10秒目をつむったら…

現在の政治のシステムですと、衆議院議員によって首班指名が行われて、総理が決まります。
その総理が内閣人事を行って、各大臣を決めます。

で、よその国は知りませんが、日本では大臣というのは与党議員である程度の当選回数を経験していて、総理周辺の派閥人脈とつながっていて、そこそこ国民に人気があってスキャンダルの無い人、が就任するポスト、です。
その監督官庁の仕事に精通している必要はなく、
就任会見において「これから勉強します」というセリフがまかり通り、
実務の必要はなくお飾りであり、
官僚の操り人形であり、
答弁も官僚の作文を読むだけで、頭の中は次の選挙だけ考えてりゃいい、
という、下手すりゃサラリーマンよりラクチンな仕事ではなかろうか、と思います。

しかし、これもそれも、(半数は民間人から選んでも良い、という例外はあるものの)基本的には選挙に通った議員から大臣を選出しなくてはならない、という規則があり、いくら議員の頭がそこそこ良かろうともが、
「東大法学部を卒業して、22歳から同じ省庁でその道一筋にやってきた官僚たち」
以上に、その省庁の仕事に精通した議員が、そうそう簡単に見つかるはず有りません。、

よって結局、大臣は官僚の操り人形となり、国や国民の利益よりも省益を優先する法律をどんどん作られたりして、官僚が国家国民の寄生虫になることを許してしまっています。

いままで、官僚以上にその省庁の仕事に精通し、官僚にもできなかったような大改革、大方針を打ち出して国家国民に貢献したていた大臣、っていたのでしょうか?

「だったらほかにもっといい仕組みがあるってのかよ!!!」
と怒られそうですが、これに代わる仕組み、ってないのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

No.2で回答した者です。



>現場の人間と、マインドも、歩んできた道も共有してこそ

そんなふうに考える方もいらっしゃるでしょうし、その感覚も別に悪くはないでしょうね。

でも、「マインドも歩んできた道も共有してこそ」と言いだしてしまえば、技術畑の人間の感覚は営業の人間には分からない、営業の人間の考えは経理の人間には分からない、経理の人間の価値観は企画の人間には分からない、企画の人間の思いは技術屋には分からない、となっていったりもします。
自分の部署の意見が通らないのは、相手が悪いからバカだからと決めつけて、基本的な理解をするための努力をしていないためというのも、けっこうあります。
理想は、お互いが、自分にプライドを持つのとともに、相手のプライドを尊重することなのでしょうけれど、会社でも政治の世界でも、なかなか理想通りにはすすまないようです。

私などは、「信頼する」のは、同じような経歴だからではなくて、自分が説明することの本質を受け止めてくれる人、責任感があって部下をきちんと守ってくれる人、叱るべきの筋を通してくれる人、ですね。
そんな上司が、違う道を歩んできた人だったら、自分の経験で相手を支えたいと思います。
もちろん、同じような経歴の人でも力になりたいと思いますが。

トップが、自分の専門分野だけしか分からなくて、他のことは見えません、では困ります。
下からの気持ちはどうあれ、上に立つものは、たとえ技術屋上がりであっても営業や経理の人間の気持ちを、営業上がりであっても企画や技術の人間の気持ちをつかめないと困るでしょう。
「マインドを共有する」のではなくて、「マインドを共有している感を抱かせる」、良い意味で、タヌキであってほしいですね。
実際、質問者さまがお礼であげておられる経営の神様たちって、自分の専門のことしかしなかったわけではなく、専門外のことも扱ったわけですし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
貴殿の意見も一理ありますね。

お礼日時:2012/12/21 08:12

ちょいちょい耳にする話ですが、質問者さんはとある一部のマスコミ話を信じすぎでしょう。



質問者さんの話は「官僚」という同一人格で同一観念をもっている多数の人間がいるかの如くの話ですね。そんな事は現実にはあり得ません。

普通は「これから勉強します」がまかり通るものなのです。もちろんすべてを一からお勉強という訳ではないですし、すべての政治課題を掌握し精通している人間など存在しませんから。
大臣はそうやってスタートして半年くらいで省内の人物把握などをして、徐々に省庁のトップたる仕事が出来るようになっていくのです。まぁ一般企業の人事移動と似た様なものでしょう。

