サッカー男子について教えてください。

男子サッカーで、オリンピックはワールドカップよりも格下だから２３歳以下しか出れないそんなルールになっているのに違和感があります。オリンピックも自由にさせるとワールドカップよりもオリンピックのほうが有名になってしまうからわざわざそうしたルールを作っているのではないでしょうか。格下だからではなく、ワールドカップが格下になるのが怖いからではないでしょうか。素人のふとした疑問です。

No.7 回答者： BluePhantom 回答日時： 2012/08/11 01:45

多くの方が答えておられますが、サッカーは必ずしもオリンピックを必要としてません。

むしろ、オリンピックにサッカーは必要なのか？　とも思います。
原点のアマチュアの祭典であれば、プロしか本戦に出場しないサッカーなんておかしいですからね。
まあ、サッカー好きなんで、オリンピックサッカーも必死に見ていますし、楽しんでますので不満というわけではないのですが。
逆に、オリンピックにＡ代表が出られると思いますか？
そもそも彼らはクラブチームに所属するプロです。Ａ代表どオリンピック代表が丸かぶりでは成り立たないでしょう。
オリンピック代表に対し、差別化を図るのは、当然の成り行きだと思いますが、如何でしょう。
サッカーの祭典Ｗ杯とスポーツの祭典オリンピック。サッカーに取って格下になりようがないのは判ると思いますけどね。
ちなみに、「じゃあ、女子サッカーはどうなんだ」といわれるかもしれませんが、現状は残念ながら、女子サッカーはまだまだ世界では男子サッカーのようなメジャーな人気はありません。
女子サッカーではオリンピックの方が、Ｗ杯よりステータスが上です。
まあ、女子サッカーのＷ杯は他の競技の、例えば世界陸上、世界卓球、世界競泳などの世界大会のようなものですかね。
いつか女子サッカーも男子サッカーのような、メジャーな人気を獲得すれば嬉しいのですが。

No.6 回答者： yashu2002 回答日時： 2012/08/10 20:59

男子サッカーは、世界最大のスポーツイベントであるワールドカップがあるのでオリンピックを必要としていません。

しかし、オリンピックとしては、人気競技で最大の観客を見込める男子サッカーはどうしてもやりたい。
ＦＩＦＡは、その妥協案として２３歳以下の条件付きで男子サッカーの参加を認めたのです。さらに、普及の目的で女子サッカーをオリンピック競技として採用させました。

上記のとおりサッカーに関しては、圧倒的にＦＩＦＡ＞ＩＯＣで、ＦＩＦＡが主導権を握っています。別に格がどうのということではないです。

No.5 回答者： cisse260606 回答日時： 2012/08/10 18:38

基本オリンピックはアマチュアスポーツの祭典と理解しています。

サッカーはプロ化されています。が、先進国から発展途上国まで共通のスポーツです。
オリンピックで集客が見込め、放送権料等IOCのメリットが大きいスポーツです。
FIFAが許す範囲でIOCは運営するしかありません。

野球はMLBの協力が得られず、一部地域のスポーツでありIOCのメリットが無いので排除されました。
バスケットが存続しているのはNBAの協力とIOCの利益があるからだと思います。

結局のところオリンピックは、ビジネスであり
拘束力の少ないアマチュアを対象とした方が運営し易いといったところでしょうか。
プロが参加する部門は、プロ組織の意向を踏まえ収益の見込めるものだけが残っていると思います。

No.4 回答者： yd392yt 回答日時： 2012/08/10 06:57

> 素人のふとした疑問

とのことですが、
アンチサッカーだから起こるイヤな視点なのか、
興味があるがゆえに生じた疑問なのか。
できれば後者であってほしいものです。


ＦＩＦＡが考えるオリンピックの男子サッカー競技の位置づけは、
あくまでも年代別世界大会のひとつだと思います。
オーバーエイジ３名はＩＯＣへの最大限の譲歩といったところでしょうか。

この問題にはオリンピックと（サッカー）ワールドカップの
それぞれが辿ってきた歴史や、
サッカーの世界的規模での人気が影響しているものと考えます。

早くからプロ選手が存在したサッカーでは、オリンピック憲章が規定する
アマチュア条項の存在によりオリンピックは最高の大会とはなりえず、
最高峰の世界大会は必然的にワールドカップとなりました。

ワールドカップをサッカーにおける世界最高峰の大会に引き上げた要因のひとつには、
旧来のオリンピックのアマチュア主義があるとも言えます。

サッカーがいち早くプロ化していったのに対して、
他のオリンピック競技はオリンピックの動向を見ながら
脱アマチュア化を図っていったとも言えると思います。
（アマチュア条項の撤廃は時代の要求であり、
　実質的にはオリンピックの方が合わせていったとも言えますが
　撤廃まで間は公にはアマチュアを謳っていたと思います）

オリンピックがプロ選手に門戸を開いた後もＦＩＦＡとしては
ワールドカップの権威を守りたい、
ＩＯＣ側はオリンピックには最高水準の選手団を出場させたい
というお互いの主張があります。

一方で、ＩＯＣは、入場収入・放映権料に大きく影響するため、
人気コンテンツをオリンピックに置き続けたい、
ＦＩＦＡは、サッカーそのもののステータスや女子競技の普及を考えると
オリンピック競技からサッカーが除外されるのは避けたい
というそれぞれの事情もあります。

