プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

家庭教師で中2の子供を教えていますが、私の力不足もあり、
勉強のモチベーションを上げることができません。
「受験があるから」という単純な理由では勉強できないようです。
勉強ができないことを勉強をしない理由になっているので、どうしたものか困っています。
「こんな勉強、生きていくのに役に立つの?」と子供に言われて、皆さんはどう答えますか?

中高生のときに学校で落ちこぼれたにも関わらず、そこから挽回して成績を上げた方がいましたら、
そのきっかけになった出来事を教えていただけませんか?
勉強が嫌いだったのに、勉強ができるようになった経緯にとても興味があります。

また、勉強ができないことを開き直って、結果的に良かったと思えるような方がいましたら、
なぜそういえるのか教えていただけませんか?

よろしくお願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

すいません、補足いただいてるのに気がつきませんでした。



No.10です

そうですね、「信頼関係」は作るものじゃない気がするんです。

{この先生に聞けば、いろんなことが分かるから面白い!}

でもいいだろうし、

{この先生は、教えてくれないけど自分で考える力がつくような気がする?!}

でもいいだろうし。

ここに信頼関係はいらないと思うんです。

必要なのは、「正しく、誠実に」だとね。

どうしても「信頼関係」を築くために、媚を売ったり、

やさしくしたりなだめすかしたり、とそんなことをしていては、

かえって逆効果な気がします。 甘やかすとこの生徒さんみたいになりかねない><


ウソを教えていたり、威張っていたら信頼も生まれないし、

積み重ねでしかなくて、それも一回の失敗で崩れるような もろい ものなんでしょう。


「その子がどうやったら分かるのか」というのを、こっちも常に考えるのですから、

こっちの勉強でもあるんですね。

なので、相乗効果の方が大事なんじゃないかと思って、

講師をやってきました。

 #まぁそれなりには成功していると思います。

環境は違うけれど、尊敬してもらえるとか、信じてもらえるとか、

そういうことは抜きにして、ただただ、誠実に正しくあれば

自然に信頼は来ると思いますよ。


ここで書いておきますけど。σ(・・*)の師匠です。

イギリスなんだけど、もう亡くなりましたがね。。

「常に上を見ていなさい。下を見ていると、自分の居る場所が頂上になる。

 #山を登っている最中に、頂上を勝手に決めちゃダメ!ってことだと思う。

 #下から登ってくる人しかいないんだから、8合目でも上見なければそこが頂上。

 #上に人がたくさんいても見なかったら一緒でしょう?

誰かが手を差し伸べてくれたら、素直に従う。引っ張ってもらって上に行く。

誰かが助けてといっているのなら、引っ張ってあげればいい。

そうやって自分も上がってきたし、これからも上がっていけるから」

こういうことを、ずっと言われてました。


多分、生徒さんと同じ高さまで降りる必要はないんです。

どうやってそこから登ったか? を思い出せばいいんじゃないでしょうか?

信じる信じないは、生徒さんが決めること。こっちは誠実に。

それしかないんだと思いますよ。

出来ることをやる。うん、もちろんそうです。

だけどそれだけではないんです。今できなくても、こっちが勉強したら

できるようになることがあるんです。

それもやらないと! #これはσ(・・*)もずっとやっていました。

教えること!なんて無茶なことですよ! ものすごく難しい。

だからこそ、やるんです。それで自分も登るんです。

σ(・・*)はそう信じています。 (=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いつも丁寧な回答をありがとうございます。

イギリスのお師匠さんはすばらしい方ですね。
私も「正しく、誠実に」を心がけたいと思います。
今、私がやっていることは、泳げない人を泳がせるのと似ているかもしれません。
いろんな手をつくして、水に誘い込もうとしていますが、
相手は泳ぐことを怖がっているので、足を水につけさえしません。
こちらがどんなにうまく説得しても、最後は「だから、泳げ!」というメッセージになってしまいます。
散々、周りの大人から聞かされているので、反射的に「無理!」と反発してしまいます。
無理やりにでも水につけるしかないという意見。
相手がこちらの手を取るまでじっくり待つという意見。
場合によってどちらも必要になるかもしれません。
今、私ができるのは、まずは一緒に水で遊ぶこと。
あと、海の向こうに別の島があることを教えることだと思っています。
そう考えると、楽しく教えるということを怠っていたように反省しています。
昔のことは思い出せませんが、生徒が楽しめるようにできるだけ工夫しようと思います。

