
若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。
この発言の意味を教えてください。どのような話の流れでこのような発言をしたのでしょうか?
ニートに対して働かないのも自由だが・・・といった意味合いでしょうか?
また、政治について勉強をしたいのですが、竹中平蔵さんに加え、小泉元総理などなど、過去から現在に至るの政治の流れについて分かりやすく解説をしたホームページや本などがあれば教えてくださると助かります。
質問が複数となってしまいましたが、一つでも良いのでご回答をよろしくお願いいたします。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
竹中平蔵(下)「リーダーは若者から生まれる」 | 新世代リーダーの条件 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
http://toyokeizai.net/articles/-/11927
日本の新しいモデルを創る「新世代リーダー」とはどんな人なのか。どんな能力、教養、マイ ンドセット、行動が必要となるのか。
国内外のリーダーを知り尽くした、各界の識者たちに「新世代リーダーの条件」を聞く。
第3回目は、小泉内閣において、経済財政政策担当大臣、金融担当大臣、総務大臣を務めた、竹中平蔵・慶応大学教授が、
優れたリーダーの共通点を語る。
http://toyokeizai.net/mwimgs/9/1/570/img_91d9127 …
■昔の民主主義は、もっと厳しかった
今の日本には、問題解決のための案を出さず、批判ばかりしている人が多い。小泉内閣の中にいて批判ばかりされている
ときに、批判のパターンは3つしかないことに気がついた。
1つは、反対のことを言えばいい。金利が下がれば、「金利が下がったら、年金生活者が困る」と言い、金利が上がれば
「中小企業が困る」と言う。このやり方であれば、いつも批判することができる。
2つ目は、永遠の真理を言えばいい。たとえば、「もっと戦略的に考えないと駄目だ」とか、「もっと目線を低くして考えないと
駄目だ」といった正論を言う。戦略的に考えなくていい、という人は誰もいないので、否定しようがない。
3番目は、相手にラベルを貼ってしまえばいい。「あいつはアメリカ原理主義者だ」とか。これはもう思考停止だ。
どうしても人を批判しなければならないときは、この3つのパターンのどれかを使えばいい。この3つには明らかな共通点がある。
それは、どうすればよいかという対案がないということだ。
昔の民主主義は、もっと厳しいものだった。自分が何かを主張したら、「じゃあ君やってみろ」と言われるし、「あなたは死刑の
執行に賛成か?反対か?」と聞かれて、「賛成だ」と答えれば、「では、あなたが執行してください」と言われかねなかった。
そうした厳しさが、民主主義の一つの原点だった。
ところが今の日本には、人の批判だけをしていればいい、心地良い空間ができてしまった。「あのお年寄りかわいそうじゃないか。
何とかしろ」と主張はするが、「では、しばらくの間、あなたがお小遣いを削って支えてください」と言われると、「いやいや、それは
俺の問題ではない」と逃げることができる。
批判に耐える力は、リーダーにとってもっとも重要だが、批判に耐えるのは本当に大変だ。
小泉政権時代、不良債権処理のために公的資金注入を決めた翌日、新聞の論調は反対のほうが多かった。それを小泉さんに
伝えたところ、「気にしなくていい。そのうちわかるから」と一言だけ言った。これこそが、腹の太さだ。しかし、普通はみな、周りに
どう思われているかが気になってしまう。結局、批判に耐えて、自分が信じた事を信じる力こそが、信念だと思う。
批判に耐えるために大事なのは、「捨てる力」だ。今の地位を失ってもいい、いつ辞めてもいい、と思えるかどうかで、批判に
対する対抗力が違ってくる。大臣時代も、私はケンカする必要があれば、いつでも受けて立つ覚悟だった。私には守るものは
なかったが、守るものがある人は大変だと思う。
■成功者の足を引っ張るな
これからのリーダーは、しがらみのない、若い人から出てくるはずだ。「英雄は若者から学ばなければならない」という言葉が
あるが、それは正しいと思う。
今、慶応大学で、「イノベーション&リーダーシップ」という寄付講座をやっている。そのスポンサーになってくれているのは、
着メロなどを手掛けるフェイスの平澤創社長。彼は、いろいろなところから講演を依頼されるが、大人相手にやってもムダだから、
講演しないと決めているそうだ。彼は、「自分が起業できたのは、若くてリスクを感じなかったから。失うものがないというのは、
すばらしいこと。だから、若い人の前では講演をする」と言っていた。
私が、若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。「何もしたくないなら、何もしなくて