もし総理大臣がコロコロ変わらず、各大臣もコロコロ変わらなければ、結果として政治主導ということになります。基本的な権限の多くは政治家にあり、また官僚は敵対する存在でもなくただの部下でしかなく、頭がいい悪いなどという問題でもない訳です。

「官僚支配」とか「官僚の抵抗」とか声高に叫ぶ人の多くは自分の失敗やミスを部下である官僚のせいにしていたり、またはその場の議論を優位に進めたいがために官僚を悪意の存在にしたてて適当な嘘をついていたり(”正しい自分の考え”が官僚により潰されようとしているという演出)、あるいはそれらを鵜呑みにしている情報リテラシーの低い人の発言というのが実態ですね。。

官僚の抵抗とかいうのはたいていは幻想や妄想の類なんですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
マスコミの見すぎですね。
でも「これから勉強します」がまかり通っていいのでしょうか?
半年かけて勉強して(たった半年で勉強し尽くせるものなの?)と言いますが、
ようするに半年の間、官僚からレクチャーを受けまくって、官僚の都合のいい人間に染め上げられていくだけのことでしょ。
で、その間の半年間、大臣承認の必要な決済はどうするの? 結局全部めくら判を押すんでしょ? ちがうの?

お礼日時:2012/12/21 08:11

いたか、と言えば、高橋是清という大蔵大臣は、官僚よりも頭がよく、官僚よりも仕事に精通し、官僚にはできなかった大改革をやり、大恐慌から国家国民を救う貢献しました。


軍縮を目指したために、226事件で頭の悪い軍人に殺されました。

優秀な政治家即人気のある政治家でないので、おっしゃるようなことが現実であり、
ほかの方が例に挙げていらっしゃった町村信孝などの優れた政治家もいますが、
高橋是清に比べたら、いや比べるのがかわいそうですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

では高橋さんに生まれ変わって再登場していただきたいですね。

お礼日時:2012/12/21 08:08

大臣が官僚より頭が良い必要はありませんし、官僚のように各省庁の内容に精通している必要もありません。

なぜなら「組織」だからです。

たとえば、軍事組織はとにかく「勝つ」ことが必要な組織ですが、その中の最高司令官がすべてを知っているわけではありません。勿論、最高司令官は日本やアメリカのように文民の長であることも多いので、そのすぐ下の軍の最高司令官のレベルの話です。

たとえば、潜水艦のICBMが決定打を与えるにあった場合、軍司令官の進言と最高司令官の決定でICBMを打つわけですが、だからといって必ずしも潜水艦の艦長経験が必要ではないわけです。

重要なことは「戦略を熟知しているか。戦略に基づいて戦術を組み立てられるか。戦術を命令として下達実行する組織が機能しているか。実際に命令を実行する人員の訓練は足りているか」ということです。

これはなにも軍事組織だけなく、そこそこ大きな企業でも当てはまるわけで、経営会議で「では今度中国に進出しよう」という企業は、これから中国に出て行くのですから、社内に中国ビジネスのスペシャリストが居るわけも無く、でも「中国進出」という経営判断はできるわけです。

翻って、日本の政治家と官僚組織の問題点を上記の「戦略を熟知しているか。戦略に基づいて戦術を組み立てられるか。戦術を命令として下達実行する組織が機能しているか。実際に命令を実行する人員の訓練は足りているか」という視点から見てみると、

下達実行する組織は下のほうまでかなり優秀な官僚機構になっている、といえます。それは日本人のまじめさ、も加味されているからでもあります。

しかし問題なのは、政治家が戦略(政治的課題)を熟知し、戦略に基づいて戦術(法施行や国会運営など)を組み立てられるか、そして戦術を命令して下達できるか、です。

実際のところ、自民党や民主党などの党であれば、それぞれの委員会(外交・農業・経済など)ごとに何期も当選したベテラン議員がおり、政治的な課題と党としての方針をそれなりにもっています。
そして大臣は党から出し、大臣が実施する政策は国会によって党の多数決で決定されるわけですから、組織として「党と大臣」まで含めれば、それなりに課題を解決していく方式はある、といえます。

ただ、大臣(政治家)と官僚という違う組織が上意下達するときに、非常に問題点が多いのが日本の政治システムだといえるです。

たとえば、上層部で決めた決定を下達して実行するために、軍であれば軍事法廷などもありますし、会社であれば人事権があります。ところが今の日本の仕組みでは大臣が決めたことを実行しない官僚が居ても「大臣が首にすることができない」のです。また官僚の最高ポストは事務次官ですが、これも「大臣や内閣が事務次官を決めること」ができないのです。

