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先日、「神の存在を証明できるか?(改)」にて質問した者です。大変参考になりました。

ところで、今回は上の質問への回答の中に「進化論」についての見解が多かったので、その点を改めて質問させていただきます。

つまり、進化論が正しいと言える根拠を挙げてそれを証明できる方がいらっしゃいましたら、ご回答願います。





ところで、上の質問の際、進化論は突然変異によって生じ得るという回答があったので、No.33で私はこう返答しました。以下にそれを抜粋します。

再度のご回答ありがとうございます。

なるほど、研究者の方なのですね。貴重なご意見に感謝します。ご指摘のスーパー男性などの事例は大変興味深いと思いました。確か、食用バナナの染色体は突然変異によって生じた三倍体となっていて種ができなくなったということを本で読んだことがあります。大抵、突然変異体は奇形であまり有用なものが生じないらしいのですが、この種なしの食用バナナの場合は(人間にとって)有用な結果を生み出した事例として挙げることができると思います。

しかし、スーパー人間にしても三倍体のバナナにしても、結局のところ種の範囲内で起きた変異に過ぎず、依然として種と種を隔てる壁を越えるというのは困難であると考えます。例えば、受精する際に、卵子のバリアを破るための「起爆剤」を精子が持っていて、それを使って精子は卵子の中に侵入できると文献で読みました。そして、その「起爆剤」というのは種によって異なっており、種の異なる精子と卵子では結びつかないようになっているとのことでした。これは一例に過ぎませんが、このように種と種を隔てる壁は極めて堅牢にできているように感じます。研究者の方であれば、もっと詳しい知識をお持ちのことでしょう。

そのような超えがたい種の壁を考慮した時、染色体の違う子を生み出すほどの突然変異が生じるという可能性があるとすれば、一体どのような理屈で生じ得るのか、その理論はどうなっているのでしょうか。多分、そのような事例は未だ報告されていないと思うので、せめてその理論が説明されてしかるべきだと考えます。ご研究なさったND5の変異は「染色体の数が違う子(つまり親とは異なる新生物)を産み出す」ほどの突然変異をもたらすことを本当に示していますか。

(以上、抜粋終わり)




具体的な私の疑問としては、「染色体の数が違う子(つまり親とは異なる新生物)を産み出すほどの突然変異」が本当に生じ得るのかということです。それを証明できる方はご回答お願いします。または、単に意見でも結構です。あるいは、逆に「種を隔てる壁を越えることはできない」ことを証明できる方はいませんか。合わせてご回答お願いします。

A 回答 (69件中41~50件)

No.6 & 11,18,21の者です



突然変異によって進化が起きた、と申し上げたつもりはありません。
何度も申し上げますが、突然変異では進化を説明できません。
そのような理論をお作りになるのは自由ですが、それは進化論ではありません。
突然変異が進化の原因であるかのような独自の進化論を作り上げて、それを自ら攻撃しても無意味です。

進化論の真価は、自己複製、突然変異、自然淘汰の繰り返しにあります。
自己複製できなければ何も始まりません。
突然変異は、自己複製の同一性に揺らぎを与えます。必須ですがそれ以上でもそれ以下でもありません。
進化の方向を決めるのは自然淘汰です。自然淘汰の強さと繰り返しの回数が進化の速さを決めます。
進化論では、大きな突然変異は、進化の役には立ちません。

染色体の数と機能の関係は、私には良くわかりません。
少なくとも非常に異なる生物間で九十何パーセントかの遺伝子が一致しているという話は聞いたことがあります。その一方で染色体を余計に持つ異常のある個体でも、他の正常な個体とそれほど変わらない外観や機能を持っています。No.21で申し上げた進化の過程での機能の連続性は、進化論が正しいとすれば必須です。No.18のお礼欄では、「進化論では染色体数の変化をどのように説明するのか」と問われたのだとと思いましたのでNo.21でこれに答えたまでです。No.18のお礼欄の意図はそうではなかったのでしょうか。もし進化の連続性が否定されるような証拠が見つかれば、進化論は崩れるでしょう。進化論を強要するつもりはありませんが、ひとつの「論」として正しく知って頂けると嬉しいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

通常、親からは染色体の数が同じ子が生まれます。それは孫の代もひ孫の代も同じことです。

しかし、進化論はいつかの時点で、通常起こらないような「染色体の数が異なる新生物が生じた」、つまり種の分化が生じたと主張しています。

では、それはどのように生じたのでしょうか? 自然淘汰にせよ、突然変異にせよ、そのような通常起こらないようなことがどのようにして起きたのかが説明されてしかるべきだと思います。

