
私はサックス奏者なのですが、
サックスには可動部にキーオイルという潤滑油を注します。
動きをスムーズにするためと、摩耗を防ぐためです。
しかし、潤滑油の付けすぎは逆に摩耗を促進してしまうともいわれています。
吹奏楽部内でも、楽器屋さんもそういうふうにいう人が多いです。
理由は、オイルを付けすぎると逆にそこに埃やゴミが付着し、可動部を削ってしまうとのことです。
たしかに注しすぎてはみ出したオイルに埃やゴミが付くことはあります。
ただそれが摩耗を招くとは、どのくらい大きなリスクなんだろうと疑問に思ったわけです。
そこで質問なのですが、
器楽の世界以外で、そのように潤滑油の付けすぎが逆に摩耗をまねくといわれていることはありますか?
潤滑油の付けすぎと、潤滑油切れではどちらがより多く摩耗するとおもいますか?
ちなみに、サックスの可動部はネジやシャフトはステンレス製、それ以外の本体は真鍮製です。
皆さんのご意見をお聞かせください。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
摺動部に潤滑油を付けすぎると、周囲が油で濡れて、空気中のゴミや砂埃が付着しますね。
その油は徐々に乾燥するので、その中の埃の濃度が上がり、乾燥しにくい摺動部に集まって来ます。
そして最後には摺動部の隙間に入り込んで、磨耗の原因になります。
つまり、油を差しすぎると、それだけたくさんの埃を摺動部に集めることになるのです。
もし、そのゴミを洗い流すほど毎日大量に注油するなら問題ないかも知れませんが、楽器として使う分にはかなり問題がありそうですね。
逆に、もし油を差さないと、金属同士の摩擦になり、金属がこすれるビビリ音が出ることがあります。
またこの状態で埃が付くと、硬い砂埃が柔らかい真鍮に食い込んで、相手のステンレスを削ることもあり、双方の摺動面が荒れてしまいます。
こんな状態が続くと、後から油を差しても、最初のようななめらかな動きが得られなくなります。
結局、注油は狭い摺動部の隙間を満たす程度の少量にして、付けすぎた分は布でふき取っておくのが、楽器に限らず、道具を長持ちさせるもっとも良い方法だと思います。
ご回答ありがとうございます。
オイルを付けすぎると埃が隙間に集められるというのは思いつきませんでした。
参考になります。
やはり付けすぎは良くないのですね。
ありがとうございました。

No.1
- 回答日時:
>器楽の世界以外で、そのように潤滑油の付けすぎが逆に摩耗をまねくといわれていることはありますか?
機械類はすべからくそうです。
潤滑油のつけ過ぎが悪いのではなく、
まずは旧い潤滑油をすべて取り除き、
新しい潤滑油を塗付するのが基本です。
機械類の軸は鉄(SS)より固い炭素鋼(SC)などが
使われますが、やはり清掃なしの注油で抉れたり
するケースさえあります。
いけないのは潤滑油をつければそれでよしとして、
旧いものを除去せずに継ぎ足しすることです。
固いステン対やわらかい真鍮をなんども摩擦させると
やわらかい真鍮のほうがどんどん削られます。
潤滑油がないよりはあったほうがいいに決まってます。
楽器の世界のそれに関しては経験がないのでわかりませんが。
ご回答ありがとうございます。
たしかに楽器に注したオイルは使っている内に黒っぽく濁ってきます。
摩擦によって僅かに削れ、細かな金属粉がどうしても混ざってしまうのかもしれませんね。
古い潤滑油を取り除いてから注油するというご意見大変参考になりました。
ありがとうございました。
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