いろいろためになる助言をして下さい、本当にありがとうございました。m(_ _)m

お礼日時:2012/05/25 17:03

ちょっと補足に面白いことがありましたので。



「世界一の教師がいたら?」

これは大変に興味深い^^;

σ(・・*)の想像で行くと、多分「何もしない人」だと思います。

ただ、質問があればどうぞ?

で、質問に来た生徒に、

「どこがどう分からない?だったら、これこれこういうことはなぜなのかな?」

と、常に質問に質問を返していく。

ちょうどいい言葉ですが、ティーチャーではなく、コーチなんでしょうかね。

押し付けようとしない、きっかけだけをそれとなく伝える。

こうありたいものです。 なかなか難しいけれど。


極端な話し、ここの質問者さん、あるいは回答者さんにも

いらっしゃるよ?

コーチはいらない、答えだけちょうだいの方や、

人の揚げ足を取られたり、自分がここまで知っているよ!というのを誇示するかのように

質問者さんが混乱するような回答を書かれる方も。


σ(・・*)には、一つ確信があって、そういう人は「世界一の教師」にはなれないだろうし、

実際なれていないと思う。


うん、多分何もしない。聞いてくるまで何もしない。

そういう風にいける人なんだろうな。

ただ、それには生徒さんが優秀でなければならないから、

やはり、信頼関係ではなく、相乗効果! 引き上げる側と、押し上げる側が必要でしょうかね。

(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)

この回答への補足

度々、ありがとうございます。
私もそんな教師を目指したいと思います。

ただ、それができるために相手を100%信頼していなければいけないと思うのですが、どうお考えですか?
B-jugglerさんは信頼関係ではなく、相乗効果が大切だと書かれています。
信頼関係は必要がないというのは、相手から信頼される必要はないということでしょうか?
そもそも信頼関係が幻想であって、自分ができる限りのことをするしかないということでしょうか?
もしわかりましたら、お考えを教えてください。

補足日時:2012/05/21 01:03
    • good
    • 0

No.5です。

補足がありましたので再度回答致します。


>3ヶ月経ったときに、その作戦を使いました。
教わりたいと思えないなら、教師を変えた方がいいと伝えました。


手順どおりでしょうか。
まず、生徒だけに聞きましたか?保護者のいないときですよ。
ご両親と生徒とご質問者とで話し合ったのではありませんか?そうではありません。ご質問者は話しに加わらないのです。
生徒がひとりでいるときの、生徒の真意を確かめたでしょうか?


次に保護者への話です。
この時、すぐに返事をもらわないでください。
生徒とご両親とで話し合うようにし(そういう機会を与えてください)、ご質問者はすぐに退場してください。つまり帰宅してください。なので、家庭教師の指導を終わったあとがいいですね。その場で話し合いにも加わらず要件のみ伝え、帰宅します。
「ご返事は今度うかがったときにお聞かせください。お願い致します」
のような伝え方です。


今後も自分の指導を希望するかどうか「すべてを」先方に決めさせます。


続けることが決まり、それでも生徒に変化がなければ、他の回答者のかたもいわれているように、いさぎよく身を引いてください。


身を引かないと、ご質問者自身が相当の負担になってきます。これまででも負担のはずです。
前回も触れましたが、週に一度の指導でしょう?それで学力面で普通の生徒と同じようにして欲しいという要求ですよね。


個人的な意見ですが、その生徒は、集団塾( 補習的な塾。進学塾は不可 )が良いと思います。
他の生徒の勉強する姿( 塾でふざけて勉強しない生徒もいるでしょうが、反面教師になるでしょう )が見えるからです。


>しばらくすると相変わらず約束を破るようになり、どうしたものか困ってしまいました。
両親には平気で嘘をつくし、真面目に説教するとふざけるか、すねるかしてしまいます。
自尊感情が持てなくて、投げやりになっているようにも見えます。


小さい頃に親に甘えることが少なかったのかも知れませんね。


>mm47さんの喩えだと、この生徒は自殺願望を持っているような患者に当たるかもしれません。
実は、彼女と話していて、「死」という言葉を見ると安心するということも言われたことがあります。
そういった患者に対して、医者にできることはあるのでしょうか?


