです。
>>>>
地熱発電量のピークは1997年度にあり、この時の年間電力量は約38億kWhであった。その後電力量は低下したが、2001年度からは回復し、2003年度には約35億kWhとなった。
しかし、再び低下を始め、2007年度には30億635万kWhとなっている。すなわち、2007年度には、最大時に比べ約20%、2003年度に比べて約5%の低下となっている。
これを利用率という観点からすれば、1997年度には80%を超えていたものが、2007年度には70%を切り、今では65%程度に落ち込んでいる。
このような発電量および利用率の低下は、他の再生可能エネルギーと比較した場合、ベースロードあるいは24時間安定発電が大きな長所としている地熱発電にとって、見過ごすことのできない問題である。
この原因は、各地熱発電所における地熱貯留層そのものの能力が落ちてきているということではない。

生産井がスケール付着あるいは生産井ごく近傍の圧力が低下することによって生産量が減少してきている中で、その対策が技術的に十分でなかったことや、適切な時期に補充のための生産井の掘削が行われて来なかったことに起因している。
これは、発電設備に応じた発電を維持することが必ずしも高い経済性につながらないという社会経済的事情があったことも考えられる。このような問題は、地熱発電に対し環境価値が付加される等の政策的支援があれば解決される問題と考えられる。
>>>>
定期的に新しい生産井とスケールが付着した生産井との置き換え等のメンテナンスが必要なようです。


http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13696
環境省 平成23年4月21日
平成22年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査の結果について

http://www.env.go.jp/earth/report/h23-03/
平成22年度 (環境省)
再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査報告書

>地熱発電の導入ポテンシャルは1,400 万kW、シナリオ別導入可能量は110 万~480 万kW と推計された。
http://www.nikkei.com/tech/ecology/article/g=969 …
地熱エネルギーブームに乗り遅れる日本
>>>>
 「再生可能エネルギーは天候に左右されて不安定だといわれるが、地熱は安定した発電ができる。
原子力を代替するほどの存在に育てるのは容易ではないだろうが、2050年には日本の電力供給のおよそ10%を地熱で賄うことは可能だと考えている。

日本の地熱資源は2347万キロワットと推定されており、
3割を利用可能にすれば約700万キロワットで、原発5~6基分に相当する」
>>>>

その他
http://www.asiabiomass.jp/topics/1110_01.html
日本が再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT: Feed in Tariff)を導入

http://chinshi.blog102.fc2.com/blog-entry-80.html
再生可能エネルギー全量買取制度、固定買取価格の見直しが進む欧州

(再生可能エネルギー推進政策もここではかなり否定的な観点から取上げられていますが、適切な技術開発や政策運営等が必要なようです)


その他、okwaveでのこれまでの多くの質問と回答も参考になりそうです。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7192675.html
地熱発電開発促進について

http://okwave.jp/qa/q6782386_4.html
脱原発についてどのように考えてますか?

この回答への補足

回答の補足です。

大変親切で老人の自分でも理解し易い回答をお寄せ頂き、ありがとうございます。

何分仕事で疲れきった後、深夜の書斎でウトウトしながらパソコンに向かっているので満足にお礼できなかったことが悔やまれます。

今回の被災地の沖合いには万里の長城と言われた防波堤があったことも震災後にしりましたが、役に立たなかった訳でなく減災には充分機能しています。

万里の長城の跡地に、国による洋上風力発電施設の建設を実施するなど、景観と減災の為に価値はあるかと考えます。

しかし、風力発電の普及の為には様ざまな課題があり、地熱とは比べようのないほどの国費投入が必要であり環境と公害の観点からも洋上か、陸上であれば人口密度の低い北海道しか適地が思い当たりません。

電気料金も含めて国と電力会社が国民に丁寧な説明をして普及を促進するしか方法はありませんが、公害問題もあり自ずと限界があります。

個人的には、慢性的な国庫補助金ではなく風車発電のモデル事業として、被災地漁港での冷凍冷蔵庫での温度差を活かした風力と温度の相関管理運用です。

限定的な被災地モデル事業ですので、風車の量産効果も期待出来ますし被災地の復興のシンボルにもなりえます。

洋上に建設する場合には大量のコンクリートが基礎に必要ですが、被災地の瓦礫の焼却灰がコンクリートの原料に使えますし、運用に関しては官民の知恵を活用すべきだと考えます。

