「夫を成功」へ導く妻の秘訣 座談会

万引きのマンは勝手気ままのままに由来するのかなどと考えていますが、専門的にはどんな説があるのでしょうか。

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A 回答 (5件)

「お内儀さん、油断しなささるな。

旦那さんの留守に。」
「萬引油断がなりやせぬ。」
お内儀さん向かってのこの丁稚のセリフは、文政7年(1824年)初上演の「錦の帯屋雪の白木屋軒並娘八丈・秋色染話萩の枝折」で、南仙笑楚満人の著作です。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1018461 19頁(23/243)

「萬引」が副詞用法として「目引」の発音読みで、「目を見張って」として、「油断するな」を強調する意味で遣われています。
ここから、客の素振りや店物(たなもの)に対しても「萬引油断がなりやせぬ。」と。


「まな古ゐ (名詞) 眼色(眼居の義カ、或云、眼率(マナコヰ)の義、眼率(マビキ)モ同ジト、…又、マビキ。目ノ、物ヲ見ル状。…)」(「言海」ちくま学芸文庫版)
「まびき【目引】 目の様子。目つき。また、目で合図をすること。めくばせ。」(「国語大辞典」小学館)

上方語限定されるだけでなく、当時でも撥音「ン」を加えて発音する言葉は少なくありません。
そのまま→そのまんま
手鞠(てまり)→てんまり
同(おな)じ→おんなし
皆(みな)→みんな
真丸(ままる)→まんまる
溜(たま)り→たんまり
余(あま)り→あんまり

万引の発祥(?)ともいえる江戸日本橋での大型呉服店白木屋や越後屋の本店は京都ですから、上方言葉を遣うことがステータスだったようで、副詞用法の「萬引油断ならず」がやがて名詞化して「万引」となって独り歩きしたと見るのが存外穏当ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

御説をうかがい、語源が文化史にまで広がるものであることを実感いたしました。大変勉強になりました。

お礼日時:2012/12/27 04:11

#4です。



「萬引油断ならず」が被害者側の言葉であるのに対し、犯罪者側の隠語符牒は次のように多岐にわたるようです。

もともと呉服屋での、「ビキ」という布物狙いの万引(反物の単位(=匹)」から。着物はビラ・ラン、反物はモンク・モンタン)は、また多くの符牒となっているようです。
・アカリフミ…明りの下で、ヤマを踏む窃盗である万引。
・カイモノ…買い物に託(かこ)ける意での万引。
・カスメ…相手の目を翳(かす)め、商品を掠()かすめる行為としての万引。
・ウヅカイ…二人共謀の万引。鵜遣い。
・オシ…万引。不詳。
・カボ…万引。不詳。
・カブアワセ…万引の相棒。
・タナシ…店師。店物狙い専門の万引者。
・テンヲウツ…万引した盗品を股間に忍ばせる行為。
・ニザエモン…万引の見張り役。
・マク…幕となって目隠し掩護する役。
・マクコ…奥様役と嬰児を背負った女中役の二人組万引。
・ワキスリ…万引の実行者からブツを受けとって逃走すること。
参照:
和田信義 著「暗黒街往来 : 隠語・符牒辞典」
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1096008
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この回答へのお礼

めったに聞くことができないおはなしでした。言葉の奥深さを感じるお話でもありました。

お礼日時:2012/12/28 11:57
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この回答へのお礼

ご教示感謝いたします。

お礼日時:2012/12/26 07:26
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この回答へのお礼

ご教示感謝いたします。

お礼日時:2012/12/26 07:26

諸説としてですが、一度やると癖になり万回してしまうって説があります。



また、商品を勝手に間引く事から、「間引き」が転じて万引きになったとの説もあります。

いずれにしても、これが語源だと認定されているものはありません。
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この回答へのお礼

いずれもありそうなことですね。ご教示ありがとうございます。

お礼日時:2012/12/26 07:27

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