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子供の頃よく実家で使っていた黒いフライパン(少なくとも30年は使用)が放置されていました。鉄製フライパンだと思っていたので、再利用しようと持って帰って来ました。

そこらじゅう焦げだらけだったので、ネットで調べて空焚きをしてみました。すると、焦げはたしかにきれいに取れました。しかし、今まで黒かったはずのフライパンがネズミ色に変化していました。

取っ手も同じ金属でできていますが、取っ手だけは真っ黒ですし、布など巻かなくても直に熱がくることはあまりありません。取っ手をよく見ると、黒い膜のようなものがついていて、古くなってそこが一部裂けており、下のほうにネズミ色の金属が見えていました。

1.このフライパンは鉄製フライパンですか? テフロンということは時代的にも作りからもないと思っていましたが、取っ手を見て不安になりました。もしテフロンだと、空焚きは非常に有害でしょうから。

2.もし鉄製だとして、この取っ手の黒い膜は何でしょうか?

3.その他考えられる材質はありますか?

「このフライパンは鉄製フライパンで間違いな」の質問画像

A 回答 (4件)

疑問点に対してちょっと技術的に書きます。



鉄は元素記号で表すとFeです。
鉄は空気中では赤さび Fe2O3 になりやすいのです。
赤さびは鉄よりも体積が大きくなり、表面から鉄に細かいひび割れを生じさせます。
そして、ひび割れから水分が入って赤さびは内部まで進行していきます。
古い廃線のレールなどがボロボロになるのはこれが理由です。

これに対して黒さび Fe3O4は体積が鉄と同じで、表面にできるとさびが
内部まで進行することはありません。ですから、鉄器の多くは表面を加熱して
黒さびを作っているのです。
すき焼き鍋や茶瓶などが黒いのは表面に黒さびをつけてあるからです。

>今まで黒かったはずのフライパンがネズミ色に変化していました
実はこれは空だきのやりすぎです。
推定で600℃は超えていたはずです。
あまり温度が高くなると Fe3O4 からFeに戻ってしまいます。
ですから、今のままではさびやすくなっています。

もう一度焼き戻して黒さびを付けることをお勧めします。
フライパンを10分程度加熱して色が黒っぽくなったら終わりです。
あとは余熱で酸化します。
http://fulafula.sblo.jp/article/4711958.html
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この回答へのお礼

再度詳しくありがとうございます。フライパンの色は化学そのものだったのですね! 油を塗って焼き直したら黒っぽくなってきました。

お礼日時:2012/11/07 19:37

元調理師です。


 1.写真を拝見する限り間違いなく鉄製フライパンです。

 2.取っ手の黒い膜は黒錆コーティングです。
   (赤錆を予防する為に鉄瓶や鍋にも施します)

 3.鉄以外は考えられません。

ネズミ色の金属=本来の鉄の色です。
既に空焚きもお済のようですので、後は油を馴染ませる
だけで良いと思います。
後、使用後の手入れは洗剤など使用せずタワシ等で
水洗いで十分です。
まめに火を入れて油を馴染ませておくといいでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。プロの方からのアドバイス、心強いです。油をなじませたらまた黒くなりました。面白いものですね。感動しています。

お礼日時:2012/11/07 19:38

1.鉄でしょう。


2.油が酸化したものかな。

柄の部分も空焼きすると取れると思います。
バーナーで焼けば早く取れるかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。柄の部分は使い始めの時に空焼きしてない可能性はありそうですね。

お礼日時:2012/11/07 19:36

間違いなく鉄だと思います。



(1)テフロンの心配はいりません。
(2)酸化鉄の一種であるFe3O4でしょう。
 キップの裏の黒い磁気素材と同じものです。
(3)ありません。

空だきをしたあとにはフライパンに発ガン物質が残りやすい物です。
油引きをしてよく洗ってください。

古いフライパンは油の乗りが良く、オムレツなどを作るのに最適です。

この回答への補足

取っ手の「膜」ですが、使っているうちにできたのではなく、最初からコーティングされていたような感じです。

補足日時:2012/11/07 18:13
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。安心しました。取っ手のFe304は何のために使われているのですか?

このフライパン、子どもの時に初めて料理した時から家を出るまで使ってきたものなので、とても愛着があります。実際、これで作ったものはテフロンと違ってとてもおいしかったのを覚えています。大切にしたいです。

お礼日時:2012/11/07 18:08

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