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こんにちは。
英語の工学系論文を読んでいて、わからないところがあったので、教えていただけますか。

highly repeatable loading and unloading stress-strain curves up to strains of 30% demonstrate purely elastic responses.

この文の、repeatable loading and unloading の意味がわかりません。
お忙しいところ申し訳ありません。よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

これは繰り返し荷重による疲労試験の結果を言っていると思われます。



繰り返し荷重試験には定性的に2種類あって、一つは引っ張り-圧縮試験で、ひずみは正負の値をとります。もう一つは引っ張り側だけまたは圧縮側だけの場合でひずみは0から最大値(引張だけの場合、値は正)の間を増減します。圧縮だけの場合は0から最小値(圧縮だけの場合、値は負)の間を変化します。

loading and unloading とはこの引っ張り側または圧縮側だけの荷重を繰り返しかけている試験です。負荷-除荷といいます。

highly repeatableとはいわゆる高サイクル疲労試験を思わせます。高サイクル疲労試験ではひずみ幅をきわめて小さく(1%以下)設定するのが普通で、弾性範囲内で行うものです。それがひずみが30%までOKというのはちょっと信じられません。通常の軟鋼等ではpurely elastic responsesを示すのはひずみが0.1%以下です。ひずみが1%程度になる繰り返し試験はいわゆる低サイクル疲労試験で数100回から数1000回の繰り返しで試験片が破断します。高サイクル疲労試験は10000回以上の繰り返しによって破断する試験を言います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
ご回答ありがとうございました。
大変勉強になりました。

お礼日時:2012/05/30 11:20

 専門家ではないのですが、推測で考えてみました。



「応力-ひずみ曲線で、ひずみ30 %までで負荷および除荷が非常に反復性が高いことは、純粋な弾性反応であることを示す。」

 応力ひずみ曲線で調べてみましたら、次のようなサイトが見つかりました。

http://www.md.ams.eng.osaka-u.ac.jp/~nakatani/Le …

 その、図5.1~5.3に、「負荷」「除荷」という言葉が図示されていますので、もしやと思いました。

“repeatable loading and unloading”

は、直訳すると「反復可能な負荷および除荷」といったところではないかと思います。つまり、上のサイトの図5.2や5.3のように、負荷をかけるときと取り除くときに同じ経路をたどる現象、ということを指しているのではないかと思います。対して、図5.1は、負荷のときと除荷のときで違う経路をたどるので、“repeatable”ではない、ということになるのではないかと思います。

 間違っていたら済みません。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
ご回答ありがとうございました。
utu-ne様のご回答もすばらしく、ベストアンサーに選ばせていただきたいところですが、残念ながら2つ選ぶことができないので、今回はお礼のみとさせていただきました。
とても勉強になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2012/05/30 11:22

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