立ち直るのは本人の力(考え方)しかありません。
その生徒に言葉で言って理解できるなら、苦労しませんけれど。
あとは、反抗期に入っていると言うこともありますね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

度々の回答、ありがとうございました。
ご家庭に伺う前にいろいろ作戦を考えるのですが、
実際に生徒を前にすると、全く予想もしなかったことが起こり、作戦を変更することが多いです。
ご両親と連携して働きかけるとなると、また難しくなります。
この生徒とご両親の関係は良くないので、両親が何か言うと反発してしまいます。
何回かご家庭に伺うと、親と子の距離がわかるようになりますが、
今回は、その距離がとても大きいように感じます。
その場合、私は間に入って、できるだけ両者の要望を応えるようにしているのですが、
関係が完全に壊れているときは子供の側につくようにしています。
もちろん、親の側に回って、勉強を強制すべきだという意見もあるでしょう。
ただ、それで成績が上がったとしても、長い目で見たときに子供のためにならないのではないかと考えています。
極端な話、心が豊かであれば、いつからでも勉強をやり直せると思っています。

学習塾の方が向いているのではないかという意見ですが、
塾は学校の延長になるので、嫌々通うことになると思います。
競争することをあきらめていますので、逆にやる気をなくしてしまうこともあります。
私としても、学校の先生や先輩や友達からいい影響を受けることを期待したいです。
そのためにも、心を育てる必要性を感じている今日この頃です。

お礼日時:2012/05/21 00:46

こんにちは。

 私は七十代の男性です。

もう半世紀も昔の話ですが、中二の女の子の家庭教師を三年しました。 前任者から掛け算も怪しいという触れ込みで引き受けました。 本人がやってどうしても出来ない時だけ教えて行くことにしました。 本人に考えさせる時間にしたのです。 すると自然とやる気が出て来ました。 

人は誰でも褒められたいものです。 本人も私に褒められたいと思ったようです。 どんどんやる気を出して、こちらもオーバーに褒めるようにしました。 

『どうしてわからないの?』は禁句にしました。 その代わり、『どこがわからないの?』と聞くと、殆どの場合、問題の意味がわかっていない。 要するに問題の意味がわからない。 そこを説明してやると『なあんだ~』と納得して、後はすらすら。

中学生で数学が出来ない子は国語に問題があるのです。 ですから問題を何回も読ませると、本人も次第にわかって来る。 その時、先生であるあなたは出来るだけしゃべらないこと。 教え魔にならないこと。 本人がその時間中声を出している状態を作る。 すると次第に前頭葉が活性化するのでしょう。 声が大きくなって信じられないほど活発になって行くのです。 

私がこの子から学んだことは次の四つでした。

●中学生の場合、国語に問題がある。 だから出来るだけ本人に大きな声を出して読ませる。

●こちらが声を出さないようにすると、生徒が次第に乗って来る。 

●どんな問題でも出来たらオーバーに褒めてやる。 生徒も初めは大げさだとわかっている。しかし、次第に褒められたいと思うようになる。 褒められて嫌だと思う人はこの世に存在しない。

●『どうしてわからないの』ではなく『どこがわからないの』と聞く。 本人に何がわからないのかを説明させる。 実に簡単なことがわからず、止まっている場合が多い。 そこがわかると本人にやる気が出る。 

その後、私は学校を卒業し、社会人となりました。 この家庭教師をして学んだことが大変役に立ちました。 『たかが家庭教師』ですが『されど家庭教師』でもあるのです。 生徒より先生であるあなたの方が学ぶことが多いはずです。 成功を祈ります。 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
生徒を信じて、ときには待つことも大切なんですね。
成績を上げなきゃと焦っていたところがあったので、
少し落ち着いて、生徒のやる気を引き出すように工夫してみます。

お礼日時:2012/05/18 08:13

補足ありがとう。

No.3です。

少し伝わっていない部分があるかな。

σ(・・*)は、マイナス思考のかたまりみたいな人間だよ?

