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ブータンは国民の90パーセントが幸せと言っている
反面、経済はあまり発展してないように思えます。
もしブータンの考えを日本に取り入れた場合
経済の面は苦しくなると思いますか?

A 回答 (8件)

ブータンの国柄についてはあまり詳しくないのですが・・、少し参考になりそうな


事実などを。

まず共産主義と資本主義の犯罪率と経済の推移などですが、基本的に共産主義の
方が犯罪率は低く推移することが知られています。ご質問者様のお考えの通り、
競争主義がある意味不幸を助長するのは確かなところだと思われます。ただし、
当然経済的にはどんどん衰退していきます。そして純粋な共産主義国家というのは
現在ほとんどまともに存在していません。ほとんどが何らかの改革を迫られ、崩壊
していきました。それは当たり前のことでしょう。誰でもあくせくなど働きたくもない。
のんびり気楽に生活したい。しかし皆がそんなことをしていればどんどんどこかに
そのしわ寄せがきます。アリとキリギリスではありませんが・・。

それと・・、単純に犯罪率だけで見ると確かに共産主義の方が低下するのですが、
幸福の総量、というような考え方を取れば必ずしもそうはいえない、というところが
あります。格差が拡大すれば拡大するほど凶悪犯罪が増えるのは間違いのない
ところです。しかしそれは別のことを示唆してもいます。つまり、逆に成功した人間は
より多くの幸せを感じている、ということです。人間というのはある程度相対的に
物事をみます。もちろん、絶対的に物量が不足している、食べ物がない、などと
いうときには特に不幸を感じますが、そうでもない場合は周りと比べてどうか、
というようなことがその人の幸不幸をある程度左右します。

因みに昔のような自給自足をしていれば皆幸せになる、というような考えは大きな
間違いです。そうであるとするならば、昔は一揆などが頻発していた時代もありました
が、なぜ彼らは自分らが政府に殺されるかもしれないと思っていながらそのような
ことをせざるを得なかったのか?彼らがそこまで暴徒化するような精神状態に
あったのは疑いようもない事実です。

隣のナンとやらは青い、と言いますが・・、個人的に私は今の日本が比較的気に入って
います。もちろん不満や改善点はいくらでもあるでしょう。私自身の生活もそこまで
いいわけではありません。しかし、衣食住には困っていません。そのことがどれだけ
ありがたいか、過去の歴史などから知っているからです。そしてそれらが不足した
時の人間の不幸をよく知っているからです。
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この回答へのお礼

なるほどわかりやすかったです!ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/14 02:55

ブータンは早晩経済的に破たんします。

収入もないのに能天気に借金しまくっているから彼らは幸せなのです。
借金しまくりは日本も同様だと思ったが、しかし日本はあまり幸せでない。どうせ同じ破綻への道なら能天気な方が正解か。やはりブータンは羨ましい??
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お金があって便利な社会でも、仕事や人間関係にストレスを感じ、家族や親戚とのコミュニケーションがうまく取れない・・・でも暮らしは豊かで不満が少ない。


でも経済発展に幸福を求めているうちは、ブータンの良さがわからないのではないでしょうか。
価値観の違いと言えばそれまでですが、ブータンには、高度成長気前の古き良き時代の人間関係の豊かさと隣人との付き合いがあるのではないでしょうか。
田舎はまだあるかも知れませんが、都会で親戚付き合いは少なくなってきているように思います。
お金より心の豊かさって価値観を見出せれば楽しめますが、今の日本人には難しいかも知れません。

よかったら参考にして下さい!
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幸せってのは絶対値ではなく相対値


過去の自分と比べて今の自分は? という評価基準が強いと思う

http://www.google.co.jp/publicdata/explore?ds=d5 …

このへんで 日本とブータンを比較すると

一人あたりGDI データのある 1981年と2011年の30年で比較すると
日本 9640 →35510 3.7倍
ブータン420 → 5480 13.0倍

平均寿命
日本 76 → 83  1.09倍
ブータン47 → 67 1.43倍

5歳未満児の死亡率(1000人当り)
日本 9.4 → 3.2
ブータン 193 → 56.1

このように改善されていることを実感できれば幸せを感じるかと

1000人当り 193ということは、5人子どもを作ると、だいたい一人は5歳になる前に死んでしまうということ。それが四分の一まで改善されれば幸せです。

人間の幸せは、個人の長命と、子どもの安寧に尽きるかと思います。

私の祖母は104歳で亡くなりました。
90後半くらいからボケちゃっていましたが、100を越した頃にあった時に、わたしの母に繰り返し繰り返し言っていたのが
「私は幸せだ、8人子どもを産んで、みんな元気でやっている」
というもの。