染色体、または遺伝子の中の遺伝情報とは、つまりその生物の特定の外見や能力や特性を作り上げる設計図です。例えば、空を飛べる鳥と水の中に住む魚とでは全く外見も能力も異なります。そして、それは遺伝子の中の設計図が異なっていることを意味してもいるのです。

ですから、もっとそれを分かりやすく「染色体の数の違い」と私は表現しました。しかし、先に述べたとおり、通常、親からは染色体の数が同じ子しか生まれません。では、いつどのように、そのような違う生物が生じたのかという問題は「遺伝子情報の違い、染色体の数の違い」という要素を避けては通れないのです。

ですから、私が最初に示した疑問点は当然出るべくして出た疑問点だと私は考えています。そして、進化論者の方はそれに明快に答えるべきだとも。ですから、「突然変異が進化の原因であるかのような独自の進化論を作り上げて、それを自ら攻撃しても無意味です」というご批判は当たっていないと思います。

それから、「No.21で申し上げた進化の過程での機能の連続性は、進化論が正しいとすれば必須です」とのこと。「進化論が正しいとすれば」いう考え方ですが、先回指摘したとおり、進化論の真実性を支持するための根拠を説明するのに、なぜ「進化は起きたのだから(起きたとすれば)」というような前提条件が付けられるのでしょうか?

A:進化はなぜ真実だと言えるのか? Q:「自然淘汰(など)によってそう言える」。 A:では、自然淘汰(など)によってどのように進化が生じたのか? Q:「進化は真実だから、これこれこうなったに違いない」。 A:では進化はなぜ真実だと言えるのか? ・・・。そのような論理ではいつまでたっても真相には至らないでしょう。

もちろん、他の人が進化論を信じることに反対はしませんが、しっかりとした根拠(他の人の正当な疑問にもしっかり答え得る)に基づかない理論を真実とみなすことの危険性を私は危惧しています。(No.28のお礼を見てください。)

お礼日時:2012/07/20 12:01

となるとだれも分からない原因で種の分化が生じたということになるのでしょうか。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

少なくとも、現在唱えられている進化論の理論には致命的な間違いがあり、それを歴史上の事実であるかのように扱うことは大変非科学的なことになるのではないかと懸念しています。

過去にも、当時の有力者が「天動説」に固執していたために、真実であった「地動説」が退けられた事例があります。ガリレオがきちんとした観察に基づいて真実を説いたにも関わらず、それはかえって断罪されました。

ですから、明確なしっかりとした根拠もなく、それを真実と確定するのは危険です。そのような思い込みは人類史上よくある間違いの一つです。「科学の発達した現代にそんなことが起きるはずがない」とお思いなら、それは慢心です。

科学が発達し、膨大な知識を習得したにも関わらず、人間の根本的な部分は古代と実質変わっていません。実際、昔と変わらず、人と人とが争い、戦争をし、犯罪を犯し、悩み、苦しんでいるのではありませんか? このように、人間の根本的な性格は昔も今も変わっていません。

ですから、現代にも上で述べたような「思い込み」による間違いは生じ得ます。しっかりとした根拠に基づくのでない限り、それを真実であるかのようにみなすのは大変性急であるということです。

お礼日時:2012/07/20 11:26

No.10&No.15です。



No.15のお礼より引用
> まず最初にできた生物(一種類)から突然変異によって進化するためには、「異種交配」という方法以外の方法が示されなければ意味がありません。


件の記事には、一種類の生物から異種交配なしに染色体数の異なる生物が生じることも述べられているのですが……
再度、お訊きしますが、本当に件の記事を最初から最後まで読まれていますか?

 染色体数が増える方向:1.染色体不分離 の記事
 染色体数が減る方向 :2. 転座 (Translocation) の記事


失礼な物言いかもしれませんが、二度に渡っていかにも「読んでいません」的なお礼をいただくと本当にガッカリします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「具体的には、特に3つめの記事を良くお読みいただければよろしいかと」とのことでしたので、そちらの方が主かと思って先回のお礼とさせていただきました。

1の記事は、生殖細胞の「染色体不分離」について、「通常、染色体不分離による過剰の染色体を持つことは致命的です。しかし、数十億年の間には生き延びて新たな遺伝子を活用することに成功したものもいたでしょう」と述べています。これは飽くまで「かもしれない」という見解でしかないと思います。