勉強に逃げたんだ。鬼ごっこやBB弾で打ち合っても、野球やっても

小さい頃は全く対等に扱ってもらえなかったから。

言ってみれば、勉強すること自体が「マイナス思考」から来たものなんです。


そもそも、

>勉強が大切なことに気づいて、勉強を頑張るのはプラス思考です。
>勉強よりも大切なことに気づいて、勉強をあきらめるのもプラス思考です。

こんな風に考えたことなんて一度もないし、これが正しいとも思わない。

勉強が大切なことに気がつくのには、プラス思考もマイナス思考も必要ない。

そこにあるのは、ただ単に「知識欲」でしかないんですから。


あなたは「支える」とおっしゃる。

σ(・・*)は 「手を差し伸べる」という。

ここの違いではないかと思いました。


σ(・・*)たちはすでにいろいろと知っていて、勉強の必要性も

その応用もいくつか身に付けているから、

生徒さんと全く同じグランドには立てないんです。

 #もうはるかに高い山の上に登ってしまっているから。

だから、下から登ってくる生徒さんに対して、手を差し伸べるしかできない!

下から支えるのは、自分よりも優れた(山の上にいる)人間にしか出来ないよ?

ここ! 生徒から信頼されようなんて思わないでいい。

ただ、助けを求めてくるのを待つだけ。

それだけでいい。それしか出来ないはずですよ?


ただ、甘く見ないこと。σ(・・*)たちの取ってきた方法では

その子は理解できないかもしれないし、その逆、簡単すぎるかもしれない。


本当は、勉強したくないのではなくて、知りたい事が教えてもらえないだけかもしれない。


だったら、学校の勉強だけがすべてではないんだから、将棋でも囲碁でも、

チェスでもトランプでも、TVゲームでもいい。


ダンジョンRPGだと書きましたね。

トランプやチェスでも、充分に武器になる(勉強するときにね)。


前の繰り返しになるけれど、大切なのは「考えること」。

覚えさせたり、解答はこうなっているから、こうじゃなきゃダメ! なんて

やっちゃダメよ。


水なんて蛇口ひねれば出る。水素と酸素を混合して燃やす必要なんてない。

あぁ、そうですよ。ならね、どうやってその水は、蛇口まで来ているんだと思う?

蛇口の構造はどうなっているんだと思う?

カルキってなんだ? ここまで来れたらしめたもの。(゜-、゜)ジュル


どう? ここに「知識欲」以外の何かは入っていますか?


生徒さんにやる気がないのなら、やらなくていい。

実話だけど、あるチェスの世界チャンピオンになった人が、チェスの勉強がいやで

やらなくて、先生と一緒に野球やっていたというのは有名な話。

 #ボビー・フィッシャー^^;


きっかけは何でもいい。「知りたい!」と思う気持ちにさせればそれでいい。


テストで点が取れればそれでいい。そういう子には教える必要なんてないからね。

 #こういうのは、捨てておいて構わない。使い物にならないから。

 #いずれ痛い目にあうのはわかっているんだから。


>そんなマイナス思考からプラス思考に変わった経験ってあるのでしょうかね?
>B-jugglerさんは、ご自身がマイナス思考にならなかったのはなぜだと思いますか?
>もし差し支えないようでしたら、当時の心境を教えてください。

だから、これはないです。

最初からマイナス。変わりなく。楽しいと思っても、それは一時。

すぐ苦痛に変わる。大変な迷宮に挑めば挑むほどね。


σ(・・*)小学二年で 引き算できなかったんだよ?

13-8=? これが出来ない。 上から10借りてきて・・・が分からなかった。

借りたら返せ! そういわれていたから。

 #返せないでしょう?

