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本を読んでいたらインフレが起きると購買力が低下する現象が起きると書いてありました。インフレは需要>供給で物価の値段が上昇していく、そして通貨の価値が下がるというのは知っているのですが、なぜ購買力が低下するんでしょうか?需要の方が大きいのだから購買力は上がるような気がするんですがなぜでしょうか?

A 回答 (3件)

御尤もな質問だと思います。

でも正面から回答してくれる人は恐らくいないでしょう。それは現在までの経済論には基本原理がなく、要因と実例で説明するしかないからです。だから私なんかこれで25年も悩んじゃいました。
 早速本題に移りましょう。物価は需要と供給のバランスで決まるのでしょうか?そして購買力は何で決まるんでしょうか?
ミクロでの物価は需要と供給のバランスで決まるように見えるのですがマクロではそうならない筈です。だって我慢して買わなければいいんだから(笑い)。要は実態経済に対して通貨供給量が多ければインフレ少なければデフレとなる筈です。ちょっと銀行(信用)貸出が多い位が程よいインフレで経済も成長すると考えられます。ちょっとがどの程度かというと、実態経済が実際に成長する分です。
 本ではインフレで購買力が低下すると書かれているそうですがそれはミクロのことでしょう。個人レベルではインフレでも所得が上がるまでは購入できませんからね。マクロである実態経済がそう簡単に購買力を下することは考え難いでしょう。
 そもそも購買力とはどの様に定義しているのかわかりませんので、ここでは購買量として考えてみましょう。
購買量=所得 でしょうか。所得があればその分購入でできますからね。
でもそれにプラス信用貸出分があると考えられないでしょうか。
すると購買量=所得+貸付分 となります。つまりインフレ時は購買量は増加することになります。
 でも一体なぜ、本ではそのように書かれたりするのでしょう。
おそらくマクロとミクロの分け方の違いと、信用貸出が実態経済となるでの時間差、そして貿易による所得の増減の問題だと思います。
これらの前提がきちんと読者に理解されていないと、こんがらがってしまうのは当たり前ですよね。
そして最初に書きましたように基本原理がないのが致命傷ですね。
 私は経済を理解する時はいつも基本原理から考えるようにしています。機会があればこれについても投稿したいですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!謎が解けました!

お礼日時:2008/05/02 13:09

今日一升100円だった米が明日に110円に上がったら、100円では(100/110)升の米しか買えないではありませんか。

これを指して購買力が下がったというのです。購買力というのは売る側から見るものではなく、買う側から見た指標なのです。売る側から見れば買い気配が強ければ、値段を上げても売れると見て値段を上げるのですが、これを指して購買力が上がったとは言いません。言葉の定義の問題ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!謎が解けました!

お礼日時:2008/05/02 13:09

問題は値段の高騰と連携して、収入も上がればバランスが取れると思うのですが、現在は値段の高騰に相反して、収入は固定されているか、もしくは減少傾向にあるのが最大の問題ですね。



値段の高騰でも収入が少ない=物を買わない。買えない!必要最低限の物しか買わない。

購買意欲はあっても、購買力がないのが実情でしょうね。

こんな感じではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!謎が解けました!

お礼日時:2008/05/02 13:09

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