活断層の活動期間って30万年？

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質問者：osaka-girl
質問日時：2013/06/14 05:07
回答数：4件

最近、原発で話題となる活断層ですが、以前は数万年以内に動いたものだったはずが
いつの間にか30万年以内に動いたものと言われているようです。

30万年前というと八ヶ岳ができてきたころです。

そのような大きな地殻変動が起こる時間のレンジでその断層が以前動いたなど
どうでもいいんじゃないって思えます。

誰が活断層の定義を変えてまで30万年前を問題にするのでしょうか？

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回答 (4件)

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No.4

回答者： takechan5757
回答日時：2013/06/15 22:04

原子力安全委員会でしょう。

ただ、アメリカでは１８０万年が基準です。

世界一の安全基準を目指すという割には、アメリカの基準より１５０万年も短いです。

少なくともアメリカレベルまでは長くし欲しいですよね。

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この回答へのお礼

30万年もあれば、原発の並ぶ若狭湾が山になっても不思議はないのですよね。
本当にどうでもいいじゃんって思います。ありがとうございました。

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お礼日時：2013/06/16 05:49

No.3

回答者： Oshietegoo00
回答日時：2013/06/14 09:28

トーシロですが、活断層って、地上近くまで入ったヒビのようなものですよね。

東日本大震災では、ベラボーな範囲で岩盤が動いたようで、打ち上げ花火のクライマックスのごとく、あちらこちらで余震が頻発しました。これって、活断層による余震がほとんどですよね！？要するにヒビは、地震が起きた時に、割れやすいところなのでは！？

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この回答へのお礼

そうかもしれませんが、それなら地すべりＯＫ、断層ＮＧってのも
ちょっとわかりません。

ありがとうございました。

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お礼日時：2013/06/14 21:33

No.2

回答者： ww_n
回答日時：2013/06/14 09:26

回答を一口で言えば、原発の安全性を高めるためです。

危険な原発であっては、再稼動も新規建設も人々が拒否しますので。原発を細々とでもいいから何とか続けていくための方便です。

原発の安全性を考慮する各種条件のうちの一つが「活断層」です。
活断層とは今後も繰り返し動く「可能性」が「高い」断層のことを言い、活断層だから必ず動くとは限らないし、活断層で無ければ絶対に動かないと断定も出来ない。
単に可能性が高いか低いかの次元の話です。

活断層がもし動けば、断層が地表に接する線状帯に建設された建造物は「ほぼ確実に」破壊されます。その部分の地層が左右・上下に別々に動いて地面が割れるからです。
その時のズレの大きさを予測するのは不可能でもあります。
断層が動けばその直上の建造物はほぼ確実に破壊されるために、そこに原発施設を建設することは禁止されるべきで、なのでしかる理由によって原発の重要施設の建設は禁止され、既設で対処不可能であるなら廃炉にします。

以上の様に活断層の存在は原発の安全性を考慮する際の非常に重要なファクターですが、この活断層ファクターをより慎重に見積もれば原発の安全度は高くなり、活断層ファクターをより軽薄に見積もれば原発の安全度は低くなります。
以前は原発の安全度に関しては比較的低く見積もってもよいという政治的思想がありましたので、低安全性の原発を造る目的に沿って活断層ファクターは軽んじられて来ました。
しかし、阪神大震災、東日本大震災を通じて、原発により高度の安全性を求める社会通念が醸成され、高い安全性の原発を維持する目的に沿って活断層ファクターは重視されるようになりました。

「5万年前」→「12～13万年前」→「40万年前」と、断層の動いた時期を過去に向けて次第に広げてきたのは、原発の安全性を高めるためです。
原発が危険なものでもＯＫなら、1万年前とか、100年前とかでも全然ＯＫですよ。

その他の問題として、地層調査に十分な確度を担保できないケースも多々あります。
これまでは、危険な活断層の存在を「確認できなければ」、原発建設ＯＫとなっていました。
しかし、高い安全性が要請されるようになって判断基準が厳しくなり、活断層が「確認できなければ」更に遡って40万年前まで判断基準を拡大するとか、電力会社は40万年前の地層まで調査しなければならないとか、原発の安全性を高める種々の施策の一つとして改定されました。