ところが、こうやった瞬間、見える景色が変わった。

13+(-8)=5

13に(-8)を足す。 これは親父が教えてくれた。

考えるきっかけを作ってくれた。


あなたは教えよう! それだけに見えます。 σ(・・*)の親父とはちょっと違う。

そして少しきつい言い方だけど、生徒さんの境遇を自分が出来ない理由にしている。


そうじゃない。そんなんじゃないんです。教えることは、教わること。

その子に、どうやって考えることを教えられるのか、こっちも必死に考えないと。

そうやって山に登ってきたんだよ、σ(・・*)たちも。


生徒さんは、あなたを支えてくれる。あなたは生徒さんを引き上げる。


焦る必要はない。慌ててもいい結果なんて、そうそう出ない。

いい?しっかり考える。せっかくたくさん書いてもらっているけど、

どう読んでも、出来ない理由付けをしているようにしか見えない(ごめんきつい書き方)。


最初から諦めているのは、あなたじゃないかな?

生徒さんはそれが見えているんじゃない?


試しに、オセロか何かやってみて? 負けたら、教えてもらう。

どこでどう考えて、私のどれが悪かったか。

勝ったら、もう一回! 四隅の1つに最初から生徒に1つ置かせてね。


お金もらって、勉強を教えている。立派な仕事。

だったら、簡単に放棄はしないこと。

どうしたらやってくれるか、どうしてやってくれないのか、

言い訳をせず、きちんと見定めて。

辞めるのは、教える自信が無くなったとき。

それはつまりあなたの限界でもある。自分もそこから成長できないよ。


人様に教えられないことは、自分でもよく分かっていないということだからね。

また自分の勉強だ。

きついこと書いたけど、元非常勤講師は、こんなことをあなたの文章から感じました。

(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

度々、丁寧な回答をありがとうございます。
ティーチングよりもコーチングが大切だということですね。
これからはできるだけ考えさせる機会を作るようにしてみます。

今まではここまでやれば少しは変化があると期待できたのですが、
今回は何をやっても、振り出しに戻るという感覚があり、正直、自信をなくしてしまいました。
世界一の教師がいたらどうするのだろうか?世界一の教師であっても解決できないこともあるのだろうか?
生徒自身が自力で解決するしかない問題があるとしたら、教師は何ができるのか?
それが質問した理由でした。
皆さんのおかげで、前よりも少しわかった気がしました。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/05/18 08:53

「強制」のポイントは「生徒が望む通り、教師が生徒を理解してやる」ことです。

「両親との関係があまりよくなく、大人を嫌う」生徒とのことですが、裏を返せば「大人の偽善・醜悪さ・ウソを見抜ける頭の良い子」といえます。だからまず、「あたしは頭が悪いから、勉強ができない」を「あたしは頭は良いけれど、勉強は苦手だ」に変えることです。

あなたが「この子は頭が良い」と信じないと、いくら褒めても「先生はあたしに媚びている」と見抜かれるでしょう。「あなたが苦戦している=その生徒は頭が良い証拠」です。つまり「主導権を生徒に握られ、教師が翻弄されている」ともいえます。「勉強ができないって、そんなに悪いことなの? 大人はえらそうな態度であたしに説教するけど、大人はウソつきで、いい加減で、信用できない。勉強のことであれこれ言うだけで、大人はあたしのことなんか理解してくれない」という生徒の気持ちを「教師が理解する」ことです。

さらに教師は「この子は頭が良い」を信じ、「生徒を理解する」と同時に「生徒に愛されようが嫌われようが、どうでもいい。とにかく、勉強を教えるだけだ」と「生徒に何を言われようが常に態度を変えない覚悟」が必要です。

「生徒に信頼される努力」など無意味なこと。「俺(私)はただ、お前に勉強を教えるだけだ」という不動の態度で生徒に接し、チャンスがあれば「勉強以外のことでもいいから褒めてやる」ことです。ただし、時間に限りがあるから「褒め言葉は短く、雑談や説教にならないよう注意する」必要があります。