お互いの妥協点、利益の均衡が図れるところが、
現時点においては23歳以下＋オーバーエイジ最大３名となっている
と考えられるのではないでしょうか。

事実、ＦＩＦＡは年齢制限の21歳以下への引き下げを検討したことがありますが、
これに対しＩＯＣはオリンピック競技からの除外や参加チーム数の削減を持ち出したため、
ロンドン、リオは従来どおりの23歳以下＋オーバーエイジ最大３名になったとのことです。

　　No.3の回答者の方も指摘されているとおり日程的な問題も挙げられると思います。
　　国際マッチデイ（ＦＩＦＡによりあらかじめ日程を決められた
　　Ａ代表 ＝年代別の縛りがない代表チーム の試合日。
　　所属クラブに選手を拘束できる権利がない）も減らされる方向に動いており、
　　大陸予選を含めたオリンピックをフル代表で戦うのは現実的でありません。
　　現状でも所属選手の代表招集に不満を抱いているヨーロッパ主要リーグを中心とした
　　クラブチーム(選手の雇用者)と、ＦＩＦＡ・各大陸協会・各国協会・選手との間に
　　大きな問題が発生することが予想されます。


他の競技と比較してしまうと特異であり、確かに違和感のある規定ではありますが、
サッカーが世界最大級の人気スポーツであるからこその産物ではないかと考えます。
また、オリンピックがそれに対抗するだけの権威・魅力のあるイベントだからこそ、
お互いの綱引きを繰り広げられるのだと思います。

No.3 回答者： fastback 回答日時： 2012/08/10 01:33

オリンピックって、すでに世界的に有名なイベントですよね・・・?

どちらも地球規模のビッグイベントなのに、どちらが有名とか気にするのはナンセンスだと思いますけど。

FIFA(国際サッカー連盟)がワールドカップの権威を守るために五輪に年齢制限を設けているってのはその通りなんで、それを「ワールドカップが格下になるのを恐れている」と捉えるのは、まあ人それぞれ自由ですが・・・。
オリンピックはもともとアマチュアの祭典で、プロ解禁になったのは1970年代か80年代頃ですよね。その頃にはワールドカップはそれなりに歴史を積み重ねて、大会規模はオリンピックを凌ぎ、しかもFIFAが独占的に開催できる。そこにIOCから「プロも参加どうぞ」と言われても、FIFAが「サッカー世界一決定戦はワールドカップだけでいい」と考えるのは当然でしょう。

あと現実的な問題として、ワールドカップは五輪の中間年に行われますけど、ワールドカップとワールドカップの間には各大陸の選手権があるんです。特にヨーロッパ大陸で行われる欧州選手権というのは非常に権威のある大会で、世界中から注目を集めます。
さてヨーロッパの代表チームの場合ですと、ワールドカップが終わると2年近くかけて欧州選手権の予選を行い、欧州選手権が終われば２年かけてワールドカップの予選を戦って、ワールドカップ本大会が終わればまたすぐに欧州選手権の予選・・・と、それを各国のリーグ戦などと並行して行うもんですから、それだけでも試合数が多くて選手の負担が大変だと言われてます。
そこに加えて五輪が年齢フリーの大会となって、ワールドカップや欧州選手権と同じくらい重要な大会になってしまうと、もう今のようなスケジューリングではやっていけなくなってしまいますね。国によっては欧州選手権を捨ててオリンピックに賭けようとか、そんなことになると五輪も欧州選手権もワールドカップも中途半端なものになってしまってかえって興味を削ぐことになるかもしれません。そういったことを考えると、今の五輪サッカーの年齢制限はそれなりに賢い、そしてやむを得ない選択だと私は思います。

権威とか格とかは抜きにしたとしても、そういった問題があることも知っておいてください。

No.2 回答者： 23tomo-u 回答日時： 2012/08/09 23:56

ずいぶん屈折した考え方の影響を受けましたね。

たしかにワールドカップはサッカーの最高峰でしょう。
ただそもそもオリンピックはアマチュアの大会です。
「プロに門出を開いた」ってところが評価されるところで
年齢制限うんぬんはワールドカップとの棲み分けが
されているだけに過ぎません。

例えば、スペインが
「ワールドカップでも優勝、23歳以下のオリンピックでも優勝した」とする。
その場合「最高峰の大会で優勝、格下の大会でも優勝」って
なんかおかしくないですか？
たんに棲み分けがされているだけです。
逆にオリンピックは年齢制限により若手が出てくるので
そこでいい成績を残せばその国の（サッカーの）将来は有望ってことでしょう。
そのパワーバランスを維持しているにすぎないのです。

考え方が物事を前向きに捉えられるか屈折して捉えるかの違いだけです。

No.1 回答者： yama1998 回答日時： 2012/08/09 23:38

＞オリンピックも自由にさせるとワールドカップよりもオリンピックのほうが有名になってしまうからわざわざそうしたルールを作っているのではないでしょうか。

格下だからではなく、ワールドカップが格下になるのが怖いからではないでしょうか。

その通りです。元々国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）はワールドカップを最高峰、もっとも権威のある大会にしたい、だからオリンピックを年齢制限にしてワールドカップの権威を落とさせないと言ってますから。疑問でなく本当のことですよ。

この回答への補足

やはりかという感じです。オリンピックが有名になることをある意味証明しているもんではないでしょうか。

補足日時：2012/08/09 23:43