プロが教えるわが家の防犯対策術!

今、大学のレポートで、ダイエーの経営戦略について調べています。95年ごろからの業績不振から、ことごとく改善案が空振りに終わっているのですが、今後のダイエーがどうなっていくのかわかりません。予想されるダイエーの未来について教えてください。

A 回答 (3件)

後半は私見になりますけど(^^ゞ



==改善策の例==
・債権放棄や主力3行の金融支援
・不採算店の閉鎖やマルエツとの連携を強化 共同仕入れ
・福岡他の資産売却
・本部主導から店舗運営を各店舗の主導権へ
・小規模店舗を食品スーパーに業態転換
・営業時間延長や食品への回帰
等々 努力はされているのでしょうが・・・

==救済の経緯==
元来、救済はダイエーの規模が大きく、倒産すれば金融機関や取引業者に大きな影響が出ることが必至で連鎖倒産の心配もあったため、マイカルやSOGOもダイエー並みの負債額であったのにダイエーだけ救済したことが ある意味”裁量行政的要素”があったと思います。

==そして現状==
BSバランスシート・PL損益・FCFフリーキャッシュフロー・全社的士気 モチベーションの高まりの点からも、勝ち組”ヨーカ堂”他に比して、残念ながら まだ明らかに劣っています。

==これからは==
・体力=小売業の業態で、いかに収益力をつけるか
・魅力=顧客の支持を継続して得るには
・判断力=経営者・管理者の上記2点への意識と指揮
・活力=それを実行するのは社員の方々の士気です
要約すればこの4点のバランスがどれだけ取れるか で全ては決まります。

現代の一定人員以上を抱える30年以上経過企業の多くにも、この4点がテーマであり、その為のIT戦略(SMCやCRM等)やM&Aが手段としてあったに過ぎません。

衰え・死に行く企業と生まれ(または、老いから生まれ変わる事が出来)来る企業の格差は益々広がります。
かつての名門の多くが今、もがき苦しんでいるのです。
瀕死の状態から、”救済の経緯”に話した内容は”医師団の措置”であり、”これからは”の4大テーマの実行度が”元気な企業と同等のレベル”でなされなければ”単なる延命措置”に終わってしまうのが当然の帰結なのでしょうね。

残念ながら、既にこの国自体のBS・PLやCFはめちゃめちゃですから・・・
ダイエーの心ある社員の方の努力は買いますが、更なる全社の士気の高まりがなければ、長期的な明るい未来は厳し気がします。
2度目の救済も世論が許さないでしょうね。
    • good
    • 0

小売業には、必ず何か生き残る方法がある。

それを探し出せるかどうかだと思います。安い物をよりやすくと言うのがダイエーの戦略でしたが、88円ショップを100円にするなど転換しつつあります。
成果が出て来る可能性はあります。
ただ、負債が小売業としては余りにも多いかと思います。売り上げを落とさないで負債を半減させれるかどうかですね。(債権放棄もありとしてです)
    • good
    • 0

戦略も何もその場しのぎで精一杯にみえます


素人目には
あんな莫大な借金があって方針に選択の余地があるのかなー?普通に経過すればジリ貧でしょう。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!