限定しりとり

ガソリン携行缶の使い方として、缶を開ける場合は一旦気圧を下げる必要がある、との報道がされています。
車の給油の場合では、特に手動で気圧を下げることはしていませんが、どういう違いがあるのでしょうか?

A 回答 (7件)

ガソリンが膨張して気化(ガス化)することはわかりますよね。



ガソリンタンクはあらかじめこれを想定しているので満タンにしてもある程度の空間が残るんです。

だから#2さんが回答しているようにキャップをあけるというアクションでガスが抜けるんですね。

給油のときは普通は「ガソリンが少ない」ですからこのガス圧でガソリンが噴出することはありえません。

今回のケースではおそらく携行缶に空き空間を考えずギリギリまで入れていた・・・ように思えます。

だからキャップを開けた途端にガスが抜けた同時に携行缶の給油口ギリギリまであったガソリンが噴出したのでしょう。

一般的には携行缶に入れる場合、容量の98%までとされています。こうすることで気化したガソリンがキャップを開けたときに抜けてもガソリンが噴出す事態は避けられるんです。もっとも今回は非常に気温が高く、内圧が上がりやすい状態だったので98%の容量であっても噴出した可能性はありますが・・・。

ガソリンスタンドで「給油口ギリギリまで給油された」経験ってありますか?もしくはセルフスタンドで少しでも多く・・・って入れていたらあふれちゃったとか給油口ギリギリまで油面が上がってしまった・・とか。

通常、こうなっても「ガソリンが減るまで開けることはない」から問題ないのですが、もしギリギリまで給油直後に少し走行してキャップを開けたら・・・今回のようにガソリンが噴出すことは十分考えられます。

私の友人がこのガソリンを入れたときに店員が誤って溢れさせたことがありました。

10分くらい走ったあと、後ろを走行していた友人があまりにもガソリン臭いということでその友人が給油口を開けてしまったんですよね。その途端、ガソリンが1mくらい噴出しました。幸い、タバコも吸っていないし熱源もなかったので問題なかったですが・・・。(こんなことも想定して通常はマフラーと給油口は左右反対の位置関係にあります・・・例外もありますが)
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この回答へのお礼

詳しいご回答をありがとうございます!
車の給油は安全な作りになっているということがわかりつつも、やはりガソリンの扱いは十分気をつけなくてはいけないのだな…ということが理解できました!!

お礼日時:2013/08/21 20:13

車のタンクは、ある程度の圧力が加わると抜けるようになっています。


抜けたガスはチャコールキャにスターと言う活性炭の間を通り大気に放出されます。
車を走らせてガソリンが減ったら・・・放出とは逆に空気が入ります。
この時に活性炭に吸着されたガソリンがタンクに吸い込まれます。
ですので車のタンクはある程度の圧力にしかなりません。
給油時に「プシュー」と言う程度です。

ガソリン携行缶の場合は完全な密閉状態です。
何らかで加熱されれば、タンクが爆発するまで圧力が上がります。

今回の事故は、かなりの圧力になったタンクで、
急にキャップを緩めたので、シャンパンを開けた様な・・・炭酸飲料を振ってから開けた様な・・・
そこに引火したようです。
2度目の爆発は発電機のタンクが爆発したのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
ガソリンと携行缶の扱いには、本当に最新の注意が必要なんですね。

お礼日時:2013/08/21 20:21

自動車のガソリンタンクには、圧力が上がった時位自動で圧を逃がす構造が出来ています。


逆にガソリンが減った時に空気が入る穴も開いています。

気化したガソリンを圧力が上がって放出するときに、ガソリンを吸着する為に、チャコールきゃにスターと言う部品を通ります。

なので、車のガソリンタンクは、ガソリンの圧力は上がりすぎないようになって居ますから、携行缶のような、減圧はする必要がありません。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます!
どういう構造になっているのか、という部分から説明頂き、より理解することができました!!

お礼日時:2013/08/21 20:19

携行缶の場合は密閉されているので内部に気化したガソリンが充満して加圧された状態になっています。


内部が加圧されている状態のままキャップを開けると今回の事故のようにガスと同時にガソリンが噴き出る可能性がある訳です。(シャンパンを開けた時と同じ状態ですね)
車のガソリンタンクの場合は密閉してしまってはガソリンをポンプに供給する事が出来ないので、エア抜きの機構が備わっています。(水を満杯にしたペットボトルを逆さまにしてキャップ開けても一気に水が流れ出ないのですが、底に(上部)空気穴を開けると一気に水が流れ落ちる原理と同じです)

要は、車のガソリンタンクの内圧は常時ほぼ大気圧と同じ状態に保たれているので、キャップ自体に空気抜きの機構は備わっていなくても大丈夫と言う訳です。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます!
今回の事故の原因も解説頂き、より理解することができました!!

お礼日時:2013/08/21 20:15

クルマのガソリンタンク側の事を言われているのであれば、クルマにはチャコールキャニスター等の気化したガソリンを処理する機能が備わっているので給油口から気化したガソリンが大量に出ることはありません。

(少量の気化したガソリンは漏れ出ます)
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給油口をねじって開けるとき、プシューって音がするでしょう。

あれですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
あの「プシュー」はそういうことだったんですか!

お礼日時:2013/08/21 20:09

 


貯蔵タンクが圧力調整をしてます。
http://www.tatsuno.co.jp/tank/
通気管が圧力を逃がしてます。
 
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この回答へのお礼

最速のご回答をありがとうございました!
なるほど…そうなんですね。教えていただいたサイトも拝見しました!!勉強になります。

お礼日時:2013/08/21 20:07

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