三倍体とか四倍体などの事例も、「染色体数」が増えたというのは、ただセット(組)数が増えたというだけで、実質の遺伝子情報の変化はないということなのでは? (No.25のお礼を見てください。)

2の記事は、生殖細胞の減数分裂時の「転座」についてでしたね。インフルエンザウイルスのH1N1がH1N2とかH2N2などにモデルチェンジするのがそうだと思います。

図の説明として、「このように非常に大きさの異なる二つの染色体が生じる可能性があります。・・・このように劇的な例では、生じた小さい方の染色体は遺伝情報をほとんど持たないためになくなってしまうことが多く、結果的に染色体数が一つ減ることになります」とのことでした。これは実際に観察された、あるいはそのようになり得ることが論証されているのでしょうか。これも「かもしれない」論? それが確認できた後にこの点は評価したいと思います。

3の記事については、先回述べたとおりです。

「進化の過程で染色体の数が変わるという事実はどう説明されるのでしょう?」と1の記事で述べてありました。このように、いずれの記事も、「進化は事実である」という前提がまずあり、では、それはどのように(種の分化が)生じたのか、という仕方で説明がなされています。進化論の真実性を指示するための根拠としての突然変異を説明するのに、なぜ「進化は起きたのだから(起きたとすれば)」というような前提条件が付けられるのでしょうか? 

A:進化はなぜ真実だと言えるのか? Q:「突然変異によってそう言える」。 A:では、種の壁を越えるほどの突然変異が起きたとなぜ言えるのか? Q:「進化は真実だから、そうなったに違いない」。 A:では進化はなぜ真実だと言えるのか? ・・・。そのような論理ではいつまでたっても真相には至らないでしょう。 

最後に、「失礼な物言いかもしれませんが、二度に渡っていかにも「読んでいません」的なお礼をいただくと本当にガッカリします」とのこと。すみませんでした。もう少し具体的なお礼が書けるよう努めていきます。

お礼日時:2012/07/20 11:12

>私が最初に示した「染色体の数が異なる新生物を生み出すほどの突然変異」が


>生じ得るという裏付けになってはいない

ああ、またこの話ですか。

すでに遺伝病や馬の話も出てますが、鹿もそうだし、日本に住むねずみもいろんな
染色体数のものがいますが多くは交雑して繁殖が可能です。
#犬や猫は知りませんが (^^;

なので染色体数が違う=種が異なる という定義は成り立たないのです。
逆に染色体数が同じでも違う種はごまんといるわけですから、染色体数にこだわるのは
もうやめましょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

では、どうやって種の分化が起きたことを説明できるのでしょうか? それができないのであれば、進化論の理論は根本から間違っているということにはなりませんか? だから、私は進化論は間違っていると思うのですが。それに同意する(せざるを得ない)ということでしょうか。(失礼な言い方かもしれませんが。)

「染色体数が違う=種が異なる という定義」というよりも、もっと重要なのは、現に染色体数の異なる生物が多数存在すること、それが最初に生じた一種類の生物からどのように分化したか(飽くまで進化論の理論ですが)という点です。言葉遊びのようになってそれに流されることなく、最重要な点を見失わないよう願います。

お礼日時:2012/07/20 10:12

>単純にショウジョウバエの一群を2グループに分け、別々に飼育したら


>やがて交配は可能だが、雑種が不妊になったいうだけのことです。

お分かりだとは思いますが、ちょっとわかりにくいので書き直し+補足

「単純にショウジョウバエの一群を2グループに分け、別々に飼育したら
やがてグループ間の交配は可能だが、グループ間の雑種が不妊になった
いうだけのことです。」

つまり2グループ間で遺伝子の交換が不能になったということです。
これをもって種の分化といってよいかは意見の分かれるところでしょう。
でも世代を重ねれば元とは違った生物が生まれるかもしれないという
可能性を示唆しています。

京都大は 50年(1400世代)の実験をしたみたいですが、100年、1000年といった
世代を超えた観察が必要なんでしょうね。進化論学者は大変だな~
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

しかし、その観察では、他のグループ間では交配ができなくなったというだけで、両グループとも依然として「ショウジョウバエ」なのでは? 

