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自分は今大学生でマンガとアニメの歴史などについての講義を受けています
もうすぐ夏休みでテストがあると思っていたのですが、この講義ではテストの代わりにマンガやアニメについてのレポートを提出するみたいです
しかし自分はまだレポートを書いたことがあまりないうえに、アニメのレポートはどう書けばよいのかがいまいち分かりません
それゆえに質問させていただきました
テーマはアニメやマンガに関することなら自由です
アニメのレポートを書いたことがある人、またはレポートを書くのに慣れている人などアドバイスやサポートをいただけたらありがたいです

講師の人曰く、感想文や批評文だけでは評価は低いと言っていました

A 回答 (3件)

>感想文や批評文だけでは評価は低いと言っていました


そりゃ、そうだろうなぁ。それはそもそもレポートとは言わない。

レポートで重要なのは、「それは誰が言っていることなのか」ということを明確にすることです。
勝手に思いついたことを書き連ねてもそれは、単なるエッセーに過ぎず、レポートとは言いません。
ですから、レポートを書く前に、調べなければなりません。調べるためには資料を探してこなければなりません。あなたのレポートでは、資料は普通に手に入る書籍・雑誌の類でいいと思います。自分で調査をする必要は無いでしょう。

まず、テーマを決めます。
どんな資料が手に入るか今の段階では分からないでしょうから、大まかでいいです。例えば、「漫画の歴史」というような感じです。
本当に漫画の歴史をレポートのテーマにしたら、たぶん本が一冊かけてしまうので、範囲が広すぎるでしょう。ですから、それは、手に入った資料に応じて、分野を狭めていくのです。例えば、「スポ根漫画の歴史」とか、「雁屋哲の作風の変遷」とか、そんな感じかな。

どれくらいの量を集めるかは、その質にもよるのですが、例えば、A4三枚くらい(表紙は除く)の分量を書くとすれば、本で2、3冊、他に新聞や雑誌、ウェブサイトにある記事をいくつかずつ準備すれば、だいたい間に合うと思います。
テーマによっては、書籍の形では資料が見つからないかもしれませんから、これは大体の目安です。

次に、資料の内容を抜き出して、ひとつのレポートにまとめていきます。
時間かけていいのなら、関係ありそうなところを、メモの形に抜き出し、それをテーマごとにグループ分けして、レポートの全体の構成を考えるといいです。A4三枚くらいなら、慣れた人はいきなりかきはじめますが(つまり、資料を集めながら、すでに頭の中でレポートのイメージができてしまう)。

ここで慣れていない人が戸惑うポイントがひとつあります。
レポートの内容はそれなりの資料に基づいたものでないといけないのですが、資料の文章をそのまま抜き出して貼り付けてはいけません。このような行為は剽窃といい、文章を書く上での大罪のひとつです。大学のレポートは絶対にやってはいけません(これがばれたら普通は評価ががくんと落ちるか、厳しい先生なら単位をくれません)。

資料の内容は自分の言葉で書き直します。そして、どこに書いていたのか脚注を入れます。
脚注ばかりになるかもしれませんが、それでいいはずです。この場合のレポートというのは自分の調査・研究の結果ではないですから、極端な話一文一文に脚注が入ってもいいのです(実際には、自分の文章を補わないと、まとまりのあるレポートにならない)。
一字一句資料の通り書く必要があれば、それは引用といって、引用する場合もどういうふうに書くか、決まった習慣があります。
脚注や引用の作法については、「レポートの書き方」というようなキーワードでグクレばいくらでも解説が見つかりますから、そっちで調べてください。

レポートの最後は「まとめ」とか「結論」というような章がなければなりません。それまでに書いたことを簡単にまとめ、必要があれは自分の主張や意見、感想を書いてもいいです。
学部生のレポートというのは、いわば、将来きちんとした論文を書くための練習という側面もあると思います。レポートや論文というのは、別の人の研究の土台となるものなのですが、世にある論文を全部隅から隅まで目を通すというわけにはいきません。ですから、この最後の「結論」の部分だけ(プロのレポートにはそのほかにアブストラクトと呼ばれる、内容の抜粋もついている)を読んで、自分の研究テーマと関係あるかどうか判断します。ですから、自分の論文が世の中で認められるかどうかは、この最後の「結論」の章にかかっているのです。