つまり、日本の政治システムは、政治家というある意味素人が決定し(その代わり民意を背負っている)、官僚というプロが実行する、というシステムなのに「確実に実行する為の人事権」が無いのです。

だから、実際の運営に関して様々な抵抗を官僚が行うことができます。この方法に関しては様々なやり方があるので「官僚の抵抗」などで検索してみてください。

私が知っている限りで例を挙げるとすれば、たとえば「完全民営化」と自民党がきめた内容を「完全に民営化」に官僚が法文を変えたものがあります。

たった一字「に」を入れるだけなのですが、
完全民営化=特別行政法人や国が株式を持つなどのことをしないで、すべて民に任せる方法」
完全に民営化=民営化が完全であればいいので、国が株式を持つ国営会社もありだし行政法人も民営といえる。

つまり「に」が入ることで、官僚がその会社をコントロールする余地が生まれる、ということなのです。

こういう抵抗を官僚はするわけです。

もっといい仕組みということであれば「内閣に官僚の人事権を完全に持たせればよい」という方法もある、ということです。

また、アメリカなどでは、共和党と民主党で大統領が交代すると官僚も入れ替わります。ですので、官僚は所属している党に忠誠を近い、大統領の推奨する政策を一生懸命実行することになります。
その代わり、4年に1度入れ替わる可能性があるので、落選した側もシンクタンクという形で官僚機構を維持する必要があり、事実上見た目の2倍の官僚を国は抱えていることになりますので、無駄使いもはげしいといえます。(実際には、シンクタンクに依頼したり、党を支援する大企業が仕事を斡旋したりしているのですが、無駄であることには変わりません)

このように官僚機構も今のままである必要はまったくありません。前回民主党が政権を取ったのに全然ダメだったのは、日本に官僚以外の政策シンクタンクが育っていなかったからだ、という説もあります。

日本が頻繁に政権交代するようになれば、官僚機構も変わっていくでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

仰ること良くわかります。同じ「外敵を攻める」ということにしても、立場、地位によって、戦略、作戦、戦術、と全部違いますからね。
ただ、「上の者は方向性さえ示せばいい。手足は部下がやってくれるから」といってもどこぞのおばさん大臣のように
「なぜ認可前に大学の校舎が立っていて、入試スケジュールまで決まってるのよ! 
 まだ認可したと決まったわけじゃないんですからね!!」
と、とんちんかんなことを吠えられても困るなあ、という事です。

お礼日時:2012/12/21 08:07

仮に官僚が優秀としますと、官僚出身の優秀な政治家(?)はゴロゴロいますよ。



自民党では町村信孝さんとか細田博之さんとか。
民主党では岡田克也さんとか藤井裕久さんとか。

古いところでは福田赳夫元首相や、宮沢喜一元首相も官僚出身です。
最近の大臣では森本敏防衛大臣も、政治家ではないものの、自衛官・外交官出身ですから、折り紙付きスペシャリストと言えるかと思います。

現役政治家でも20~30人くらいは居るんじゃないでしょうか?
弁護士くらいはゴロゴロしてますし・・。

政治家の半分か、せめて3割くらいは、お利口さんと言えるし、1割くらいは、その道のスペシャリストも交じってるのではないでしょうか?

仰る通り、トンデモ大臣も多いのは確かで、官僚の操り人形とか、それどころか、割と真面目にやってる官僚の足を引っ張る様な閣僚(総理大臣も含め)も居ます。
また平議員レベルで言いますと、サラリーマンよりお気楽な「バカ」も紛れ込んでます。

しかし「政治家が官僚よりバカだから、日本は良くならない」と結論付けるのは、早計かと思います。
政治家の資格を官僚出身にすれば、日本(の政治)は良くなるか?と考えますと、まあ有り得ないですしね。
ますます官僚天国になるだけでしょう。

それと私個人としても、東大卒のお利口ちゃんが、必ずしも仕事が出来るとも思っていません。
確かに国家公務員試験I種の問題などスゴいですから、学力的には、間違い無く「超」が付くお利口ちゃんでしょうけど・・・。
しかし私が知ってる東大卒者は、奇人・変人か、さもなきゃ機械の様な没個性で、使い物にならない人物も非常に多いです。

そんな集団の中でも登り詰める次官や局長クラスは、モンスターだとは思いますが、世知に長けた優秀なリーダーとは思えないです。

リーダーなんてのは、器と、物事の理非を見極め判断する嗅覚・センスがあれば良いのではないですかね?
官僚が小賢いコトをほざいても、「細かい部分は判らないが、キミの言ってることは間違ってる様な気がするからハンコは押さない。責任はオレが取るから、こうしなさい。」だけで良いんじゃないでしょうか?

