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今鏡の文章で「かしこき道々」と題される文章に「唱歌しすまして、よろづ忘れたるにこそあむなれ」と言う文があるのですが「唱歌し終えてしまってたくさんのことをわすれてしまったのであろう」と訳してはいけないのでしょうか?正しい訳を教えてください(>_<)またこの文章で「白波」がでてくるのですが「・・・また昔の白波は、なほかかる情けなむありける。」とあるのですが情けがあるというのは白波のどういう行為のことをいうのでしょうか・・?辞書を引いても訳しきれなくて・・(>_<)お願いします(>_<)

A 回答 (2件)

ご質問前半は、もう少し前後の文脈がない正確な訳はできませんが、品詞分解しますと、



唱歌・・名詞、「しやうが」で辞書をひいてください。
しすまし・・サ行四段動詞「しすます」連用形
て・・接続助詞
よろづ・・副詞
忘れ・・ラ行下二段動詞「忘る」連用形
たる・・完了の助動詞「たり」連体形
に・・断定の助動詞「なり」連用形
こそ・・係助詞
あむ・・「あん」ではありませんか。いずれにしてもラ変動詞「あり」連体形
なれ・・伝聞・推定の助動詞「なり」已然形

となります。「よろづ忘れたるにこそあむなれ」は、逐語訳すると「すべて忘れてしまった(or忘れている)のであるようだ(orあるそうだ)」といったところでしょうか。

ご質問後半の「白波」は、盗賊のことです。古語辞典で「しらなみ」を確認してください。この本文では「しらなみのふねこぎよせければ」とありますから、おそらく海賊でしょう。「昔の白波は、なほかかる情けなむありける」は、「昔の海賊はこんな風流を解する心があった」ということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!大変参考になりました。

お礼日時:2004/02/25 17:51

参考URLに入れたサイトしか検索出来ませんでしたので、


前半の問いはパス(笑)
(多分、忘れたのは何か嫌な事でもあって、そういう事を唱歌することで、みんな忘れてしまったんじゃないかと思いますが。。。)

後半の問いは。。。
もちみつがおしゃれをして”館のうゑ”にいたら、白波に襲われそうになった時、
声も出せずにひちりきを吹いたら、白波がその音にジ~ンと来て去っていった。
こんな道理も通らないような(今時の)もののふでも(もちみつの技で)情け心を起こすのだから、、、
「昔の白波は、なほかかる情けなむありける。」

と、言うことじゃないでしょうか?

参考URL:http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~tsubota/chrono/ …
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この回答へのお礼

ありがとうございました!返事が遅れてしまいすみませんでした(>_<)

お礼日時:2004/02/25 17:52

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