レポートのサンプルとしては、例えばウィキペディアが挙げられると思います。
ただ、ウィキペディアも、アニメや漫画、声優などの記事は、妄想の類や、取るに足らないくだらないことが延々と書き連ねてあったりするので少し注意が必要です。
そうですねぇ、例えば「新世紀エヴァンゲリオン」の記事なんかは、余計な部分を削って1/3くらいに圧縮すれば、まともなレポートになりそうです。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてしまいすいません

長文ありがとうございます
ちょっと期日が迫っていたこともあってレポートというよりエッセーになってしまいました
また資料の言葉をそのまま引用してしまいと反則的なこともしてしまい反省しています
ただ最後は自分の言葉でまとめられたと思います

参考になる意見ありがとうございました

お礼日時:2012/09/04 19:43

 ♯1の方が適切な回答をお寄せになっています。


件の『鉄腕アトム』ですが、僕もこの作品で育った世代の一人です。個人的に好きなテーマとして「赤い猫」があります。作品の冒頭と最後に国木田独歩の『武蔵野』が引用される作品です。この作品以外にも手塚治虫は「関わり方」にこだわりを持つ思索家であると思える点が幾つもあり、それは『陽だまりの樹』にも色濃く反映されています。個人的にアニメには関心もない部分に属しますので『エヴァンゲリオン』やら『ガンダム』といった作品のことはよく知りませんが、先日電車に乗っていましたところ隣の席にいらした女性がバッグの中から取りだした本が『今日の猫村さん』でした。横目でそれとなくチラチラと見ていたのですが、市原悦子さんの『家政婦は見た』に似ている感じがします。あの作品も「裏と表」の狭間を生きる人間の哀れな滑稽さがテーマですが、これも体裁であるとか面子といった社会との関わりのなかで表現される要素に対するこだわりの様なものが感じられます。
 あとは『シッタカブッタ』シリーズでしょうか。この作品の著者は僕が現在の職場に入る以前にアルバイトしていた頃の版元から出された『コブタの気持ちもわかってよ』をリリースした小泉吉宏さんの作品です。
 これらはごく普通のおじさんが気になっている作品ですので、先の『エヴァンゲリオン』やら『ガンダム』といったオタク系の人でなくとも自然に入っていくことの出来る作品です。後者は一種の閉鎖社会で新興宗教のように崇められている存在ですので一般の方々には到底理解もかなわないと思われます。
 ここは一つ。「マンガ作品が描く対象と現実観察を社会学的に考察する」などの少し大袈裟なテーマを掲げてみては如何でしょう。それなりに質問者様に対してのプレッシャーは強くなりますが、やりがいのあるテーマです。
元々のマンガは「ポンチ絵」と呼ばれ、社会風刺の手法として日本に輸入されたフランスの文化です。風刺との意味で言えば、12世紀の『鳥獣戯画絵巻』やら『信貴山縁起絵巻』などの作品もありますが、平安末から鎌倉時代にかけて作られた作品の多くが「絵巻物」です。当時は現代ほどの識字率も高くなく、仏教の布教活動やら神仏の功徳を庶民に解りやすく説明する目的で作成されたとされています。ここでも社会との関わりが主眼になっていることが解ります。
 以上、会社勤めしながら大学で日本史学なんぞという世間から見たら役立たずの学問を教えて楽しんでいるおじさんからのコメントでした。参考にならなかったらごめんなさい。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてしまいすいません

長文ありがとうございます
難しい話でちょっと自分には分かりにくかったですがとても勉強になりました

参考になる意見ありがとうございました

お礼日時:2012/09/04 19:46

その時代、時代で大ヒットしたマンガやアニメがあります。


そうしたものと社会背景をリンクさせて考察してみてはいかがでしょうか。

たとえば「鉄腕アトム」の時代であれば、「これからは科学の力で生活がもっと豊かになる」と信じられていました。
と、同時に原爆に象徴されるように「科学の使い方を間違えれば大変な悲劇を巻き起こす」ことも認識されていました。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてしまいすいません

社会背景とリンクさせるというのは難しくてできませんでしたが
時代で大ヒットしたマンガやアニメを取り上げるという点は使わせていただきました

参考になる意見ありがとうございました

お礼日時:2012/09/04 19:40

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