また逆に言えば、現在の官僚に求められる才覚は、そう言う人物をダマしてでもハンコを押させる能力であって、その代表例が「霞が関文学」です。

それなら政治家は、「そんな小手先のテクニック論はどうでも良いけど、復興財源を使って税務署の壁を直すって・・・本気で言ってるの?お前、東大卒のクセに馬鹿か?やったらクビ。おまけにオレの政治生命を賭けて、お前の天下りは阻止するからな!」と言ってのける器じゃないですかね?

こういうのは、東大卒の学力よりは、経験を生きる力に変え嗅覚やセンスを磨いて、チンピラみたいな社員を使いこなし、いつ潰れるか?と言うプレッシャーの中で覚悟を決めて生き抜いてきた、中小企業経営のおっさんなどの方が、遥かに上だと思います。

腹を括って、嗅覚で生き抜いたのは、他の回答者さんも書かれてますが、田中角栄さんなどは、そんな感じじゃないかな?
詐欺的でキライだけど、小泉さんも、リーダーシップとしては上手い・センスがあるとは思います。

また、腹を括って信念を貫いた政治家は、戦後処理を請負った鈴木貫太郎さんとか、元軍人と言う筋金入りの中曽根さんなども、芯のある政治家でした。

これらの政治家は、官僚などは、当たり前で恫喝し、使役してきたんじゃないですかね?
昔は、「官僚が尊敬・心服する様な政治家」が多かった様に思います。
少し前までは、「官僚に怯えられる政治家」は存在したと思います。

最近は、官僚に一目置かれるくらいの政治家がいるかな?くらいです。
強いて挙げれば小沢一郎さんですが、政治家の凋落と共に官僚が強くなり過ぎ・・・潰されちゃいましたね。

今は、官僚と協調・共生出来るのが、大臣の資質なのかも知れませんが、そんな資質で大臣をやってりゃ、官僚天国だわなぁ・・。

橋下さんなどは、反官僚の急先鋒で、地方分権による官僚主導の解体など、方向性には賛成するトコもありますけど、チョロチョロ動き過ぎ・ベラベラ喋り過ぎて、「親分・大将の器」から離れてきた感じですかね?

ご自身もそれを自覚し、石原氏に器を求めたのかも知れませんが、自分も器に未練がありそうで・・。
その結果、それぞれの器の中身が「似て非」ですから、「大同小異」と言うよりは「大同大異」で、食パンに白米を乗っけて食べてる様な感じがします。

橋下氏が石原氏に器を求めたなら、橋下氏はジャムとかバターに徹さないと、上手く行くハズが無いですよ・・・。

そこら辺は、安倍さんと石破さんの関係などの方が、「遥かに上」を行ってますが、コチラは右傾化色が強く、一方では官僚改革色が薄過ぎて、当面は期待出来ません。

日本の夜明けは、もうちょっと先ですね・・。
あるいは、黒船の様な外圧が無いと、自主的には変わらない国なのかも知れません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに議員の中にも官僚経験者もいますが、若くして議員に転身した人をみれば
「この人、官僚として使い物にならなくて、ドロップアウトしたけど、民間企業に転職するのが恥ずかしくて、奥さんの伝手とか頼って与党に頼み込んで公認貰って選挙に出たんじゃないの?」
と思います。
50代で議員に転身した元官僚を見れば、
「ああ、事務次官レースに敗れたから天下りの代わりに議員になったんだな」
って思います。
定年まで勤めてから議員になった人をみれば
「そこまでしていつまでも税金で喰いたいのか?」
と思います。