北海道をドライブ旅行していて思うことは、風が強く作物が育たないサロベツ原野にも風車が景色に溶け込むと感じる事です。

日本海側もオホーツク海側にも強風が期待出来、風車と居住地域が隔絶された状況では公害問題もないでしょう。

北海道を含めて、農村では夏の農業用水路を活用して水車発電での地産地消が期待でき、冬期間の強風を活用した小型風車も運用可能です。

上記の自然エネルギー活用の為には民間の知恵と国のモデル事業と期間限定の補助金が必要なので、どのようになるかは国民の意識次第です。

地熱も再生産が持続するように工夫した室蘭工大の先生の研究はユニークであり、実用の価値がありそうです。

都市部の人口過密地域での天然温泉掘削は今後制限して、全て地熱発電の為に有効活用すべきです。

願いは、国民全てが雇用の心配をしなくても良い社会の再生と、企業活力の復帰です。

膨大な原油に執着する現状が何時までも続くとは思えず保証もありません。

貴重な原油を少しでも使わない思想が浸透し、次代の発電の姿が見えることを望みます。

国の説明は注意しないと原発の問題やダム建設時の説明会のように子供騙しの手法が採られます。

イエローストーンのような膨大なエネルギーが認められていれば細密な検証なしに地熱の開発が可能でしょうが、阿寒湖だけはロックキャップが不完全であり生態系に影響するでしょう。

前田翁が私財を投げ打ち、地元アイヌの人々が守ってきた阿寒湖も例外を認めない施策では遣る瀬無い地熱開発です。

膨大な原油輸入に頼る電気の供給を国民がどのように考えるか意識の問題もあり、国任せのこれまでの意識では原発の二の舞を演じそうです。

原発の代替を標榜してる人がいますが、個人的には賛成、反対ではなく無難で軟着陸出来る最良な原発撤廃であり、その間の雇用と生活を最大限守りつつ最終目標に到達しなくてはいけません。

安易な感情論に乗じた結果、消費税が30パーセントになったり、雇用の喪失と社会保障の後退でスペインやギリシャのようになれば奇麗事だけで済まない事態も想定され年金も減額されドッグフードで飢えを凌ぐ老人が出ないとも限りません。

私は原発反対論者ですが、個人の想いとは関係なく原発大国になっている現状をどの様に事態の収拾に努めるか非難や批判だけではなく最良な方法を模索する事も大事だと考えます。

老人がネットの世界を垣間見て、真剣に国を憂いている人々がいるので嬉しくなります。

今後も日本の為に正論を述べ様々な意見が反映されたより良い社会が構築されるようにネットの皆様のご多幸と繁栄を祈ります。

補足日時:2012/04/14 16:25
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この回答へのお礼

自然エネルギーの事を学ばなければいけないと痛感しています。

若かりし頃の記憶は一家心中などの暗い世相もあり、貧困問題に心を痛めたものです。

エネルギーを石炭から石油に切り替え安い産業エネルギーの獲得によって高度経済成長が成功し加工貿易に邁進しました。

第一次オイルショックで急成長に歯止めが掛かり原発にスポットが当たったように記憶してます。

今日本が自然エネルギー活用を重要視するのは当然としても、太陽光パネルに過大な期待を持つ事に疑問を持っています。

しかし、老朽化した火力発電所で貴重な石油とガスを燃焼さすことだけは極力避けたいと願っています。

例え地熱が普及、開発促進されて総発電量が期待に沿えなくても、夢と希望をモタラシテくれるので嬉しくなります。

安く安全な電力が国際競争力に繋がりますが、台湾と韓国には正直負けてしまいました。

負けた原因を探り、エネルギー政策も考えなくてはなりません。

将来の政策も大事ですし、それまでの繋ぎも大事です。

回答者様の判り易い解説に思わず同調します。

日本が少しでもより良い方向に歩むことを願ってます。

お礼日時:2012/04/12 02:42

>幼少時に父と釣りに行ったサロベツ原野も今は人工的な河川に激変し、イトウも釣れなくなりました。


人工河川と化した利根川にも鮭が戻って来ます。
一時的に人工河川ですが、長い月日を重ねるリスクをカバーするだけで生態系が回復しつつ、動植物環境が少しずつ配置されていくようです。

