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死刑制度を廃止して、加害者(と被害者)を洗脳すればいいと思いますが・・・

加害者が苦痛を受けることで、被害者(殺されてしまった人の魂と遺族)の苦痛が慰められるというなら、実際に死刑のおかげで、被害者が苦痛から完全に解放されたという事例はあるのでしょうか? (加害者が被害者に与えた苦痛)-(加害者が死刑によって受ける苦痛)=0になるのでしょうか? 私は、死刑を通して被害者の苦痛は無限に増大すると思います。それは、加害者を死刑にすることで、囚人と看守という関係に働くような、「状況の力」が働いてしまうことが原因だからです。加害者は、全ての権利をはく奪され、死という今生で最大の苦しみを受け、被害者は、加害者のはく奪された全ての権利を武器に、死という苦しみを与えます。そのような状況で、被害者の興奮に似た感情はますます高ぶります。さらに被害者は、死んだはずの加害者という存在にもっと大きな苦痛を与えることを考えてしまうと思います。果たしてそれは、被害者にとって「慰め」になるのでしょうか? 殺された被害者の悲しみに対する「慰め」にはなると思いますが、遺族に対する「癒し」にはなり得ないのだと思います。ここで、加害者と被害者の洗脳が必要である理由を述べます。加害者の犯した「殺人」という行為と、被害者が「殺された」というファクトは表裏一体の事実です。これが起こってからは、もはやこの事実は変えられません。被害者が、この動かしようのない事実を受け入れないかぎり、被害者の苦痛はさらに続きます。しかし、この事実を受け入れたがらないのが被害者の感情です。このような感情を少しずつ受け入れたり、加害者を少しずつ許すように、アファメーションや洗脳を繰り返していけば、被害者の苦痛が無限に大きくなることはないと思います。また、加害者の洗脳も必要です。犯罪を引き起こす結果に至ったのは、過去に世間の価値観と衝突した経験があるからだと思います。加害者を、どこにでもいるような、善人でも悪人でもない、普通の一般人に変えるように洗脳し、自分の犯した罪に対して反省するように洗脳すればいいと思います。そうすることで、両者の苦痛は最小限に抑えられると思います。皆さんは死刑に対して反対ですか?よろしければみなさんの意見を聞かしてください。乱雑な文章で失礼しました。

A 回答 (12件中11~12件)

>実際に死刑のおかげで、被害者が苦痛から完全に解放されたという事例はあるのでしょうか?



ないです。

>加害者を、どこにでもいるような、善人でも悪人でもない、普通の一般人に変えるように洗脳し、自分の犯した罪に対して反省するように洗脳すればいいと思います。

そうしたところで被害者が苦痛から完全に解放されることにはなりませんので無意味です。

>このような感情を少しずつ受け入れたり、加害者を少しずつ許すように、アファメーションや洗脳を繰り返していけば、被害者の苦痛が無限に大きくなることはないと思います。

被害者 (とその関係者) を洗脳する権利など誰にもありません。

そもそも「洗脳」という言葉を用いた時点で御質問者さんの提案は一笑に付されます(汗)。

おそらく「精神的な Care」というような言葉に置き換えて論じたかったのであろうと思いますが、被害者 (とその関係者) に対する Care は強制できませんので、実行不可能でしょう。

加害者に対しても精神的な Care が効果を上げる保証は何処にもなく、出所した犯罪者が同じ犯罪を繰り返す例は数え切れないほどあります。

そうした再犯を防ぐための精神的 Care は何一つ確立していないのが現状ですので「精神的 Care を施せば良いのではないか?」という提案も成り立ちません。

結果的に加害者の再犯を防ぐ最も確実な方法は恩赦であろうとなかろうと決して出所させないことであり、加害者の再犯を考慮しない機械的な恩赦等で被害者 (及びその関係者) や新たな被害者となる人達の心配の種にならぬようにするには死刑に処するしかないということになるのかも知れませんね。

死刑の目的は被害者 (及びその関係者) の感情に対するものではありません。

悠久の昔から死刑を執行するという姿勢を示すことにより犯罪を防止するのが目的であり、公開処刑を行なってでも死刑に処される犯罪を犯す者は初めから「例え死刑になっても構わない」という姿勢で犯罪を犯すものですので、死刑を廃止すると「人を殺しても死刑にはならないし、刑務所で一生保護される状況は現在の苦境に較べればよっぽどマシだ」と考えて人殺しをする輩が増大することになります。

私は New York に 10 年余住んでいたことがあるのですが、実際 New York では殺人犯であっても冷暖房完備の独房で TV を鑑賞したり好きな図書を取り寄せて閲覧したりできる上に日々の作業は軽作業で済むことから、出所しても再び殺人を犯して舞い戻ってくる犯罪者が絶えないことが社会問題化していました。

日本でも少年法によって少年は殺人を犯しても保護されるだけですので少年達の間では「ブチ殺したって俺達は牢屋に入れられるわけではないし、保護処分になっても実名報道されるわけではないので確実に社会復帰できるもんね!」と言い合って残虐な犯罪に手を染める者が後を絶たないでしょう?

死刑制度だけに着目して犯罪防止を考察してはどうにもならないのが現状であり、犯罪防止には教育環境から社会環境といったもっと広い視点から根本的な対策を講じる必要があります。

その点、日本の社会は安易に殺人を犯す風潮が抑制された優れた社会を構築していますので、より犯罪率を低下させるにはそうした日本社会の優れた点に着目してその利点をもっと伸ばすような提案を実行していくべきだろうと思います・・・残念ながら社会の風潮はその逆に進んでいるようにしか見えないのですが(滝汗)・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/07/30 16:23

そのような「洗脳」の実績など一つも聞いたことがありません。


そのような治療法も聞いたり読んだりしたことがありません。
空想に基づくなら、何でも有り得る事になりますよ。
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この回答へのお礼

ご苦労様でした。

お礼日時:2012/07/30 16:15

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