どのみち、今の官僚にはいい印象はありません。戦後直後の官僚なんかは身を粉にして国家に尽くしたのでしょうが・・・・

お礼日時:2012/12/21 08:03

「東大法学部を卒業して、22歳から同じ省庁でその道一筋にやってきた官僚たち」


以上に、その省庁の仕事に精通した議員が、そうそう簡単に見つかるはず有りません。、
→だから、前例・先例主義に陥るわけです。
官僚は「頭がよい」ので問題を出されると、何とか解決方法を見つけ出します。
それも先例を十分に勉強して。
しかし、自ら問題を作ることは苦手です。先例がない物には答えも出せない。
経験したことが無いものには手も足も出ない。
発想が乏しいのです。ベテランに成る程その傾向が強くなる。
役人の常套句に「前例がないから駄目です」・・・自分で前例を作る気はない。
だから、役人には「改善」は出来ても、「改革」は出来ません。
それが出来るのが、東大法学部を卒業ではなく、角栄の様な小学校しか出ていなくとも、
庶民、経営感覚を持つ人の方でしょう。
東大法学部卒業の官僚は事務方としては最高でも、日本のリーダーとしては能力不足です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

官僚は前例主義で発想に乏しいんですね。

お礼日時:2012/12/21 07:58

”「東大法学部を卒業して、22歳から同じ省庁でその道一筋にやってきた官僚たち」


以上に、その省庁の仕事に精通した議員が、そうそう簡単に見つかるはず有りません。、
よって結局、大臣は官僚の操り人形となり、国や国民の利益よりも省益を優先する
 法律をどんどん作られたりして、官僚が国家国民の寄生虫になることを許してしまっています。”
     ↑
その通りです。
だから私は、政治家に期待するのではなく、官僚に期待すべき
だと思っております。
選挙区のことしか頭にない政治家など頼りになりません。
官僚が誇り高く、国益を図れるようなシステムにするのが
ベストだと考えます。

”いままで、官僚以上にその省庁の仕事に精通し、官僚にもできなかったような大改革、
 大方針を打ち出して国家国民に貢献したていた大臣、っていたのでしょうか?”
       ↑
1,大改革はともかく、官僚以上に精通していた政治家という
 のは沢山いました。
 自民党時代の「族議員」と言われる人達です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%8F%E8%AD%B0% …(族議員)
 例えば、自民税調の中山議員などは、若い頃からず~と税金問題を
 やってきましたので、官僚も歯が立たなかったと言います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%AD% …(山中貞則)
 現在は、族議員というのは悪者みたいに言われて、自民党の衰退とともに
 殆ど姿を消しました。
2,大改革というと、田中角栄とか、中曽根康弘、とか小泉純一ですかね。
 田中角栄は列島改造で狂乱インフラを起こし、また、現在の財政赤字の
 端緒を造りました。
 中曽根康弘は新自由主義を導入して、国鉄、電電公社、専売公社などを
 民営化しました。
 小泉純一郎は郵政改革ですか。
 結果については、賛否両論ありますが、私はあまり評価していません。
 政治家が出しゃばるとろくな事にならないように思えます。


”これに代わる仕組み、ってないのでしょうか?”
    ↑
かつて官僚は、誇り高く仕事をしていたのです。
彼らの活躍が、日本をここまでにしたのです。
政治家など選挙区の代表に過ぎない。日本の国益を考えて仕事を
するのは我々官僚しかいない、という良い意味でのエリート意識
が日本を造ってきたのです。
官僚こそはエリート集団です。その道のプロ集団です。
彼らに誇り高い仕事をさせるシステム造りこそが望まれるところです。

私は、官僚の給料を大幅に上げ、天皇の官吏として特別扱い
するのが良いのでは、と思っています。
かつての官僚は、俺たちは天皇の官吏だ、ということが誇りの
一端を担っていました。
それが今では公僕です。

官僚達の天皇に対する想いは、信じられないほど強いですよ。
天皇と、高額の給料を利用して、官僚に誇りを持たせることが
実際的ではないかと思っております。
その代わり、天下りは禁止し、汚職には厳罰で挑みます。
政治家は大幅に減らします。
政治家の仕事は、大枠を決めること、官僚の行き過ぎをチェック
することに絞ります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうござます。

そーですね。いっそのこと、官僚が複数の政策を掲げて、国民に投票してもらってそれで国の方向性を決めて貰えばそれでいいですね。そうすれば政治家要らなくなるし。

もーどーでもいいや。官僚の皆様、この国を好きなようにしゃぶりつくして下さい。

お礼日時:2012/12/20 16:38

> 官僚より頭のいい大臣っているの?いたの?


