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イギリス人に日本語を教えています。

参考にしている教科書によると形容詞の否定形は

おいしいです。→ おいしくないです 
甘いです → 甘くないです

という指導になっています。

おいしくありません
甘くありません 

と教えても内容には変わらないと思うのですが、何か決定的な違いが有るのでしょうか?

個人的には

おいしくありません
甘くありません 

のほうが自然に聞こえるとおもうのですが考えれば考えるほどわからなくなります。

よろしくおねがいします。

A 回答 (5件)

「形容詞を」否定してる?

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この回答へのお礼

これはどちらをさしてのことなのでしょうか、もう少し自分でも考えてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/02/17 11:58

 結論から書くと、utayさんの感覚が正常です。



おいしくないです △
おいしくありません ○

 が自然に感じられるのが正常な感覚です(少なくとも日本人なら)。
 しかし、「おいしくないです」も間違いとは言い切れません。
 外国人向けの教科書はかなり早くから下記の形を認めています。

  楽しいです(「楽しかったです」もほぼ同様)

 この〈形容詞+「です」〉は昔からいろいろインネンのある形です。
 長~い経緯があって、現在では日本語の教科書や辞書も認めているようですが、本来は「間違い」とされていました。
 もし、「楽しいです」を認めるなら、「ないです」や「~ないです」も認めないと一貫性がありません。
 しかし、「ないです」の場合は「ありません」という形があるので、一般には認められていません(「本来は間違いの形を使わなくて済む」とも言えます)。
 utayさんがご覧になった教科書が「おいしくないです」を認めている理由は2通り考えられます。
1)作成した人が日本語をよく知らなかった
2)「楽しいです」も「ないです」も認めて学習者の混乱を防ぐ

 おそらく2)だと思いますが、1)の可能性も否定できません。
 ということで、教科書に従うなら、

  おいしいです⇔おいしくないです

 で構わないでしょう。「おいしくないです」と「おいしくありません」は、意味はまったく同じです。
 詳しくは下記をご参照ください。
【「形容詞終止形」+「です」 うれしいです うれしかったです】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2417. …
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この回答へのお礼

ご返答、ありがとうございます。
この教科書は一般的によく薦められているもので、3回ほど校正もされています。
ざあっと見たところ一貫して「です」で通しているようです。
おそらく学習者の混乱を防ぐためにという目的のほうでしょうがそれにしても「~ないです」で通そうとするとどこかこじつけっぽくなる、というか機械的な作業をしているような気がしました。
それでも日常での口語では「おいしくありませんね」というとちょっと丁寧すぎて相手との距離を感じます。「おいしくないですね」、といったほうがやわらかいように思います。もちろんこれは個人的な意見です。
送っていただいたリンクも参考にさせていただきます。

お礼日時:2013/02/17 12:14

「おいしくありません」の方が「あいしくないです」より少し丁寧に感じ、一般的であると思います。



ご存じのように日本語の形容詞活用形の語尾変化は複数あります。外国人によっては形容詞変化のところで日本語学習に混乱をきたすような気がします。
否定形だけ「です・ありません」の形を混ぜて採用するのは活用形の統一と言う点からは外国人にはわかりにくいのは事実です。中には「おいしい、おいしくない」のように「です」を使わない普通形で覚えてしまっている外国人もいます。普通形は分かりやすいのですが「です」を後付けする丁寧形は日本語の歴史も浅く日本人も慣れていません。
どれが外国人に分かりやすいかで、教科書によりどの変化を採用するか、分かれているようです。どれを採用しても一長一短があります。

「おいしい」のようなイ形容詞の現在形、現在否定形、過去形、過去否定形
(1)おいしいです、おいしくありません、おいしかったです、おいしくありませんでした。
(2)おいしいです、おいしくないです、おいしかったです、おいしくなかったです

「すきな」のようなナ形容詞の現在形、現在否定形、過去形、過去否定形
(1)すきです、すきでは(じゃ)ありません、すきでした、すきでは(じゃ)ありませんでした
(2)すきです、すきでは(じゃ)ないです、すきでした、すきでは(じゃ)なかったです。

どれも使える日本語ですが、このように書き出すと日本人もどれが一般的か混乱してきます。教科書「みんなの日本語」は、イ形容詞は(2)をナ形容詞は(1)を採用しています。ナ形容詞は名詞扱いをします。教科書によっては(1)だけ、(2)だけを採用している本もあります。複数の変化があることを整理した上で、とりあえず教科書の形で教え、形容詞の活用に慣れてから、後日機会を見つけてまた違う変化も教えるのがいいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。確かに「おいしくありません」の方が丁寧に感じます。
「です」での丁寧語は歴史のめんでは浅いんですね、知りませんでした。
生徒さんは初心者ですが自分で日本語の勉強も進めているようでわたしが否定形を導入したときにはすでに「知っているよ」という印象を受けました。
教科書では「~ないです」で統一してるようなのですが「ありません」を先に教えました。そのほうが一般的であるような気がしたし、「~ないです」だといくつか例をあげていくうちに機械的な作業をしているような気分になったからです。でも振り返って考えてみるとやはり混乱してきました。
この先まだまだ長いのでご指導にあるように機会を見つけて教えていきたいと思います。

お礼日時:2013/02/17 12:27

普通の表現と


丁寧な表現の違いでしょう。
どちらも使い方次第でしょう。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2013/02/17 12:28

品詞分解すれば



おいしい+です      → 形容詞(終止)+助動詞
おいしく+ない+です  → 形容詞(連用)+補助形容詞+助動詞

おいしく+あり+ませ+ん   → 形容詞(連用)+動詞+助動詞+助動詞

ですから「おいしいです」の否定形は「おいしくないです」のほうが適切です。
内容的に変わらないことと否定形を教えることは全く違います。


内容と言うことなら否定形は「まずいです」の方が適当。


また「おいしくありません」の肯定形は「おいしくあります」になります。
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この回答へのお礼

品詞の面からのご指導、大変参考になります。ありがとうございます。

お礼日時:2013/02/17 12:32

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