ブータンの人の幸福認識というのは、直近の(記憶のある)時代と比較して、長命になり子どもが安寧になっているというのが一番大きいかと。

ブータンのように幸せを基準にしろと言われても、じゃぁ平均寿命が30年で 1.43倍 つまり120歳になったら、幸せと感じるだろうが、ブータンの絶対値 平均寿命を 30年で 現在の 83歳から 67歳に落としますと言われたら、あるいは なったら 不幸以外の何物でもない
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日本も江戸時代はそれなりに幸せ感を持って暮らしていた


ようです。
それが、列強の植民地政策に対抗せざるを得なくなり開国
し、列強国との戦争まで突き進んでしまいました。

ブータンという山国は諸外国から地政学的興味を持たれな
いので侵略される心配がありませんね。
国際的な競争をせざるを得ない日本にはプータン的思想を
取り入れることは不可能と思います。

自給自足の生活は江戸時代のレベルまで生活を戻すことに
なります。
日本は輸出で稼いだお金で幾分かよい生活ができていまし
たが、昨今の円高で輸入超過になっていくと国内に配分する
お金が無くなるので、貧しい生活にならざるを得なくなります。

国民がよい生活ができるためには、外国からお金を稼がない
とできません。
これは、家庭でも同じで、稼いだお金で生活できています。
稼いだお金を家庭内でぐるぐる回しても生活の足しになりませ
ん。
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ブータンが鎖国を解いて、海外からの援助を受け入れた


のは1964年で、日本が被援助国から援助する側に回った
最初の派遣先の1つがその時のブータンだったのです
(ブータン農業改革の父と尊敬される西岡専門家)。

その段階では、海外から国内に通ずる道は未舗装で、
西岡専門家は奥さんと共に、ロバのキャラバンで入国
しました。
国連に加盟してして本格的に開国したのは1971年で、
その頃には、発展途上国が「(先進国になる)途上」など
ではなく、先進国の工業製品を買わされて、それまでの
自給自足の食料を換金作物に転換して、食料不足に
なるという搾取の構造が明らかになっていて(世界の
全ての国が工業国になる事は不可能)、安易に
「便利な電化製品や車」に飛びつく事のリスクを、
国王は理解し、「物質的な豊かさを国の発展の指標と
しない(否定する訳ではない)、伝統や自然の保護を
考慮した持続性のある発展」を目指したのです。
(単純に精神的な満足感を優先したというものではない)

その意味で、もはや高度経済成長の時のような物質的
発展は望めない以上、そのゼロ成長の中でも精神的
充足感の増進を図れる“量から質への転換”こそが、
「GNPからGNHへ」の本質でしょう。
もし人の生きる意味が、物質的な豊かさではなく、
「人生を通算した精神的充足量の最大化」である
ならば、ですが。
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では、日本国民総ブータン化をシミュレートしてみる。


まずは宗教、事実上チベット仏教のみです。新興宗教の興る余地なんてありません。
国民の殆ど全てが仏教徒、来世のよりよい転生を目指して徳を積む毎日です、不満なんかありません。
次に経済、国民の90%が農業に従事しています。日本だと、農業と漁業で90%でしょうか、職業に差がないので不満は生まれません。
農業漁業といっても、換金性の高い物を扱う訳ではありません、自給自足に毛が生えた程度です。つまり現金収入は雀の涙です、でもみんな一緒だから以下略。
失業率は5%だそうです、ニートで生きていけるならある意味勝ち組?
残りの5%が宗教政治経済を握っています。
きりがないので止めますが、私はごめんですね。
ブータンのような素朴な暮らしをするには、私の心は汚れすぎています。
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単に経済価値が違うだけです。


東京23区で3000万円の家と、北海道の稚内で3000万円の家。
どっちに「幸せ」や「ゆとり」を感じる家が出来るでしょうか???
貨幣価値が違うため、一概にGDPやら産業、経済力では「幸せ」の価値は測れません。
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