> 官僚以上にその省庁の仕事に精通し、・・・ 国家国民に貢献したていた大臣、っていた

 これって、回答者の立場で評価は分かれるんじゃないでしょうか。

 ゆとり教育を推進した首魁的官僚(元官僚?)氏がときどきテレビにでて、ゆとり教育を弁明していますが、私には相当に頭の悪い人のように思えますが、いやしくもゆとり教育のような大悪手を打てるのですから、頭がいいと評価した人も大勢いたのでしょ。

 それで正面からの回答はできませんが、官僚を自由自在に使いこなした大臣ということなら、故「田中角栄」氏が先後は最高でしょう。

 彼自身は無学でしたが、官僚の卒業学部から卒業年から把握して、官僚は「グーの音も出ねえぜ(渡り廊下走り隊7:歌)」状態だったそうです。

 先日亡くなった三宅さんがテレビで言っていたところでは、盆暮れだったか誕生日だったかには、課長レベルの役人(山ほどいる)の奥さんにまでグッチのバッグをくれたりして大感激させ、浪花節的に「この人の為なら」と思わせたそうです。

 そういうところには知恵と人が集まります。自分が無学かどうかは関係ない。

 彼の書いた(ゴーストライター有り?)「日本列島改造論」などは、それによって、好景気(一部、なり過ぎて弊害も出た)になって、所得倍増、国民はおおいにハッピーになりましたので、質問者さんの質問の回答になるかもしれません。


 あと、地元紙が何度も書いていたところによると、昔新潟県の上越のほうに「村山」という大蔵大臣などを務めた代議士がいましたが、この人は、厚生部門ではすごい人だったらしく、医療制度だったか年金制度だったかなんだかでは、全容を理解しているのは日本には3人しかいない(官僚を含む)のに、その一人だったようです。

 官僚はしばしば担当替えしますので、この人に対し、これまでの経過を踏まえた説明をして彼を説得できる官僚は一人としていなかったようです。

 それほど精通していたのは事実でも、かれの関与した年金制度などを考えると、国家国民に被害を与えたことになるのかな。


 今でも勉強すれば、代議士も官僚をアゴで使えるようになるのでしょうが、そこまでの余裕を選挙民は与えないので、結局官僚にアゴで使われるのでしょうね。
 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

まあ確かに田中角栄は人心掌握に長けていたことと(田んぼにスーツのまま入って行って農民と握手をしたり、下っ端役人の家族の名前まで暗記して親しげに声を掛けた、ってぐらいの物でしょ)、今太閤と呼ばれて庶民に人気があったのは認めますが、土建屋に利益をもたらす政治手法を確立しその後自民党がそれを踏襲して「国家国民のための政治」ではなく、「一部の利害関係者、とくに自分たちに票を入れてくれる人たちにのみ利益をもたらす政治」を突っ走ったのは許せません。
また彼は総理の犯罪、という歴史的汚点を残しました。これも許せません。

お礼日時:2012/12/20 16:36

以前の安倍政権の時ですけど、財務大臣の与謝野さん(個人的には与謝野さんは、財務省よりの思考をする人なので隙ではありません)と、外務大臣の麻生さんは外から見た感じでは、省内の官僚をほぼ統制していたようですね。



数は決して多くありませんが、実務派の政治家に対しては、官僚も素直に頭を下げて従います。
日本が民主主義国家である以上、大臣の方が権力が上ですし、自分たちの要求(業務に関連する法案成立や予算の確保、、他に天下りwwwの世話だとか)も聞いてくれる期待もあるでしょうし。

ただ、大臣は部下の官僚に対する人事権がないので、影響力も完全ではありません。
やはり公務員制度を改革し、高級官僚の人事については内閣府に集中させる仕組みが必要でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

アソーとヨサノですね。覚えておきます。

>ただ、大臣は部下の官僚に対する人事権がないので、影響力も完全ではありません。
やはり公務員制度を改革し、高級官僚の人事については内閣府に集中させる仕組みが必要でしょう。

たしかにおっしゃる通りです。
組織に生きる人間にとって、ヤクザや町のチンピラ小僧なんて何も怖くありません。
コワイのは自分の生殺与奪を握っている人間です。
ヤクザがいくら自分を脅かしてきても、「お前、クビ」とは絶対に言いませんから、何も怖くありません。