私はもう二度とこの「質問箱」に来ないので、これが最後の忠告となります。あなたがどんなに奮闘しても、事態が改善しない場合は「謝罪して身を退く」のも一つの道です。あなたにとって無念でしょうし、最悪の場合は「家庭教師の仕事を失う」かもしれません。それでも、あえて残酷なことを言いますが、「生徒との縁がなかった」という体験を恐れていては「家庭教師」はできません。

私に助言できることはここまでです。あなたと生徒さんの幸運を祈ります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
おっしゃるように、彼女はとても賢いと思います。
ただ、それを口で伝えても、本人は否定しますが。
何でもいいので、自信を持てることが見つかればいいなと期待しています。

お礼日時:2012/05/18 08:31

No.2です。




たとえて言うとこのような状況です。


ご質問者は医者です。名医かも知れません。重症患者がいます。
その患者は、治療を拒否しています。しかも、医者はその患者と週に一回しか接することを許されていません。


まず、その患者と話し合います。何を?
他の病院へ行くか、自分の治療を受けるか、それとも治療を拒否するのかです。
ここをはっきりさせない限り適切な処置は行えません。


患者が治療拒否をはっきり言葉に出して言ったのであれば、これ以上の治療は不要と割り切ってください。
もちろん、患者のご家族にもその事を伝えてください。


家族が治療を希望しても、患者が治療を拒んでいるのであれば、あとは家族と患者との話し合いになります。
どうするかは、家族と患者とで話し合って決めてもらうしかありません。


話し合いの結果治療を続けるとなれば、患者にもそれなりの覚悟ができるでしょう。そうすれば、治療もうまくいくでしょう。
モチベーションも上がってくるでしょう。


家族は、医者にかかれば何とかしてくれると考えますが、最初のところをはっきりさせてもらわないと適切な治療はできません。
そのように、医者は家族に伝える必要があります。
患者の状況と、現在までの治療方法をできるだけ客観的に伝えてください。

この回答への補足

回答、ありがとうございました。
3ヶ月経ったときに、その作戦を使いました。
教わりたいと思えないなら、教師を変えた方がいいと伝えました。
そのとき、ご両親と生徒に続けてほしいと言われたので、今も続けています。
その後、少し変わったかなと思ったのですが、
しばらくすると相変わらず約束を破るようになり、どうしたものか困ってしまいました。
両親には平気で嘘をつくし、真面目に説教するとふざけるか、すねるかしてしまいます。
自尊感情が持てなくて、投げやりになっているようにも見えます。
そこにどう希望を見出せばいいのかわからなくて、立ち直った人から知恵をお借りしたいと思いました。

mm47さんの喩えだと、この生徒は自殺願望を持っているような患者に当たるかもしれません。
実は、彼女と話していて、「死」という言葉を見ると安心するということも言われたことがあります。
そういった患者に対して、医者にできることはあるのでしょうか?

補足日時:2012/05/17 19:43
    • good
    • 0

「こんな勉強、生きていくのに役に立つの?」なんて質問は無視して、「あなたはあなたの仕事をするだけでいい」のでは? つまり「余計な問答はせずに勉強を教える」ってことです。

たとえ、あなたが親身になって指導しようと、「勉強が役に立つか否か・受験に合格できるか否か」は「生徒自身で乗り越える最後の一歩」。あなたが「真面目な教師」であることは明らかであり、尊敬しますが、「生徒の人生に踏み込む」のは不可能です。

それでもあえて生徒の力になりたいなら「何もしないで失敗するより、何かをして失敗した方がマシだ。失敗しても人生はやり直せる」とだけ言って、後は説教せずに、「勉強させる」ことのみに集中する。自分は「ダメ人間」というコンプレックスを抱えた子供に、いくら説教しても効果はないでしょう。まずは「説得ではなく、強制的でもいいから勉強させる」こと。そして「勉強ができないことを責めずに、褒めてやる」ことです。テストの結果が悪くても「よく頑張った、この前よりはいいな」などと「褒める」ことが肝心です。