当面、関東圏内に蔓延る自動販売機を撤去することから始めましょう。
100万台 x 8W=800万W(待機中)
100万台 x 1KW=10億W(冷却中)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/09 23:09

#11さんが言われる様に栃木も同じ


東京の河川も平野の放射能が河川に蓄積数年後は東京湾も
群馬:埼玉:千葉の沼湖も数十年駄目ですね
原発は止める努力が必要
http://www.enecho.meti.go.jp/energy/newenergy/ne …
国はスマートメーター普及で需要家の消費電力制御が必要と思います、
(スマートメーターは検針も出来ます、頭脳持つメーターはエアコンの消費電力等制御出来ます、これでピーク時の停電防げます)
現状でも余剰電力で無く全量買い上げ義務法律で規制が必要です、売りたくても電力が買わない現状打破が先です。


福島の方は可哀想です、一部徐洗しても又山からしたに汚染が進みます
復興のお金利権者が使います(瓦礫処理もです)被災者には行かない。

この回答への補足

補足ではなく、お礼です。

そうなんです。

山と木々の除洗を諦めた実態があります。

原発反対派の人々が憂いた結果になり、如何始末するかです。

反対派も容認派も平等に血税を惜しみなく使い除洗するしか方法がありませんが、声を高くしなければ国も知らん振りをしそうです。

補足日時:2012/04/12 02:55
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/04/09 23:13

自然を愛する方かと思われますが、原発再稼働推進派でもいらしゃいますか?



>公園に訪れる観光客、釣り客.、登山客で食べている地元の人々も大勢いますし、一旦損なわれた自然は二度と回復しません。
私は、栃木県民です。3月11日以前は、福島県にとても頻繁に海へ山へドライブに行きました。福島県は全都道府県中北海道に次ぐ、面積の大きな県ですがご存知でしょうか?
残念ながら、1年経過後も一度も福島県には行きません(福島県民の皆様ゴメンナサイ)
豊かな海の幸、山の幸があふれる福島でしたが、県境の向こう側の棚倉町の山中には、2万8000ベクレルのキノコが確認され、福島県産の海産物は市場には流れません。見た目には、清流のヤマメやイワナが元気に泳いでますし、まぶしい新緑も変わりません。でも子供たちは、マスクをし、校庭での運動は時間制限されているのが現状です。除染除染と政府は叫びますが、山のてっぺんからすべて除染しない限り放射線は少なくできません、汚染は高いところから低いところに広がるからです。何を言いたいかと云うともう元には戻れないということです。自然に放射線が減少する数十年間は必要です。わが県側でも、当然シカ・イノシシ肉は汚染され出荷できません。シカやイノシシは山中にある葉っぱや木の実キノコを食し、ウンコをします、ウンコはまた植物に吸収され、またシカ・イノシシが食します。放射線は食物連鎖によって生き続け、時には高濃度に濃縮されるわけです・・・・・・
原発再稼働しなければやっていけない偏った発電形態を造り上げた、原発偏重が問題です。日本ができるあらゆる発電システムを同時に活用し、石油やウランなど戦争や投機・戦略物質として不確実性がある発電にすべてをゆだねる脆弱性を改め、太陽光・太陽熱・そして火山国日本にある地熱を活用せざるを得ません。原子力は、核燃料廃棄物を常に生み出し、その最終処分方法も最終処分地も原発推進50年間いまだに決められておりません、ご存知ですか?北海道の原野が一番狙われやすいと思いますが、北海道の大自然を愛する方が、その点を心配してないのが理解できません。放射線汚染した観光地の商売は、60%以下に激減しますし、見た目はきれいな渓流のお魚も・山菜もキノコも怖くて食べれません。風評ではなく事実現実として口にできません。
結論、地熱・太陽等の資源はできる限り活用し、○○発電偏重の電力体制を避けるべきです。

