
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
明治に入って活版印刷が盛んになってから、活字書体のデザイナー(書家・職人)が作った物が元になっています。
平仮名の金属活字を最初に売り出したのは本木昌造が池田香稚に書かせた物というのが通説になっています。ですがこの時の字体字形は異体字(今変体仮名と言っている物)を含む物です。
http://pb-naga.platooon.com/contents/motoki/inde …
http://www.robundo.com/adana-press-club/column/c …
http://www.robundo.com/type-cosmique/kinkido/ima …
http://www.robundo.com/type-cosmique/kinkido/amb …
http://www.archives.pref.niigata.jp/internet-kom …
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1996Moji/ …
http://dosei3.no-ip.org/~uakira/n/
その後教科書や新聞で使う字体・字形がだんだん統一されて行ったのだと思います。
質問への一応の答えとしては明治から大正にかけての書家と活字の職人=書体デザイナーということになるでしょう。
なお漢字については中国が活版化で先行していたので、明治当初はその活字を直接輸入したようです。
http://www.screen.co.jp/ga_product/sento/pro/typ …
この掲示板には活字に詳しい人がいると思うので、字体を作った職人の名前などについては他の方の回答を待ちます。
No.5
- 回答日時:
連続で失礼します。
先にリンクした小宮山博史氏の文章の中に
【明治7(1874)年5月14日第687号の『東京日日新聞』(図5)に使われた —略— 「築地体前期五号仮名」(図6)は、現在に続く明朝体仮名の方向を決定づけた書体ということができるのではないでしょうか。この五号仮名はこののち部分的な改良がなされ、字形もわずかに変化しながら日本全国へ広がっていきました。いま詳しく見てみると、文字には大小がありすこし右上がりの造形に感じますが、傾きに統一性がないようです。しかし毛筆仮名の線の躍動感を生かしながら無理なく正方形にまとめている彫り師の腕は見事だと思います。明治2年に活字製法を初めて習い、わずか5年でここまでの姿形を作ることのできた彫り師はいったい誰であったのでしょうか。残念ながら記録はなく無名の職人というほかありません。】
という記述がありました。
http://www.screen.co.jp/ga_product/sento/pro/typ …
↓直リンでたいへん失礼しますが前記小宮山博史氏著のサイトからのリンク画像です。
http://www.screen.co.jp/ga_product/sento/pro/typ …
No.3
- 回答日時:
Wikiより。
漢字は、古代中国に発祥を持つ文字。
片仮名は、9世紀初めの奈良の古宗派の学僧が起源とされている。
平仮名のもとは、を中心に使われていた借字(しゃくじ)。借字として使用されていた漢字の草体化~独立し確立。
誰かが勝手に書いた字なんて、ただの暗号にしかなりません。
多くの人に認知されたときに確立するものです。
ワープロの文字は、学識者などの選定により国が示した例示字形(略字)をもとにしたものです。
VISTA以降は正字にされたため、この略字を正字として使用していたことによる混乱状態です。
No.1
- 回答日時:
ワープロとおっしゃるのは、ワープロ専用機のことではないでしょうね。
たぶん、パソコンにインストールされている、ワープロソフト(「ワード」や「一太郎」など)のことでしょう。それであれば、パソコンにインストールされている「フォント」次第です。「Windows」であれば、ほとんど「MS明朝」や「MSゴチック」などが入っていると思います。
そのフォントを作成したのは、大小様々な企業です。MSなど付くものは「Microsoft」が作成したもので、「Windows」などでは共通です。ワープロソフトでは非常に多くのフォントに対応しています。それぞれ個性もあります。
わたしは「フォント」に凝っていて、たくさんインストールしています。「今昔文字鏡」などかなりの容量を使っています。
これ話が違っていたら、ごめんなさい。
この回答へのお礼
お礼日時:2013/01/05 01:54
回答ありがとうございます。
フォントとすると仰る通り、様々な形式があるため、却って回答が混乱するかと思い、あえてワープロ文字という、分かりづらい表現にさせてもらいました。
でも、考えてみたら、フォントによって作者が違うことも事実ですよね。
ありがとうございました。
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