「ダメ人間」というコンプレックスを抱えた子供に「どうして勉強できないんだ!」と怒っても逆効果。むしろ「やればできるじゃないか」と褒めた方がマシでしょう。人間という生き物は「褒めて欲しいのに褒めてくれない」という不満を抱えていますから。無論、この方法で良い結果が出るほど現実は甘くありません。ですが「何もしないで失敗するより、何かをして失敗した方がマシだ」を教えることができたら、あなたの努力は無駄ではありません。「茨の道」であろうと、生徒の未来につながります。

この回答への補足

回答、ありがとうございます。
確かに、多くのことを期待しすぎているのかもしれません。
おっしゃるように、彼女に前を向かせることができれば、私の仕事も無駄ではないと思います。

家庭教師を始めたころは、強制して生徒に勉強させたことがあるのですが、
知識の定着が遅く、感謝されることもなかったので、やりがいを感じることがありませんでした。
最近では、まず生徒と話し合って目標を決めてから、教えるようにしていました。
今回のように、目的が決まらないのは初めてのケースです。
約束したことも平気で破るので、どう対応すればいいのか困っています。

kyomuhallさんは強制によってうまくいったケースをご存知でしょうか?
もしご自身が落ちこぼれた中学生になったとしたら、そのような教え方を望みますか?

補足日時:2012/05/17 19:29
    • good
    • 0

ちょっと違う目線で行きましょうか。



σ(・・*)は電気工学上がり、代数学の元非常勤講師(病気で倒れてね)(o`・ω・)ゞデシ!!


勉強しかできなかったんです。身体も弱かったし、小さかったのでスポーツも不向き。

 #実はある程度やればできるようにはなれたんですが。

 #いま、野球でピッチャーやったり、高校の頃800m走ったりしてました。

勝負する場所(!)が勉強しかなかったんです。

また回りもそう期待していたみたいでしてね。


つねにTOPではなかったけど、やらなくてもわかるほうだったから、

先生たちには重宝されました^^;

と、まぁ、完全な逆例ですけどね。で・・・。


>「こんな勉強、生きていくのに役に立つの?」

これ、あなたはなんて答えられるのですか? 書かれてないので。

質問者さん自身が分かられていないんじゃない? それじゃ答えられない><

国語:日本語が出来ないと恥ずかしいよ。

社会:歴史や地理くらい知っておかないと。この国の歴史は特にね。

 北海道って寒いの? なんて聞いたら、笑われるよ?

理科:今君が生きていけるのは、酸素があるから、水があるから。

 それはどうやって出来ているのか、作ることが出来るのか?

 そういうことを学ぶ。勉強すればもっとたくさんのことが分かるよ?

英語:日本語しか出来ないと、日本人としか話せないね。

 英語が出来ると、外国の人とも話せるし、音楽だって聞いて意味が分かるよ?

数学:これはσ(・・*)本職だから。「物事の順序、道筋を作るための学問」だと思えばいい。

 いるでしょ?たまにものすごく効率の悪い人。そういう人は数学を知らない。

 ダンジョンRPGを攻略する、結構難しい登山をする、それが数学なんです。

 今はその準備をしている。そう教えてあげると、必要なことはわかると思うけど。

  #分からなければ、いずれ分かるで構わない。いやでも分かる日が来るから。


最初から全てが分かっている人間はいないんです。

だから知るんです。人間は機械じゃない。調べてすむ問題だけじゃない。

だから勉強するんです。自分で考えるんです。


そういうことを突き詰めていけば?

勉強は出来なくて、嫌いで当たり前。でもやると楽しいよ?

と誘導できれば、質問者さんも、σ(・・*)と同じ山の上にこれるかもしれない。

引っ張り上げるのが仕事だからね^^;

がんばれ! そのこの将来、ひいては日本の将来は、あなたの両肩に掛かってる!

ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ  大げさじゃ!

