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こんばんは。
外国人の友人が日本の大学に留学した際に「謙譲語と謙遜語の違い」について学んだそうなのですが
本人は曖昧な理解のままだったようで、詳しく説明してほしいと言われました。
しかし私が探した範囲では謙遜語というのは謙譲語と同じのようです。
謙遜した姿勢で話す言葉を謙譲語というのではと説明してみたのですが、確かにその違いについて大学の先生は講義したそうなのです。
あえて謙遜語というならば、たとえば「愚妻」「愚息」「拙宅」などの名詞ではとも。
ご存知のかたがいらっしゃいましたら、どうかご教示ください。
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

#1です。



ちょっと補足させてください。
国語審議会では、動作主を敬うための一般的な謙譲語と区別して、対話の相手(または読者など)を敬うための謙譲語IIを丁重語として区分しています。
#2さんがご提示の「電車が参ります」
または、「母がそのように申しておりました」
の参る・申すなどがその例です。
しかし、これは話し相手に対する丁重表現=敬語表現とは言えるでしょうが、自身を謙遜していることにはならないように思うのですがね・・・。
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「謙遜語」ネットではヒットしましたが、紙媒体では見つけられませんでした。

新しい学説なんですかね。

現代日本語では「謙譲語」を二つに分け、話題の人を敬うかつての「謙譲語」と、「電車が『参ります』」のように丁寧語のように使われるものと、区別する説があります。特に後者を「丁重語」と呼び、さらにそこに「小生」「愚息」などを含める説もあるようです。それが「謙遜語」と呼ばれているのでは?と愚考します(←謙遜表現)。
その友人のノートを見せてもらってどんな説明がなされていたか見たほうが早いんじゃないでしょうか。新しい情報があったらまた質問してください。興味があります。
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「謙遜表現」であれば分かりますが「謙遜語」というのは聞きなれない表現ですね。


まず、謙譲語の意味を再確認しておきますと、
「話し手が、自分または自分の側にあると判断されるものに関して、へりくだった表現をすることにより、相対的に相手や話中の人に対して敬意を表すもの。」です。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E8%AC%99%E8%AD …
つまり、あくまで、「相手に敬意を表わすための言葉・表現」です。
しかし、「謙遜」の意味は、
「へりくだること。控え目な態度をとること。また、そのさま」
です。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E8%AC%99%E9%81 …
ですから、相手に敬意を表わさずに、謙遜する(控えめな態度をとる)こともできるように思います。
たとえば、
「いい帽子だね」→「いや~全然、安物だよ」
「こんなに気を遣っていただいて、どうも・・・」→「なに、つまらないものだから気にしなくていいよ」
などの例で、右項は謙遜表現とは言えますが謙譲表現と呼ぶには抵抗があります。
この意味で謙譲語=謙遜語という等式には若干疑問を感じます。
ネットなどでもこのように書かれている場合がありますが、少なくとも完全に同一のものとは言えないのではないでしょうか。

上記の「安物」「つまらない」などのように、あくまで文脈次第という条件はつきますが、
「相手に敬意を表わすことを直接の目的とせずに謙る場合の表現」を謙遜語と呼ぶことはできるように思います。
質問者さんが挙げられた「愚妻」「愚息」「拙宅」なども謙遜語に分類できそうな気はします。(国語審議会 敬語の指針では謙譲語とされていますが、この指針にはそもそも謙遜語という表現が出てきません)
http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_shouiin …
(25ページ)
  
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