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ボディビル 筋トレ

(1)マルトデキストリンよりクレアチンの方が優秀なのでしょうか?

私は現在、コルチゾールを抑制する目的でトレーニング直後マルトデキストリンを飲んでいます。
最近、本やサイトを見て「クレアチン」は筋力の向上、コルチゾールの抑制、筋量の増加など様々な効果があり、また効き目もかなり良いありました。読んでいるとマルトデキストリンより優秀な気がするのですが、今はクレアチンの方が主流なのでしょうか?

(2)クレアチンは糖と一緒に摂取すると効果的らしいですが、高グリセミックなマルトデキストリンと一緒に飲むのはいい方法でしょうか?

教えてください。 お願いします。

A 回答 (1件)

従前、糖質コルチコイドであるコルチゾール(抗ストレス)は骨格筋における異化ホルモンと考えられていましたが、実際は、糖質代謝のためのシグナルホルモンであって、筋グリコーゲンの貯蔵に関係しているようですね。


従って、筋中のグリコーゲン濃度が低い時、そのエネルギー源としてタンパク質を分解してしまいます。アミノ酸の糖質への転換、タンパク質分解酵素の増加、タンパク合成の抑制というわけですね。

また、テストステロンとインスリンの同化作用はコルチゾールの異化作用と打ち消し合いつつ、高負荷ウェイトによって筋肥大が期待できるわけで、創造と破壊ではありませんが、まず、何物も壊れませんと創造できません。運動後の血中コルチゾール濃度の短期的な上昇は、組織のリモデリング過程での短期的な炎症反応と考えるのが一般的でして、コルチゾールとは、そう悪さばかりしているわけではないのです。創造するために、ちょっと(運動直後、短期的に)壊すものがコルチゾールとも言えるのです。

マルトデキストリンは本来、食品添加物の多糖(炭水化物)でして、トウモロコシや小麦のデンプンが主成分です。プロティンとの同時摂取で合成が促進されるということになっているようです。糖質が充分なら、タンパク質分解は生じません。

一方、クレアチンは肉類から高濃度で得られるものでして、エネルギー基質の利用度を高めるカルニチン(減量サプリメント=脂質の代謝に関与)と似ているものとされます。で、クレアチン摂取は筋中のクレアチンリン酸濃度を大幅に増加させて、特に一発の爆発力などのパフォーマンスが向上します。また、解糖系(自転車スプリントや400M走)競技にも有効であったという報告もあります。ただ、クレアチンは全ての人の筋中に保持されていることにはならないようでして、多く貯蔵できる人で25%増、一方で、多量摂取に関わらず殆ど蓄積が見られない人も少なくないようです。体質などその個人差が大きいのですね。また、今後、出現するであろうクレアチンの多量摂取によるリスクを指摘する研究者も居ます。

いずれにせよ、今のところ、カフェインとともにクレアチンは、特定競技のパフォーマンスを向上させる栄養補助食品として広く認知されています。多くの補助食品が精神的効用のみが指摘されて、食品そのものとしては疑問視されている中、アスリートたちに認知されている数少ない補助食品のひとつがクレアチンということになります。スクワット、ベンチプレスのMax向上にも一役買う筈です。
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