(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)

この回答への補足

回答、ありがとうございました。
暖かいお言葉をかけて頂いて、励みになりました。

私の教育方針ですが、引っ張るというよりも支えるというスタンスで教えています。
生徒がやりたいと思うことがあるなら、全力で応援したいと思っています。
ただ、子供にやる気がないときに、教師にどういったことができるのか思案しているところです。

勉強する理由については、私なりに伝えようとしてきました。
B-jugglerさんのように、プラス思考ができれば、どんな科目にも意味を見出せるのですが、
この生徒は極端にマイナス思考で、どんなことにもマイナスの意味を見つける癖ができてしまっています。
実は親子関係も良くはなく、どこかで大人を信頼できなくなっているようです。
自分への期待値も低く、「どうせ無理!」「どうせ無駄!」で現実逃避してしまいます。
少しでも引っ張り上げようとすると、すぐに反発するようになっていて、
こちらがどんなに真剣に話していても、素直に聞いてもらったことがありません。
最近はただの自己満足に思えてきたので、説教を控えるようにしています。

メディア(関係)が悪ければ、どんなにいいメッセージも伝わりません。
今は、生徒にメッセージが届くように、精一杯、信頼関係を築く努力をしたいと思います。
勉強嫌いというよりも、マイナス思考からプラス思考にするきっかけを探しているのかもしれません。
勉強が大切なことに気づいて、勉強を頑張るのはプラス思考です。
勉強よりも大切なことに気づいて、勉強をあきらめるのもプラス思考です。

そんなマイナス思考からプラス思考に変わった経験ってあるのでしょうかね?
B-jugglerさんは、ご自身がマイナス思考にならなかったのはなぜだと思いますか?
もし差し支えないようでしたら、当時の心境を教えてください。

補足日時:2012/05/17 00:48
    • good
    • 0

>「こんな勉強、生きていくのに役に立つの?」と子供に言われて、皆さんはどう答えますか?




まずこちらから回答致します(受け売りです)。


1.こんな勉強もできないで、あなたは将来、どんな役に立つ人間になるのですか?
と逆襲する。

2.お金をかせぐため。
 (理由を問われたら)あなたのご両親もいつかは死ぬ。生きていくためにはお金が必要。いつまでも親のすねをかじって暮らすわけには行かない。


>勉強のモチベーションを上げることができません。


0から100までとして、otubaさんは100の位置からその生徒をみているのではありませんか。
0の位置から見れば、その生徒も安心するのではないでしょうか。


現在、どのような指導方針を立て。実際どのように指導しているのか、質問文中に全く書いてないのでわかりません。


得意分野(得意教科)があれば、まずそれを伸ばすことから始めてはいかがでしょうか。
おそらく、不得意分野を何とかしようとしているのではないでしょうか。それとも、全てが不得意分野( 5教科 )ですか。


それでしたら、英語と数学に的を絞ってください。
この2教科は、標準レベルまで上げるのに時間がかかります。


得意分野があればまずそれを伸ばす、5教科全てが不得意なら英語と数学を重点的に伸ばす、ということです。

この回答への補足

問題はかなり深刻です。
数理の成績を上げるために派遣されたので、今は数学を重点的に教えています。
ところが、授業も真面目に聞かないし、宿題もやってこないことが多いです。
学校の授業も聞いていないので、週1の授業ですべてをカバーすることができません。
さらに、少しずつ内容が難しくなっていくので、ますます勉強するのが面倒くさくなるという悪循環になっています。
そこで、何よりもまずは目的を持たないと、教えてもらおうという意識にならないと思い、
今は進路相談に時間を使って、勉強に対する意味を変えようと思っています。
急がば回れですが、どう回ればいいのか困ってしまったので、皆さんから知恵をお借りしたいと思った次第です。
確かに、得意科目を教えるのもいい作戦だと思いましたが、
不思議なことに、成績を上げたいとあまり思っていないのか、得意科目ですら自主的に勉強しません。
ゼロ思考、加点評価で、簡単な問題を繰り返しさせるのがいいのでしょうか?
今回の場合、そういった地道な作戦で勉強嫌いが克服できるとは思えないので、
もし他に何かアイデアがありましたら、教えてください。

補足日時:2012/05/16 23:55
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!