何度も言うようですが、そのような程度の変異は種の枠内であればあり得ると思います。例えば、最初の質問で三倍体バナナのことを書きました。三倍体バナナとはつまり普通に食べる食用バナナのことですが、それには原種のバナナとは違って種がありません。でも、バナナはイモのような地下茎によっても繁殖するので三倍体バナナでも種なしで繁殖できるわけです。確かに三倍体バナナは原種と交配できませんが、それでも、やはり三倍体バナナはただ染色体が三倍体というだけで、原種と遺伝子の設計図は同じであり、結局、人はみなそれを「バナナ」と呼んでいるわけです。

ですから、その別のグループと交配のできなくなったショウジョウバエもやはり「ショウジョウバエ」なのでは? その程度の変異では種の壁を超えて染色体の数の異なる新生物を生み出し得るということの裏付けとしては不十分だと思います。

お礼日時:2012/07/19 09:17

>遺伝子技術が発達した今、確かに様々な遺伝子操作が可能になりました。


>どのようにかはまだ調べていませんが、ショウジョウバエの種の分化を
>「人工的に」起こしたとのこと。それは自然の中でも生じ得るのと
>同じ条件下においてでしょうか?

単純にショウジョウバエの一群を2グループに分け、別々に飼育したら
やがて交配は可能だが、雑種が不妊になったいうだけのことです。
必要な期間とか世代数は論文を読んでないので知りませんが、比較的
簡単に再現するそうです。
大きな動物と違って世代交代が速い小さな昆虫だから出来る技ですね。

グループ間で遺伝的な差異を交換不能になったことを「種の分化」
としたわけです。
もちろんたかが不妊で種の分化と言えるのかという批判もあります。
#生殖隔離は種の一大特徴なんですけどね。
#もちろん「種」の確たる定義は存在しませんので不毛な議論に
#終わりは無いようです。

この手の実験はその後も世界中で数限りなく行われていて、
日本では京都大学が有名みたいですよ。検索してみてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ご調査いただきありがとうございます。しかし、ということは、私が最初に示した「染色体の数が異なる新生物を生み出すほどの突然変異」が生じ得るという裏付けになってはいないということなのでは?

お礼日時:2012/07/18 15:01

たとえば♂と♀のニホンザルの間に一人の日本人が生まれるようなことを想定しているのでしょうか。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。 

ですから、私はそういったことは起こらないのではないかと言いたいわけです。

お礼日時:2012/07/18 11:51

>>実際、パスツールは自分の仮説をその実験によって証明しませんでしたか?


ですから、なぜパスツールの実験から証明できたと質問者様は考えられたのですか?パスツールの実験手法にはどのような意味があり、そこからどのように考察し、その結果「生命は生命からのみ生まれる」と証明できた、と考えられたのですか?ご説明下さい。まさか、教科書やwikiにそう書いてあったから、なんて言いませんよね?教科書は学生向けに内容をかなり簡略化してますし、wikiは基本的に素人が更新していますから。


というか、単純な話、質問者さまの仰る『証明』と科学の場で使う『証明』の言葉の使い方が全く違うんですけどね。
他の回答者様たちは『証明』という言葉を科学の場における使い方をし、質問者様は一般の生活の場における使い方をしていますね。だから、私は貴方を「科学のど素人」と言いました。
『人間は特にニュートン以降、様々な法則や理論を発見し、その正しさを「証明」し、そして確立してきました。』
証明はしていません。現状、正しいと考えて妥当であろうと認めたというだけです。例えば重さの違う物同士でも空気抵抗を考えなければ同じ速度で落下する、という物理法則がありますが、今日、重さの違う物同士が同じ速度で落下したといって、明日もそうとは限りません。日本ではそうだったとしても、別の地域ではそうではないかもしれません。それは誰にも保障できないんです。でも何度も条件を整えて実験した結果、同じデータが得られたから便宜的に『この法則は恐らく正しいとみなせる』、と仮定してきたんです。これが科学のやり方です。なぜ、これを『証明』と言わずに『恐らく正しい』という曖昧な言い方をしているかというと、実験はあくまで一過性の事実でしかないこと、そして人間の能力には限界がある以上、本当に今までの実験、および観測で絶対的に常に正しい法則を導き出せたとは言えないから、いつかこれを覆すデータや観測結果が出てくる可能性があるからです。




>>進化論についても、未だ証明(論証という方が分かりやすい?)がなされていないのであれば、単なる仮説に過ぎず、それがあたかも真実であるかのように語るには不十分であるということです。
これはその通りです。だからこそ今世界中で進化についていろんな研究者たちが研究しているのですよ。だからぶっちゃけるとOKwebで「進化論が正しいことを、あるいは間違っていることを証明しろ」って言っても誰にも不可能です。というか、ほかの回答者様たちは言葉こそ違えども「進化論は現状の科学的データにおいては最も合理的と考えられるが正しいとは言えない」って答えられてるじゃないですか。それプラス、今の生物学的な内容による「進化論を肯定していると思われる理論や知識」を追加して説明されてます。