ただし、大臣に人事権を握らせたとしても、バカ大臣だったらとんでもないことです。
「あんた、私の指輪盗ったでしょ!」
とわめいたおばさんがいましたが、あんなのに、人事権を持たせたら●●●●刃物です。

馬鹿じゃない大臣にだけ、人事権を与えましょう。

お礼日時:2012/12/20 16:30

本来、官僚の仕事と大臣の仕事は違うはずです。


議員や大臣が、官僚以上にその省庁の仕事に精通する必要など、ありません。

「こういう方向に進ませるべきだから、そのための方法を考えろ」
「どんな方法があり、それぞれに、どんな利点と問題点があるか整理しろ」
「その問題点をクリアする方法を検討しろ」
本来の政治主導というのは、そういったものであるべきでしょう。
本来、個々の部署の意見だけを主張するなら、官僚から大臣を決めれば仕事が分かっていますよね。
なのに政治家がトップに立つのは、それぞれの部署から出たのでは、自分たちの利害や考えという枠から出ることが難しいから、その部署の考え方に染まっていない人間がトップに立つことで、客観的な視点を保てるからのはずです。

枝葉ではなく木全体を、一本の木よりも森を見るべきなのが政治家であり、一本一本の木々を、それぞれの枝葉の健康状態を見るべきなのが官僚をはじめとする公務員の方の仕事のはずだと思います。
アタマは細かな仕事に精通する必要性はなく、本質と方向性をつかむべきです。

一般の会社の仕事でも同様ではないでしょうか?
社長が、それぞれの製品の細かな性能を、技術者以上に知っていますか。
重役が、1円単位の帳簿の動きを、経理担当者以上に知っているでしょうか。
仮にトップが専門的立場の人間以上に精通していることが当然なら、専門の人間なんて不要ですよね。

内閣の仕組みの問題と言うよりも、アタマのする仕事と、手足のする仕事の区別がついていないことが問題のように思います。
質問と答弁も、本来は、それを繰り返すことによって、より良い「答え」をだすためのはずのものなのに、相手の答弁が最初から完璧でないからとけなすパワーゲームとなっているような感があります。
だから良くなる可能性のある粗い案ではなく、無難にまとまった細かな案を求めるし、そうする以上、実務者つまり官僚に頭が上がらないということになるのでしょう。

ご質問の趣旨から逸れてしまうかもしれませんが、議案というものは叩いて当然、最終的に良いものになればよいという考え方、大臣が細かな数字や実態を把握していなくても無理はないという考え方が必要だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>アタマは細かな仕事に精通する必要性はなく、本質と方向性をつかむべきです。

これには賛成しますけどね。

>一般の会社の仕事でも同様ではないでしょうか?
社長が、それぞれの製品の細かな性能を、技術者以上に知っていますか。
重役が、1円単位の帳簿の動きを、経理担当者以上に知っているでしょうか。
仮にトップが専門的立場の人間以上に精通していることが当然なら、専門の人間なんて不要ですよね。

うーむ、おっしゃることはよくわかるのですが、
出来れば、上にたつひとたちというのは、たとえば本田宗一郎氏とか井深大氏とか松下幸之助氏のように、技術者上がり、営業職上がりの人であってほしいと思います。現場の人間と、マインドも、歩んできた道も共有してこそ、下の人間も
「この人なら信頼できる」
「この人について行きたい」
「この人をオトコにしたい」
って思うんじゃないですかねえ?

総理がインスタントラーメンの市価を知らなかったから、庶民感覚を持っていないといえるかどうかは知りませんが、カレーなる一族のお坊ちゃまと、カレーなる一族のお嬢様が政略結婚を続けていて(そりゃまあそれなりに愛情はありましょうが)
自民党幹部の顔ぶれを見れば、
「あんたら、父の代も祖父の代も嫁や養子のやり取りしている連中でしょ。
 天下国家を論じているように見えて、要するに
 ”超大金持ちのニッポンエスタブリッシュメント族”が
 親戚中で一族会議やってるだけでしょお?
 あんたら、本当に市民国民の幸せを考えているのかなあ? 
 市民国民を踏み台にして、カレーなる一族の繁栄だけ考えているんじゃないの?」
と思うのですが、これは嫉妬でしょうか?

おっと、ちょっと論点がずれましたね。
失礼しました。

お礼日時:2012/12/20 14:50

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