PP(ポリプロピレン）製品のメネジ修正

どこのカテが相応しいのか迷いましたが、車なのでこのカテに致します。

PP製製品にメネジがあり、別部品をタッピングビスで固定するようになっています。
メネジが破損し、締め付けても締め付けても、状態です。
（割れているわけではない。ネジがいわゆる「バカ」になっているだけです）

プラリペアは使っていますが、PPは非対応です。
試しにやってみましたがやはりポロッと取れてしまいます。

オーバーサイズビスを無理矢理、は部品が違ってしまうので
後々ややこしくなりそうです。

他のPP片を楊枝状に刻んでメネジに差し込み、加熱した針金を突っ込み
溶かしてつけ、タッピングビスをねじ込む
とか色々頭では考えておりますが、何かいい部材、方法があればと思い
質問致しました。

No.3 回答者： kagakusuki 回答日時： 2012/09/26 22:37

>母材が樹脂のものに対して挿入固定出来るのでしょうか。

　出来ます。
　というより、樹脂に対して使用するのが主要な用途だと、私は思っておりました。
　もし、樹脂に対して使用出来ないとなりますと、他にはアルミ母材程度にしか使い道が無い訳で、そんな用途の限られたものをわざわざ商品化するとも思えません。
　尚、樹脂に対して使用可能な事は、ANo.2に添付しました豊川製作所のURLのページにも明記されております。
　エンザートもE-サート（諸事情によりヘリサートから改称されたそうです）の廉価な代替手段として良く目に致します。

>できれば元の他と同様のタッピングビスを使用したいのです。

　タッピングビスは、ビス自体が雌ネジを切って行くネジですから、一旦ネジ穴から外した後で再度ねじ込みますと、最初に切った雌ネジとは別の雌ネジを切ってしまい、雌ネジが滅茶苦茶になってしまう恐れがありますから、タッピングビスは一旦締結しますと、あまり外したり締め直したりする様なものではないと理解しております。
　それに対し、E-サートを始めとするネジインサートは、雌ネジを金属のコイルで補強する事で、ネジを外したり締め直したりする場合に、ねじ山が潰れ難くするというのも、重要な用途の1つです。
　つまり、タッピングビスは、外したり、締め直したりする事はあまり想定されていない訳ですから、今回の様にその部品を外したり、付け直したりする可能性が今後もあるのでしたら、タッピングビスを使うのは止められて、インサートとMネジのビスに変えるのも一つの方法だと愚考したのですが、如何でしょうか？
　只、鋼材にすら雌ネジを切る事が可能なタッピングビスが相手では、流石のインサートも「本来のインサートの雌ねじとは異なる雌ねじ」を切られてしまう恐れもあるでしょうから、タッピングビス用のインサートというものは、存在していない可能性が高いのではないかと思います。

この回答へのお礼

やはり同じネジを使いたいので。
２液エポキシ樹脂接着剤で直りました。
強度も十分のようです。

お礼日時：2012/10/16 20:56

No.2 回答者： kagakusuki 回答日時： 2012/09/26 13:17

　樹脂等の軟らかい母材に対して雌ネジ穴を設ける場合には、御質問の件の様にねじ山が潰れやすいため、インサートとと呼ばれるコイル状の金属製部品を使ってねじ穴を補強する事が一般的です。

　インサートのコイルに使用されている線材は断面が菱型をしており、インサート専用のタップ（雌ネジを切る道具）を使用して、取り付けるメートルネジ（Mねじ）のボルトや小ネジ（タッピングビスではない）と、同じねじピッチで、径が一回り大きな雌ネジを切り、そこへ「断面が菱型の線材」で出来たコイルであるインサートをねじ込む事で、メートルネジの雌ネジ穴と同様のねじピッチを持ち、穴の内面が金属で出来ている雌ネジ穴となります。
　ねじ山が金属で保護されているため、ねじ山が潰れ難く、又、取り付けたボルト等に引っ張り応力が加わった際の耐久力も強くなります。
　但し、タッピングビスはメートルネジとはネジピッチ等が異なるものが多いため、その様なタッピングビスを取り付けられる様なタイプのインサートは無かったと思いますので、メートルネジやユニファイネジ等の一般的なボルトか小ネジと交換する必要があります。（タッピングビスの中にはメートルネジのものもありますが、その場合はおそらくインサートが使用可能だと思います）
　又、インサートの取り付けには、「専用のタップ」と「インサートをねじ込むための専用工具」の2つが必要で、結構高価になります。
　それでも、タッピングビスとは異なり、雌ネジが潰れ難くなるのですから、この際、他の雌ネジ穴も全てインサートを入れてしまい、メートルネジのボルトか小ネジで締結する様にされては如何でしょうか？
　尚、インサートには規格の異なる複数の製品がありますが、最も広く使われているのは(株)ツガミの「E-サート」等です。
　おそらく、文章で説明しても解り難いと思いますので、詳しくは下記のURLのページを御覧下さい。

【参考URL】
　株式会社 豊川製作所 > 取扱商品 > その他・特殊品 > E-サートの特長
　　http://www.toyokawa-m.com/productuseful/u-esertm …

　三友精機 > E-サート(ヘリサート)
　　http://www.sanyu-seiki.com/e_sert/index.html

　株式会社丸善精機 > ツガミE-サート
　　http://maruzenseiki.com/product/ex1.html

この回答へのお礼

ヘリサートは使ったことがありますが、母材が樹脂のものに対して
挿入固定出来るのでしょうか。
タングを折る際に樹脂側がやられそうな気もします。
エンザート
http://www.sanyu-seiki.com/ensat/index.html
を発見しましたが、内ネジはミリネジですね。
できれば元の他と同様のタッピングビスを使用したいのです。

お礼日時：2012/09/26 20:43

No.1 回答者： kaitaiya 回答日時： 2012/09/25 23:18

裏にスピードナット辺りを接着したらいかがでしょうか？

http://www.fujix-net.co.jp/car/bolt/06_00.html

セメダインからｐｐ用の瞬間接着剤が出ています

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BB%E3%83%A1%E3%83 …

あとは裏にどう手を突っ込むかだけですが・・・・

この回答へのお礼

スピードナットは物理的に無理です。

接着剤は別メーカーのPP対応と謳われたものを使ったことがありますが
ものの見事に期待を裏切る性能でしたが、ご紹介頂いたものは
何か強力にくっつきそうですね。
でも目的はねじ山修正なので・・・どうやろうか考え中です。

お礼日時：2012/09/26 20:35