大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を
引っ張るな」と。
以前、BS朝日のテレビ番組に出演して、堺屋太一さんや鳥越俊太郎さんと一緒に、「もっと若い人たちにリスクを取ってほしい」
という話をしたら、若者から文句が出てきたので、そのときにも「君たちには貧しくなる自由がある」という話をした。
若い人は、日本が貧しくなることにリアリティがないのかもしれない。しかし明らかに、日本中にウェイクアップコールが
鳴っている。
日本の株価は、過去5年で半分になった。リーマンショックが起きたアメリカでも、株価は5年前とほぼ同じ水準だ。世界を
見回しても、日本のような状況の国はない。
しかも、日本は貿易赤字になった。貿易赤字になったのは、地震でサプライチェーンが壊れて、原子力発電所が止まり、
鉱物性燃料の輸入が増えたという理由もあるが、それだけでは説明できない。2012年8月の日本の輸出を5年前と比べると、
なんと25%も減っている。対米輸出に限ってみると、36%も減っている。これは明らかに産業の空洞化が起きている。
ハーバード大学教授のロナルド・ハイフェッツが書いた『最前線のリーダーシップ』という本の中に、「リーダーはバルコニーに
駆け上がれ」という言葉が出てくる。これは要するに、「鳥の目で見ろ」ということだ。ダンスホールで踊っているときに見える光景と、
バルコニーに上がって、上から見える光景は違うことがよくある。
日本の貿易構造についても、一歩引いて俯瞰して見ることで、こうした大きな変化が起きていることに気付く。このように、
鳥の目でリスク管理する力がないと、リーダーは務まらない。この「バルコニーに駆け上がれ」というハイフェッツの教訓は、
リーダーにとって、ものすごく重要だ。とくに、若い人はゆとりがなくて、汲々としているだけに、このメッセージを意識した方が
いい。
No.7
- 回答日時:
あと、下記の竹中平蔵インタビュー記事を読むと面白いです。
http://toyokeizai.net/articles/-/11927
いろんな批判をしていますが、その多くが竹中平蔵氏自身の行動になっていますから。「天に向かってつばを吐く」とはこのことだな~という内容ですが、竹中平蔵氏自身は自分の顔がツバだらけで汚くなっていることに気がついていないようです。
No.6
- 回答日時:
竹中平蔵という人は以前からこの手のことを言い続けてますね。
そこには「怠け者という貧乏人が、優秀な人間である高所得者の足を引っ張っている、怠け者が優秀で所得の高い人間の邪魔をして次のレベルへ進めなくしている」という妄想があるのですね。
そしてその妄想に基づいての竹中平蔵の社会政策があり経済政策があるのですね。
No.5
- 回答日時:
補足するとここ最近の世界の潮流として
・最低賃金を上げると・・・
企業は人件費の削減の為、製造拠点を海外に移す
失業率が上がる
国内の景気が悪化する
・最低賃金を下げると
企業は安い賃金で人を雇用可能の為、国内の雇用が確保させる
失業率は改善する
国内の景気が上がる
実際の例として
前者は『韓国』後者は『ドイツ』です
小泉政権下で結局失業率は大幅に改善されましたからね
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3080.html
個人的に竹中平蔵批判する方は国民の政治を知らない人なんでしょうね。
そのような方は『雇用不安定やニートを作りだした!』と批判はするけど、決して失業率などの数字のデータを出してきません。
出してきたら自分の言うことが嘘だとばれるからです。
No.3
- 回答日時:
そうあなたのおっしゃる通りです、国民の政治を知らない人たちは小泉純一郎の総理が良かったと言う人が多いのですが、実は今の様に雇用不安定やニートを作りだしたのは竹中平蔵たちが規制緩和をして、企業が儲かる様に派遣業で雇用させることを可能にしたのです、彼らが今の日本の雇用を不安定にして駄目にしたのは政治を頭の中で考える竹中平蔵たちが今の様な駄目な日本にしてしまった超本人だと思います、それ以前は雇用する場合企業は就職者に対して修飾後3カ月を経過したら特別な事情がない限り正社員にするように成っていたのです、それをなくしたのか竹中平蔵学者や○○セミナー等の会社に経営をさせたらすべて潰すと言われています、彼らは頭の中だけで判断するが実際とは違う事を取らない人気なのです。
No.2
- 回答日時:
欧州でも最高賃金で知られるドイツには
最低賃金の規定がありません
結果どうなったか?
・実力主義が高く導入された
・若者の失業率が他のユーロ圏に比べ非常に低い
という結果につながってます
資料
http://blog.livedoor.jp/inflation_target/archive …
結果若者にもチャンスが多く与えられます
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