>>種の枠内であれば、突然変異はよくあることであり、また突然変異でなくても環境への対応や親近後輩の繰り返しによる変形もあります。それでも、それらは種の枠内で生じることであり、例えば、犬がたとえ様々な種類に変形したとしてもやはりそれは犬であり、他の生物にはなりません。
なぜこう言い切れるのでしょうか?ご説明ください。もちろんできますよね?はっきりと『なりません』と断言されているのですから。まさか、いろんな品種改良された犬種がいっぱいいるけどどれも犬だからです、なんて論理性のない回答をしたりしませんよね?


>>種が違うということは、つまり染色体の数が違うということであり
染色体数が同じでも生殖不可能な別種はいます。染色体数の違い=種の違い、ではありません。


>>「すでに生まれている生物の体中の染色体の数が変化した」ということは困難だと思うので、多分、「染色体の数の違う子を産んだ」という仕方で生じたということを想定しているのだろうと私は考えました。
もう、どこから突っ込めばいいのか分かりません。繁殖のメカニズムを勉強し直してください。さすがにここで教科書レベルのことを解説するのは面倒です。



実際、現在の進化論はまだまだデータ不足で不完全なのは事実ですよ。質問者様のように疑問を持つことは当然だと思います。ですからこうした場で議論をするのは興味深いことですが、根本的な生物学的な知識が不足していては議論にもなりません。これでは噛み合っていないのも無理はないです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

まず、パスツールの実験についてですが、これはそれほど議論しなければならないことなのでしょうか? 教科書やウェブで示されている説明で十分だと思いますが。それよりも、alphaXXXさんの方がまず、その実験についてなぜ異議を唱えているかその根拠をきちんと説明するべきなのでは? 

次の「証明」の定義についてですが、これもそれほど議論すべきことですか? もし、alphaXXXさんがここで述べたような極端な考えであれば、一体、「証明」という単語は何を意味するのでしょうか?

次に、「進化論は現状の科学的データにおいては最も合理的と考えられるが正しいとは言えない」とのこと。未だ仮説のはずの進化論はすでに歴史上の事実であるかのように(一部の人々の間では)みなされているような気がします。「最も合理的」とのことですが、私が今回示した疑問点をはじめ進化論の理論には矛盾が多く、とても合理的とは言えないと私は考えています。それに「科学的データ」というのも具体的にどのようなデータで、それが本当に進化を支持しているのかどうか疑問です。本当にそのデータは進化を支持していますか??

次に、「犬」の話ですが・・・。これもそんなに議論しなければなりませんか? もし異議があるなら、犬から別の種類の生物に変化したという事例を挙げればよいのです。実際、そんなことが起きましたか? 普通、単純に、「犬から生まれるのは犬」とだれでもそう言いませんか? あるいは言いませんか?? それは実際、事実ではないのですか?

次に、「染色体数が同じでも生殖不可能な別種はいます」とのこと。それは知りませんでした。もし、よければその具体的な情報を教えていただきたいところです。

次に、「どこから突っ込めばいいのか分かりません。繁殖のメカニズムを勉強し直してください」とのこと。では、進化論では具体的にどのような状況を想定して「突然変異によって進化した」と言っているのでしょうか? 私はそれを具体的に「突っ込んだ」に過ぎません。言葉を濁して曖昧にし、具体的な状況を説明するのを避けるのはなぜですか?

次に、「噛み合っていない」とのこと。上で何度も書きましたが、alphaXXXさんとの議論でかみ合わない多くの原因は「それほど議論すべきでもない、重要ではないこと」を逐一取り上げているからに過ぎないと私は分析します。私が見たところ、alphaXXXさんは「へそを曲げている」ような気がします。それでことごとく私の言葉の一つ一つに不必要に反対しているのでは? もし、私が失礼な言い方をしてしまったのでしたら、その点はどうかお許しください。真剣な議論でつい言葉が過ぎた面があったかもしれません。

それに、私は単なる一般人で科学の専門家でも何でもないので、ご指摘のように「科学のど素人」なのかもしれせん。しかし、もし「根本的な生物学的な知識が不足」しているというのであれば、それをalphaXXXさんがここで示せばよいのでは? それよりもalphaXXXさんが私に対して納得のいく説明ができる理論かあるいはそうする能力を持ち合わせていないということの方が問題なのでは? 