この回答への補足

1億2千万の人口を抱える日本が、奇麗事だけで食べていけない現実もあります。

しかし、理想としては危険なものは避け、安全なものを推進したいのが、皆の願いであることは間違いありません。

国際価格が高騰しているイエローケーキを通常燃料から、高毒性プルトニューム燃料にして更に最後まで使いきらなければ高くつく原発です。

官民共同で安全性など無視した運用と形式的な許認可で、40年で廃炉かと思えば60年まで使うことを公言しています。

残念ながら、欠陥を公開する姿勢もなく、事故を明らかにする気概もなく、危弱な施設の改修する気持ちもない責任者達に失望し、心情的に許せません。

電力会社に安全対策を丸投げにしている国の姿勢に大問題があり、利益は役人が享受し、責任は電力会社が負う、この国のスタイルが抜本的に改革改善されなくては原発の再稼動には反対です。

私が暖かい部屋に居て好き勝手なことを言えないことは自覚しています。

被災された当事者の怒りは想像できませんし、原発の二字は見たくも無いでしょう。

私は原発の擁護者ではありません。

安全性を蔑ろにして危険性を放置している原発は、再稼動を永遠に放棄すべきだと考えています。

矛盾していると非難されると思われますが、安全性がより高いものも全て廃炉にすることは考えていません。

消費税増税でうろたえている、低所得者、低年金者に対して今後どのような負担が押しかかるか想像できないからです。

簡単に廃炉にしたいのが本音ですが、銀行団から借り入れた原発建設費の償還は国民の借金だと思い込んでいるからです。

現時点で廃炉決定にすると燃料の処理費と炉心解体費用で国の台所がパンクしないかとも心配してしまいます。

原発推進宣言を放つ場合がありますが、産業界と雇用を心配すると同時にグローバルな経済戦争で日本が無条件降伏を避けたい心情も原因だと思います。

○○発電偏重は、鳩山元総理が自然エネルギーも含めて推し進めましたが、間違いではなかったと思います。

概ね間違いはなかったと今でも思いますが、一つだけ思い込みがありました。

それは、いい加減で安全施策に欠陥を内包していた○○でした。

万に一つかも知れない、日本の関係者の良心を全て切り捨てる原発全廃には反対ですが、良心に根ざし想定などは震度7でも、4000ガリレオでも、50メートルの津波にでも耐える原発を目指して改修し、事故の検証と安全性が担保されなければ、再稼動には反対です。

補足日時:2012/04/10 01:42
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

事故が起きない原発であれば、容認します。

しかし、簡単に事故が起きる原発には断固反対します。

火力発電には反対します。

火力を減らす発電には賛成します。

大雪山国立公園での地熱開発には賛成します。

阿寒でのロックキャップの検証、調査を蔑ろにした乱開発には猛反対します。

お礼日時:2012/04/10 01:33

地熱発電といっても幾つもの方式が在ると思います。


なので具体的な発電方式を補足しないと検討は不可能。
実用化されている方式、原理だけの物、開発中の物など。

電気を起こすのでどんな発電方式の代わりにも出来ます。
コストは具体的計画が無ければ算定不可能です。

現状は地熱発電と呼ぶよりも火山発電と呼ぶほうが適切。
もちろん広義には地球内部から表面に向かう熱移動をも
含むのですが熱流量の密度が低いので実用例を知らない。

原子力は船舶や航空機に用い、陸上電力は地熱で全量賄う
事は不可能では有りません。そういう意思が強ければです。

この回答への補足

お礼の補足です。

満足なお礼も言えず、失礼しました。

温泉を活用した小規模発電もあり観光資源に活用できる可能性もあり得そうです。

勿体無いと言う意識を失うことなくコストパフォーマンスの高い地熱開発が普及し、原油の消費が減る事を願っています。

中規模な高温高出力の熱源から都市部での低温熱源まで利用出来、排熱の再利用も期待出来そうです。

日本の技術者と研究者の素晴らしさが伝わってきます。

未来の技術の芽を摘み取る大学研究者への国庫補助金を失くしたモデル出身の美人代議士を怨みます。

回答者様の見識の高さは目を見張るものがあり、今後もお教えを請いたい次第です。

補足日時:2012/04/14 17:31
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/04/10 01:55

