パイオニアts-wx1600　ウーハー接続について

Question

現在リアガラスの前に純正ウーハー（ＢＯＳＥ）が付いてますが
この線を利用してts-wx1600　へ入力すればいいですよね？
純正へはピンコード入力でないので切って直繋ぎでもいいですか？
それと純正ウーハー1個付いてますが３芯です。
スピーカーの＋と－以外1本何の線でしょうか？

よろしくお願いします。

EL31SX-i · Accepted Answer

回答が無いようですので…。

お乗りの車種の詳しい情報（メーカー、車種、年式、グレード、デッキの仕様、総スピーカー数など）が分かりませんので正確なことはいえないのですが、純正BOSEシステムのサブウーファーがアンプ内臓なのかそうでないのかによっても変わってきます。
※車種の詳しい情報を明記されると同じ車種にお乗りのオーナー様からの回答を得られるかもしれません。

インターネット上などに情報がある車種の場合はいいのですが、そうで無い場合はディーラーなどで車両の配線図や回路図のコピーをもらうなどしてスピーカー配線の回路を調べる必要がありそうです。
　サブウーファーユニット部への接続コードが「３芯」とありますのでこの配線のピンアサインを調べる必要があります。考えられる配線仕様としては、
(1)アンプ内蔵サブウーファーで「アンプ電源またはアンプコントロール電源（+12V）、SWch（＋）、SWch（－）」のモノラル（1ch）駆動サブウーファー。※ライン信号入力でアースは車体アース。内蔵アンプの電源は別配線の可能性あり
(2)アンプ別体サブウーファーで「スピーカーRch（＋）、スピーカーLch（＋）、スピーカー（－）」のデュアルコイルサブウーファー。※スピーカー信号入力でスピーカー（－）は共用配線仕様（便宜上Rch、Lchと書きましたが、別体アンプ（サブウーファーchの回路）がモノラル2chの可能性もあります。
などの可能性があります。
※現在のリアのボード（パーセルシェルフ）に設置されているサブウーファーユニット全体を取り外してみて、スピーカーユニットまでの配線の途中に箱状の物があれば内蔵アンプやイコライザーの可能性が高く、サブウーファー部のスピーカーユニット本体に３本のコードが直接接続されている場合はデュアルコイル仕様の可能性が高いのですが、３本のうち１本がスピーカーユニットからのフィードバック回路の可能性もあります。

他には、BOSEシステムの純正サブウーファーのスピーカーユニット自体の接続端子（+と-）を取り外してそこからTS-WX1600Aに接続することも考えられますが、TS-WX1600Aがスピーカーライン入力で使用する時にモノラル入力できることが条件です。
※アンプ内蔵サブウーファーでモノラル入力可能な機種の場合は、取り付け説明書などにモノラル入力使用時の接続端子が指定されています（一般的にLchを使用することが多いと思います）が、カロッツェリアのホームページではTS-WX1600Aの説明書の閲覧ができない（検索画面で検索できない）ようですので、詳しくはメーカーやカロッツェリア製品の取り扱い店舗などにお問い合わせください。

また、純正BOSEシステムの場合、デッキと各スピーカーとの間（車内のどこか）に別体アンプや別体イコライザーがあることが多く、またスピーカーインピーダンスが特殊なため（２オーム仕様など※一般的な自動車用スピーカーは４オームです）、そのままの状態で社外品のスピーカー機器を接続すると純正BOSEシステムのアンプやイコライザー、スピーカーユニット側に負担が掛かってどちらか一方または双方が故障してしまう可能性があります。
※一般的にはマッチングトランスなどを使用してのインピーダンス変換が必要になりますが、小さい音量で聞く（＝大音量で鳴らさない）場合はそれほど問題にならないかもしれません。
　純正のサブウーファーchから接続した場合、別体イコライザーなどの働きによって社外品のサブウーファー（TS-WX1600A）の再生音量や再生周波数音域が制限される可能性があります。（「ある程度以上音量が上がらない」や「メインボリュームをある程度まで大きくするとそれ以上ボリュームを上げてもサブウーファーの音量が頭打ちになる」、「低い音域まで鳴らない」など）

上記の理由から、TS-WA1600Aへのスピーカー線の接続はフロントやリアのスピーカーへの配線の途中（デッキ背後部分や、別体アンプ直後（※別体アンプがある場合）、スピーカー直前など）を分配または延長などの加工をしてからスピーカーライン入力コードを使用して接続した方がいいかもしれませんが、フロントchやリアchにもイコライザー回路が入っている（＝スピーカーへの低音域がカットされている）場合はサブウーファーを接続しても低い音域まで鳴らない可能性があります。
※フロントとリアどちらの配線から分岐させても問題ありませんが、デッキにサラウンド機能がある場合、サラウンド効果をONにしている時はリアchへの低音域の出力がカットされる事がありますのでこの場合はフロントchから分岐させてください。
　
　ただし、純正のBOSEシステムのアンプなどに負担が掛かって故障してしまうかもしれません。当方の知り合いでホンダ・アコードCF4型の純正BOSEシステム車両に純正デッキを取り外して社外オーディオを取り付けるためのアダプター（トランスレーター）を使用していたのですが、数年が経ってから純正サブウーファーが故障（アンプ部の故障かスピーカーユニットの故障だったかは聞いていませんので不明です）した事があります。この時、ディーラーの担当者からはアダプターが原因ですとの説明を受けたそうです。

他にも、デッキ（ナビを含む）にアンプコントロール端子があればいいのですが、純正デッキの場合はアンプコントロール端子が無いことが多く、通常こういった場合はTS-WX1600Aのアンプコントロール端子（システムリモートコントロール端子）にはACC回路などから配線する事になるのですが、電源ON時やOFF時などにサブウーファーからポップノイズが発生する可能性があります。（回避するには配線の途中に別途スイッチを設けるかディレイ回路などが必要です）

確実なのはオーディオプロショップに現車持ち込みでご相談されるか、純正BOSEシステムを全て取り外して、

●サブウーファー出力（またはライン出力）のRCA端子があるデッキ（またはナビ）に交換。
※デッキ裏に来ている車両ハーネスの接続カプラーが特殊形状（BOSEシステム専用）の場合は加工が必要です
●フロント＆リアの各スピーカーを全て社外品に交換。
※純正BOSEスピーカーが、デッキ側の仕様（接続スピーカーの対応インピーダンス、定格出力＆瞬間最大出力など）を満たしていれば場合は交換不要です
●フロント＆リアの各スピーカーへのスピーカーケーブルの配線は純正配線を使用せずに社外デッキ直後から直接引き直す。
※どこにイコライザー回路が入っているか分からないため
※場合によってはパッシブクロスオーバーネットワークなどが必要になるかもしれません（純正BOSEスピーカーの再生周波数帯域が極端に狭い場合や、別体ツイーター部（装備がある場合）にハイパスフィルターが内蔵されていない場合など）

これらを行った上で社外デッキのサブウーファー出力端子から直接RCA接続でTS-WX1600Aに配線することです。
※お乗りのお車のスピーカー構成がフロント2chとリア2chとサブウーファー以外に、センタスピーカーやセカンドシート用サラウンドスピーカー、サラウンドバックスピーカーなどの複数のスピーカーが装備されているマルチスピーカシステムの場合、その他のスピーカーは鳴らせなくなります。全てのスピーカーを鳴らすには別途チャンネルディバイダー（クロスオーバーネットワークや各種ハイパスorローパスフィルターなど）や外部アンプ、場合によってはインピーダンス変換器などが必要になります。

パイオニアts-wx1600 ウーハー接続について

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