教えてください。
私は12月に今の会社に転職し、今まだ3週間程です。会社の上司や社長に年賀状を出さなければいけないのですが、私は9月に祖父がなくなり、喪中で年賀状を出す事が出来ません。喪中はがきを出す時期は過ぎていますし、社内で私が喪中である事を知ってる人は誰もいません。
何も出さないのも失礼ですし、(特に相手は私が喪中である事を知らない為、私からの年賀状が届いていないと、非常識だと思われるのでないかと不安です。)
ですので、代わりに寒中見舞いを出そうかと思っています。
ネットで調べてみると寒中見舞いは7日以降に出すものだと書いてありました。新年は4日が仕事初めで、みんなで初詣にいく予定になっています。その時に上司や社長とも会うことになるので、それ以降に寒中見舞いが届いてしまうのはどうかと思いました。
ちなみに、寒中見舞いの内容には、「服喪中につき、新年のご挨拶を失礼させて頂きました。新年のご挨拶が遅れましたことを心よりお詫び申し上げます。」という文面を入れる予定です。
(1)年賀状を送っていない相手から、いきなり寒中見舞いが来るのはおかしいですか?
(2)寒中見舞いが、1月2~3日に届くのはおかしいですか?
(3)4日に顔を合わしているのに、7日に寒中見舞いが届くのはおかしいですか?
困っています。
いいアドバイスをお願いします。
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
9月に亡くなったから喪中・・・ではありません。
喪中とは心にポッカリ穴が開いてしまっている期間(これは神職になる人の授業での説明だそうです。)。喜びごとはもちろん、余り楽しみを感じない期間であり、決まった期間ではないんです。だから悲しみが深ければ1年でも2年でも喪中となります。逆に悲しみを乗り越えて前に進もうと決めれば喪明けとなり日常の生活に戻れます。世間では1年間「喪」だと言っていますけど、そんな規則は歴史上存在しません。つまり完全な迷信なんです。
もし1年間喪であれば、会社の人たちとはいえ初詣にはいけませんよ。
喪中なのに会社の行事だから出席とか、旅行や宴会は出るいうのはおかしな話です。
亡くなってから50日(仏教では49日)は忌中になります。
この間は神に個人の雨の庵を捧げる期間なので期間が定まっているのです。(参考;神道いろは。神社本庁教学研究所監修)
しかし、現代では戦後に定まった役所の“忌引き規定”を準用しています。ですから神社本庁でも職員は最長10日しかありません。そしてこれには「喪」は定められていません。その理由は前述の通りです。(参考、上に同じ)
この期間を過ぎれば一般生活に戻れます。つまり年賀状を出そうと参拝に行こうと自由です。
しかし神社本庁の冊子や、過去の服忌令でも「忌中であっても清め祓えをすれば中止してよろしい」となっています。
清め祓えは積み穢れの全てをリセットする祭事です。リセットされるのだから喪も忌も無いということなのです。
だから神社に行って手水を使い(清め)鈴を鳴らせば(鈴祓え)OKということになります。
気になるなら神社にお願いして初穂料を納めてお祓いを受けましょう。
寒中お見舞いは小寒から立春前までに届けばよろしいと言うことになっています。ですから早くても5日ですね。
でも本来なら服喪中であれば、一切の挨拶は無用でもあります。
(1)~(3)について
会社の行事とはいえ、神社参拝を行っておいてから「喪中です」はおかしいですね。喪中なら行事とはいえ神社参拝は控えるべきです。でも会社の行事をやたらと断わるのも問題。
要するに俗世の服忌の常識(1年喪)は本来の服忌の常識(前述)よりも世情に合わないというわけです。
正しい考え方では9月に御爺様が亡くなり、忌は長くても11月20日前には開けていますね。
後は貴方の心の問題、つまり喪なのかどうかだけです。心の穴がふさがって、或いは前に進んで行こうと考えるのなら喪明け、まだ悲しみに沈んで、何をしても心が晴れないのなら喪です。
喪であれば事情を上司に話して参拝も遠慮すればいいし、開けているなら上司に事情を話し、年賀の挨拶が出来なかったことを口頭で詫びればよろしいだけです。
そもそも、上司に葉書で挨拶するというのは本来間違い。礼儀に厳しい人なら失礼だと怒ります。年賀状は現代ではイベントでしかありません。だからゆるされるのです。
目上の人には書状で渡すのが本来の姿。葉書は略式なのです。
また年賀状は正月に会えない人に出すべきもの。本来なら多少遠くても目上の人には直接出向いて挨拶するのが作法というものなのです。正月に会えるのに「葉書で済ませちゃいます」ということで失礼なことなんですよ。
いつでも合えるのに出すのは礼儀ではなく、イベントとしての価値しか有りませんから出す出さないで迷う必要などありません。
しかし上司の中にも俗世の似非常識しか知らない人も少なくないので、「喪中につき年賀の挨拶が出来ませんでしたが、神社で祓えを済ませました」くらいのことを報告してはいかがでしょう。
ちなみに服忌については神社本庁のサイトにも簡単に書かれていますけど22年7月版では166ページに有ります。
参考
神社本庁 http://www.jinjahoncho.or.jp/column/000025.html
「奥能登珠洲市 羽黒神社」http://www.geocities.jp/haguronoto/kihuku2.html
「宗玄寺」http://www.gem.hi-ho.ne.jp/sogenji/rakugaki/fukk …
に書かれています。
もう一つあったのですが、サイトを忘れてしまいました。
No.1
- 回答日時:
>(1)年賀状を送っていない相手から、いきなり寒中見舞いが来るのはおかしい…
寒中見舞は年賀状の代用品では決してありません。
暑中見舞と同じ季節のあいさつ状です。
まあ一般に、年賀状を出さない相手に暑中見舞を出すこともしませんけど。
>(2)寒中見舞いが、1月2~3日に届くのはおかしい…
おかしいおかしくない以前に、間違っています。
暑中見舞は「土用」にうちに、寒中見舞は「寒」のうちに出すものです。
来年の暦で、「小寒」は 1月5日、「大寒」が1月20日、「立春」は 2月 4日です。
すなわち、寒中見舞は 1/5~2/3 に届くように出します。
>(3)4日に顔を合わしているのに、7日に寒中見舞いが届くのはおかしいですか…
それは確かにおかしいでしょうね。
「寒くなりましたねえ。風邪など召されませんようにお気をつけください。」
と口で言えば良いのですから。
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