地熱発電は一つの有効な発電法であることは間違いありません。


技術的には日本が最も進んでおり、世界各地で発電所を建設しています。
ただ莫大なエネルギー量が計算はされていますが、それを有効に発電して取り出せる適地・環境にあるものはどれだけかと言えば、せいぜい数百万KW、原発数機分程度でしょう。
それも国立公園に手をつけてです。
実際に発電所を建設できる土地があるか、道路を引けるか、そのためのコストは、実際に穴を掘ればどれだけエネルギーが取り出せるか、まだまだ未知数です。現在わかっていることは日本の地面は熱い・くらいであって、火力や原子力の代替となるという意見はあまりに誇張されていて馬鹿げています。


>豊かな自然を損なわないで本当に開発が出来るのでしょうか?
現在国立公園にも道路は各所にひかれていますよね。あとは発電所を確保する土地ですね。
道路一本と送電線と周りに出すのは蒸気だけですし、まあある程度予測はつくと思いますが。
猛禽類の生息地だった場合送電線の影響が若干心配されるかな?
水の確保をどうするか、これが一番厄介かもしれません。

>電気料金は対費用効果で算出されますが、地下二千メートルにも及ぶ配管が不純物で詰ることは無いのでしょうか?
基本的には水を入れて蒸気を噴出させるわけですから、ほとんどないと思われますが?

>地熱開発で地元の観光産業で雇用されている人々が悪影響を受けないのでしょうか?
まあ景観が損なわれる可能性はありますね。

>ボーリングの費用はボーリング回数と深度で積算されるのですか?
はい。

>地熱発電は本当に原発の代わりになるのでしょうか?
地熱発電は本当に火力の代わりになるのでしょうか?
100%代替はできるわけないでしょう。ただ枯渇する化石燃料、貿易赤字にも転落しましたしCO2問題もありますし少しでも活用すべきと思いますが?

>地熱発電のコストは他の発電と比べて高いのですか、安いのですか?
一般的には安いです。初期コストが莫大で、ランニングコストが安いですね。
あとは一から道路を引く必要があるような場所ばかりでしょうから、そのコストがどうなるかでしょう。
何十kmも橋をかけトンネルを掘りとかなると、当然高つくでしょうし。

この回答への補足

当初スポットも当たらなかった地熱が注目され、イッキに開発が進みそうです。

政治的な思惑もあり発言されている素人政治家がいますので半信半疑でしたがお礼の補足もあり書き込みます。

無知無学な私でも分り易い回答で多いに助かりました。

原発の代わりに成り得るような説明に一時は翻弄されましたが、回答のおかげで日本の現状を判断できそうです。

夢や希望を持たせることは大事ですが、過大な希望や誤解を招く情報には注意しないと判断を誤る危険があります。

被災地域と周辺の人々の心情を想うと、我が故郷の知事と首長が震災瓦礫受け入れ表明に嬉しく思い原発撤退にも賛同致しますが、終着点までは再稼動もあるのかないのか、日本人が食べて行けるか行けないのかの問題もあり簡単に解決できません。

危険な物は排除すべきですが、1億2千万の国民全ての生活も大事なことなので最良の原発撤退が進むことが願いです。

補足日時:2012/04/14 18:28
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この回答へのお礼

血税を注いで積極的に開発したほうが良さそうですね。

但し、全てを補完する程かどうかは別問題と考えます。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/04/10 02:05

地熱が使える国は限られてる。

「地熱発電が本当に有望なのでしょうか?」の回答画像8
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

有望なエネルギーだと理解出来ました。

お礼日時:2012/04/10 02:08

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