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1999年10月末で富士山レーダーの運用が終わったのは、当時の報道で知っていましたが、昨年末からの富士山での低周波地震発生と結びつけると、気象庁は何らかの前兆で噴火の可能性がわかったから閉鎖したのではと、勘繰りたくなります。関係はどうなのでしょうか?

A 回答 (4件)

皆さんが回答していらっしゃる通り,深読みのしすぎではないでしょうか。


もともと,富士山レーダーは,伊勢湾台風など大きな台風による災害が相次いだのを契機に,早めに敵(台風)の大きさや雲の分布などをつかみたいというのがきっかけだったようです。
台風は日本に近づく前は海の上にいるわけで,ただでさえ陸に比べて観測網が荒いうえに,台風が近づけば船舶の観測もままならないなどの事情もあり,なかなか実態をつかむのは困難でした。実際,戦後すぐに南関東が台風の不意打ちをくらったこともありました。
富士山レーダーができた当時は,まだ気象レーダーのあるところは気象庁の本庁などごくわずかでしたので,観測半径800km(だったかな)と本州と四国をすっぽりカバーしてくれるこのレーダーは,台風時に限らず雲の観測に非常に重宝しました。
ところが,1979年に気象衛星ひまわりが打ち上げられてから,台風の見落としなどはまずなくなりました。最近のひまわりでは,画像から水蒸気量や風速なども求められるようになっています。またその後全国各地にレーダー網が整備されていき,それらの性能も向上するなどの背景があって,富士山レーダーはそれらに仕事を譲るかっこうになったわけです。
レーダー自体も老朽化し,メンテナンスに要するコストなどを考慮すると,維持するメリットよりもデメリットのほうが大きいと判断されたのでしょう。
最近の低周波地震の増加を受け,富士山付近での地震観測自体はむしろ強化される傾向にあります。仮に噴火の可能性が(レーダー閉鎖の前から)分かっていたのであれば,なぜ測候所自体を引き上げず,レーダーの閉鎖だけに終わったの?ということになりませんか。
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この回答へのお礼

測候所は閉鎖されていなかったのですね。
どうも考えすぎのようですね。

お礼日時:2001/05/13 22:02

ただ単に気象観測衛星の性能が上がったことと


富士山レーダーの老朽化、冬季の過酷な条件での観測所員の苦労を考えてのことです。

もし噴火の前兆があるのだったらすでに公にされていますしそんな情報も全くありません。
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yurichannopapaさんのご質問にはちょっと否定的な回答です。



噴火の前兆があるのであれば、閉鎖する頃に登山についても制限を
しているはずですが、そういう話がありません。
また、新田次郎著、「火の島」を読んでいただくと分かるのですが、
噴火の可能性が高い場合は、ぎりぎりまでそこに留まって
観測データを集めるようです。

ただ、実のところ、富士山の噴火の可能性は、(冗談の世界はともかく)
ごく最近、公式にアナウンスされています。
東京直下型地震や東海大地震の様に、かなり前から可能性を指摘され
いつ起きてもおかしくないまま何年も過ぎているものとは
違いまして、まだ、ライナー(情報の概要)だけが走っている状態です。
はやく、正しい情報を集めておかないとまずいかなと
思う部分もあります。
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この回答へのお礼

有難うございました。
関連は無いのかもしれませんね。

ところで、東京直下型地震や東海大地震の前兆が現れた時、政府は正直に発表するでしょうか。
私は、混乱を避けるため発表されないと思います。

お礼日時:2001/05/13 22:13

1999年10月と昨年末では1年のタイムラグがありますよね。

運用が終わってから「1年後」に「噴火の『前兆の可能性のある』程度の現象」が起きると言うことに何らかの関連性を持つこと自体がナンセンスだと思いませんか?
運用の終了が決まったのはさらに前のことですし、富士山レーダーは、気象レーダーで、(地震計ぐらいはあったでしょうが)それをまた地震と関係させることもナンセンスだと思いませんか?
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この回答へのお礼

ナンセンスかも知れませんが、得てして真相は隠されている場合が多いので....

お礼日時:2001/05/13 22:08

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