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デフレからの脱却のためにインフレターゲットを設定する、
これに対してかなり違和感を感じています。
好景気の末期には確かに物価高(インフレ)になりますが、
それはあくまで結果だと思います。
インフレにすれば景気が良くなるということではないですよね?
そもそもインフレターゲットって、
インフレを抑えるためのものではないのでしょうか?
どうも古い経済学(ケインズ)を、
序論的にしか学んでいない人間にとってはよく分かりません。
価格(物価)は需要と供給によって決まる。
デフレから脱却するためには、有効需要を増大させればよい。
しかしその有効需要の増大とインフレターゲットが、
どう結び付くのか分からないということなのです。
どなたか分かりやすくご教示願えませんでしょうか?

A 回答 (2件)

”インフレにすれば景気が良くなるということではないですよね?”


     ↑
良くなる、という論法も可能です。
インフレになれば、待てば待つほど値上がりしますから
今のうちに買っておけ、ということで需要が増すだろう
という予測が成り立つからです。
もっとも、経済は、人間心理に負うところが大きいですから
実際にどうなるかは定かではありません。

”そもそもインフレターゲットって、
インフレを抑えるためのものではないのでしょうか?”
     ↑
過去の例では、その通りですね。
今回は、デフレ脱却の為のインタゲです。
おそらく、世界初ではないでしょうか。
一歩間違えるとスタグになりそうで心配です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
たしかに駆け込み需要的なものはあるかも知れないですね。
もっとも私のような貧乏人はそんな余裕はないですが。
(仮に、先行きパソコンの価格が上がるとしても、
私は今のパソコンをとことん使います^^;)

〉一歩間違えるとスタグになりそう
そこなんですよね、心配なのは。
不況下の物価高なんて、やめてほしい。

お礼日時:2013/01/15 20:44

インフレーションとは、需要が供給を上回り需要超過状態を生じ、物価が上昇することです。

需要超過のもとでは、企業は価格を上げても売れるのですから、どんどん値上げすれば物価が上昇します。需要超過は景気拡大期に起こりやすい現象です。


・デフレ脱却のため、政府が公共投資により経済を超過需要状態にし、物価を上昇させようとしているのでしょう。その目標値が2%。
・政府支出を増大しても民間消費や投資が減少すれば、経済効果は相殺されてしまいます(クラウディングアウト)。

・中央銀行の金融緩和=貨幣供給量増加で金利を下げ民間投資を刺激することでも需要増をはかれます。
・いまの日本はすでにゼロ金利なのでこれ以上金利は下がらず、金融効果は期待できないでしょう(流動性の罠)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
何度か読み返してみましたが、
残念ながら、私の疑問は払しょくできませんでした。

お礼日時:2013/01/15 20:33

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