電子書籍の厳選無料作品が豊富!

CHABLIS BICHOT 1978 の値段を知りたいです。
叔父から頂いたのですが、適当に飲んでいいものなのかわかりません。35年ものです。

A 回答 (2件)

ワインビジネスに従事しています。



一般論として、このぐらい古くなると海外のオークションや取扱店でも価格を見つけるのはかなり難しいです。
またBichotとはAlbert Bichot(アルベルト・ビショー)という会社のことだと思いますが、ここではchablis(シャブリ)は一般的なものから、グラン・クリュ(特級)まで作っています。

私が調べた中で一番古い年号で値段がついていたのは、
・1948年 シャブリ プルミエ・クリュ 価格:15,000円~17,000円
・1984年 シャブリ グラン・クリュ、レ・クロ 価格:約7,500円
で、ご質問の1978年は見つけられませんでした。

1978年はぶどうの出来としては良い年でしたので、プルミエかグラン・クリュで、しかも完璧な状態で保存されていればそれなりの値段(10,000円以上)にはなるかと思います。ご質問のシャブリがどのランクかわかりませんが、Grand Cruなどと書いておらず、ワインの色合いが琥珀色に変っていたらおそらく飲み頃は完全にすぎています。値段ではなく味わいとして所謂キリリとした酸や厚みのあるシャルドネというより、シェリーなどに近い色と香りになっているかと思います。劣化しているかどうかは抜栓してみないとなんともいえないというのが正直なところです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
あまり高くなさそうなので、飲むことにし、抜栓しようとしたら栓抜きを押し付けただけで栓がビンの中に落ちてしまいました。
色は琥珀色(濃い麦茶色?)で味は酸味がかなりきつく、ワインを飲んでいる感じがあまりしませんでした。
やはり飲み頃があるのですね、古ければ良いわけではなく。

お礼日時:2013/02/14 20:31

ddeanaです。

お礼を拝見いたしました。
>抜栓しようとしたら栓抜きを押し付けただけで栓がビンの中に落ちてしまいました。
コルクの劣化が進んでしまっていたのですね。残念です。販売業者などは醸造元にお金を払ってコルクの打ち直し(リコルク)をしますが、個人の方ですとなかなかそういう事ができないので年齢を経たワインによくおきる現象です。

>色は琥珀色(濃い麦茶色?)で味は酸味がかなりきつく、ワインを飲んでいる感じがあまりしませんでした。
コルクの劣化なども原因のひとつとして酸化が進み、酢酸菌の働きによりワインビネガーに近づいたと判断してよいでしょう。
酸味がきつくとも腐敗臭などがなければ御料理に使えます。ワインビネガーの代わりとしたり、淡白な鶏料理のソースに少し加えたりと、砂糖で酸味を調整すれば無駄なくお使いになれます。

>やはり飲み頃があるのですね、古ければ良いわけではなく
いわゆるオールドビンテージといわれるものは圧倒的に赤です。これは長熟に必要なタンニンとアントシアニンの量が白に比べて圧倒的に多いからです。また白ワインの場合は貴腐ワインといわれる甘いデザートワインであれば50年超えたものなどがざらにありますが、これは残糖と高めのアルコールによるためでもあります。白でシャルドネですと、私がいままで経験した中だと最高級のものでも20年を越えて尚元気というのは非常に少ないです。ご質問者様のような経験を重ねるとワインの飲み頃がなんとなくわかってきますので、どんどんトライしてみてくださいね(笑)
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!