それから、以下はNO.17のお礼でも書いたのですが、繰り返します。

もう一言。とても厳しい反論だとお思いになったかと思います。しかし、他の人と論議を交わす時、自分ではそれまで考えもしなかったような事柄を他の人が考えていることを発見したりするものです。それで、健全な討論により実りある成果を得るには、理性を正常に保つことが求められます。私の反論が幾分礼を欠いた部分があり、それを不快に思ったのでしたら、どうぞお許しください。しかし、それは根拠や理由を挙げてはっきりと自分の見解を示したに過ぎず、別にalphaXXXさんを個人的に憎んで言ったことではありません。どうして対面したことのない人を憎んだりするでしょうか。ですから、感情に流されることなく、理性を保って討論に臨むなら、何がしか得るものがあるでしょう。そうできないなら、ただ後に嫌な感情やしこりが残るだけです。

お礼日時:2012/07/18 11:49

No.6 & 11,18の者です。



No.18のお礼欄にお答えします。
染色体については私自身あまり良く知りませんし、詳しい回答者の方がいらっしゃるようなので、進化論の考え方からお答えしてみようと思います。
進化によって染色体の数が増減することがあったのだとして、少なくとも進化論的には、増減が起きた際に個体の機能に大きな変化は起きなかったはずです。
もし染色体の数が増えたのだとすれば、増加分の染色体は、増えた最初の時点では僅かな機能しか持っておらず、その染色体の増加よる個体の機能の違いは非常に小さいものだったはずです。
もし染色体の数が減ったのだとすれば、消える前にその染色体は、殆ど機能せず退化してしまっていて、その染色体の減少による個体の機能の違いはやはり非常に小さいものだったはずです。
何れの場合もそうでなければ突然変異した個体が同じ環境で生き残ることが難しいからです。
増減の際その染色体は非常に短い染色体として発生し、また非常に短くなってから消え失せたのか、或は長さが変わった訳ではないが殆ど機能しない状態で発生し殆ど機能しなくなってから消え失せたのかはわかりません。しかし少なくとも機能の観点で見た時に染色体の増減の瞬間に大きな変化があったとは思いません。
もしそうではなく個体の機能が突然に1世代で大きく変化してそれが新たな種を生んだという確かな証拠が一つでも見つかったのなら、ダーウインなら慌てて自説を取り下げたでしょうし、ドーキンスは喜んで宗旨替えをするでしょう。私もそうします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

el156さんのこの回答は、「まず進化が起きた」という前提で語られています。「進化は起きた。だから、染色体の数の異なる生物を誕生させた突然変異はこうこうして起きたに違いない」という主旨だと思いますが、それでは進化はどうして起きたのかと聞けば、「突然変異によって起きた。だから進化は真実だ」と言うのでしょうか? 進化論の真実性を指示するための根拠としての突然変異を説明するのに、なぜ「進化は起きたのだから(起きたとすれば)」というような前提条件が付けられるのでしょうか?

それに、染色体の数が違うということはそれほど小さなことでしょうか? 染色体または遺伝子とは要するに生物の物理的構成を暗号によって記した設計図です。その設計図によってそれぞれの生物の固有性が明らかになるのです。それに、この回答ではやはり染色体の数が違う生物が生じたことを証明することにはならず、ただ「そうなったのではないか」と意見を述べているに過ぎません。もちろん、el156さんがそのように考えることに反対はしませんが。

お礼日時:2012/07/18 09:30

「証明」に関しては質問者さんにもっと勉強していただくこととして、



質問の本題である種の分化の古典的な実験としては
ドブジャンスキーの実験が有名ですよね。

ショウジョウバエの種の分化を人工的に起こした実験です。
#この場合の別種の定義は双方の雑種が繁殖不能であること。

他にも実験や観察例があるようですが、リストを見つけたので載せておきます。
「Some More Observed Speciation Events」
http://www.talkorigins.org/faqs/speciation.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

遺伝子技術が発達した今、確かに様々な遺伝子操作が可能になりました。どのようにかはまだ調べていませんが、ショウジョウバエの種の分化を「人工的に」起こしたとのこと。それは自然の中でも生じ得るのと同じ条件下においてでしょうか? 太古の昔、「人工的に」そのような操作ができない状況下でもそれは起き得たということを意味しているのでしょうか?

お礼日時:2012/07/18 09:15

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