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下図の片持ち梁のB側の縦軸を中心に180度回転した図の場合、下図のSFDとBMDはどのように変わるのでしょうか?
よろしくお願いします。

「片持ち梁のSFDとBMDについて教えてく」の質問画像

A 回答 (1件)

元の片持ばり(左側に突出)を片持ばり(1)、B側の縦軸を中心に180度回転させたもの(右側に突出)を片持ばり(2)とします。

しかし、これは、同じ片持ばりを正面から見たときと、背面から見たときの違いといえますので、部材に生じている応力は全く同一と考えられます。

(1)Q図
片持ばり(2)では、Q図は符号が(+)になります。
せん断力の(+)と(-)については、表のように右下がりを(+)、左下がりを(-)としています。
片持ばり(1)では、左下がりの変形なので(-)、しかし、裏側に回って背面から見れば、変形は右下がりの(+)となります。
したがって、全く同一の現象ですが、便宜上(+)、(-)で区別しています。

(2)M図
M図は引張側に描きます。背面から見ても、上端が引張となり、符合は(-)となります。

ちなみに、N図(軸方向力)の(+)と(-)は、引張と圧縮ろ大きく異なりますので要注意です。

参考文献:計算の基本から学ぶ 建築構造力学 上田 耕作 オーム社
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